SSブログ

Marlena Shaw ~『Who is This Bitch, Anyway?』  この女は誰だ?~ [洋楽]

               
    
 「名盤」とは何だろうか。

   * トータル性を感じる。
   * ストーリー性を感じる。
   * 馥郁(ふくいく)とした豊かな味わいと、調和がある。
   * X軸-Y軸ーZ軸に囲まれた空間に音がひとつひとつ浮かんで、それぞれが個々に
     主張しているような立体感がある。

私が思う「名盤」というとこんな感じで表現できるように思うが、このマリーナ・ショウ
(Marlena Shaw)の '74年のアルバム 『Who is This Bitch, Anyway?』 は、上記の
すべてを満たす、まさに名盤中の名盤である。
以前、Pat Metheny & Charlie Haden によるアルバム『Beyond the Missouri Sky』
を名盤と大絶賛したが、好き嫌いを度外視した「普遍性」「絶対的価値」という点では、こちらの
ほうがおそらく、一般的評価はずっと高いにちがいない。

とはいえ、不思議にこれだけの名盤を世に出しておきながら、マリーナ・ショウは意外に世間で
知られていない。
「"マリーナ・ショウ"?それ何?水族館のイベントか?」 くらい思う人も多いかもしれない。
しかし、よく見て欲しい。Marina ではなく "Marlena" だし、Show ではなく "Shaw"。
(こういう切り口から始めていたら、一体いつ本論になるのか。不安になってきた)

彼女を知っている人にとっては、これはまごうことなく永遠の名盤であるが、知らない人にとっては
全然知らないという、人の評価が完全に2分化するタイプのアーティストであり、アルバムである
ように思う。

・・・・という私も、ほんの4年前まで、マリーナ・ショウなど名前すら聞いたこともなかった。
レコード屋 ・・もとい、CDショップをテキトーに流して、良さそうなアルバムを何枚かみつくろって
買う・・なんていう時も、売場で「マリーナ・ショウ」のアーティスト・タブを見たこともなければ、
上記のジャケット写真を一瞬でも目にしたこともない。
このアルバムの音楽性で言えば[R&B] の棚にあっても少しもおかしくない、チャカ・カーン
テイストに近いものがあるのだが、決してそこには置いてない。
ではどこにあるのか?

答え。このアルバムは、ちょっと意外なのだが Blue Note レーベルなのだ。
ま、参加ミュージシャンを見れば、Blue Note レーベルで何らおかしくないのだが、彼女のような
純粋なジャズとは呼べない女性ヴォーカル系を扱っているのはわりと珍しい。
だが Blue Note レーベル作品であるため、それは当然のように[Jazz]コーナーに置かれること
となる。
ちょっとしたCDショップだと、[Jazz]のコーナーは、何だか物々しく壁で仕切られた一室で区切ら
れていたりして、そこに入っていく人は、どことなく
「僕ら、そのへんのミーハーポップスなんかは聴かないから。それじゃっ・・・。」 と、知的な
お澄まし顔で特別な一角に踏み込んでいく感じで、私みたいな何となくチャラチャラして見える
音楽の何たるかもわかってなさそうなイチゲン客はあのコーナーにはかなり入りずらい。
気のせいか、コーナー担当の店員も「アンタにわかるのか?このジャンル?」という顔をこっちに
向けているようにも思える。(たぶん単なる被害妄想)
とはいえ、時たまフラリと入ってみる。んで、訳知り顔で"マイルス・デイビス"の列あたりを
指でなぞってみたりなぞする。

ある時、いつものようにちょっと緊張した面持ちでジャズコーナーを冷やかしていたら、ふと、
このアルバムにたどりついた。
「おぉ・・・これは会社の人がオススメって言っていたやつだな?」
そう。そういえば会社の音楽つながりの友人の1人がこのアルバムを絶賛していたのだった。
それを急に思い出して「彼が言うんだし、まず買って損はなかろう」と、レジに持っていったのが
4年前。

このアルバムはちょっと変わっていて、つかみの1曲目の始まりが、いきなり「会話」である。
アメリカ人の男と女が飲み屋であれこれ語っているシーンが、延々3分。その間(かん)はBGM
すら流れていない。会話onlyだ。
日本でこのアルバムが今ひとつ浸透しなかったのは、しばらくの間アルバムが絶盤だったことも
大きいだろうが、のっけから3分も、べったり英語の会話を聴かなくてはならないということもあった
のではないだろうか。
これはほとんど、制作サイドは英語圏以外の国の購買層を完全に無視しているとしか思えなく
ハナっから「世界市場で売る・売れる」ことを考慮に入れていない、ドメスティック臭漂う手前勝手な
作品と言えなくもない。 (ある意味カッコイイけどな)

飲み屋のザワザワした空気の中、男女がけだるく会話している。こういう感じだと、普通は20秒と
置かないうちにイントロの音楽がフェイドインしてくるのがパターンだと思うが、このアルバムでは
これでもか!というくらい、男女の会話は続く。これが、6分間すべて会話だけだと言うなら、速攻で
SKIPボタンを押して2曲目へ行ってしまえばいい話しだが、3分間延々男女のやりとりがあった
あとに、やっと来たかという感じでイントロが遠くから流れてきて、『Street Walking Woman』が
始まる。SKIPしてしまうと、この名曲が聴けないことになる。

こうなるともはや、このアルバムを聴く人は、これをきっかけに本格的に英語の勉強を始めるか
1曲目は最初から無いものとして2曲目以降に賭けるかのどちらかしか道はない。
(んなことはないけども) ・・・というくらい長い。

ところで、このアルバム名だが

      『Who is This Bitch, Anyway?』

思えば、結構すごいタイトルだ。 「ところでこのアマは誰だ?」 みたいな感じか。
何せ "ビッチ" だ。中指を立てながら発する系の単語。なかなかキてる。
でも、これが女性アーティストのアルバム名というだけで、やっぱりちょっとCOOLな響き。

で、1曲目の会話編なのだが。
(このペースでやっていくと、この回は、トルストイ 『戦争と平和』 くらい長くなるかも~)
遠くでピアノの弾き語りが聴こえてくる中規模のバーのカウンターで女が一人飲んでいる
のだが(声の質からしてかなりイイ女の設定) そこに、知らない男が来てやたらと話しかける。
彼女は、わりと優しく彼の問いかけに返事をし続けるが最後には、サラリと男の誘いをかわして
1人夜のとばりに消えて行くといった流れの会話を追ったものだ。
これが、また超カッコイイんですね。

例によって例の通り、(私のお決まりパターンを読みきっている人ももはや多かろう・・・)
英語の聴き取りを行ってみた。3分の会話なので、実際はかなり長いが、以下はほんの一部。

-------------------------------------------------------------------
             =男のセリフ  =女のセリフ

 "A hard day's work…ah…what kind of business you in?"   
    へぇ、ハードな仕事してるんだ…どういう仕事?
 "Well, ah…you might say…ah…social services."  
    そうね、まあ・・・社会奉仕というか
 "Social Services??"  社会奉仕!?
 "That's right."  そうね
 "Oh…I wonder if…ah…maybe I could buy you a drink?"  
    へぇ・・・あのー、1杯おごったらダメかい?
 "Certainly…ah…wait a minute. Sam! Let me get his attention. Sam!
  Over here. Would you…ah…"
    そう?じゃあ・・・。ちょっと待ってね、サム!ちょっと呼ぶから待って。サム、こっち!
    えーっと・・
 "Sam, yeah."  サム!こっちだ
 "....Bring me some champagne."  じゃあ私はシャンペンを。
 "Anything the lady wants, Sam. Ah…"  そう。こちらのご婦人の好きなものをね、サム
 "I don' know what to say."  なんだか悪いわ
 "Social services. Well, listen. I…ah…Tonight is a special night for me.
  I'm celebrating."
    社会奉仕か・・。あのね、実は・・今日は僕の特別な日なんだ。お祝いしてるのさ
 "Who do you celebrate?"  誰をお祝い?
 "My 9th wedding anniversary."  9回目の結婚記念日でね
 "Oh, wait a minute. Sam, Make that a 'Magnum Honey' " 
    あ、ちょっと待ってサム!やっぱりあれ。マグナムハニー(カクテル名?)っていうのに。

---------------------------------------------------------------------

ま、会話の雰囲気はだいたいこんなところなわけだが
私の見たところ、この彼女の「(私の仕事は)ソーシャル・サービス(社会奉仕)みたいなものね」
という答えは、たぶん「=クラブ歌手」という意味のように思う。
これは、映画的視点で言えば、結局何をしているのかわからないで終わった謎の女が、会話の
あとに続く 『Street Walking Woman』のライブ感あふれるステージでは、すっくとマイクの前に
立ち歌を歌っているイメージであって、1曲目から、小粋なフランス映画のようなストーリー性を
感じさせつつ、マリーナショウの等身大の人生もオーバーラップする、という仕掛けになっている
ような気がする。(実際は知らない。)

カウンターの向こうにいるウェイターを「Sam!」とか低い声で気軽に呼んじゃう。
要は、自宅の近所のなじみのバーなわけだ。それに対し、男はいかにも場に慣れていない。
女は、いつもの自分のテリトリーに居るからこそこういうゲスな男のナンパにも、軽い笑顔で答え
てやってる感じだ。
男が奢ってくれるというので、じゃシャンパン、と最初は言うが、すぐに訂正して 
「マグナム・ハニーにして」 と言いなおす。これはたぶんカクテル名だ。
あるいは、もしかすると、シャンパンはそのままで「マグナムハニー」という、ハチミツ(ハニー)でも
かけたピーナツか何かを頼んだのかもしれない。
(要はおつまみ。"マグナム"というからには銃弾ぽい形だろうし。でもおつまみを頼むのに
 "Make" って言うかな?ま、どうでもいいやね)

注: その後、このセリフは 「ねえSam、今の(シャンパン)マグナム(サイズ)にして」 だと
  判明。経緯は下記のコメント欄の2013年12月辺りをご覧ください)


男はこのあと、「今日は離婚調停中の妻との9回目の結婚記念日なんだ」などと無粋なことを
言い出す。しかも、相手から定期的に受け取れる小金(この日は25ドル)を今日持っているから
それで奢ってやる、などとイジましい話を並べ立てる。
また男は、店の外まで彼女につきまとい、「疲れてるから帰るって?俺だって疲れてるよ!
お互い疲れてるんだし、この25ドル使って楽しくやろうよ」みたいなことを言うが
彼女は最後、ピシリと「私達より、そちらの25ドルのほうがもっとお疲れみたいよ・・・」と
言い捨てて横断歩道を渡って去っていく。カッチョエェーーーんだ、これが!! ヾ(≧∇≦)ノ"
英語で言うと
     Your twenty-five dollars is tireder than both of us.

ですね。日本人じゃ絶対こんな表現、出てこない。
「貴方の9千円のほうがもっとお疲れみたいよ・・・フフン」みたいな。
絶対に 「へ?それどういう意味??なんで9千円がお疲れ?」って男に真顔で聞き返されちゃう
ことだろう。日本ってオシャレくなーい。
(ちなみに、この当時1ドルは360円ですので。今の120円レートで25ドルで飲もうって言われても
顔面にパンチでおしまいだろう)

うーん、私もこういうクールなイイ女になりたかったですねぇ。
予定では、27、8才になったら自然と艶っぽさや陰影が出て、自分もこんな女になれるもんかと
踏んでいたのだが、そんなふうには全くなれないままに、旬だけ過ぎてしまった感じ。(泣)
まず、1人で飲みに行くなどありえないしな・・・。(というか、お酒が飲めない)
まあ、私の話などどうでもいい。

男が「待てよー!名前くらい教えてくれー!」などと叫んでいるのを背に女がクールに道を横切り
立ち去っていくあたりで、16ビートのたまらないイントロが徐々にかぶってくる。
・・・ウーム、鳥肌~。
この曲は16ビートと4ビートが入れ替わり立ち替わりやってくる。その切り変わりが妙にライブ感
を高め、とにかくイカしてるんで(死語か?)、このアルバムを聴いたことがないという人は
これを聴くためだけでも何としてもすぐに買うようにお願いしたい。
iTUNES Music Store で扱っているかは不明だがこれは本当に必聴ゆえ・・・。
(しかし、おそらくこのアルバムを知らない人は、今こんなところまで根気良く読み進んで
いないと思われる。 "ブログ" の長さじゃないですもんね。私の文章・・・)

1曲目の説明でこれだけの行数を要していたらホント、キリがないわけだが、これくらい感想を
書きたくなる曲が、まだ4曲くらいある。困った。

ところで、私はこと音楽に関しては「原材料」を特に調べない傾向があるのでこれに関しても
ほとんど知らないが、ご興味ある方々のため、バックのメンツを記しておく。

  ドラム: ハービー・メイソン
  ベース: チャック・レイニー
  ギター: デヴッド・T・ウォーカー/ラリー・カールトン
  ピアノ: ビル・メイズ

こういう感じ。うーん、ラリー・カールトンくらいしか知らないなー。(笑)

1曲目で熱くなりすぎた私であるが、実はこのアルバムの一番のハイライトであり、明らかに
最も有名で、たくさんカバーされているのは、他でもない 『Feel Like Makin' Love』 だ。
これはまさに、音楽界の至宝というべき1曲だ。
こんなにトーンを抑えて淡々としつつ、地熱をもったようなホットなラブソングというものが存在
し得るもんだろうか。
こういう一見単調で柔らかな、派手なサビを持たない曲が、永久に色褪せないキラキラした輝きを
放ち続けるというのは、ものすごいことだと思う。
メロディーもすごけりゃ演奏もすごいし、淡々かつドッシリとした歌い方で、突き上げる愛情を
十二分に表現しきっているマリーナの歌唱力も、つくづく倒れそうにスゴイ。
(ボキャブラリが貧困だ~。あぁぁ~)

また、この曲ではフェンダーローズが目立って使用されており、これがまた、じんわりと相手を想う
甘い気持ちを優しくメロウに表現するのにかなり役立っている。
恋をしている時なら誰も、おそらくこの曲と歌詞を聴くと「あーーー、そうそう。恋って、まさにこんな
感覚よ~。」と、いたく納得するに違いない。
しかも、この恋心は、以前 『Close to You』 の項で私が書いたような、付き合い始めのイッチャッ
てる段階というより、もっと確かな形を持った、付き合ってもう1年くらいは経っている時の
「ほぼ安定は見ているが、いまだに強くフレッシュな愛情がつい込み上げる」といったような段階と
思われる。 (おまえは恋愛評論家か)

とにかく、この曲は本当に懐が深く、名曲中の名曲と言っていいのではないだろうか。

ちょっとあまりに長くなってきたので、はしょりモードに入るが、
(ここまでちゃんと読んでいる人は居るのかーっ? もうすぐだぞ~ 頑張れ~~)

あと個人的に特筆すべき曲としては、後半にある 『Loving You was Like a Party』だ。
「名唱」という観点で言えば、この曲が絶対一番だと思う。とにかく熱い!!
なんか、彼女はこの曲がお気に入りらしく、今なお、ライブでは必ずこれが入るようだ。
これは、男にフラれた失恋ソングなのだが、カラッとしたアメリカ人らしくなくかなりクヨクヨと
湿っている。喉の奥から搾り出すように「♪よくも、よくも私を捨てたわねぇぇ~・・・」と迫力ある
かすれた声で切々と訴える。マジ泣ける。

ちなみに、何にでも順位をつけたがる私が、このアルバムの中のトップ5を選ぶとすると

 ①Feel Like Makin' Love
 ②Street Walking Woman
 ③Loving You was Like a Party
 ④You Taught Me How To Speak In Love
 ⑤Rose Marie

こうだな。異存なし。これ以外の4曲はぶっちゃけ、凡作です。
(凡作も入っていてこその"名盤"だ。Octopus's Gardenがあってこそのアビーロードと同様。)

それにしても・・・
明らかに、グラミー賞を取ったっておかしくないレベルの作品なのに、意外と隅に追いやられて
いる感があるのは本当に不思議だ。
しかし、彼女の声質にはどこか、グラミー賞授賞式の赤絨毯にはどうもそぐわないような
変に地に足がついた、ややきらびやかさに欠けるくすんだトーンが混ざり込んでいる感じは
確かに否めない。きらめくShow Biz の世界に溶け込んだチャカ・カーンなどとは、やはり
別世界にいる。

小さなライブハウスの隅っこの席に腰掛けて、出番の合間に軽く飲みながらタバコをくゆらして
いても、客も特にのけぞって驚くでもなく「あら、マリーナさんが横で飲んでる」と思うくらいで
目の前を横切って客が平気でトイレに行ってしまいかねない、普通っぽい雰囲気をまとっている
感じがする。

余談だが、じゃあ彼女のこれ以外のアルバムはどうなのか?
発売されている他のオリジナルアルバムのジャケ写をちょっとご覧いただきたい。 

    

「良いアルバムはジャケットも良い」というのは定説であるが、逆もまた真なり?
"Bitch" の(←この略称もどうなのか)、アフリカの女王様のような気高さの漂う味わい深い
ジャケットとは違い、どれもこれも「取りあえず1枚にまとめとけ」的な、やっつけフィーリングが漂う
お安いジャケ写ばかりだ。 一番右のなんて、麻倉未稀「Hero」みたいなノリだ。「真夜中のドア」
とかね。「ボヘミアン」とか。(古い!)
なので当然、音のクオリティも Bitch とは比較にならない。特に聴く価値はない。(バッサリや・・)

まあ、1枚名盤を出したくらいでは所詮この世界、TOPには立てないということか。
しかし、そんな「奇跡のアルバム」だけに、一家に一枚は、揃えておきたいものである。

あーあ、ついに "とっときの1枚" を紹介しちゃいましたよ。
あとはどうしたもんか。元々きわめて底が浅いからなぁ、私の音楽世界は。
また、「困った時のビートルズ」に行けば良し・・・?
(私ごときに安易にいじくられる気の毒なビートルズ・・・・・笑)


nice!(3)  コメント(50)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 3

コメント 50

ベルタランフィ

このレコード評はかっこいいですねー。
とにかくこの演奏はバイブルです。それは
もうみんなの一致するところ。
クールでしょう?チャックレイニーたち。
でもそんなことお構いなしに語るミルクティーさん
自身がクール。かっこいい。
この男はとにかくかっこ悪いね。
ナンパしていきなり結婚記念日だと?
そんなこというから、シャンパンはやめにしてマグナムドライだ、
と言う訳よ。きっとサムにウインクして手を広げていると思う。
25ドルで私を買うバカには頭を吹っ飛ばしてやって。
by ベルタランフィ (2005-11-11 01:51) 

縦割りリンゴ

前に1度書かせていただいた者です。
(このnick nameもここでは意味をなしませんが・・)
このマリーナショーのアルバムは、おっしゃるとおり名盤ですから
これについての評論などは色々なところで見ることが出来ますが
こんなに長いのも初めてなら、ここまで突っ込んだものも全く
初めて見ましたね。
こういう視点で鑑賞できるmilk_teaさんが何よりホント、スゴイんじゃ
ないですか。
特に
  小さなライブハウスの隅っこの席に腰掛けて、出番の合間に軽く
  飲みながらタバコをくゆらしていても、客も特にのけぞって驚くでもなく
  「あら、マリーナさんが横で飲んでる」と思うくらいで目の前を横切って
  客が平気でトイレに行ってしまいかねない

ここ、非常に気に入りました。
ホント、そうかもしれない。日本にちょくちょく来ては小さなライブを
やっているようですから、本当にこんな感じかも知れませんよ。
今後ともどうぞよろしく!
by 縦割りリンゴ (2005-11-11 09:45) 

parlophone

milkさん、スゴイです!
ぼくも11日のワーデル・グレイはけっこうリキ入れて書いたんですが、milkさんのマリーナ・ショウ読んだら吹っ飛んでしまいました!
これはもうほんとに聴くしかないな…という気にさせられます。
今週は忙しくてCDショップには行けないので、来週にはGETしてきて聞いてみたいと思います。
う~ん、ワクワク^^。

ところでぼくは単純にStreet Walking Woman=street girl=social services=bitchと考えてしまったんですが、そういう解釈はムリ?
by parlophone (2005-11-11 22:42) 

milk_tea

ベルタランフィさん、どうもありがとうございます。

>クールでしょう?チャックレイニーたち。
>でもそんなことお構いなしに語るミルクティーさん

お構いなしなわけじゃないんですけど~(恥)、そういうスゴさは当然の
ものとして総括的に聴いちゃってますね。楽器ひとつひとつを語るための
言語をあまり持っていないもので・・・
そうか、このアルバムはバックミュージシャンたちのプレイだけ取っても、
充分すぎる価値があるものなのですね。(確かに素晴らしいです)

あと、「マグナムハニー(マグナムドライはAsahiのビールですよ!笑)」が
この男を撃ってやってよ!的隠語、という発想は私もなかったです。
もしかするとそうかもしれません!
by milk_tea (2005-11-12 06:46) 

milk_tea

縦割りリンゴさんは、ポールのシャウトが好きなかたでしたよね?
(見返して確認しました ^-^;)

>こんなに長いのも初めてなら、ここまで突っ込んだものも全く
>初めて見ましたね。

我ながら頭おかしいですよね~。卒業論文じゃないんだから・・・・・
彼女のことを知りたいと検索でたどりついた人も思わずのけぞる長さ。
そういう"オンリーワン"を目指そうかな、私・・・
ところで、ライブハウスの描写気に入っていただけて嬉しいです。
(実は、イメージを一番うまく表現出来たくだりだと自分でも思っていたの
です!ワハハ)
by milk_tea (2005-11-12 06:54) 

milk_tea

おお、貴方はparloさんではないですか・・(のぁんちゃって、はは)

>これはもうほんとに聴くしかないな…という気にさせられます。

あ、無理せずにひとつ!お好みじゃなかったらお金、損させちゃいますし。
(いまさらparloさんの辞書に「損」なんて単語は載ってなさそうではある)
でも聴いておく価値はあるので、気が向いたら是非。
なんでしたら、「会話全訳」もご用意しますよ!
(ヒマ人ですよねえ。Wordでまとめてあります)

>ところでぼくは単純にStreet Walking Woman=street girl=social
>services=bitchと考えてしまったんですが、そういう解釈はムリ?

うんうん、誰しも一瞬そう思うと思うのですが、たぶん違うと考えます。
彼女の職業がそれでの"Social Services"であり"Bitch"だとやっぱり
面白くないというか、イキじゃないんですよね。
これは「歌手」と思います。何をも確認してないですが。
ところで、この会話のあとのこの曲の中の歌詞を追うと、驚いたことに彼女は
あの男のナンパを100%拒絶しているわけではなく、 最初は
「ほっといてよ!」と連呼しますが、中盤では「でも1人にしないで。来週の
火曜あたりもう一度声かけてみて」とか言ってます。
女も、複雑な生き物なんですね~。
by milk_tea (2005-11-12 07:09) 

bassclef

milk_tea さん、こんにちわ。ほとんどジャズしか持ってない僕ですが、なぜか・・・このマリーナ・ショウのCD、ありました。久々に聴いてみました。いいですね・・・ 僕は特に You Taught Me~が気に入りましたが「いい曲ベスト5」ほとんど同じでした(笑) 波の音にかぶさって始まる Rose Marie もすごくチャーミングな曲でした。 インストのみでは、ほとんど聴かない、ラリー・カールトンやチャック・レイニー・・・こういう唄伴でのキッチリと巧いプレイは、悪くないです。やっぱりいい盤ですね、このマリーナ・ショウ。
by bassclef (2005-11-12 20:57) 

milk_tea

bassclefさん、しばらくぶりにコメントありがとうございます。
これ、お持ちでしたか!
「いい曲ベスト5」は誰に聞いてもこれしかないでしょうね・・・。(笑)
(Rose MarieのプレリュードはRose Marie に含めています、ちなみに。)
チャーミング、まさにそんな感じですよね。映画の終わりのエンドロールに
かかるような曲調で温かい気持ちになります。
You Taught Me....は、サザンの「いとしのエリー」の元歌(?)と言われてる
のご存知ですか。これ、ものすごいイイ曲なのに、どうしてもいとしのエリー
が頭をよぎるせいで私の中では「好きな曲第4位」にとどまってしまっている
のです。思えば迷惑な話です~(笑)
by milk_tea (2005-11-13 00:25) 

parlophone

>中盤では「でも1人にしないで。
>来週の火曜あたりもう一度声かけてみて」とか言ってます。

う~ん、なんて複雑な女ごころ…。
とてもワタクシのような朴念仁にはわかりまへん^^;

ところでmilkちゃんならミワミワ(あ、ドリカムの吉田美和ちゃんのことです)の
『beauty and* harmony』ご存知でしょう。
あのアルバムのリズム・セクションは
David T. Walker (g)
Chuck Rainey (b)
Harvey Mason (ds)
でごじゃりまするよ。
by parlophone (2005-11-13 01:43) 

Zamora

まんじゅうの好きなMilk_Teaさん こんばんは。Zamoraです。

この間は何十年ぶりに、のどのつかえを取って頂いて有難うございました。

今回はまた渋いところを。尤も例によって私は、世間的にこのアルバムがポピュラーなのかどうか知らないのですが。

私はこのアルバム、アナログで持ってるんですよ。‘78年キングからの再発ですけどね。

結構昔からジャズ系も(細々とではあるが)聞いてるし、好きなアルバムも幾つか有るんですが、語らいの場に出て行く勇気はあまり無いですね。理由は、語れるほど系統立てては聞いていないのと、Milk_Teaさんと同じく、「吉祥寺駅ビルのCDショップにあるジャズブース」に入ると、ちょっと緊張するといった私の習性によるものでしょう。

私はこのアルバム、B面最後のROSE MARIEが好きですね。ちょっと他の曲と雰囲気が違う気がするんです。この曲だけ他の曲とリズムセクションが違うのもその一因かな。
ドラムスなんかスワンプ系で、クラプトンのレイラでも叩いてるジムゴードンですから、ジャズテイストは薄いですね。そうそう、これは遼さんに教えて頂いたのですが、何とモンキーズのバックでも叩いてます。

まあ、昔からインチキ英語でレコードに合わせて歌ってた私としては、A面頭の会話なぞ解る筈もなく、もっぱら当時はB面オンリーだったような記憶があります。私のアナログ、歌詞カード付いてるのに、和訳無いんですよ。

Milk_Teaさんの濃厚な解説で、このアルバムのもう一つの楽しみ方を出来そうです。

ところで、内容に関係ありませんが、私のアルバムではマーリナ・ショウとなっているのですが、ネイティヴスピーカーの発音はどちらに近いのでしょうね。
by Zamora (2005-11-15 01:04) 

milk_tea

>う~ん、なんて複雑な女ごころ…。
>とてもワタクシのような朴念仁にはわかりまへん^^;

つまらないナンパでも「あれ?私ってまだまだ市場価値 (?) あり?結構
イケてる?」みたいな気持ちになり、「ふん!おとといおいで!」とか男を
冷たく追っ払いながらも、なんかちょっと満足・・・みたいな気持ちはあります
よね。(笑) ま、彼女の場合は根底に孤独があり、本当は誰かによっかかり
たいような気持ちがあるんですよね。でもこんな情けない男によっかかる気は
実際はないわけですが。

>ところでmilkちゃんならミワミワ(あ、ドリカムの吉田美和ちゃんのことです)
>の『beauty and* harmony』ご存知でしょう。

parloさんは本当に音楽キャパ広いですよねーー。いつも思うんですけど。
広いだけじゃなく全てに深い。驚異です。 そしてドリカムまでも!
このアルバムは有名なので知っていますが(吉田美和単体で出してるやつ
ですよね)ちゃんと聴いたことはありませんでした。
そんなスゴイメンツで演ってたんですね!
私、吉田美和は歌や声がどうとかいう前に、どうも顔がダメなんです。
あの顔で、しかも首をひょこひょこ左右に動かすようなアクションをやたらと
するでしょう。あれで、曲に集中できないんです。(ムチャクチャな理由)
by milk_tea (2005-11-15 09:30) 

milk_tea

ン・ガ・グ・グ・・・Zamoraさんこんにちわ。(誰もわからんっ)
ほほー。Rose Marieがイチオシですか。私にこのアルバムを教えてくれた人も
Rose Marieが一番好きなようでした。
私ももちろん好きですが、あの映画音楽テイストのプレリュードから来る構成
などはほとんどマリーナ自身のカバー領域を超えているような感じもあり
リアリティというか、「地に足のついた感」の観点から、つい5位になりました。
(これは、私が Album 『Sgt.Peppers』よりも『Let it Be』のほうが好きである
ことと同じ観点から来ている)

あ、でも今家で聴き返しているのですが(なんで平日の午前に家に?笑)
やっぱしRose Marie イイ曲ですわ。ちなみに、6曲目(B面1曲目)の
You Been Away too Long も味わい深いイイ曲であった。発見!

>私のアナログ、歌詞カード付いてるのに、和訳無いんですよ。

それもスゴイですね。笑える~。
アナログレコードでこのアルバム、聴いてみたいですね。感涙しそう。

>ところで、内容に関係ありませんが、私のアルバムではマーリナ・ショウと
>なっているのですが、ネイティヴスピーカーの発音はどちらに近いの
>でしょうね。

これはかなり鋭いツッコミですね!!!(というか、そう書いてあるのか)
確かに、これは正しく発音したら、間違いなく「マーリナ」でしょうね。
絶対に「マリーナ」ではないです。
気付かなかった。いや、気付いてはいたけど。
これは、「腹鼓を打つ」って言葉を、誰もがつい「はらつづみ」じゃなく
「はらづつみ」と発音してしまうことに似てますね。
言葉的に「つづみ(鼓)」より「つつみ(包み)」という言葉のほうが使用頻度
が高いために、ついそっちで代用してしまうわけです。
日本では、「マリーナ」というと、葉山マリーナとか、マーガリンのマリーナとか
(しかしなんでマーガリンの名前が"マリーナ"なんだろう?あれは確か
味の素。でも今もう売ってないような気も・・・・) その言葉がかなり市民権を
得ているため、Marlena Shaw の「マーリナ」も「いいよ、"マリーナ"ショウに
しちゃえ」というムリヤリなまとめを誰かがある時くだした。あるいは、自然な
なりゆきとしてそうなってしまった・・・ということではないでしょうか。
(私は分析したがり病?)
正しくは絶対に「マーリナ」に間違いないです。
これから、私だけは「マーリナ・ショウっていいよね」とかって、クロウトっぽく
言うことにします。

それにしても、Zamoraさんのツッコミはいつも妙に私の言語脳を刺激するん
ですが、なぜでしょうか? なんかコンビ組みますか?(笑) 
by milk_tea (2005-11-15 10:36) 

Zamora

恋愛評論家のMilk_Teaさん こんばんは。精々13%のZamoraです。コンビって、名前だけなら、間違いなく「Beauty&Beast」の雰囲気が漂いますね。(笑)


やっぱりマーリナですか。ああスッキリした。

昨日、Milk_Teaさんの解説頼りに「ビッチ」の頭から聞いてみました。なんか聞き取れるような気がして嬉しいですね。歌詞カードは有るので、残りも理解しようとしたり。単に雰囲気で聞いているのとは相当違って面白いです。当たり前か。

ところで、Bitchというのは5文字だから「ピーアイエスエス」や「エフユーシーケイ」とかの4letter wordの仲間ではないですよねって、調子んのってすんません。

ある時期、英会話習ってたから(身に付かなかった)っつう訳でもないのですが、こういうの一々気になるんです。ハリソンじゃなくてハリスンだろっ!とかね。

これからも、どんどん分析お願いします。バッサリも入れて、思い切りよく。
by Zamora (2005-11-17 01:13) 

milk_tea

>昨日、Milk_Teaさんの解説頼りに「ビッチ」の頭から聞いてみました。
>なんか聞き取れるような気がして嬉しいですね。

音楽鑑賞と同時に英語の勉強も出来る、というお得なアルバムなんです
よね~。この会話は文法的には多少崩れているものの、発音もクリーンで
ヒアリング教材にはちょうどいい感じがします。

ところで、この会話全部の歌詞カードがあるんですか?(それもすごい)
どんな文章なのかなぁ~。ああいうのって意外に間違いだらけだったりも
するんですよね!見てみたーい。

>4letter wordの仲間ではないですよねって、調子んのってすんません。

Bitchは、もちのろん、あちらではNo.1級の放送禁止用語ですよね。
しかしアメリカには、日本のように放送禁止用語はたくさんないそうですね。
というか、きちんと「放送禁止」と定めているのは、全部で4つか5つしか
ないようです。Bitchはその中でも輝ける第1位くらいの位置ではなかった
かな。(レディに何度も連呼させてはいけません~)

>ハリソンじゃなくてハリスンだろっ!とかね。

そういうの、色々ありますね。ケビン・コスナーも、実際には コストナー
だったりね。でも、カタカナで英語を正しく表記すること自体にムリがあります
からね。コスナー(Costner)も、音の響き的には コスtナー という感じで、
母音のない t音 だけが乗る。なので、日本語にする際はコスナーと
コストナー、どちらも合ってるしどちらも間違っているという感じだと思います。

ジョージハリスンも、厳密に言えば ハリスン と ハリソン の間
(真ん中よりややハリスンに近い位置)って感じではないでしょうかね。
でも、ハリスンというほうが当然カッコイイです。(表記が son なだけに)

日本人より韓国人のほうが多少英語の発音がいいのは、ハングル文字が
「表音文字」だからみたいです。
たとえば、"Rock'n Roll" という英語、日本語だと ロックンロール と書く
しかないですが、韓国では ラケンロー みたいな音のハングル文字で表す
らしいです。なので、両者、自国の字を素直に追っているだけでも
その時点ですでに韓国人のほうが発音がいいということになるわけです。
とはいえ、日本と韓国は世界でも「英語がヘタな国」2大巨頭みたいですね。
英語とかけ離れた文法性質のためでしょうか。
by milk_tea (2005-11-17 12:11) 

ジンジン

marlenaのwho is this~は名盤ですね〜。でも他にもcadet recordsからのアルバムspice of life(最近CDで再販されてる。)とかモントリオールのライブを収録したアルバムなんかもかなりヨイ!マリーナは15年前ぐらいからファンしてるけどやっぱり初めて聴いたのはwho is~だったね。レコード屋のおっちゃんに薦められて半信半疑で買ったんを思い出します。今では感謝ですが。まあ、かなりのアルバムを出してるみたいやから(全部が良いとは言わないけどね...)機会があれば聴いてね。
by ジンジン (2006-01-02 03:01) 

milk_tea

ジンジンさんお初です。
spice of life は知らなかったですが、そのライブ盤のほうは、イイというのを
聴いたことがあります。ライブ・イン・トーキョーのほうが有名ですよね。
Amazonを今ちょっと調べてみたら、このライブ・アット・モントリオールは
「現在取り扱いなし」との事でした。(そう言われると聴きたくなるのが人情)
spice of life のマーリナは若い頃の和田アキ子のようなパンチの効いた(?)
顔で、いいジャケットです。こっち買ってみようかな。
(人のススメには従うほう) 
他のアーティストについても、是非読んでいただいて何かあったら同様に
感想をお願いします。
by milk_tea (2006-01-02 20:55) 

ジンジン

返事ありがとうございます。インターネット始めたばかりで慣れてないんですよねー。(今も必死でキーをたたいてます。。。)スパイス〜気に入ってもらえるとうれしいですが。。。僕的にはアリですよ。california soulなんか、かなりマリーナのパンチ効いてるトラックですよ。それにしてもマリーナの解説は凄いですねー。関心しましたよ。マイッタて感じ。また他のアーティストのも楽しそうなので読ましてもらいますね。
by ジンジン (2006-01-03 00:51) 

milk_tea

◎ジンジンさん(1ヶ月以上前に書き込んで下さった)はもうここを読んで
いらっしゃらないでしょうか?
最近になって、ジンジンさんオススメの、マーリナの Spice of Life を
かなり聴いているのですが、これは本当、いいですわ!
ある意味、Who is~? よりも等身大の魅力が出ているのかも。
とにかく素晴らしいです。お気に入りになりました。不思議に、最初はそんな
でもなかったんです。ジワジワきて、今はかなりジンジン来ています。
・・・と、オチもついたところで。^^お薦めを戴き、本当に有難うございました。
by milk_tea (2006-02-21 00:08) 

Coolpoco

凄いレヴューですね。
非常に参考になりました。
確かに、JAZZコーナーにあるんですよね・・。

ちなみに、自分もタクシードライバー大好きです!
by Coolpoco (2010-12-30 11:19) 

milk_tea

Coolpocoさん、初めまして。コメントありがとうございます。
リンクのサイトを拝見しましたけど、なんか渋いランナップが・・・!!

このマリーナ・ショウの記事は5年前ですね。
今改めて自分の記事を読み返してしまいました(笑)
そうだ、アルバム最初のミニドラマ(?)を日本語に訳してみたりしたんでした。
そうですか、タクシードライバーお好きですか。
「タクシードライバーが好き」というだけで、その人に何となく親近感を持って
しまいます。人生の薄暗い部分をあえて見ることを必要としない人にはやっぱり
ピンと来ない映画かも・・・。要は根が暗いってことでしょうかね~(笑)
他の記事も是非読んでみて下さい♪
それでは良いお年を~
(あぁぁ、年内に新記事が書けなかった・・・・・・)
by milk_tea (2010-12-31 12:58) 

ソウルボウズ

はじめまして☆
たまたま元ネタ調べしててこちらのページにお邪魔しました。
なによりmilk teaさんのコメントや解釈がかなり面白く部屋で爆笑させていただきました(*☻-☻*)
このアルバムたまたまdisk unionのソウルコーナーにあり試聴し、4曲目で即買いしたものでした。
名前もジャズ好きの先輩から聞いた事あるものでした。あぁこの曲、この人のだったんやってな感じでした。
私事ですが趣味がCD探ししかない自分は部屋中にCDレコードが山積み状態でたまに聞いてやる1枚も、自分の方向性と違う曲に関しては半聞き流しという悲しい状態ですが、1曲目のオープニングもこういう楽しみ方もあるのだなととてもいい勉強させていただきましたー。
是非また楽しみにしております!
by ソウルボウズ (2011-06-03 09:40) 

milk_tea

ソウルボウズさん、初めまして!
古い記事にコメントをどうもありがとうございます!

ディスクユニオンのソウルコーナーね。このアルバム、ありそう、ありそう(笑)
iPODをシャッフルにしていると、時々このアルバムの1曲目(ほとんどが会話の)
が回ってきて、そのたびキッチリとその会話に耳を傾けてみます。
これは何かマイナー映画の1シーンなのか、このアルバムの為に、ラジオ劇みたい
に新規で録音されたものなのか?全然判りませんが、とても良く出来ていますね。
最近私も色々つらいこともあって、Loving You was Like a Party なんか聴くと
かなり脳髄に沁みますね。 is じゃなくて was なのがどうにも泣ける。
恋愛ってパーティみたいなものですよね、確かに。うんうん (u_u)。

ところでソウルボウズさんのブログに行けるのかな、と思いきや、ここからだと
何故か行けませんね。削除してしまったのかな?残念です。
ソウルボウズさん好みのセレクションは少なそうな当ブログですが、よろしければ
他の記事も読んでみて下さいね!またよろしくお願い致します。
by milk_tea (2011-06-04 16:55) 

soulpeanuts888

多分,ナンパした離婚調停中の男は、マリーナショウだと知らず声をかけてる、って設定だ!!(笑)
つまり
by soulpeanuts888 (2011-07-17 01:33) 

ta-ko.

はじめまして!
このアルバムの1曲の
Street Walking' Womanの歌詞の意味など
調べようと思っていたら
この記事に辿り着きました!
今更ですがお邪魔します(*^^*)

うんうん、と
思わず頷いてしまう表現ばかりで
読んでいてとても面白かったです!!
わたしもFeel Like Makin' Lovと
Street Walking' Womanが
かなりお気に入りです!!!
もうサウンドがかっちょよくて
唄えたら気持ちいだろうなぁって想像して
唄いたいなぁと思い涙が出ます。

たまたまこの記事に辿り着いて
よかったです(●^o^●)
by ta-ko. (2012-03-08 23:42) 

milk_tea

ta-ko.さん、どうもはじめまして!
コメントをいただきありがとうございます。嬉しいです!

ブログを拝見したところ、ta-ko.さんはインディーズデビューされているのですか?
すごいですねーー。 で、お尻もプリプリ、なんですね?(笑)

お若いのに (←おばさんぽい) マリーナ・ショウを聴くとは、才能ある人は違い
ますね~!感心、感心。(←なんかちょっとえらそう)

想像するだけにとどまらず、ta-ko.さんのバンドでこの曲をカバーしてみたらどう
でしょうか?ハードルは相当高いでしょうけれども。
ハードルというか、棒高跳びのバーの高さくらいありそうですが。
ta-ko.さんの感性ならばお出来になるのではないでしょうか?

これは6年も前の記事なので、自分で何を書いたか全く記憶になかったため
読み返してみたら、「馥郁(ふくいく)とした豊かな味わい」、だのX軸だのY軸だの
何言ってんだか!って感じですね、すみません(笑)
(過去の自分には責任もてない!)

それから、今このコメント欄を見たら、ta-koさんのコメントの上に

>多分,ナンパした離婚調停中の男は、マリーナショウだと知らず声をかけてる、って設定だ!!(笑)

という1行コメントがあったのを見落としていました。

そうそう、これがマリーナ・ショウそのものではないか、と想像させる感じと、以前
誰かがおっしゃっていた Street Walking Woman =売春婦=ビッチ=
Social Services (いわゆるお金をもらって男性に奉仕する「行為」のこと)
ということで、マリーナ・ショウとは全く関係ない独りのストリートウーマンの話し、
という両方を想定させるわけで、あとはお好きに想像してね、という感じなの
ではないかと思います。

いやー、名盤ですよね。そしてやっぱり自分のブログは長い!自分でも読み通す
のが困難です・・・。

ta-ko.さん、立派なミュージシャンになって下さい。
by milk_tea (2012-03-13 23:01) 

yucaray

はじめまして。
マリーナショウのfeel like makin' love の歌詞を探していてここへ辿りつきました。

蛇足的な発言になるかもしれないのですが…
"make that magnum honey"というのは
「あ、シャンパンはマグナムにしてね、ハニー」
という意味じゃないかなと思います。。。

シャンパンは普通のサイズより、マグナムの方が美味しいらしいんです。
当然通常サイズより高いんですけど、おそらくこの男性がうざいので
「私に飲み物奢るだけでも高くつくわよ」的な感じなのかな、と思いましたm(_ _)m
by yucaray (2013-12-08 16:42) 

milk_tea

yucarayさん初めまして。コメント頂戴しどうもありがとうございます。
興味深い投げかけ、面白いですね。
恥ずかしながら、magnumっていう単位があるのを初めて知りました。
(お酒はあまり飲めないので)
だとすると、そうかもしれませんね。そうなるとhoneyは、何かの名前とかじゃなくて、バーテンのsamのことですね。(samとは顔馴染みですからね。そう呼んでもおかしくない)

ただ不思議なのは・・・・「妻との結婚記念日なんだ」とか言われて、気持ちは相当引いている時に、大きいサイズなんかを頼みますかね。マグナムって1.5リットルですよ。ウイスキーとかだったら、この機会に大きいボトル頼んじゃって、取り置き(キープ)にしちゃえ、みたいな悪知恵もありそうですが、シャンパンじゃその場で飲みきらないといけないし・・・。
長居してゆっくり1.5Lのシャンパンをこの男と飲もうと思うかな。
おっしゃるように「高い酒代をふっかけようとした」のかもしれませんが、お酒をたしなむ人間が根本的にそんなもったいないこと(1杯か2杯飲んで、あと大量に残して帰る)普通しないんじゃないかなと思ったり。
それに、あのセリフを言っている彼女のテンションが非常に淡々としていて、突飛なことを言っている空気が全くありません。
そもそも、この女性は「高いお酒頼んで困らせてやれ」的なイタズラを思いつくようなチャメッ気をこういうところで出したりしないクールな女と思うんですよね。自分に置き換えてみても、こういう貧乏くさい男が絡んできたら一刻も早くその場で縁を切りたいので、あとでモメそうなことは絶対したくないです。「おまえ、1.5Lサイズ頼みやがったな。」とかあとでグダグダ言われたり、たまったもんじゃありません(笑)

改めて今ちょっと調べたのですが、マグナムハニー・ヌガーっていうお菓子が存在するようです。もしかすると、「(おつまみで)マグナムハニー(ヌガー)ちょうだい」って言ったのかもしれませんよ。お菓子なのに、なんで「make」なんだ、って思うかもしれませんが、キスチョコやらポッキーだってバーではそれなりに体裁を整えて出しますからね。マグナムハニー・ヌガーもちょっとガラスのお皿に載せたりするんだろうから「make」でいいのかなと思いますし。
その説、どうでしょうか???(でも、色々想像が湧いて楽しいですね。)
by milk_tea (2013-12-08 22:57) 

milk_tea

今、もう少し調べましたけど、私は下戸で知らなかったですが、シャンパンとチョコレートってものすごく相性の良い取り合わせなんですってね?
(それを完全否定する説もあるらしく、果たしてシャンパンとチョコレートは本当に相性がいいのか?みたいな論争まであるそうで。何にしても、関係の深い2つのようです)
やはりこの彼女は、横にいる男の存在に関係なく「シャンパン飲むんだから、チョコレートも」って単純に思ってオーダーしただけなのかもって気がしてきました。
ただね、音源を何度か聴き返してみましたが、音の抑揚や強弱で判断するに
「(グラスじゃなくて)マグナム(1.5L)でね、ハニー」って言っている感じは確かにありますね。要するにyucarayさん説ですね。
うーん、わからない。とっても面白いな!こんどアメリカ人の友人に聞かせて判断を仰いでみようかと思います。
by milk_tea (2013-12-08 23:21) 

al

今、コメントが上がったで、この記事を読みました。youtubeで見たら、feel like makin' love というすんごいタイトルの曲があり、とりあえず聞いてみたのですが、これは私の好物の世界です。

さっそくLPを探して買い求めることにします!

※ ところで、良い批評とは、究極、「そこでネタにされている作品がすぐにでも買いたくなる!」というものだと思いますが、milkさん、名批評家ですね!
by al (2013-12-08 23:42) 

al

>最近私も色々つらいこともあって、Loving You was Like a Party なんか
>聴くとかなり脳髄に沁みますね。 is じゃなくて was なのがどうにも
>泣ける。

英語って、そういう細かいところを味わうと、泣けますよね。

個人的には、ジョニミッチェルのスーパー名盤「ドンファンのじゃじゃ馬娘」の最終曲の"The Silky Veils Of Ardor(邦題:絹のヴェール)" のサビで、

In my dreams we fly

とあるのが、グッと来ました。

まずdreamが複数形になっている。これは主人公が毎晩見ているいろいろな夢ですね。

そんでweというのは、これは、まあ、主人公(ジョニミッチェル)と恋人でしょう。

つまり、ジョニミッチェルが毎晩見ている色んな夢の中で、ふたりは空中を飛行しているということで、

こう書くと、何か安いですが、In my dreams we flyとさりげなく言われるとグッと来ます。

(※ これ、高校生の時には分からなかった。「夢の中で飛ぶ」とかベタベタじゃん、どうしたジョニミッチェル!?とか思ってた。浅はかでした)


あと、最近、『もっとも過小評価されているインディー・ロック・ソング』に選ばれた、モリシーの Nobody Loves Us も、me じゃなくて us ってのが味わい深い。

同じくモリシー曲でordinary boysというのがあって、

ordinary boys
Happy going nowhere,
just around here
In their rattling cars

この青春モノクロ映画感覚がたまらんというかんじですが、Nobody Loves Us もmeをusにするだけで、そのかんじが出るからふしぎだ。


by al (2013-12-09 00:04) 

al

>つまり、ジョニミッチェルが毎晩見ている色んな夢の中で、ふたりは空中を飛行しているということで、

すいません、補足です。

これは妄想ですが、こうなると、In my dreams we flyとあるだけで、何か、シャガールやルソーの絵の世界だと思いました。
by al (2013-12-09 00:06) 

al

>youtubeで見たら、feel like makin' love というすんごい
>タイトルの曲があり、とりあえず聞いてみたのですが、これは私の好物の世界です。

ああ、すんません、いま読み返したら、文中でfeel like makin' love は一押しになってましたね。

実は、文章を20行ぐらい読んだ段階で、「あ、こりゃ、もう即買い」となり、googleで、「Marlena Shaw vinyl」と検索を始めてしまっていたのでした。
by al (2013-12-09 00:17) 

milk_tea

わ~、マリーナ・ショウのLPですか、いいな。
LPはやっぱり音が奥深くて気持ちがいいですよね。
私も昔はサンスイの大きなステレオセットが家にあって、それでゆっくりお気に入りのLPを聴くのが大好きでした。
このアルバムは本当に名盤なので、バタバタせっかちに聴かずにゆっくりと時間のある時に紅茶でも飲みながらじっくり聴いてみてほしいですね。
バーでの男女の会話シーンから始まり、最後は、晴れた午後に裸足で浜辺を散歩しているような爽やかな曲で終わります。素晴らしいです。
ただ、駄曲もちょいちょい含まれていますので、くれぐれもご注意ください(笑)

by milk_tea (2013-12-10 23:30) 

失念しました

少し前から、かなり頻繁に寄らせてもらってる者です。
(一度コメント書きましたが、名前を何てしたか忘れちゃいました。)
最近急にアクセスカウンターがハネ上がったとしたら犯人は私かもしれないです。
というくらい色々なページ見てます。勉強になります。
他の方も仰るように、こちらの文章を読んでいるとそのアルバムが非常に買ってみたくなり、このマリーナショウも注文ボタンに手が行きかけましたが、youtubeで探してみたらほぼ全曲あがっているようでした。
それでしっかり聴きました。
Loving you Like A Partyたしかにいいですね。歌もさることながらバックの演奏も地熱を持ったような、徐々にテンション高く熱くなっていく臨場感があります。
それとやはり黒人ならではのコッテリした発音がいいですね。冒頭の男女の会話は、あれは白人でしょうね。何だろう、英語は詳しくないですが独特の発音の違いがあるんでしょうね。
声質も基本的に違う。黒人って多かれ少なかれ声が少し潰れてますね。枯れてるというか。濁りなくクリーンで細い声の黒人ってあまりいないような。根本的にドスが利いてる。
なんにせよ名盤の片鱗は十分に感じることができました。ではまた、
by 失念しました (2013-12-11 22:25) 

milk_tea

yucarayさん、その後やっぱり気になったので、アメリカ人の友人にyoutubeでの音源を聴かせて見解をもらいました!(笑)
(私のレディガガの記事の中にも出てくるアメリカ人弁護士さん)

「1分もかからずに判断できるから。忙しいだろうけど聴いてみて」というと、「あ、そう。じゃ今聴いてみる」と言ってしばらくすると、「あれ、ちょっと待って、少し時間ちょうだい」と言われました。
(さすがのネイティブも全体の流れを聴かないと判断できなかったか)

そして翌日
「これは、マグナムサイズでちょうだい。と言ってる。最初はグラスのつもりだったけど、相手が何か記念日だとか言ってるし、じゃあ大きなサイズにしちゃおうか、とその程度の感じ。アメリカ人でお酒好きな女なら、マグナムサイズくらい簡単に飲むし、そうでなくても横で飲んでる男が何かのお祝いなんだ、と言ってるのだから、じゃマグナムサイズにしちゃいましょ、と咄嗟に判断した感じだと思う」

との回答を得ました。お騒がせしました。
ただ、「困らせてやれ」みたいな気持ちは特にないようでしたね。
私の感覚でもそこは、そういうところに強い感情を使う種の女性じゃないような感じはしていたのでそこだけは合ってましたけど。合ってないか(笑)

その後、ネットを見てみるとマリーナショウのカバーをするアマチュアバンドであってそのバンド名が「マグナムハニー」というのを見つけました。
何も知らないでそんなバンド名つけちゃって、可哀想。
おバカさんねえ~(←おまえもだろ) 笑
by milk_tea (2013-12-13 13:22) 

milk_tea

失念しましたさん、よく見ていただいているという事でどうもありがとうございます。

>他の方も仰るように、こちらの文章を読んでいるとそのアルバムが非常に買ってみたくなり、

この記事、相当古い記事ですが(8年前か!)yucarayさんという方の書き込み以降、毎日うなぎのぼりに読まれています。ブログをbookmarkしてくださっている方が、コメントが来るとそこを読むんでしょうかね?
これで、また数枚でも全国でこのアルバムが売れたとしたら、私もブルーノートレーベルに少しは貢献できたということで嬉しいですが(笑)

>Loving you Like A Partyたしかにいいですね。

いいでしょう!結局私もこの曲が一番好きかなあ。Feel Like making Love がおそらく一番評価されているだろうし、楽曲としての質も高いのでしょうが、明るいアメリカ人らしくもなくフラれてクヨクヨと嘆き悲しむ感じ、どうしても感情移入しちゃいます(笑)

>それとやはり黒人ならではのコッテリした発音がいいですね。

コッテリしてますよね~。
でももしかして、それって主に「party」の発音に帰結するかもしれません。
昔から思うのですが「party」をきちんと発音できるかどうかが、ネイティブとnonネイティブの差異をくっきり示す気がします。
ハタチの時にアメリカに行った時に出会った日本人の男の子が、「俺英語はペラペラだから」と自慢してる割に、partyの発音が悪くてカッコ悪かったことがすごく記憶に残ってます。「パーリー」って言ってました。確かにティーじゃなくてリーに近いけど、決してリーじゃないんですよね。
ついでに言うと、パーの発音も日本語で言う「パー」とは違って次のtに行く直前にグッと濁る。要するに、パーもティーもどっちも難しい。
10年前くらいに宇多田ヒカルが歌番組のトークで話した英語の中で「パーティ」って言った時の発音が超ネイティブの発音で「やっぱりヒカルちゃんさすが」と思った(笑)。マリーナのこの曲は、まさにその「パーティ」を連呼しますからねぇ~。
ちなみに、私も「パーティ」全然うまく言えません。韓流スターがどんなに頑張っても「ありがとごじゃいます」になっちゃうのと同じですね。永遠に出来ることはない。

>冒頭の男女の会話は、あれは白人でしょうね。

再度聴いてみました。うむ、男は絶対白人ぽいですね。女のほうはちょっと確証は持てないけど、言われるとやっぱり白人かもしれませんね。確かに黒人の声は独特な雑味がある。この2人、それがないですね。(でも女のほうはマリーナ自身を彷彿とさせないといけないんだろうから、やはり黒人かなとも思いますが)
色々調べてみたらこの3分間のことはもっと判るかもしれませんね。
「マグナムハニー」っていうカクテルじゃなかったことを含め・・・笑

by milk_tea (2013-12-15 18:36) 

al

>私も昔はサンスイの大きなステレオセットが家にあって、

わあサンスイですか。わたしの記憶の中では週刊FMの後ろに広告が出ていた格上のアンプ、です。

>LPはやっぱり音が奥深くて気持ちがいいですよね。

やっぱりLP、ですよね!

現在のオーディオは、タイムドメインのスピーカーに、オーディオテクニカの最安プレーヤー(またはCDウォークマン)を直結、です。アンプは無し。http://www.healing-speaker.net/cw-yoshii/timedomain.html


さて、マリーナ・ショーのLPがドイツから届きました。
(つっても送料500円だし)

さっそく聞いてみたのですが、、

いや~、はぁ、Loving you was like a partyが、

なんか、すごいですね~。

黒人ヴォーカル特有のセクシー体臭な世界というか、

男女を問わず、聞く人に「乗っかってくる」ような声だと思いました。

Yeah Yeah ィエ~のところがグラインド的だったし、

後半のキーボードがエロかった…。

あほな感想で恐縮ですが、

本当にそう思いました。

by al (2013-12-19 00:24) 

milk_tea

>わあサンスイですか。わたしの記憶の中では週刊FMの後ろに広告が出ていた格上のアンプ、です。

はい、なんかちょっと「玄人好み」っぽい空気を出していたサンスイですが、今もあるんですかね??つぶれたっていう話は聞いていないけど・・・。

もうね、AV機器メーカーはもうどこもジリ貧ですよ。
alさんは最近来られたゲストさんなので私の素性にはたどりついていませんよね?
そのジリ貧業界におります。先頭を切っているといっていいぐらい・・・。

>LPはやっぱり音が奥深くて気持ちがいいですよね。

間違いないですね。
私も、老人になってサンデー毎日な日々になったら、レコードプレーヤーを買って、お気に入りのアルバムをLPで集めて、改めてじっくり聴いてみたいです。
あ、お昼休みが終わりましたのでまた(笑)
ジリ貧なので、しっかり働かないと(笑)
by milk_tea (2013-12-25 13:21) 

通りすがりの荒牧です。

iTunesが吹っ飛んで、テキストデータが自動的に反映されなくてコピペしよう〜と思ってマリーナ・ショウを検索してたらここにたどり着きました。

すっごくおもしろいレビューで、夜中に一人で何度も鼻から息がふっと出てしまいましたw
Twitterで勝手にURLを飛ばしてしまったのですが、悪意は全くありませんので書き込みさせていただきました><

また来ます!
by 通りすがりの荒牧です。 (2014-01-28 03:39) 

milk_tea

荒牧さま。コメントどうもありがとうございます。
びっくりしました、荒牧さんはプロのミュージシャンさんですね!
ほぼ芸能人の匂いが・・・。すごい・・・。またもや大物到来という感じです(笑)

iTunes復活されました?
PCは常にマメなバックアップ取りが不可欠ですね。ついつい面倒くさくて放っぽりっぱなしになってしまいがちですが・・・。
私の自宅のEPSONのXPノートは大変健康で、何のトラブルもなくずっと使えてきました。ただそろそろWindows7か8に替えたほうがいいタイミングです。
Twitterのほうも拝見しました!色々マメに情報発信されてるんですね。フォロワーも多くて。
そして毎日のようにそこらじゅうでライブをされていて、いいなぁ、うらやましいなあ。そういう境遇と才能があることが羨ましいです。
フツーのメーカーOLは、毎日同じ時間に出勤しタイムカードを打って、粛々と働くのみです。 小市民すぎてため息出ます・・・。
荒牧さんがますますBIGになられて、あとあとブログにコメントを戴いたことや、Twitterにリンクを貼っていただいたことが私の自慢になるようだと最高だな~(笑)頑張ってくださいね!
by milk_tea (2014-02-01 14:09) 

YOSSY

2月11日にビルボードライブ大阪でマリーナのステージがあるので、何気なくネットで検索していたらたどり着いたのですが、アルバム評、とても楽しく読ませていただきました。
マリーナは、ほぼ毎年のようにビルボードライブに来られているようで、私は都合がつけば必ず行ってます。(次は無いかもしれないと思い・・・)
デビット・T・ウォーカー、ハーヴィー・メイソン、チャック・レイニーのレコーディング時のメンバーも一緒に来られ、いつも素晴らしい演奏を聞かせてくれます。
2月11日がとても楽しみです。

by YOSSY (2015-02-08 02:08) 

milk_tea

YOSSYさん初めまして、コメントありがとうございます。
マリーナ、そんなに精力的に来日していたんですね。
YOSSYさんのような固定ファンがいて、もしかしたら日本が一番安定した集客も見込めるし70代の年齢にも優しい過ごし易い国だし、っていうのもあるんでしょうね。(これはマリーナに限りませんが)
バックバンドの彼らも皆さんきっと70超でしょう。どっしりと安心感のあるステージでしょうね~
今調べたら、昨日・今日・明日で六本木のビルボードでライブやっているようです。高松でもやったんですね。(なんで高松だ?笑)
明日ならまだチケットもあまってるみたい・・・まあでも月曜の夜に六本木に駆けつけるのはつらい・・・。次回があれば行ってみようかな?
良かったら11日の感想をまたコメントで上げてください。
by milk_tea (2015-02-08 12:04) 

YOSSY

それでは、お言葉に甘えて2/11のライブの感想を書かせていただきます。

オープニングは「You」で、2曲目はマリーナとハービー・メイソンの語りで始まる「Street Walking Woman」でした。
3曲目の「You Tought Me How To Speak In Love」では、デビッド・Tが長いソロを聞かせてくれました。
そして、4曲目はルイ・アームストロングで有名になった「What A Wonderful World」と続き、5曲目の「Feel Like Makin' Love」では、ラリー・ナッシュが長めのピアノ・ソロ聞かせてくれました。
6曲目は、私の大好きなキャノンボール・アダレイの名曲「Mercy, Mercy, Mercy」で、7曲目の「Rose Marie (Mon Cherie)」では、ヴォーカルとギターのかけ合いを聞かせてくれました。
そして、「Davy」と続き、一応ラストは「I'll Be Your Friend」なんですが、マリーナの足の状態が良くないためか、舞台裏に戻らずそのままアンコールの「Loving You Was Like A Party」へと続きました。

ということで、全10曲(うち「Who is This Bitch, Anyway?」から7曲)、90分弱の演奏でしたが、聴きごたえは十分で、とても満足のいくステージでした。
マリーナもとてもノッていたように見受けられ、私が見たここ数年のマリーナのライブで一番良かったと思います。ライブ終了後、古くからマリーナと親交のある方と話をしましたが、私と一致した意見でした。
なお、先日の書き込みで、うかつにもラリー・ナッシュの名前を挙げ忘れましたが、今回の彼のプレイはとても素晴らしく、いつもよりソロのパートが多かったような気がしました。私の席は、ラリーのすぐ前で、たまに目が合うとニコリとしてくれ、とても演奏を楽しんでいたように感じました。
演奏終了後も、マリーナとメンバーのほとんどがしばらくステージに残り、ファンの声援に応え、多くの人と握手するなど、最後まで大変な盛り上がりでした。
長文となり大変失礼しました。

by YOSSY (2015-02-13 00:50) 

milk_tea

YOSSYさん、Liveレポートどうもありがとうございます!
お願いしちゃってすみませんでした。

なんか、ほとんどの曲があのアルバムからという事実に改めてビックリです。
その内容なら、私も「月曜の夜から六本木なんて行けない」とか言ってないで、Liveに馳せ参じるべきでした。

このセットリストは、そのまま Who is...の突出したクオリティと認知度の高さを表しているわけですが、逆をかえせば、アルバムレベルで言う「一発屋」ではあるんでしょうかね・・・・。
私も2枚ほど他のアルバムを購入しましたが(上記のコメント欄で薦められたりもしたので)、Who is とそれ以外のアルバムは、別のアーティストか?というほどテイストが違うんですよね。
他のアルバムは全てすごく泥臭いし(良い意味でも悪い意味でも)、時代の流れとともに作品もまたそれなりに苔むして古き良きオールディーズとなっていますが、Who is だけは全く趣きが違い、いつ聴いても新しいし極めてCOOL!なんですよね。
こう言っては元も子もないですが、やはり全てはプロデューサーの所業ということでしょうか・・・。

それにしても、大ラスの曲が私が一番好きな Lovin' you was like a Party っていうのは泣かせる。渋い終わり方だなあ。
失恋を歌った曲は何万曲とあるでしょうが、私はこれが一番好きかもしれません。
彼女の What a Wonderful World も素晴らしいでしょうね。聴いてみたい~!
by milk_tea (2015-02-14 23:34) 

ウレオ

楽しいブログありがとうございます。
make that a Magnum, honey
のhoneyは単なるサムへの呼びかけかな、と
思いました。
あとこのmake は作る、ではなくていわゆる使役動詞のmake で、〜にする、
つまり、SVO C の形で、あれをマグナムにしてちょうだい、ということかなと。
とにかくマリーナ最高、このアルバムも最高ですね!
by ウレオ (2018-01-27 09:38) 

ウレオ

あと、マグナムは日本風にして、ダブル、という感じですかね。
by ウレオ (2018-01-27 09:43) 

milk_tea

ウレオ様はじめまして!古い記事にコメントを頂戴しましてありがとうございました。

そうなんです、上記の本文では疑問を疑問のままに放置していますが、ここの長いコメント欄を順に読むと(2013年12月13日の私のコメント辺りをご覧ください)問題は完全に解決しているんですよね。
私のアメリカ人の友人に聴いてみてもらって、簡単に答えが出たのです。
「ねぇサム、いま頼んだシャンパン、やっぱりマグナム(サイズ)にしてくれる?」
でしたね。ウレオさんのご指摘どおりです。

私も、結局大学の英文科で英語をやったのと、仕事でそれなりに使ったのと、アメリカ人の友人が数人いて少しだけ上達した、以上の何物でもないため、生活に密着したこういった情報(マグナムsizeっていうのがあるとか…)が身についてないのです。お恥ずかしいですね。
そういう意味では最近の若者の英語の口語的言い回しなんかも全然追えてませんね。能力は錆びつく一方です。
今更ですが、いつかアメリカに短期でもいいので留学して勉強し直したいです。

あと、今思い出したのですが、
マリーナのこの曲の英語聴き取りをしてもらったアメリカ人の友人は弁護士をやっている私と同世代男性なのですが(1つ下)、この曲を聴いてもらった時
「それにしてもキミは古めかしい音楽聴いてるんだねぇ。なんで???意味ワカラン。それにこれがマグナムだから何だっていうの?どっちでも良くない?」とかいって、だいぶ引いてました。
何かこう、古き良きものを尊び慈しむとか、好きなものにまつわる疑問点を掘り下げようといった感覚が足りないんですよ、アメリカ人は!
そういうところ、やっぱり日本人のほうが文化的にレベルが全然高いですよ!感性の幅がちがう。そう思いません?(笑)
おかしなまとめですみません^^;
また何か他の記事で気づいたことでもありましたらコメント戴けたら幸いです。
by milk_tea (2018-01-28 15:56) 

milk_tea

改めて本文を読んだら、この記事はもう5万アクセスくらいあって、「こんなことも知らないでこのアマ馬鹿なのか?」(それこそwho is this bitch)と多くの人が思っているにちがいないので、本文中に追記しました。
ウレオさん、きっかけを戴きありがとうございます。
今後も修行を続けてまいります!^^;
by milk_tea (2018-01-28 16:40) 

deedeechan

マリーナのーこと書いてあったのでつい、、、、、
実は彼女とは家族ぐるみのお付き合いで、 家族同然の付き合いをしています。
もう引退してしまいましたが、今でもあの愛の有るパワフルなステージは心に焼き付いています。
彼女はいつも愛に満ちていて素晴らしい音楽を伝えてくれています。
デイビットや、チャック達もマリーナとの演奏は他には変えがたい大切な時間のようですよ。ちなみにDavy は彼女の長男で、、、、もうずいぶん前に亡くなりました。この曲を歌う時最後のステージでは涙が止まらなかったようです。 マリーナのあとにはまだ彼女のようなボーカリストは出てこないかもしれませんね。。。。

by deedeechan (2019-07-20 16:48) 

milk_tea

deedeechan様、初めまして。
1週間も放置しており申し訳ありませんでした。
そして、コメントを見て超ビックリ!!!!!
マリーナと家族ぐるみのお付き合いをしているってぇぇぇ?????
何故ですかーーーっ!!deedeechanさんはナニモノなのですかーー!!

Davyって亡くなったご長男のお名前だったのですか!
で、若くして亡くなられたということなのですね。
マリーナ自体がもう80近いくらいでしょうから、息子さんは40才とか壮年のうちに亡くなられたのでしょうかね。
そう言われてあの曲を思い出してみると、変にヒネこびず、柔らかく素直で包容力たっぷりの曲ですよね。(ちょっと退屈で私はいつも飛ばしてしまう)
自分の息子のことを歌う時、変にJazzyにしたり、クールにキメたりする必要はないということかもしれませんね。
(自分、ここの本文で何を書いたかと思ってドキドキしながら読み返しました。「(Davyを含む)あとの4曲は凡作だ」とある。まぁその程度で良かった(笑))

現在の彼女はどんな日々を送られているのでしょうか。
まさかのマリーナの近しい方からのコメントということで、非常に嬉しく、できれば最近の彼女の様子など教えてください!^^

Bitchは今も私の大好きなアルバムTOP10を外れることはありません。
そんな彼女の歌唱を、お食事などしながら隣で聴けるってすごいことですね!
by milk_tea (2019-07-26 18:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0