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【心に刺さった1曲シリーズ】刑事コロンボのテーマ [サントラ]

       columbo01.jpg

こんな私だが、実は最近はTwitterインスタもやっている。

でも、いかにも "映え" そうなお洒落なデザートプレートの画像などUPして「いいね!」がいくらかもらえたとしても、なんだか何かが物足りない。何かが消化不良なのだ。
やっぱり私は文章を駆使して思ったことを果てしなく書き綴り、コトバだけで自分を100%表現することができるブログが一番向いているんだろうなあと思う。時代に逆流、そこは残念だけど。

さて、ご存知の方も多いかもしれないが、去年からずっと毎週水曜の夜にNHKのBSプレミアムで『刑事コロンボ』を第1話から順に放映している。
残念なことに、私がその放送の存在に気付いたのが、この9月。
そこからは毎回しっかり録画して、休日の夜にアイロン掛けたりネイルしたりしながらそれを観るのが最近の何よりの楽しみ。

『刑事コロンボ』と聞いて「懐かしい~!よく観てたよ~!」という人で40代以下の人はほぼ居ないと思うが、私が同番組を一番よく観ていたのは、小学校低~中学年あたりかと思う。

確か土曜日の夜9時くらいから放映されていたと思う。我が家ではコロンボを観る時は早めに部屋を暗くして、ソファベッドのある寝室のテレビで母や兄などと寝転がりながら観ていたので、普段だいたい9時過ぎには就寝していた私は、コロンボを最後まで観れたことはほとんどない気がする。

コロンボが犯人の自宅(たいていは大金持ちのお屋敷)を何度となく訪ねてはジワジワと事件の核心に迫っていく過程の心理戦は非常に緻密で面白いのだが、「誰が犯人なんだろう??」という推理モノに必須のスリリングさはないため、小学生の子供にとっては「眠気」がどうしても勝ってしまう。

そして、薄暗がりで うつらうつら としながら、まもなく本格的な眠りに落ちる寸前くらいに物語はエンディングを迎え、この「コロンボのテーマ」が意識の奥のほうで滲むように鳴り響いているのだ。

キミも浸ろう!懐かしい刑事コロンボの主題歌はこちら!


このテーマ、本当に懐かしい。
この口笛のような印象的なメロディは、そのまま真っ直ぐに家族でその頃住んでいた団地の寝室の黒い合皮のソファの手触りや、寝具を整えながら父と母が小声で何か話している気配、遅くまで起きてラジオなど聴いていた兄の背中のシルエットなど色々なことを思い出させる。

この曲、映画「ティファニーで朝食を」の中でオードリー・ヘップバーンがギターを弾きながら窓辺で歌う「ムーンリバー」等でも超有名な作曲家 ヘンリー・マンシーニの作品であることは、そんなに知られていない気がする。

ヘンリー・マンシーニといえば、私の中では 映画「ひまわり」の主題歌がベスト。
「ひまわり」はソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの二人の存在感がすさまじいイタリア映画の超名作だが、それでもこの作品はマンシーニのこの主題曲なしには、こうまで代表的な名画扱いにならなかったのではと思う。
マンシーニがコロンボのテーマを作ったのは、この「ひまわり」の公開とほぼ同時期なので、おそらくその辺りが彼が最も才気ばしっていた頃なのではないだろうか。

ひまわりのテーマ、思い出せない方はこちら・・・(またテーマから外れていく~)


まずい。ひまわりのテーマが壮大過ぎて引っ張られそうだ。

あわてて話を戻そう。(上記のひまわりの動画を再生しながら以下を読むの禁止!)

これは今回初めて知ったことだが、この曲は特に「刑事コロンボのテーマ」というわけではなく、当時アメリカNBCで放映していた「警部マクロード」など数種類の刑事モノを含むサスペンスドラマシリーズ枠全体のテーマ曲だったらしい。
タイトルは『Mystery Movie Theme』(ミステリー・ムービー・テーマ)という。番組枠の名称が「ミステリームービー」だったのだと思うので、単に「その番組枠のテーマ曲」ということ。
(金曜サスペンスの「聖母たちのララバイ」(岩崎宏美)みたいなものですかね)
なので、あのテーマ曲を聴いて「おぉ、コロンボだ!」と言うのは日本人だけという事だ。

また、この曲ならではのスライド・ピッチの独特な主旋律は、お祭りなんかで売っている、筒に通った棒を出したり入れたりして音程がヒュルヒュル変わる笛のようなもので演奏されているのだろうと子供の頃は思っていたが、実際はスライドレバーを動かしてビヨンビヨンした音で演奏できるモードのついたYAMAHAのキーボードで演奏されているらしい。
リリースされて50年近くも経った今改めて聴くと、前半のオーケストラによる少し抑えめのイントロからの遠いサイレンのようなメロディラインは、子供の頃の靄(もや)のような記憶の断片を包み込むように沁みてきて、妙に胸苦しいような切ない気分にさせる。これはもうヘンリー・マンシーニマジックなのかもしれない。

「刑事コロンボ」。今さらであるが、どのストーリーも脚本が本当によく出来ていて、ひとつひとつが映画化されてもおかしくないクオリティの高さ。
また、最初から犯人が分かっている事から、我々視聴者は土曜の夜に変に頭を使い過ぎることなく事件解明をコロンボにお任せし、彼がのらりくらりしながら徐々に犯人を追いつめていく様を高枕で観ていればいいという、安心のつくりが良い。

たいていの推理ドラマは、いつ犯人解明の伏線となるシーンが出てくるか分からないから、一瞬も見逃せない変な緊張感がつきまとうが、刑事コロンボでは1度や2度トイレに立っても大丈夫。
それに事件の犯人はほぼ全員が、地位も名声も富も手にして驕り高ぶっている上層の人間たちであり、それを薄汚れたコート、ボサボサ頭で顔立ちもいかにも移民ぽい、斜視で冴えない中年男がビシリとその罪を暴いていく様は、何ともスカッと気持ちが良い。これは悪代官を最後に有無を言わさずひれ伏させる水戸黄門と図式としては同じである。

また、コロンボといえば「うちのカミさんがね」が決まり文句で、劇中もやたらと「カミさん」「カミさん」と自分の奥さんに必要以上に言及する。しかしよく考えると、ただの一度もその「カミさん」はその場に出てこない。先々週あたりに放送した回では、カミさんが何かの懸賞で豪華客船の旅を当てて、夫婦で乗り込んできた豪華客船の中で殺人事件が起こるわけだが、「カミさんが部屋で待ってる」とか「うちのカミさん、さっきここに来た?」とか、かなり至近距離まで奥さんは近づいてきているが、それでも「カミさん」は一度も登場せずに終わった。そもそも最初からカミさんを出す気など一切ないのだ。

また、これも気づきにくいことだが「Columbo」とは彼のファミリーネーム(苗字)であって、ファーストネームではない。コロンボのファーストネームが何なのか、たぶん誰も知らないし、一切その情報は出てこない。
上司のことすらファーストネームで呼んでしまうようなアメリカという国において、主人公のファーストネームを一切伝えることなく何十話という話が成立してしまうというのは、ほぼ奇跡的なことである。

何だかんだ無駄話ばかりしているようでいて、身内とベタベタしたり同僚仲間とつるんだり、女にだらしないようなことも一切なく、ファーストネームさえも名乗らない徹底した「滅私」のスタンスで常に真摯に事件と対峙し孤高に存在するコロンボは、結局はとてもカッコいい。実は少しも「冴えなく」ないのだ。

ところでさっき、数日前に放映されたばかりの「刑事コロンボ <仮面の男>編」(第34話)を観たのだけど(連休中だけどちゃんとステイホームしていますよ~)面白いことに気付いた。途中のほんの3シーンくらいだが、コロンボの声が 小池朝雄 ではない。明らかに2代目の 石田太郎 の声だ。

おそらく、NHKで最初の放送当時はそれらのシーンはカットされていたので、小池朝雄の声でそのシーンを撮っていない。小池朝雄氏が亡くなったあとにコロンボの声を引き継いだ石田太郎で何年後かにこのいくつかのシーンだけ撮り直したのだと思われる。いくつかのシーンだけ急に変わるのでビックリしたと同時に、石田太郎のコロンボ時代もそれなりに長かったことも思い出す。

でも個人的には絶対 小池朝雄 ですね。実際のピーター・フォークも意外と声は高めで、石田太郎のような渋めの低音ではないし。
ついでに言うと、実際のピーター・フォークの生声より小池朝雄の声のほうが全然いい気すらする。(これって、海外作品を「吹き替え」から入った場合の "あるある" ですよね)

2人の声、どんなふうに違うの?と思った方は、下記のモノマネ番組のyoutube動画を見るとその違いが分かります。
(誰だろうこの芸人さん??コロンボの声優の声の違いをやろうという視点もすごいが、本当にソックリ!)



※上記で再生できない場合はこちらから↓ youtube上では再生できます。
https://youtu.be/gHGF8GcgcdY


「刑事コロンボ」に改めて興味が湧いた貴方!
まだ34話だから(全部で60話以上あったかと)水曜の夜、NHK BSプレミアムを是非ご視聴ください。
(いまどきはNetflixとかamazonプライムとかで簡単に全シリーズ観られるのかもしれないけど。テレビの再放送をチェックしては1話1話を拾って観る味わいってあるんですよ!ええ!)

ちなみに私は28話くらいから見始めて今日に至るのだが、今日観た1本を抜かしてそれ以外は全て映像に記憶があった。展開を詳細に覚えているものもあった。
小学生2,3年生の時に半分うつらうつらしながら観て、それでも ウン十年後そのストーリーをしっかり覚えているという「刑事コロンボ」の圧倒的な面白さと偉大さを改めて思い知る。


注:2021年9月18日より、毎週土曜の夕方16時~ BSプレミアムで再び 第1話から
  放映始まりました。
  私も前回最初の20話くらいを見逃しているので、また毎週録画しています!
  皆様も是非 ♪   
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JT

こんばんは、JTです。

あら、早い更新ですね。

>確か土曜日の夜9時くらいから放映されていたと思う。

「刑事コロンボ」見てました。土曜夜8:00~だったと思います。

>犯人の自宅(たいていは大金持ちのお屋敷)

これ、最近になって気が付きました。確かにプールあったり、やたら広い玄関だったりで。なぜお金持ちばかり犯人なんだろう?

>私の中では 映画「ひまわり」の主題歌がベスト。

曲知ってるけど、映画は未見。「午前10時の映画祭」あたりで掛かりそうですけど。

>当時アメリカNBCで放映していた「警部マクロード」など数種類の刑事モノを含むサスペンスドラマシリーズ枠全体のテーマ曲だったらしい。

私もこれ、知りませんでした。本国では「警部マクロード」などと交代で放映されていることは知っていましたが。

>スライドレバーを動かしてビヨンビヨンした音で演奏できるモードのついたYAMAHAのキーボードで演奏

へー、「テルミン」で演奏しているものかと思ってました。「テルミン」といえば、まんが「のだめカンタービレ」に出てきた作曲科の学生がテルミン用の曲を作っていました。のだめと仲がいい、変な女の子でした。
そして確かに私の大学時代の軽音部にスライドレバーがついたYAMAHAの古いコンボオルガンがありました。演奏で使ったことはありませんでしたが。

>去年からずっと毎週水曜の夜にNHKのBSプレミアムで『刑事コロンボ』を第1話から順に放映している。

たまに見てます、22:00まで(笑)。『水曜日のダウンタウン』みてるんで(笑)。実はブルーレイボックス持っているのでいつでも見られるのです。でも放送があるとつい見てしまう。

あと、ご存じかもしれませんが、『ブログ刑事ぼろんこ』という超詳しいサイトがあります。BSで放送のあった回の掲示板であれこれ皆さんが語っているのが楽しいです。私は一回も発言していませんが。

コロンボは語ると止まらないので、この辺りにしておきます。(ネタばれになるし)

それでは、また。

by JT (2020-11-23 23:33) 

whiteberry

milkさま、すごい!びっくり!すごい更新頻度!
いいですね〜。
なんか私ばっかりまたコメントしてすみません(^◇^;) 昔の常連さんたちは皆さんブログは卒業されたのでしょうか。

刑事コロンボ、私世代にはツボですよ!
見てました見てました、確かに小学生。いや私は中学生だったかも?
我が家でも、だいぶ深夜のムードでコロンボ見てました。あの頃は子供は8時過ぎ、親世代も10時頃には就寝していた感じがありますからね。
あのテーマ曲が大人の時間を思わせました。

ピーターフォークさん、もう亡くなってますね。何となく「一億人のお父さん」的な雰囲気もあり、今はもう映像の中でしか生きていないと思うと寂しく感じます。

コロンボの声優の方が2人いたのは知りませんでした。見ていてすぐ違いが分かるmilkさんスゴイ。

サザエさん役の加藤みどりさんが最近「劇的ビフォアアフター」のナレを降板されたので、もしかするとサザエさんもまもなく代わるのでしょうか。さすがにサザエさんの声優が代わると違和感がすごそうですけど。でも加藤みどりさん80超えてるそうですよ。声優さんって定年がないんですね〜!声帯はあまり老いないものなのでしょうか。スゴイことですね。
話がそれてすみません。今後もひんぱんな更新楽しみにしています。
by whiteberry (2020-11-24 16:18) 

milk_tea

JTさん、こんにちは。
もはやこのブログの運営側に近い位置にいるJTさん・・(笑)
ほんと、他の方もおっしゃってましたが、昔このブログに来てくださっていた方々はどこに行ってしまわれたのか・・・・
今はもう皆さん、インスタなどでジャケ写を載せたりオシャレでシンプルな感じでやられてるんですかね・・・それとも、ブログじゃないけど長文を書ける新しめのサービスに移っているのかな?
(よく知らないけどnoteとかMediumとか色々あるらしいし)
私はもう so-net(今はSS)ブログと心中だなあ。これだけ沢山重い記事が置いてあると、よそに動かしようもなく。

>「刑事コロンボ」見てました。土曜夜8:00~だったと思います。

えっ、8時ですか?じゃあ「8時だよ!全員集合」はどうしてたんだろう??それもちゃんと見ていたハズですが・・・
全員集合は親もあまり推奨してなかったし、早期にコロンボ視聴に変わってたんでしょうか。いやいや、見てましたけどね・・・不思議だな。

>これ、最近になって気が付きました。確かにプールあったり、やたら広い玄関だったりで。なぜお金持ちばかり犯人なんだろう?

やはり、上流階級や資産家とよれよれコートのイタリア男、という図式のほうが対比がつくからなのでしょうね。
貧乏人のセコい殺人なんか扱ってたら、犯人だかコロンボだか分かりにくいし、絵的にもインパクト少ない。そうなると自然とコロンボ以外の登場人物がゴージャスになっていきますよね。

>曲知ってるけど、映画は未見。

あらっ、JTさん「ひまわり」を見ていない!?
(という私も実は、遠い昔に観てその後見てないから詳細は意外と忘れてますね)
あの映画のソフィア・ローレンって何歳なんだろう。貫禄ありすぎです。
ソフィア・ローレンといえば最初に日本で発売された原付の「ラッタッタ」のCMに出てたのご存知ですか。イタリア仕込みの巻き舌で「♪ルァッタッタァ~!!」って叫んでました。
そのあとを追うようにその後、YAMAHAから「パッソル」が出て、そのあと「パッソーラ」「パセッタ」と出て。
私はパセッタで高校に通ってました!(そのあと、HONDAのハミングGというのに乗り換え)
パセッタはちょっとサイドのフォルムが女の子っぽくて可愛かったのです。え、どうでもいい?

>へー、「テルミン」で演奏しているものかと思ってました。

なるほど、テルミン。それも音的にはアリですね。

>私の大学時代の軽音部にスライドレバーがついたYAMAHAの古いコンボオルガンがありました。

おーっ、きっとそれだ。キーボードというよりオルガンだったのかもしれない。鍵盤の上のところに大きめのスライドレバーがついているやつですよね。

>実はブルーレイボックス持っているのでいつでも見られるのです。でも放送があるとつい見てしまう。

えーーーーJTさんもコロンボ好きだったんですか?
ブルーレイBOXなんか持ってるの!すごーい。
でも「放送があるとつい見てしまう」って分かる。自分で選んで見るのでなく、与えられて見る感じっていうのもやっぱり良いんですよね。ある程度縛りのある自由のほうが楽しいというか・・・・

>『ブログ刑事ぼろんこ』という超詳しいサイトがあります。BSで放送のあった回の掲示板であれこれ皆さんが語っているのが楽しいです。

えーーーそんなのあるんですか。
じゃあこの前、突然声が石田太郎に変わった時もザワついたでしょうね。・・というか、マニアの中では当たり前の「コロンボあるある」なのかも・・・。

私が本文で最後に紹介したモノマネでもそうですが、小池朝雄の「あんたしか居ないんだ」の「居ない」のちょっと力んだトーンがたまらない。あのトーンがキモっていうのを、あのモノマネ芸人の人はちゃんと分かってるのが最高ですね。

>コロンボは語ると止まらないので、この辺りにしておきます。(ネタばれになるし)

コロンボ市場がいまだにそんな奥深いとも知らず、シロウトが今さらワイワイ言って恥ずかしいです(笑)
あ、今夜も放送があった!録画を見なくちゃ!!(o ̄∇ ̄)o
by milk_tea (2020-11-25 23:12) 

milk_tea

whiteberryさん、お仕事お忙しいでしょうに、いつもありがとうございます。

>びっくり!すごい更新頻度!

でしょう!なんか改めて「やっぱりブログでいいや」ってなってます。
また少ししたら更新します。
コメントはほとんど来ませんが(いや、奇特な方が2名ほど。ありがたやありがたや・・・)そもそもここは私の独り語りの場所だったのです。気にせず突き進みます。

>刑事コロンボ、私世代にはツボですよ!

ですよね!!やはり世代ですよね!!
子供時代に見たものって色濃く残るんですよ・・・

>我が家でも、だいぶ深夜のムードでコロンボ見てました。あの頃は子供は8時過ぎ、親世代も10時頃には就寝していた感じがありますからね。

そうだと思います。
8時だよ!全員集合が終わって「Gメン75」が始まると、もう深夜っていう感じがして目がショボショボしてましたから・・・。
親が何時に寝ていたかは知りませんが。そのころ、親には親の人生がある、という発想がほぼなかった。子供を育てるためだけに生きている物体とでも思っていたのか・・・当時の親世代は偉かったな・・・。

>あのテーマ曲が大人の時間を思わせました。

そうですよね。ちょっぴり自分も大人になったような気持ちで母の横で見てました。コロンボはイヤらしいシーンなんかもないし、子供にも安心して見せられる作品だったでしょうね。

>ピーターフォークさん、もう亡くなってますね。

Wikiで調べたら、2011年に亡くなってました。84歳くらいで。
渥美清と同じ年くらいだったんだな。彼は60代で早めに亡くなっていますけどね。
コロンボも寅さんも、あんなにもインパクトの強い馴染み深い存在なのに今はもう映像の中でしか存在しない、本当ですね、淋しいことです。
でも、死んだあともああやって存在感を残し続けることができる俳優という仕事は素晴らしいものですね。

>もしかするとサザエさんもまもなく代わるのでしょうか。

ビフォーアフターはすでに降りられてるのかな、それとも3月までとか?
いずれにしてもご年齢を考えればサザエさんのほうも時間の問題でしょうね。あの声はなかなか他にいないかも。
さてさて、そろそろ本日のテレワークも終了です。(仕事時間に何やってんの)
by milk_tea (2020-11-27 18:20) 

ゲイブリエル

相変わらず読ませる文章です。・・・何年待ったことやら、、、
更新を密かに心待ちしているマニア(敢えてファンとは言いません)もいるのです。
by ゲイブリエル (2020-12-01 12:39) 

milk_tea

ゲイブリエルさん、コメントありがとうございます。
「ガブリエルじゃなくてゲイブリエル」のゲイブリエルさんですね!
いつも見ていただいていたようで感謝感謝でございます。

>相変わらず読ませる文章です。

ありがとうございます。
ゲイブリエルさんも当時「刑事コロンボ」は観てましたか??

先週の水曜に放送の「闘牛士の栄光」はちょっとイマイチでした。
単なる想像にすぎない状況証拠だけで犯人に観念させるという解決の仕方はどうもスッキリしない。
今晩(12/2)放送する回は、人気投票でも高いやつみたいです。是非見てみてください!NHK BSプレミアムです!(全国同じなのかは不明ですが・・)

ついでに言うと、毎週土曜の夜はBSテレ東で「男はつらいよ」もやってます。(これまた毎週録画して観てる・・・)
私って本当、昭和の人間なんですねぇ。「鬼滅の刃」とかちょっと見ましたが全く心に響かなかった・・・ま、今さら若ぶってもしょうがないし!
by milk_tea (2020-12-02 11:35) 

ゲイブリエル

BS映りません、、今どきでは珍しいのでしょうか。なのでコロンボは結構記憶の彼方です。「男はつらいよ」は好きで満男主役シリーズの前迄はほぼカバーしてます。一番のお気に入りを敢えてあげれば17作目です。脱線すみません、、、鬼滅は同じく知りません。漫画はかなり好きですが、最初にジャンプで絵を見た時に「うわ、下手!」と思ってから漫画として読む気にならなかったためスルーしてました。これじゃいかんのかもしれません。
by ゲイブリエル (2020-12-02 12:28) 

milk_tea

ゲイブリエルさん、即返ありがとうございます。
私も今日は在宅ワークdayなので、いくらでも書けますから~(仕事しろ!)

BS入れてないんですね。まあ珍しいほうなのかもしれませんが、私もBSはほとんど観ませんから似たようなものです。
やはり、翌日のOLランチの話題づくりのために民放を見ることが基本です(笑)BSだと「私も見た見た!」ってあんまりならないですから。

それと・・・私、ゲイブリエルさんと趣味が合うみたいですよ。
私が「男はつらいよ」の譲れぬ神回!としている2作は、1番が「浪花の恋編」(マドンナ:松坂慶子)そして2番目が「夕焼け小焼け編」(マドンナ:太地喜和子)です。この2作は本当に良い。
要するには、学校の先生だとか画家さんだとかっていう真っ当な方向のマドンナよりも、やっぱり芸者さんとかイロモノの世界の女性のほうが、テキヤ稼業の寅さんと馴染みはいいし、よりリアリティがある
ってことなのかなと。
浪花の恋、ゲイブリエルさんご覧になってます?松坂慶子が一番きれいだった頃の神がかった美しさだけでも一見の価値。
最後の離島での再会シーンは涙を禁じえません。

あ、あと私も鬼滅の漫画の絵がヘタでびっくりという感想、ゲイブリエルさんと同じです。
私も、漫画から入るのが正道だろうと思って1巻目を読んでみましたが、絵が下手なのですごい違和感がありました。
「長編漫画あるある」で巻が進むうちに絵が整っていくというのはあるのでしょうが、やはりアニメのほうがだいぶデッサンが整っている感じがありますね。
まあ私は、絵よりもストーリーで最初から脱落してしまいましたが。
でも友達から先日5巻まで借りたので、頑張ってこれからまた読んでみるつもりです。(まあ、でもハマることは無さそうかな・・)
by milk_tea (2020-12-02 13:04) 

easyplus-lj

>ほんと、他の方もおっしゃってましたが、昔このブログに来てくださっていた方々はどこに行ってしまわれたのか・・・・

いますよw

気持ち悪い(汗

久々に見たら更新されててびっくり。
ご無沙汰しております。

あれこれ語りたいことはございますが、なにはともあれ
「おかえりなさいませm(_ _)m」

これからもよろしくお願いいたします。

でわ。

by easyplus-lj (2020-12-03 01:34) 

ゲイブリエル

寅さん話になってしまい申し訳ありません、、第27作も好きです。
山田監督ってホント旬な女優さんを使うというか、一番美しい時期をフィルムに収めてるような気がします。
松坂慶子ももちろんですが今見ても吉永小百合や大原麗子も異常なまでのキレイさに唖然としますもん。
第32作、竹下景子の「口笛を吹く、、、」も雰囲気が好きです。
by ゲイブリエル (2020-12-03 12:25) 

milk_tea

easyplus-ljさん、ご無沙汰しております本当に!

>いますよw

居た居た!!!お元気でした?私も元気でやってますよ!
こんなブログを思い出してくださりありがとうございます!
気付けば何だか大変な世の中になってきちゃいましたね~。
こんな風に人類をウィルスが襲うなんて映画みたいな・・・。
草刈正雄主演の「復活の日」みたいですよね。
(なぜか私は映画館に観に行った!)

>でわ。

でわ、じゃなーーい!!!!
せっかく来たのに、どこでソーシャルディスタンス取ってんねん。
座ってお茶飲んでってくださいよ!(笑)
またこれに懲りずコメントくださいね~
by milk_tea (2020-12-03 13:23) 

easyplus-lj

歓迎いただきまして、図に乗って出てきました(恥

>草刈正雄主演の「復活の日」みたいですよね。
>(なぜか私は映画館に観に行った!)
私はBS朝日だったかで割と最近になって観ましたw

人類の存続のためにくじ引きで相手を決めて・・・なんて
まるで〇〇パーテ(以下略
みたいな変な映画でしたわ(汗

話が下品になったので、時を戻しまして・・・

刑事コロンボですか。
学生の頃に家族そろって観てましたねぇ。

やっぱり吹替は小池朝雄氏だと思うのですが、似たような時期に
ラジオで「野坂昭如アワー」なんてのがありまして。

特に聞きたくもなかったんですが、その後に入る小林克也氏の
番組を聞きたくて、ついでに聞いてたんですが・・・

その朗読してたのが小池朝雄氏で、そっちの印象もございまして
でも、中坊の私は朗読のテクとかそんなのより、内容のエロさの
方が優(以下略

俳優さんなんですけど、声が良い印象の人でしたねぇ。

でわ。

by easyplus-lj (2020-12-04 01:38) 

milk_tea

ゲイブリエルさん、今頃すみません。
寅さん関連は、話し出したら止まらないんですよね(笑)
私は山田洋次監督作品の信奉者ですので・・・。
ゲイブリエルさんは「家族」はご覧になっていますか。大阪万博のシーンが出てくるから、おそらく1970年くらいの作品だと思うのですが私は彼の映画ではこれがダントツで一番好きですね。
その次が「遥かなる山の呼び声」その次が「幸福の黄色いハンカチ」かな・・・・・まあこの辺りになるとベタですが。でも好きです。

「家族」と「遥かなる」は好きすぎて、いつかシーン別に細かく語ってみたいと思ってます。(このブログで映画「レットイットビー」を細かく解説したみたいに)
音楽があまり関係ないからこのブログではどうかなとは思いつつ・・・いつか書いてみたい。

>松坂慶子ももちろんですが今見ても吉永小百合や大原麗子も異常なまでのキレイさに唖然としますもん。

分かります!吉永小百合など本当に可愛らしい。あれは奇跡ですね。当時「吉永小百合はトイレに行かない」なんていう都市伝説があったのも頷けます。今も年齢の割には奇跡的にお綺麗だけど、若い時のあの神がかった清廉さとはまた別の存在という感じですね。

先週BSでやった回では、マドンナは樋口可南子でした。
これまた美しかったけど、彼女は思った以上に顔が面長。瓜ざね顔とはよく言ったもの。本当に瓜のような縦長。あのトレードマークのショートカットは苦肉の策としての結論だったんだろうなと思いました。
このころになると、ぼちぼち「寅さん本人が恋に奔走するのはイタい」という空気が出来てきて、誰かの恋を応援する方向に静かにシフトしてきてるのが少し淋しいです。この35作くらいからか、回を追うごとに寅さんが少しずつ弱々しくなっていく姿も何だか悲しくて見てられません。
自分の親がふとした瞬間にすごく年取ったなあと感じる淋しさと全く同じ感じですね・・・。

長くなりました、すみません。
オススメの竹下景子編、見落としてます。まだ放送はこれからみたいなので、楽しみに観ます♪
by milk_tea (2020-12-10 12:43) 

milk_tea

easyplus-ljさん、再訪ありがとうございます!

>>草刈正雄主演の「復活の日」みたいですよね。
>私はBS朝日だったかで割と最近になって観ましたw

えーーー。それ私も観ればよかった。また観たいです。
確か冒頭は化学実験中のウィルスの瓶か何かが事故で山中に飛散するようなシーンからだったかと。
そして最後は草刈正雄が、ボロボロの格好をして杖をついて荒廃した大地を歩いているようなシーンもありました。(それしか覚えてない)
おっしゃるとおり、実際だいぶB級でしたよね。
草刈正雄が主演っていうのも完全にミスだったと思う。どうしてもB級感が増幅されてしまいます。

>ラジオで「野坂昭如アワー」なんてのがありまして。

全然知らなくて、そのエロさ?も分かりませんが、小池朝雄は色々やってたってことなんですね。
昨日のコロンボも、ところどころ石田太郎でした。急に変わるとすっごく興ざめするのは私だけでしょうか。
あと、昨日の回はまさかの「視聴者も犯人が最後まで分からない」という特殊回でした。最後に、関係者を1室に集めて順に説明していって最後犯人はアナタだ!!となる、およそコロンボらしからぬ、普通の推理ドラマによくある展開で正直、イマイチでした。
やはりコロンボは「最初から犯人が分かっている」という前提は絶対変えないでほしかったなー。
easyplus-ljさんもNHKBSプレミアム、見てください~(笑)
by milk_tea (2020-12-10 12:56) 

easyplus-lj

>そして最後は草刈正雄が、ボロボロの格好をして杖をついて
>荒廃した大地を歩いているようなシーンもありました。
>(それしか覚えてない)

あー、ありましたねぇ。

あれ、米ソの核爆弾の撃ち合いを止めようとアメリカに向かうも
阻止に失敗(汗

南極方向に北米から中米、南米と歩いて移動するシーンですね。

で、南極方向からやってきたオリビア・ハッセー達とどこぞかで
出会うという・・・。

あれって確か角川映画でしたよね。
で、草刈正雄主演で「汚れた英雄」というのもありまして。

それの公開直後だったかに草刈正雄大麻使用疑惑があって、
芸能レポーターに取り囲まれるの図をテレビで見た記憶が(汗

で、映画の内容は全然知らない(滝汗

でわ。

by easyplus-lj (2020-12-12 02:14) 

ゲイブリエル

おおー!!!すみません、音楽とは離れてしまいますが、是非、山田映画について語って欲しい。読んでみたいですねえ、、、

「家族」はなぜかブルーレイ化されてませんよね、、、
主役の井川比佐志が同時期に出演した「男はつらいよ」第5作の望郷編も記憶に残る名作かと。極道親分の私生児である息子を演じた松山さんが良い!(この人、砂の器でもなんか良かった、、)

・・・すみません、コロンボから大きく外れてしまいました、、、
by ゲイブリエル (2020-12-16 14:55) 

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