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ビートルズはやっぱり最高! ~ある秘密会合の記録~ [Beatles]

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図らずも、Beatles ネタが続きます。

昨晩、"JBT" の会合があった。
「JTB(旧・交通公社)」じゃないですよ。「JBT」。

これは何のことかというと、『×××(私の会社名)・ビートルズ・友の会』 の略。
え、そんな大層な団体があるの?と思ったかもしれないが、会員数は今のところ4名だけである。
(しょぼっ)
ぶっちゃけ単なる "ビートルズファンの小さな集い" に過ぎないのだが、メンバーには、ビートルズ
来日時は既に中学生だったという当社の役員を始め、広報系のキーパーソンなど含み、単なる
"楽しい仲間たち" というだけではない格式高げなムードも漂う。(そうでもないか)

正確に言うと、昨晩は「第2回会合」であった。
「どうもあの人、かなりのビートルズファンらしい」という不確かな情報をもとに、部門の枠を超えて
結成されたこの会。その記念すべき第1回目は今年の7月頃に行われたが、その時は各自が
持っているビートルズ関連のレアグッズや、とっときのエピソード(日本橋高島屋の食料品売場で
ジョン夫妻に出くわした話とか)など持ち寄り、居酒屋で焼酎を舐め々々親交を温めたわけだが
昨晩はそういうのとはまた一味違ったのである。

最近新しく出来た、まるでエステサロンのような高級カラオケ店のシアタールームを借りて、
ゆったり本革ソファに座りながら事前に用意したプログラムにしたがって会を進め、いつになく
内容の濃い、楽しい中にも知識人達のサロンのようなアカデミックなムードすら漂う非常に濃密な
時間を過ごすこととなった。

今回は、この秘密会合の(たいして秘密でもない・・・)素晴らしきプログラムの中身を、ちょっと
ご紹介してみたいと思う。

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祝!ザ・ビートルズ リマスター盤CD発売! [Beatles]

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No.9・・・・・No.9・・・・・No.9・・・・・

私が、ビートルズの楽曲の中で唯一ほとんどまともに聴き通した事のない 『Revolution No.9』
の中に入っている、この印象的なナレーションのリフレイン。
(200)9年9月9日、すなわち今日、ビートルズ14アルバムの新リマスター盤CDが発売という
ニュースを最初に聞いた時、頭の中でこれが何となく脳内再生された。

ビートルズファンの多くが "ボックス買い" に走っているようだし、発売日をみんな指折り数えて
待っていたに違いない。発売当日の今日は各地で様々なビートルズ・イベントも開催されている
との事。素晴らしい。
これで今までビートルズをほとんど知らなかったような若い人たちも多くのビートルズナンバーに
改めて触れる機会を得、その偉大さ・素晴らしさを思い知ることになるだろう。

ま、でも長年のファンとしては、何だか嬉しいような淋しいような。
(はい、またお得意の「なんのバックグラウンドもない関係者気分」出ましたっ)

個人的には、ビートルズに関してはもう放っておいてほしい。それは「昔の彼氏のことをそうそう
引っ張り出して話題にしてもらいたくない」 といった気分にかなり酷似している。(どこが・・・)

いいの!ビートルズの良さは解る人だけ解れば!あんまり一般大衆のもとに晒して下世話に
かき回して手垢まみれにしないでちょうだい。(わかった、わかったっ)

と言いながら、完全に対岸に居てその騒ぎを遠巻きに見ているのもそれはそれで淋しいもの
だったりする。出来れば賑やかな祭りの端っこにたたずみ、「立派になって・・・よよよ・・」 と
一筋の涙もこぼしたい。(←最初から立派だし、アンタ関係ないから!)

そんなわけで実は私も、「参加することに意義がある」ってことで2枚だけリマスター盤を予約
しております(笑)
今晩帰ったら送られて来てるかな~?そんな早く来ないか?

ということで、さて!

私が予約した2枚は何でしょう?2枚とも当たった方には粗品を差し上げます!

(先週末、炎天下の中で海辺でやってきたバーベキューパーティのビンゴ大会で景品として余った
マギー審司のデッカくなっちゃった耳と、花王アタックNEO(新発売の洗剤)がちょうどありますよ)

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【番外編】 ビートルズ 『Love』 5.1chサラウンド試聴レポート [Beatles]

 
              薄暗い部屋で携帯で撮ったため不鮮明。 しかもショボい2枚はぎ 

つい先日、5.1chサラウンドスピーカーシステムによる、ビートルズ『Love』 の試聴会という
ものが都内某社の視聴室にておこなわれたので、休日がてらちょっと顔を出してきた。
(正確に言うと、特にビートルズに限定した試聴会ではなく、他に10種類くらい色々な音源が用意
され、音楽そのものを聴くというよりもスピーカーの性能を確認するための催しである。
また、もうひとつ正確に言うと、某社とは私が勤務している会社だったりなんかする)

お客さんが退けて誰も居ない時間に、担当者(40代後半くらい?初対面)からリモコンを渡されて
「好きに聴いていいですよ」 と言われたので、独りキャーキャー言いながら 『Love』 のディスクを
プレーヤーにセットし、前方ど真ん中の席に陣取って、再生ボタンを押す。

耳を研ぎ澄まして、さぁ集中して聴こう、とした瞬間、担当者さんが
「上に、曲名が書いてあるケースのカバーが置いてありますから、どうぞ、見ながら。曲名が
わかったほうがいいでしょ?」 と話しかけてきた。

「えっ・・・・あ、そうですね、ハイ。 (曲名・・・・・わかるけどぉ・・・と思いつつも)」

リモコンと、曲名リストを両手に持ち(笑)、さて改めて試聴。

お、おぉぉ・・・・・・

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【割込み緊急寄稿】 ビートルズ 『LOVE』 はどんなかな~ [Beatles]

                    

ブログ仲間と言ってよい方々の多くが、その最新記事で、ビートルズの新作 『Love』 について
それぞれの率直な印象を書いている。
(ここで "新作" って、つい自虐的に書いてしまう自分・・・・まあ、それはあとにするとして)

ここで、1人でカーペンターズ周辺なんかをノンビリ語っていると、なんか私だけ全然ビートルズファン
じゃないみたい。そしてものすごく時流に乗り遅れた感。あせるではないか。
(というか、"ビートルズが時流の先端" という雰囲気の現在の状況そのものにとまどいを覚えて
しまう。常に私の心の中だけに深く濃く潜む存在でいてほしいのに・・・ってそんな無茶な~)

ということで、私もCDを購入したことだし、遅ればせながらちょっとだけこれについて書いてみる。
(こうやって追随行動をしている時点ですでにかなりカッコ悪いのは承知の上。もう方々で語り
倒されそろそろ飽きられている頃だし。 いいも~ん、独り語りで・・・)

私は今日時点で、かれこれ4回通しくらい聴いたろうか。
ペンを手に、一体ビートルズの楽曲の何曲がこの華麗なる切り貼りアルバムに使用されているのか
大まかに数えてみた。すると 56曲 までは特に悩むこともなく数えられた。
おそらく、もっと隠しコマンド的に極小部分を使用しているものもあるだろうから、60曲くらいは
入っているのではないかと思われる。(実際、ン?これは・・・?というのがいくつかあったし)
かなりの数だ。楽しいはずだ。
何が楽しいって、この使用曲のパーツを探す作業が何よりも一番楽しいと言えるかも知れない。

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【本編解説:後編】 映画 『レット・イット・ビー』 ~幻の映像が蘇る!~ [Beatles]

         

ストーリーに添いながらの映画解説は結構骨が折れる。
しかし、乗りかかった船!勢いで最後まで行きましょう!
・・・ということで、映画 『レット・イット・ビー』 本編解説の後編です。
前半の続きから。


                 


不本意に終わったトゥイッケンハム・スタジオでの寒々しく不毛なレコーディングから、場所をアップル本社ビルの地下スタジオに移した4人が、『For you Blue』の軽快なBGMに乗せて、バラバラとスタジオに入っていくシーンから後半は始まる。

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【本編解説:前編】 映画 『レット・イット・ビー』 ~幻の映像が蘇る!~ [Beatles]

        

遠い昔、一目で好きになって4度か5度は会ったが、その後は電話だけのデートを何百回と繰り返し
それでもいつしか自然消滅してしまった男性と、20年ぶりくらいで最近いきなり再会した。

・・・・という感じに限りなく近い、映画 『レット・イット・ビー』 との再会である。

とはいえ、音声だけでは限りなく慣れ親しんでいるので (この辺は前回の記事をご覧下さい)
どのセリフにどの音がかぶるとか、どの曲がどこから始まりどこで切れるか、みたいな音の記憶
だけは怖いほど残っているわけで・・・

-----------------------------------------------------------------------

  ここでいきなり、クイズ☆レット・イット・ビー!! パフパフ~
  【問】さて、これはどのシーンの音でしょう?

  ドドッドー ミミッミー ソソッソー ドドッドー ・・・ドーン!! キャハハハハ・・・!!!
                     (オクターブ上)

-----------------------------------------------------------------------
  
ノーヒントでわかった人・・・・・・・けっこうなビートルズオタクです。 (ё_ё) b
(答えは文中にて、そのシーンが出てきたらお答えします。)

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【周辺解説編】 映画 『レット・イット・ビー』 ~幻の映像が蘇る!~ [Beatles]

               
        
私はごくごく最近、思いもかけず友人から、あるスゴイものを譲り受けた。

ところで (冒頭2行目から、"ところで"って何だ!)
上記の写真を見て「これって何だっけ?」と、特別ビートルズマニアでもない人は思うかもしれない。
写真自体は確かに、誰もが知っているビートルズ最後のアルバム 『Let it be』のジャケット写真。
でも、青い。タテ長。カタカナのルビ入り。しかも右上の端には

      

こんなマークが・・・。「東宝」 とある。

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The Beatles Ⅴ ~【番外編】 どうしてShe Don't Care?~ [Beatles]

                       
前回、私が 『Can't Buy Me Love』 の文法表現について、どーのこーのと小理屈を並べたところ
意外にそんなところに引っかかってくれる殊勝な方がいらっしゃって、コメント欄に興味深い新たな
疑問が投げかけられた。
それは、前回のコメントを見ていただくとわかるが、
   
   『Ticket to Ride (涙の乗車券)』 の最後、♪But she don't care~
   は、なんで三人称なのに doesn't じゃなくて don't なのか?
                                  (presented by Zamora さん)

とのことである。

これについて、「確かに不思議だ!」と思いつつポツポツと自分の考えを書いていたら、ふと気付く
と「コメント」の域を超えた大作(ボリュームだけは)になってしまったので、ちょうど次のネタにも
困っていたことだし、取り合えずこれに対するコメントで、1回分使わせていただくことにした。

・・・英語の文法なんて、サラサラ興味なし!という方は読み飛ばしましょう。

でもでも。
こういったちょっとした単語の選び方なんかから、色々なことが見えてくるもんなんですよ。
もしかしたらビートルズの何かとっても大事なエッセンスが、ここから発見できるかもっ!!
(と、もっともらしいことを言って引っ張る。「CMのあともまだまだ続きます」のテロップのように・・・)

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The Beatles Ⅳ ~【後編】 ビートルズの歌詞世界~ [Beatles]

                       
間髪を入れずに、後編です。
前編で「ビートルズの歌詞にはあまり共感するところがない」など、これまた極端なことを言い放っ
てしまった私だが、それはあくまでも 「ラブソングを自分視点で味わえるどうか」 という女々しい話
だけであって、もちろんこれまで個人的に感動したり、共感したり、勉強になったりした歌詞は
山ほどある。後編の今回は、それらを取り出して考えやエピソードをつらっと書いてみたい。

(山ほどある、と言ってから選曲に入ってはみたが、やっぱりそんなにたくさんは無かった。意外だ。
これほどまでに愛してきたビートルズなのに。そして曲数もかくも膨大にあるというのに・・・。
もしかすると、これは私だけでなく結局ビートルズ自身も、歌詞は実は結構どうでもいい位置付け
にあったのだったのではないだろうか?・・・という気が今になってしてきた。
サザンの桑田圭祐も、『たかが歌詞じゃねぇか、こんなもん』といったタイトルの著書を過去に出して
いるが、意外にビートルズもそんな気分だったんじゃ。何十年ぶりかに彼らの歌詞を大きく俯瞰
してみると、何となくそう思えてくる。 ・・・・いや、もちろんスゴイ歌詞ばっかりなんだけど。)

以下、私なりの特筆すべき歌詞を、【人生の教訓編】 【心の癒し編】 【英語学習編】の3つの
方向性で分けて述べてみることにした。

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The Beatles Ⅲ ~【前編】 ビートルズの歌詞世界~ [Beatles]

               

さてさて。
もう1回、ビートルズでひとネタこねくり回してみるとしたら、切り口は何かなー?とちょっと考えたら
・・・・・おお、あった!私の得意な "歌詞の世界" が残っているではないか!

私って結構、左脳派なんですよね。結局。
楽理知識が明らかに足りないもので、純粋に音楽性について述べようとすると、頭の中では明確に
その位置付けが出来上がっていても、それを言葉にしようとするとボキャブラリがまるで追いつか
なく、薄っぺらなものにしかならない。「とにかく (・∀・)イイ!!」と叫んでいるだけで1コラムを
成立させるのはかなり苦しい。音や匂い、味などを言葉で表現するというのはつくづく難しいもの
だと思う。
そんな時、専門知識と専門用語がかなり身を助けるわけだが、私にはそれが(・∀・)ナイ!! 
だが、歌詞についてだったらアナタ・・・いくらでもグダグダ語りますよ~、私は!

さて、ビートルズの歌詞について個別に考察する前に、まず彼らの歌詞世界を単純にジャンル
ごとで類別してみた。(好きだよな~、類別。)

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The Beatles Ⅱ ~キライな曲TOP3を考えてみる~ [Beatles]

                  "Her Majesty"に会った日
        
               
「The Beatles 僕の私の好きな曲TOP3!!」などと、のっけからゴルゴ13の撃った弾くらいに
問題の核心を射抜いてしまうと、そのあとの展開にかなり苦慮するものである。(あとで気付いた)
いったん眉間を撃ち抜いてしまったら、あとはどこを撃とうがあまりインパクトはない。
残された道は、撃った対象物の反対側に回り、後頭部から真逆に再度撃って、眉間の穴と
つなげて貫通させて喜ぶくらいのものだ。(どういう例えなんだ、一体)

ということで、こんどは一転して「The Beatles 僕の私のキライな曲TOP3!!」 を考えてみると
しましょう。ここでまず、注意しておかねばならないことがある。定義として、「キライな曲」とは
どういうものかというと、

(a)個人的な背景があって、どうも聴く気がしない。または、聴くとある不快感が押し寄せる。
(b)特に深い理由はないが、昔からその曲が回ってくると5秒と聴かずにSKIPしてしまう。
  
このいずれかがあてはまるものを「キライな曲」とします。

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The Beatles Ⅰ ~好きな曲TOP3を考えてみる~ [Beatles]

       
     アビーロードジャケ写 OKバージョン           失敗バージョン   足並み揃わね~

ぼちぼちビートルズについて書いてみようかな・・・と一昨日あたりにフイと思いついたのであるが
それは何か広い広い大海原の前に一人立たされたような感じで、何をどう語っていいものやら
意外にとっかかりが見つからない。
お気に入りアルバムを紹介するとして、私はどのアルバムが一番好きだろうか?と考えてみたが
ほとんどどれもこれも好きなので、とても選ぶことが出来そうにない。それでも何とか選んだとして
今さら私がそのアルバムの良さを薄っぺらなボキャブラリーで並べ立てても、その高すぎる価値は
もう地球規模で認められているわけだし。

なので、生意気に評論めいたことはやめ、単純なところに立ち返って「どの曲が好きか」で今回は
行ってみる。
       
よく、「私の好きな誰それの曲」と言ったら、たいてい「3曲」を出すのが通常コースだと思うが
いきなり3曲はとても絞れそうにないので、まず「好きな10曲」を何とか抽出してみたい。

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