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カラオケ的風景に寄せる雑感  ~完全につなぎ~  [音楽的雑談]

                                

師走とはよく言ったもの。
なんだかワケもわからず忙しい。

思えば、次に書こうと思っているアーティストも決まっているのだけど、まだ1行も書けてない。
(私は書き出したらほんの1,2時間くらいで全部を一気に書くタチなのだが、あまりに多忙で)
私のような孤高のブロガー?でも、1日に結構なHitがあるので (皆んな本当イイ人だ~)たまには
更新しないと見に来てくださる皆様に申し訳ないし、何でもいいから何か書くかな~と、先ほど
やおらペンを取った次第。(ペンは特に取っておりませんが)

12月に入り、かなりの数の忘年会に出た。
その中でも、カラオケに3回くらい行ったかな。カラオケ産業ももう下火なのかなとは思っていたが
ある程度、もう日常生活(日常宴会?)にごく普通に定着しているのかも。

面白いもので、・・・というかまあ当然なのだけど、カラオケに行く団体の質や年代によって、
歌われる曲のジャンルは自然と決まってくる。自分のレパートリーの中でも「この団体ならコレ」
みたいな取捨選択が自ずから行われることになる。

12月初旬の1つ目の団体は、明らかにブルーカラーノリであった。おそらく半数以上が大学は
出ていない感じ。年代は似たりよったり。ちょっと上の男性も結構いたかな。
この会は大掛かりなイベントだったため、ちゃんとしたステージが付いていて立派なミラーボール
が回っている大きな部屋だった。

郷ひろみ「お嫁サンバ」を郷ひろみの声真似をして歌うやつ。
近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」を、マッチばりの不良っぽいたたずまいで歌うやつ。
サザンの初期のメドレーで縦横無尽に動くやつ。
久保田利伸の「Missing」を情感たっぷりに歌うやつ。

「ああ~・・・こういう感じね・・・」と即座に場の空気を読んだ私は、自分の順番になったら、
隣に座っていた同じ年の女性とピンクレディーメドレーを歌い踊った。
(いざとなると十二分にやり遂げる、責任感だけは人一倍の私)
これはウケはしたのだが、子供時代に習得した歌と踊りは何十年経っても衰え知らずなもので
パフォーマンスが完璧すぎて逆にやや引かれた模様。
(女の子芸は素人くさいくらいじゃないと男性には敬遠される。人生全般、そういう事ってあるよね)

その後も、工業高校同窓会的な浅薄なノリは(言いたい事言ってるな、しかし)夜半まで続き、
途中何だか面倒くさくなった私は、Boys Town Gang の『Can't Take my Eyes off of you』
を、恥ずかしがることなく完璧な英語で(自分でゆーな!)歌い切った。
気付くと聴衆は120%引ききっていた。一番前に居た金髪に近い茶髪の女性が冷めた口調で
ポツリと 「ふーん英語出来んだ、スゴ・・・。」  
え~、出来るんだも何も、歌詞がカタカナでルビ振られてるじゃん。誰でも歌えるっちゅーの。
だいたい、John Lennon の 『Mother』 でも深く濃く歌い上げちゃったとかなら引かれても当然
だけど、この曲は「キミの瞳に恋してる」って邦題もあるくらい、日本でも馴染み深いじゃん。
なんでそこでたじろぐかねー。
こうやって、頑張って夜半まで宴会に付き合っているのに、かえって皆んなとの溝を深める・・・
悲しいことよのぅ。まあ、お義理の関係だったし全然どうでも良かったんだけど。

そしてその翌週。
こんどの団体は一転して、IR(Investor Relations) で国内外の投資家たちと日々丁々発止して
いる極めて有能な友人たちであったが、彼らは可笑しいほどに「フォークノリ」であった。
マイアイドルは吉田拓郎らしい。んでもって、彼らのうちの1人は、あの嬬恋のポプコンの本選まで
行ったというツワモノで、本気で歌が上手かった。ちょっと感動。
でもとにかく全部フォーク。スプーンもナイフも出て来ない。とことんフォークonly!(←面白くないし)
しかし、この日はしみじみ、自分の音楽キャパの広さを実感した。
どの曲でもちゃんと心から感動できちゃっていたのである。
伊勢正三の 『海岸通』 なんか、ちょっと泣きそうにまでなったりして。

   
   ♪貴方が船を選んだのは
     私への思いやりだったのでしょうか

別れのシーンの交通手段が「船」ですよ、船。 まあ 「舟」 じゃないだけまだ良かったというか。
この彼氏は「船」に乗ってどこに行くんだろう。というか、今二人がいるそこはどこだ!(笑)

   
   ♪港に沈む夕陽がとてもきれいですね
     貴方を乗せた船が小さくなってゆく

か~っ、これイイ歌だよねぇ。大好きだなぁ~~。イルカもこれ、歌っていたっけ。
それにしても、日本のフォークの「です・ます調」って不思議だよね。


その後、オフコースの 『秋の気配』 に。
これも久々に聴くと、胸に沁み入ることこの上なし。イントロのギターの♪ポロロン・・・だけで
完璧に胸がキュンとなる。
それにしてもこの曲の歌詞はよく聴くと、聞き捨てならないものがある。

   
   ♪あれが貴女の好きな場所
    港が見下ろせる小高い公園

この辺は非常に美しい。これは横浜の山手地区にある「港の見える丘公園」のことだ。
私も男性と何度かここを訪れたような遠い記憶が・・・。
しかしよくよく聴いていると、この主人公は恋人をここに呼んで、何とっ・・別れを告げている。

   
   ♪こんなことは今までなかった
    僕が貴女から離れていく

フってるのよ。男側から。
思えば、この曲以外でも小田和正が描く別れの情景は、自分から彼女に別れを切り出す
シチュエーションがよく出てくる。
フラれたことを嘆き悲しむ歌ではなく、フってしまってゴメンね、でも僕の気持ちわかってくれるよね
・・・という歌ばかりなのだ。
小田和正ワールドの高い恋愛美学は昔からよくわかっては居るが、女性をフって酔いしれて
いるってのは趣味が良いとは言えない。この曲では、しまいには

   
   ♪ああ 嘘でもいいから
     微笑むふりをして

 とか

   ♪僕の精一杯の優しさを
     貴女は受け止めるはずもない

とか言っちゃってる。
別れを告げられ困惑している真っ最中の相手に「笑え」と要求する。
彼女を捨てるくせに、僕の優しさが理解されないと嘆く。 ・・・・なんて自分本位なヤツ!
小田和正はもしかすると実際の恋愛でも、泥水をかぶろうとしないヤなタイプなのではないかと
推察される。

なんか話がどんどん逸れて行くけど、まあ何にしてもフォークを歌いまくるカラオケ大会は予想外に
楽しかった。(ちなみに私は筒見京平作品で押しました。)

そして、先週末。
こんどは音楽的にとても気の合うメンツで、心底楽しむことが出来た。
(というか、音楽つながりの仲間たちなので当然なのだが。)
色々な音楽談義をしながら曲が選ばれていく。「いやぁ、Wingsってやっぱり良かったよね」
なんて話していると、知らぬ間に『Silly Love Song』 などが入っていて、誰が歌うともなく
皆んなで歌う。後半の2つのサビを同時に歌うところなども、自然と役割分担が出来たりなどして。
誰かがこの曲の歌詞のポールの意図を解説したりする。いいね、いいね。

で、名曲 『Mull of Kintyre』 なども歌われる。(私がこの曲を好きなのは前にここで書いたと思う)
「これってさぁ、当時イギリスで何十週も1位をkeepして、いまだに記録破られてないとかだった
よね」「だってこれってイギリス的には民謡の類でしょ。バグパイプが鳴り響いて、タイトルも
『キンタイア岬』って言うわけだから、ほとんど演歌だよね。」
すると、知らない間に誰かが「日本の Mull of Kintyreだ!」とかいって、森進一の 『襟裳岬』
すかさず入れてたり。(これも改めて聴くと懐の深いイイ曲ですね。吉田拓郎だったよね)
しっかし、皆んなで 『Mull of Kintyre』 を合唱する様は、遠い昔の歌声喫茶(知らないけど)の
ノリを超えて、ほとんどロンドンの町はずれの古いパブの中みたいな雰囲気だった。
(それも実際どんなかは知る由もないが)
しまいには、ジョンの 『Mother』 も歌われた。これは「こういう魂の叫び的暗い曲が、カラオケで
どの程度映えるものなのか」を試すという意味合いで実験的に歌われた。
♪Mama Don't go~~~ Daddy Come Home !! のジョンの孤独な独白に行き着く前で
だいぶ息切れし、これはやっぱりカラオケには厳しいね!との共通認識が得られたが、なんか
楽しかった。

またそんな中、一人の人がいきなり Char の話をしだす。(私かも?始めたのは・・・)
しかも 「昔、"Free Spirit" っていう野音ライブがあってさ、そのライブ盤が限定で出たのを
俺、持ってたのよ」 などと私に向かって話し始める。
私に、fre-spi の話を振る・・・・・。この行為って例えて言うと、電車の運転手さんに向かって
「『電車でGo!』 やったことある? 俺スゲー上手いよ」と自慢するくらい無防備だ。
あるいは、千利休に「お茶でも入れましょうか」と話しかけるくらい無防備だ。
またあるいは、釈迦に向かって「ねえ、除夜の鐘って何で108回打つのか知ってる?」とか
物知り顔で聞いてるくらい無防備だ。 ・・・だんだん例えがデカくなる。
(結局 「釈迦に説法だよね」 の一言でいいんじゃないのか。この3つの例えは。)

でもそんな話を持ち出してくれる友人が近くに居るっていうのはやっぱり何にも代え難いと思う
よね。人と音楽的嗜好がかぶってることに気づく瞬間っていうのは、いつだって無上の喜びである。

とにもかくにも。
ウキウキする曲が次々歌われ、ウキウキする音楽談義が交わされる・・・・
ああ・・楽しいな。
郷ひろみの『お嫁サンバ』はちっとも面白くないけど、でも音楽に貴賎はない。
音楽が好きだからそんなカラオケ大会でも深夜2時までも付き合えるわけだし。

やっぱり音楽っていいな。
Life with Music という自分がつけたタイトルを見返し、改めて「本当にそうだよなぁ」って
実感しちゃいます。(最後に、自画自賛かっ)

---------

・・・・というわけで、多少はつなげたでしょうかね。(笑)
年内に絶対もう1本書く!


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parlophone

はっきり言って(言わなくても)nice!です。
もう面白すぎ^^

>私に、fre・spiの話を振る・・・・・。この行為って例えて言うと、
>千利休に「お茶でも入れましょうか」と話しかけるくらい無防備だ。
>あるいは、電車の運転手に
>「俺って 『電車でGo!』 うまいんだよね」と自慢するくらい無防備だ。
>あるいは・・・(もういい!)

ぎゃはははは~。
ぼくはmilkちゃんの忘年会(カラオケ大会?)を星飛馬のおねいさんみたく、柱の陰から覗き見たい!!
沈黙の間を白い鳥が音もなく飛び交うさまが目に浮かぶなあ…。

ところでジャイアンツの嫌いなぼくは「ひゅうま」の漢字がわからないんですが、どんなでしたっけ…(汗。
by parlophone (2005-12-26 02:54) 

milk_tea

parloさんご無沙汰でございました。
あ、面白かったですか!?いつもありがとうございますぅ~。
昨晩は、一度取りあえずUPしてからまた改めて文章を色々書き換えたり
してるので、ヒマな時に再度checkして下さいね。
(なので上記引用文もだいぶ変わってしまってます~)

parloさんはカラオケに行くとどんな曲を歌われるんですか?とても興味
ありますが。

ちなみに「ひゅうま」 は 「飛雄馬」です。改めて見るとスゴイ名前ですね。
私もジャイアンツは大嫌いですが、「巨人の星」は大好きでした。
明子姉ちゃんみたいな女性は永遠に憧れます。(正反対に育ってもーた・・・)
by milk_tea (2005-12-26 12:07) 

parlophone

ああ、ほんとだ。
文章に深みが出てる(笑)。

もう一度読み返してみてしみじみ思うのは
>頑張って夜半まで宴会に付き合っているのに、かえって皆んなとの溝を深める…
く~、つらいよね。
「Can't Take my Eyes off of you」なんてトミ・フェブだって歌ってたじゃん^^

>parloさんはカラオケに行くとどんな曲を歌われるんですか?

首を左右にヒョコヒョコ振りながらドリカム歌ってます(←ウソ^^
え~っと、自分のバンドでは英米のロックのコピーやってるくせに横文字の曲は歌いませんね~。
以前パートナーと彼女の友だちと4人でカラオケに行ったときに、まあ露払いのつもりでユニコーンの「大迷惑」歌ったら、思いっきり引かれたんで(妻なんか、またこいつがやらかしちゃったよ、みたいな感じであきれてました)、それから1曲目はサノモトの「ガラスのジェネレーション」あたりにしてます(笑)。
あとスガシカオとか、オリジナル・ラブとか…。
以前はオザケンとか好きだったんですが今彼なにしてるんでしょう?
あ、ときどきチャゲアスも歌いますわ(笑)。
「恋人はワイン色」とか「天気予報の恋人」とか「太陽と埃の中で」とか…。
あと女性の名前のついた2曲、ミスチルの「くるみ」とKANの「まゆみ」が好きなんですよ。
それからハマショーですかね。
「終りなき疾走」とか「19のままさ」とか大好きですね~。

>「ひゅうま」 は 「飛雄馬」です。

あ、そ~か!ぼくのじゃ「ほし★ひば」ですね(笑)。
ぼくは熊本の生まれなので、アニメの左門豊作(こんな字?)の真似して熊本弁っぽくしゃべると友だちはみんな喜んでくれます^^
おんなじ九州でも熊本弁と福岡のことばはずいぶん違いますからね~。
by parlophone (2005-12-26 22:39) 

milk_tea

>サノモトの「ガラスのジェネレーション」あたりにしてます(笑)。

なるほど、無難なラインですね。爽やかだし!!

>あとスガシカオとか、オリジナル・ラブとか…。

うぉっ さすがにキャパ広い。ちなみに、私は両者とも大好きです。
スガシカオでもいつか書こうと思ってます。あとオリ・ラブも大好きなのですが
好きなのはアルバム「結晶」だけなんですよね。このあとから急激に手軽な
ポップスになっていったのが許しがたいです。
しかしスガシカオをカラオケでやると意外と盛り上がらないような気がする。
基本的にメロディラインや歌唱スタイルが苦み走ってるからですかね。
あと歌詞も「薄暗い中華屋に入った~」とか「水平線の彼方に一艘船が浮か
んでいるのは密入国者の船かな」とか、相当渋いし・・・。(^-^;
一方オリラブは数曲あるヒットチューンを歌っておけば確かにウケそうですね。
(♪いつの日よりも今の君が・・・ ってやつとか)

>以前はオザケンとか好きだったんですが今彼なにしてるんでしょう?

小難しいアングラ音楽方面に行ってるんじゃないですかね。
姿みえませんね。

それと、左門豊作できるんですか。すごいな。
「星くーーーん!よかですたいーー!!」とかやるわけですね。
ああいうの見てると私はやっぱり面食いなんだなと思うんです。
花形満にばかり目が行ってしまいます。笑

仕事の現場から、以上で~す (^^;
by milk_tea (2005-12-27 09:20) 

縦割

すいません。お邪魔していいですか。(笑)

知的文章をしたためるmilk_teaさんが工業高校カラオケ大会に出ている姿
(工業高校なわけじゃないか。例えか。)なんだか笑えます。
だいたい、なんでそういうのに出席するんですかね。
選びなさい、自分にふさわしい場を(笑) まあ、止むを得ないしがらみ系っ
ぽいからしょうがないか。
ジョンやポールばっかりのカラオケ、いいなあ。自分も出たいです。
by 縦割 (2005-12-27 11:33) 

ayumusic

カラオケかー、行ってないですね。milkさんの言われる風景って典型的な日本の風景ですね、良い意味で。カラオケを発明した日本人が、全く創業者利益を享受しなかった、って話しを聞いたことがあります。これだけグローバルスタンダードエンターテイメントになったにもかかわらず。アジアでカラオケというといかがわしいお店という風に脱線してますが、、、
私もクラプトンやカーペンターズを歌って、周囲から引かれた事があります。wonderful tonightとclose to youだけは思い出があるんで、たとえ引かれようが歌っちゃいますけど。あと、オレンジレンジも歌いますが、これも引かれます。特にrapのパートで失敗します。でも、音楽好きな女性が懸命に歌ってる姿のほうが、大塚愛さんなんかをかわいらしく歌うよりも好感をもちますよ。大塚愛さん自身は好きですが。nice!です。
by ayumusic (2005-12-27 21:42) 

milk_tea

縦割りさんこんにちは。
>知的文章をしたためるmilk_teaさんが工業高校カラオケ大会に出ている姿
>(工業高校なわけじゃないか。例えか。)なんだか笑えます。

中学とかで、クラスの中でも「明らかにこの人とは棲む世界が違う」とお互い
に察知して決して近づかない間柄ってありますけど、それなのに修学旅行で
うっかり同じ班になっちゃった的な気まずさってあるじゃないですか。ああいう
感じがまざまざと蘇りました。でも皆さんとってもイイ人たちなんですよ。
(今さらながらのフォロー)
人間界ってやっぱり何か、見えないクラス分けがありますね。自分が上だと
か下だとかじゃなく、タイプ別のクラスのことですが。

ところで、洋楽ばっかりのカラオケは私は結構多いです。結局類は友を・・・
の世界でしょうか。でも歌謡曲もフォークも実は好きなんですけどね。
by milk_tea (2005-12-28 01:20) 

milk_tea

ayumuさん!毎度でーす。年内はもう更新されないようですね?
あ、ここんとこ「天邪鬼」かなり聴いてます。ある意味、四半世紀経っても
なんら変わらない彼の音楽観や音楽性にかなり感動しました。
(歌詞世界に到ってはパワーアップしている。彼って江戸っ子なんですよねぇ)
メロディラインがとても気に入った曲が数曲ありました。もう少し聴きこみます。

>カラオケを発明した日本人が、全く創業者利益を享受しなかった、って話しを聞いたことがあります。

あ、それ私も知ってる。特許出さなかったんですよね。

>私もクラプトンやカーペンターズを歌って、周囲から引かれた事があります。

微妙なんですよね。クイーンとかだと引かれない。
カーペンターズでも、Yesterday Once More なら引かれない。でも、
Rainy Days and Mondays とか マスカレードとかだと引き潮傾向ですね。笑

>あと、オレンジレンジも歌いますが、これも引かれます。

あーオレンジレンジは、そのブルーカラーの会でも2度ほど歌われてました。
そのどちらもrapパートは玉砕してました。でも20代でもないのに最新ヒット
チューンを完璧に歌えちゃうってのも逆に恥ずかしい感じがするから、その
くらいでいいんじゃないかなー。

>でも、音楽好きな女性が懸命に歌ってる姿のほうが、大塚愛さんなんかをかわいらしく歌うよりも好感をもちますよ。

あーわかります。私も、場の空気も読まず今井美樹のシングルカットもされて
ないバラードとか突然歌っちゃう女の子(大塚愛は新しいだけまだいい)
とか、どうもダメです。
そういう人に限って、発声も腹使ってなくて小手先で可愛く歌ってる感じ
だから訴求力ないんですよねー。(←腹使おうが使うまいが勝手だろ~よ)

いやいや、自分が楽しければいいんですよねっ。(無理にまとめる)
by milk_tea (2005-12-28 01:52) 

V.J.

はじめまして。
V.J.と申します。
年末もどんずまりのこの時期に、遂に発見してしまいました。
いやぁ、熱い。
でも、極めて真っ当な視点。
感服致しました。

生きて行くには、色々なコミュニティで色々な接点があるかと思いますが、そんな接点が音楽で微妙に繋がっている様が秀逸ですね。
まさに、Life Is Music!
来年もちょくちょく拝見させて頂きます。
はじめましてでした。
by V.J. (2005-12-31 11:32) 

milk_tea

V.J.さん初めまして!(parloブログでよくコメント拝見します。)

>生きて行くには、色々なコミュニティで色々な接点があるかと思いますが、
>そんな接点が音楽で微妙に繋がっている様

あ、私が長々と語っていたカラオケ大会のくだらない話で訴えたかった
核となる思いは、まさにこの2行のような気がします!V.J.さんスゴイ!
そう。コミュニティは色々あるんですね。で、不思議に色々接点がある。
その接点が"音楽"だったりする喜び。でも、あくまで「微妙」なつながりに
とどまる可笑しさというか。
今年の最後に、Niceなコメントをいただきありがとうございます。
by milk_tea (2005-12-31 17:31) 

V.J.

お褒め頂き恐縮です
なのに…
>Life Is Music…
思い切りヘタレでしたね(涙)
Life With Musicでした(号泣)
このBlogタイトルと、記事の内容にグッと来たというに…
このヘタレがV.J.ですので、お許し頂ければ幸いです。
そんなこんなで遼さんにもご迷惑かけてます(爆)

と、言うことで
来年も良いお年を!
by V.J. (2005-12-31 19:35) 

milk_tea

>Life Is Music…

いえ。「あえて」 Life "is" Music と言っているんだろうな!と、逆に
妙に納得して読んでました。
Life "with" Music というと、Life における音楽の占有率は30%くらいな
感じがしますが Life "is" Music だと90%以上は確実ですよね(笑)
「人生は音楽だ。」って深い含蓄さえ感じます。こっちのほうが良かったかな、
くらい思ってました。(^∀^)
by milk_tea (2006-01-01 10:13) 

V.J.

明けましてオメデトウございます。
年またぎのコメになってしまいました…
>逆に妙に納得して読んでました
うげー
完全に間違え。やっぱ、「人生は音楽だ。」って言うと、人生そのものを音楽になぞらえる感が強いっすよね(ビーのコラムのようですね)
やっぱ、milk_tea様のwithに込めた感覚が◎ではないかと。
自身の生活に音楽が寄り添っているかんぢがGoodです!

まぁ、自分で間違えておいてこんな事言うこと自体あれなんですけどねぇ(苦笑)

今年も宜しくお願い致します!

P.S.阿久TVコラム楽しみにしております♪
by V.J. (2006-01-03 09:40) 

bluemoon

とてもとても古い投稿のようですが、どうも古いものでもコメントしていい空気みたいなので、一言足跡を残させてください。
このカラオケ考、色々検索していてたまたま上がってきたんですが、可笑しくて可笑しくて長いけど最後まで読みました。
そうなんですよね、行く団体によって自分が歌う曲は吟味しなくてはならない。
老練の先輩方ばかりの時はそれこそ襟裳岬とかを落ち着いて唄うか、または「ちょっと若いヤツがハシャいでるな」と先輩方に笑ってもらう役割を自ら引き受けて「勝手にしやがれ」唄ってその辺においてあるメニューを帽子みたいに投げたりとか。
そうかと思えば会社の後輩とかと行くとなったら、スピッツぐらいは歌わないとバカにされるしみたいな。
みんな何気なく自分のスマホに「僕の十八番」みたいな曲リストをメモってあって、それをチラチラ見ながら選曲、みたいなのもありがちな風景。

それにしても、ボーイズタウンギャング唄って茶髪のヤンキー女子に距離置かれるって面白すぎましたね。
「英語できんじゃん、マジメじゃん」みたいになるんでしょうね。
音楽にまつわる人生の一風景、こんなに面白くまとめられるのは才能ですね。
非常に貴重なブログを発見した気がして、これから少しずつ読み進んでみようと思っております。
イチゲンなのに長文にて失礼しました。
何をかくそう私も横浜ですよ。ビバ横浜!
by bluemoon (2017-08-17 20:03) 

milk_tea

bluemoonさん、初めまして。12年前の記事にコメントをありがとうございます!
(改めて、私も初めて読む感じで読んじゃいました。意外と面白い(笑))

カラオケは、下火と思いきやひとつのエンタテインメントとして意外と定着してますよね。

>「ちょっと若いヤツがハシャいでるな」と先輩方に笑ってもらう役割を自ら引き受けて

分かります。我々世代でも(って一緒にしたらいけないか?)「若いヤツ」に分類されるような団体もけっこうある。私も会社のOBの方々と定期的に呑みに行ったりしますけど、そこでは「最近の若い人は」の代名詞として扱われてます。

>そうかと思えば会社の後輩とかと行くとなったら、スピッツぐらいは歌わないと

スピッツって偉大なんですよね。シンプルだけど奥深い。聴き飽きてるはずなのに、改めて聴くと「アラ、これってイイ曲じゃん?」って思えてしまう不思議なスピッツワールド。

>みんな何気なく自分のスマホに「僕の十八番」みたいな曲リストをメモってあって、それをチラチラ見ながら選曲、みたいなのもありがちな風景。

それ、あるある。皆さんけっこうスマホ見て確認してますね。
かくいう私もあるかも・・・。私は、キーが合わない曲の、自分の適正キーをメモってます。しかし、曲を打ち込んでる時点でキー設定も先に直してるのが分かるのも何かしら恥ずかしい。おまえ、これ歌い込んでやがんな。と思われそうで(笑)
思えば、「カラオケあるある」って色々ありますね(笑)

bluemoonさんからこのコメントを戴いたことで、今日私はひとつ新しい記事のネタを思いつきました。直近のカラオケ考。
そろそろ新しいのを入れたいですからね。数日内に書いてアップしようっと!
インスピレーションをいただいて大変感謝しております。

>何をかくそう私も横浜ですよ。ビバ横浜!

ブルータス、いやbluemoon、おまえもか!(笑) で、何高校だ!(笑)
by milk_tea (2017-08-18 23:58) 

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