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世界の車窓から・・・? バーチャルNY体験 [音楽的雑談]

 

久しぶりに、音楽的・・・かどうかはわからないが雑談を。

以前会社で同僚だった女の子が結婚して郊外に家を建てたというので、この前の日曜日に新居に
招待された。

私は事前に、ダルマイヤーのハーブ入りソーセージだのフランス・ブルサンのガーリックチーズだの
グラマシー・ニューヨークの季節限定ケーキだの、「milk先輩ったらさ・す・が~」と言ってもらい、先輩
としてのメンツを保つためだけに高島屋の地下を走り回って買い込んだ物資を抱えランチタイムの
到着を目指し、早めの時間に海岸方面に向かう電車に乗り込んだ。

気持ちの良い天気で、私はガラガラに空いた電車の長椅子のど真ん中にゆったり座って
Stevie Wonder 『Innervisions』 を聴きながらボーッと外の風景を追っていた。
このアルバムがねぇ。本当にしみじみ、いいんですよね。
S.Wonder大好き~とか言いながら、実はちゃんと聴いた事がなかったこの彼の代表作。
どの曲もだいたい聴いた事はあるから、兄が昔カセットテープで家で流していたのかな。


それにしても素晴らしいの!!前作 『Talking Book』 の比ではなかった。
この音の次にどの音に飛ぶと繊細なメロディラインになるか、この音にどの音をかぶせると最も
絶妙なハーモニーになるか、またこのリズムのあとにどのリズムに展開していくと、たまらない
グルーブ感が得られるか、みたいな技巧がものすごく緻密に、でもごく自然に全ての曲に散りばめ
られている。感性が最高値に達してビリビリ電気を帯びて震えているよう。
何でしょうね~。テイストというか、アプローチの仕方が1曲1曲で見事に違っていて、ちょっと
上等な幕の内弁当みたいな感じです。(名盤を弁当呼ばわりっていうのもどうなのか)

で、『Living for the City』 の最後のゴスペルガールズのコーラスと、次の 『Golden Lady』
のピアノでのフェイドインから意外な展開でリズム隊の音がかぶってくる辺りを繰り返し聴いては
「うーん!最高!」なんて、のどかな車中で恍惚の表情を浮かべ半分ラリっていた私だったのだが。

そのうち、音というよりも、強烈な匂いで、私はハッと我に返った。
それは何故か。

突然私の周囲が・・・ "黒人だらけ" になっていたのである。

その近辺は米軍のベースキャンプがあるので実際、外国人がウロついているという意味では特に
珍しい光景でもなかったのだが、それにしても、黒人ばっかり12,3人くらいが一斉に私の周りを
取り巻いていたのである。

と、ここまで書くと
「ピーンチ!屈強の黒人男に取り囲まれ、哀れ、か弱いmilk_teaの(みさお)や、いかに!?」
("操"・・・30年ぶりくらいに聞いた言葉・・・)という緊迫した空気を感じた人がいるかもしれないが
実際はちょっと違った。

数人の黒人米兵がそれぞれに自分の家族をともなって、どこかへお出かけしてきた帰りだった。
なので老若男女入り乱れ(老は居なかったが)、それぞれが思い思いに立ったり座ったりし
下唇を突き出して賑やかにしゃべり、子供ははしゃぎ回り、その一角だけがいきなりプチ・ハーレム
と化していたのである。
何故かうっかり、そのど真ん中に入り込んでしまった形となった私は、しばらく大人しくして下を
向いていたが、そのうちに徐々に何かわきあがってきたものがあった。

それは・・・

  ヘッドフォンから聴こえるスティービーの曲と、今自分が身を置いている風景や音や
  匂いの異常なまでのマッチング!!

それはどんなイメージかと言うと、ちびくろサンボの周りを回っていた何匹かのトラが、だんだんに
液状化?して、ドロリと黄金色のバターになっていく感じか。
あるいは、疲れて帰ってきてお風呂にゆっくり入ったあとに、日中太陽の下に干されてフカフカ
になった布団に身を投げ出した感じ?

まあ、うまく言えないがとにかく、風景や匂いにスティーヴィーの声やリズムが混ざりこんで溶けて
いくようだったのである。そうなると、音楽そのものがいきなり平面から立ち上がり、立体的に
色鮮やかに姿を変えてくる。2次元で表示されていたカーナビの地図が、ボタンをひとつ押したら
いきなりバードビューの立体俯瞰地図に切り替わり「オーッ!」と感動するように。

私の正面に、ベビーバギーにちょこんと座った2歳くらいの女の子が居て (ところで何故、欧米
諸国は皆ベビーバギーなのに、日本はあんまりあれを使わないんだろう。日本のアップリカ社と
コンビ社の鉄壁の守りで、アメリカの安いベビーバギーが輸入されるのを妨害しているのか?)
その子がまた、セルロイドの貯金箱みたいにカワイイ。(わかるようなわからないような比喩)
チリチリ頭を何故か3つに分けて結わえて、ショッキングピンクのリボンをつけている。日本人では
絶対に似合わないこの色が、黒い肌に妙にピッタシ。で、シャツにもパンツにも、アメリカっぽい
刺繍がいっぱい。で、いかにも24金!の光を放つ大きめピアスと太いブレスレットをつけている。
カワイイし、妙にカッコイイ!スティービーの「可愛いアイシャ」もきっとこんな感じだったのかな~。
さかんに「マミィィーー!」と金切り声で叫んで、なんやかんやとわめいている。
アイシャのお母さんはきっと私より10も15も若いのだろうが、ものすごい貫禄。なんでそんなに
若いうちから貫禄つけちゃうんだ。ビックマック食べすぎなんじゃないの?ダイエット・コークだって
バーレルサイズでラッパ飲みしてたら、それなりにカロリーあるんだしぃ~。
で、その横でUSネイヴィーのダンナが末の赤ん坊を抱っこして座っているんだけど、彼の
たたずまいがまた妙にリズミックなんですね。しゃべり方もそうだし、常にアゴ先で何かのリズムを
取っている感じ。

私の左隣にも右隣にも、真っ黒で甘いムスクのような香りの立ち込める人たちが座って賑やかに
笑いさざめいている。うわーー。ハーレムっぽーい!!
(ここで言うハーレムとは、「うわ、女ばっかりでここはハーレムだな~」とか言う時の比喩的な
ハーレムではなく、あくまでもホンマモンの、ニューヨーク125番地とかのハーレムである)

この時点ですでにすっかり黄色いバターとなって甘い空気に溶けかかっていた私だったが、
「よし、じゃあこんどはアースでも掛けてみるか?」と、急いでiPODのダイヤルをグリグリやって
E,W&F の「灼熱の狂宴」(Gratitude)に変えてみたのだが、意外にピッタリ来ない。

(彼らから見ると、薄笑いでうつむきながら手元のポータブル音楽プレイヤーを見つめている
妙齢の女子はかなり奇異に映っていたんじゃ・・・・)

やっぱりモータウン的な音なんだろうね。黒人の庶民生活に根ざしてる音楽っていうのは。
で、アースをあきらめ、再び無難なところでスティービーのベストアルバムに音を切り替える。
いきなり始まった 『Sir Duke』。 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

んもう、ピッタシ。偶然にも、正面の米兵が身体で取っているリズムが、耳から聞こえる曲のテンポ
と合致。というか、黒人の集合体(←言い方が悪いが)というものからは、何か人間の本能に訴え
かけるあるリズムの波動が出ているのではないだろうか、とにかく目の前の映像と曲とが完全に
融合しているのであった。また彼らが発する甘く、目がチカチカするような強い体臭も、そのリズム
の波動のスイッチを押している感があった。
聴きなれた Sir Duke がこんなに素晴らしいと思ったことはかつて一度もなかったような気がする。

いやぁ~、音楽ってホンッ・・・・トに素晴らしいものですね。(笑)

結局、音楽も 「適材適所」 なのかも。ちょっと例えが違うか。
「郷に入りては郷に従え」?これも違うか。
「やはり野におけレンゲ草」かな? どんどん離れてきたぞー。

"CD聴くよりライブのほうがやっぱり良い"っていうのは一見当たり前のことのようであるが、結局
それはどうしてなのかというと、本人達が目の前に居ることで、その音楽が本来まとっているべき
空気感や匂いやオーラを、音と共にリアルに運んでくれるからなんだろうな。
"その音楽が似合う場所" というものがやっぱりあるんだ。
いやぁ、黒人家族の語らいを近くで見聞きしながら聴くというだけでスティービーの音楽が
こんなに鮮やかにこっくりと心に沁みわたるとは、発見であった。

そういえば思い出したけど、10年くらい前に車でのアメリカ横断を試みて、レンタカーでロサン
ジェルス空港から一路、東に向かってひた走ったことがあったが、乾いた砂漠のど真ん中で
時速120kmで人けない直線道路を突っ走りながら大音量で聴くパット・メセニー『Still Life』
ハマることといったら貴方・・・。あれはたまりませんでしたね。
 

パット・メセニーサウンド特有の「優しいけど、どこかドライ」なテイストが、砂漠の乾いた風に
ドンピシャなのだな。

面白いのは、ああいうところでは ビートルズ とかはシャラくさくて聴いてられないのね。
旅の途中、ラスベガスのスーパーマーケットでビートルズのカセットテープが超安値で売っていた
から、何本か買ってカーステで聴いてみたはいいが
「空と大地が全方位を取り囲むこの場所で、ゴチャゴチャ世をすねたこと歌にしてんじゃね~よ~
・・ったく、ちっちぇぇな~ジョンおまえは!!」 みたいな気分にしかならなかった。
大好きなビートルズなのにねえ。不思議なものだ。
結局ああいう悠久なる大自然の麓みたいな場所では、「言葉」は全くもって不要なのね。

そんなふうに、外部環境との一体感で聴く音楽って、理屈じゃなく素晴らしいものなのだ。
それは異国の砂漠まで出かけて行かなくても、隣町の鈍行列車内でも味わうことが可能で
あると。

それにしても、たまたまちょっと黒人の団体さんに取り囲まれたくらいのことが1つの長文記事
になる、ドメスティックすぎる今の私の暮らしってのも、ちょっとどうなんだか。
もう少し日常的にワールドワイドな視点をもって、デッカク生きたいものですけどね。
まあ、ほんのちょっとのことでも感動できるお得な体質、とも言えるのだが。

1ヶ月くらい会社休んで、ニューヨーク1人旅とかしてみたい。しみじみ。環境になじみそうな
素敵な音楽を色々と聴きながらね。
たまにはそういう人生のリセット活動・・・いいや、感性の最適化か・・・必要だよなあ。


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ayumusic

ウエストコーストで聴くメセニー、それは贅沢なんでしょうね。私も記事で書きましたが、パットメセニーは絶対アウトドアで聴くべきです!
あと、スティーリーダンやエリッククラプトンも、たぶんロスなんかで聴くと、日本で聴いているのと全く違う感じになるんでしょうね。ロデオドライブの近くのホテルに泊まったとき、ホテルのラジオから、エリッククラプトンのワンダフルトゥナイトが流れてきて、すごく感動したことがあります。
同じ音楽でも、聴いているシチュエーションで、感じ方が全く変わるってことはあると思います。
by ayumusic (2006-03-10 23:53) 

MASA

とりあえずmilkねーさんの操が無事でよかった〜(笑)。
そーですかー、黒人さんに囲まれたらちょっとビビっちゃいますね。

周りの風景や環境で同じ音楽でも全然違って聞こえるというのはありますよね。
ドライブ中にFMを聴いてて、それまでキライな曲だったある曲が、とってもその時の景色とピッタリとハマって思わず感動したという経験が私にもあります。
それ以来ドライブ中に聴く音楽の選曲にはちょっと気を使うようになりましたね。
クルマでアメリカ横断ってすごいなあ。というか、ちょっと無謀?(笑)私ならそんな時のBGMはドゥービー・ブラザースあたりの疾走感があるのが聴きたいなあ。で、実際にアメリカ横断は達成したんですか?
by MASA (2006-03-11 02:10) 

milk_tea

ayumuさんどうもありがとうございます。
>私も記事で書きましたが、パットメセニーは絶対アウトドアで聴くべきです!

あ、本当に?どの記事がそれでしたか?あとで探してみよう・・・
そう。パットはアウトドアがピッタシですね。しかも、乾いていれば乾いている
ほど合います!砂漠で実感しました。

>ロデオドライブの近くのホテルに泊まったとき、ホテルのラジオから、
>エリッククラプトンのワンダフルトゥナイトが流れてきて、すごく感動

そうでしょうねー。わかります。そして私、ホテルのラジオ大好きです。
ベッドサイドの置台(真ん中のね)の下のほうから鈍く聴こえて来る感じね。
アメリカとかはだいたい音も濁ってますが、それがまたイイ。
どういう音楽が流れてきても「うわーいいなーっ」って思いますね。
普段絶対聴かないカントリーとかでも。
by milk_tea (2006-03-11 09:17) 

milk_tea

MASAさんお休み満喫されてますか?

>とりあえずmilkねーさんの操が無事でよかった〜(笑)。

でしょうでしょう。
何せ1億人の妹の操ですからね・・・(←"ねーさん"を矯正しようとしてる)
あ~どこに置き捨ててきてしまったの私の操~ (←妹キャラ、演じきれず)

>ドライブ中にFMを聴いてて、それまでキライな曲だったある曲が、とっても
>その時の景色とピッタリとハマって思わず感動したという経験が

そうそう、ありますあります。環境に音楽がハマってると、好みとか関係なく
心に迫ってくるものです。

>それ以来ドライブ中に聴く音楽の選曲にはちょっと気を使うように
>なりましたね。

そういう意味では逆に、あえて自分の選曲による音楽を持ち込まず、FM
などにお任せして「予想外の感動」に期待するっていうのも楽しいですけどね。
でもやっぱり「ここでキメなきゃ!」というような勝負のデートみたいな時は
自分で持っていったほうがいいんでしょうね。その好み自体が彼女に合わな
かったら最悪ですけど・・。

>で、実際にアメリカ横断は達成したんですか?

なにげにゴマかして書いたのに、いい質問振ってくるなぁ~(笑)
それがねぇ。アメリカ大陸ってマジでバカデカイんですよ。(さ~弁解編
始まりましたっ)3日間くらい同じ風景を走り続けてもまだまだ真ん中にも
たどりつかない。ほぼ同じ風景なんですよ!で、すみません、真ん中まで
きて北に進路を変え、グル~~ッと回ってまた西海岸(といってもかなり上)
に戻りました。でも最終的には横断以上に距離を走ってしまい、いまだに
後悔しています。夢はあきらめちゃダメ!とJ-POPがさんざん歌ってますが
本当にそうですわ・・・。
by milk_tea (2006-03-11 09:35) 

MOJO

高速道路走るとき「HIGHWAY STAR」超大音量でかけるとなんか盛り上がりませんか? (そんなことする奴僕だけ?)
「SPEED KING」と「HIGHWAY STAR」かけ続けてた時期がありました。
カーステでピンクフロイド聴いてて友達を拾ったら変態扱いされたこともありましたっけ。。。
by MOJO (2006-03-11 10:00) 

derosa84

milk_tea様
なかなか出来ない体験をしたんですね。
軍関係の方はただでさえ迫力あるのに集団、おまけにアフリカ系アメリカ人
想像しただけでも・・・どうしようって思ってしまいますね。
でもみなさん家族ずれで和気藹々の雰囲気でよかったですね。

僕もアメリカで聴いた思い出の強烈な一曲があるんですよ。
不覚にもスターシップのセーラなんですよ。
卒業旅行でレンタカーを借りて移動している時、
朝から晩、深夜までFMから流れてくるのはセーラだった。
卒業旅行という思い出とその曲があいまって、今でもセーラを聴くたび
その頃の思い出がよみがえるんですよ。
よく考えると僕のコメントこんなんばっかですね。

あっそれとスキー(雪道)に出掛ける時は必ずDOOBIEのベストをもってきます。
1. China Grove2. Long Train Runnin'3. Takin' It To The Streets
4. Listen To The Music5. Black Water6. Rockin' Down The Highway
この6曲までが雪道のドライビングに合うんですよ。
by derosa84 (2006-03-11 22:39) 

milk_tea

MOJOさんいつもどうもです!
>高速道路走るとき「HIGHWAY STAR」超大音量でかけるとなんか
>盛り上がりませんか? (そんなことする奴僕だけ?)

わかります。すごくわかります。
でもハタ目から見て、Highway Star が漏れ聴こえてくる車 (しかも運転手が
完全に入り込んでいる様子で)って結構、社会からかなり引かれる存在
でしょうね~^^;
でも音楽ひとつで、すごく不良っぽい気分になったり、攻撃的な気分になったり
前向きな気持ちになれたり、人間かなり単純ですよね。
私は電車の中でCharとか Jeff Beck 系を聴いていると、なんかとーっても
ワルっぽいイイ女になった気分になっちゃうんですよね。大きい仕草で脚
組んじゃったりとか、やたら髪かき上げちゃったりして。単なるバカですっ
by milk_tea (2006-03-11 22:47) 

milk_tea

de rosaさんコンバンワ。
>軍関係の方はただでさえ迫力あるのに集団おまけにアフリカ系アメリカ人
>でもみなさん家族ずれで和気藹々の雰囲気でよかったですね。

今回、書いてから突然気がついたのですが、日曜のお昼頃ということで
おそらく家族ごとで教会に行った帰りなのかなと思うんです。
皆んなで賑やかに電車に乗って、ゴスペルなんか歌いながら教会でお祈りを
してきた帰りだったのかと思うと、彼らの真面目で謙虚な生活がしのばれて
微笑ましいなと思いました。
でもその米兵、赤ん坊を抱きながらも最後、私に流し目でウィンクして去って
いきました(笑)。家族といてすら目の前の女性に興味が持てるなどと言うのは
そのまま繁殖能力の強さの象徴でもあり、人口減少傾向が心配な昨今、日本
男性も多少見習ったほうがいいかもしれないなーとちょっと思った私です。

>朝から晩、深夜までFMから流れてくるのはセーラだった。
>卒業旅行という思い出とその曲があいまって、今でもセーラを聴くたび
>その頃の思い出がよみがえるんですよ。

そういうのは本当にありますね。もう、曲を聴くたび、その場の風景や空気感
などが、ありありと蘇えってくるんですよね。
音楽というのは、それ自体の音楽性とは別に、個人個人にそれぞれ異なる
感傷をも運んでくるものであるからやっぱりやめられないですね。
死ぬまで音楽と戯れて生きるのでしょう~。

>あっそれとスキー(雪道)に出掛ける時は必ずDOOBIEのベストをもって
>きます。
>この6曲までが雪道のドライビングに合うんですよ。

D.Bは1枚だけ持ってるもののほとんど詳しくないんですけど、潔くロック
してる感じ、確かにワイルドな風景に似合うかも!
MASAさんもD.Bがオススメと言ってましたし、こんど「疾走感」が欲しい
シチュエーションがあった場合は、是非取り入れてみたいと思います。(^^
by milk_tea (2006-03-12 00:33) 

縦割

>『Living for the City』 の最後のゴスペルガールズのコーラスと、次の 『Golden Lady』 のピアノでのフェイドインから意外な展
開でリズム隊の音がかぶってくる辺り

この部分、自分もかなり気に入っている箇所ですね。
あと
by 縦割 (2006-03-12 00:56) 

縦割

すみません途中でいっちゃいました…続き。

あと、後半の「Don't you worry about a thing」でしたか、あれは名曲ですね。
今も時々とても聴きたくなってしまいます。とにかくファンキーですよ。
あ、本文が面白かったのは言うまでもありません。(笑)
電車の中がいきなり真っ黒になった状況もさぞやファンキーだったのだろうな。
by 縦割 (2006-03-12 01:20) 

MASA

>何せ1億人の妹の操ですからね

ついに国民的アイドルになっちゃったよ。キミは大場久美子か(笑)。

なんだー、大陸横断ならずだったのかー。そいつは残念でした。途中で引き返したっていうのが勿体ないなあ。考えたら日本列島を縦断するくらいの距離があるわけですよね、ひょっとして。そりゃよっぽど根性据えてかからないとやっぱり無理でしょう。でもその勇気は買います。私にはとても真似出来ません。ご立派。
J-POPの人生応援歌もこんな場面ではなかなか侮れませんね(笑)。ZARDの「負けないで」かなんかがカー・ラジオでかかってたらよかったのにね(爆)。
by MASA (2006-03-12 04:18) 

milk_tea

縦割さんいらっしゃいませ。

>この部分、自分もかなり気に入っている箇所ですね。

ですよね!!!あの辺たまりません。そしてまた Golden Lady って曲が
心憎いんですよねー。メジャーとマイナーをさまよう感じや、メロディラインの
メロウに漂う感じ、なんか例えはヘンですがどこかに筒美京平的なテイスト
があります。

>後半の「Don't you worry about a thing」でしたか、あれは名曲ですね。

とても同感!私も大好きです。アルバムの中で一番好きかも。
この曲、90年代初頭くらいにインコグニートっていうグループがカバーして
歌っていて、やたらと好きで聴いてました。
でもやはりオリジナルのこっちのほうが味わい深いです。ファンキー。まさに。
by milk_tea (2006-03-12 21:44) 

milk_tea

>ついに国民的アイドルになっちゃったよ。キミは大場久美子か(笑)。

「一億人の妹」と聴いてすぐ大場久美子とわかる人はやっぱり40才以上
ですかねー。このキャッチフレーズが当たってから、妹ネタは結構多かった
ですよね。河合奈保子は「西城秀樹の妹」だったし、岩井小百合は、「横浜
銀蠅の妹」でした。(あれは無理あったなー。笑)

>考えたら日本列島を縦断するくらいの距離があるわけですよね

どうなんだろうな?もっとあるんじゃないですか?
日本縦断かアメリカ大陸横断かどっちかやれと言われたらやっぱりアメリカ
のほうかもな。でもねー。ホント、アメリカの内陸って・・・・何もない!!
インディアンの土地だったんだなあとしみじみわかります。

>ZARDの「負けないで」かなんかがカー・ラジオでかかってたらよかった
>のにね(爆)。

うわ~思わず車降りて、走り出してしまいそう~
(いや走ったらダメだ。翌日の夜8時番組終了の20分前のゴールに照準
合わせて、ゆっくりめに行かないと。あれもたまには夕方5時くらいにゴール
とかしちゃったらどうなんでしょう)
実際アメリカであんなの聴いちゃったら、行く気も失せてロス市内の日本料理
屋でまずいカツ丼でもかっ食らってそのまま観光して帰国しちゃうかな~。
by milk_tea (2006-03-12 22:12) 

MOJO

そうそう。。。偶々横にならんだ車から信じられない大音量のハイウェイスターが流れて来て、ハンドル握つつ首を激しく振りながらハイウェイスターを叫ぶ男。。。を見てしまった人は「はげしく引く」でしょうねぇ。

あ、俺か。

わお。ジェフベック聞いてるミルクさんの向かい側に座ってみたい。。。

でも。。。激しく引いちゃったりして。
by MOJO (2006-03-13 09:20) 

roland bynum

そういう小春日和のノンビリ幸せという状況では、スーパーウーマンなんかもぴったりかも知れない。スーパーウーマンの歌詞というのが長年何について
歌っているのか知りたかった。
by roland bynum (2006-03-13 12:23) 

milk_tea

>わお。ジェフベック聞いてるミルクさんの向かい側に座ってみたい。。。

 ・普段より4cmくらい浅めに座る (それでかなりチョイ悪な感じに)
 ・シャツの襟が寝ていた場合、あわてて立てる
 ・自分が降りる駅に着いても、ギリギリまで立たない。最後に、立ってる
  人々をやや突き飛ばすような感じでクールに降りていく。

ミニー・リパートンとかを聴いている時は、おばあさんがいると即刻立ち上がり
席を譲ったり、ベビーカーの赤ちゃんに微笑みかけたりと、やたら良い人に
なったりします。
by milk_tea (2006-03-14 00:35) 

milk_tea

rolandさんこんばんわ。
rolandさんが Living for the City の話を出して下さったので Innervisions
を買ったんでしたね!ありがとうございます。
すいません、それが私・・・・Superstition なら知ってるけど Superwomanは
知らないような・・・(また無知を露呈か?)
どのアルバムに入ってるんでしたっけね?聴いてみて、その歌詞も検証して
みたいところです。
それ聴きながら、また日曜日の昼頃、同じ電車に乗ってみたいかも・・・
やつらは教会帰りだ!必ずまた乗ってくる!(笑)
by milk_tea (2006-03-14 01:02) 

P's

音楽には適材適所がある。

けだし名言ですね。私にも色々と身に覚えがあります。
しかしそれはおいといて、

「この音の次にどの音に飛ぶと繊細なメロディラインになるか、この音にどの音をかぶせると最も絶妙なハーモニーになるか、またこのリズムのあとにどのリズムに展開していくと、たまらないグルーブ感が得られるか、みたいな技巧がものすごく緻密に、でもごく自然に全ての曲に散りばめられている。感性が最高値に達してビリビリ電気を帯びて震えているよう。」

という文に私がビリビリしびれてしまいました。
Innervisionsをこんなイキイキとした文で表現した人はいないんじゃないかな。
思わずLPを引っ張り出して聴きなおしてしまいました。
確かにミルクさんの言うとおりだわ・・・・

しかし、聴きながらよーーく思い出だすと、うちにある
InnervusionsのLPはもしかすると高校のときにA君から
借りっぱなしのものなのではないかしら・・・
by P's (2006-03-15 00:39) 

roland bynum

曲名はSuperwoman (Where Were You When I Needed You)でMusic of my mindに入ってました。これは確か69年作で私もリアルタイムで聞いたわけではなく、後のフュージョンジャズブームの時にクインシージョーンズのカヴァーで
聞いたのが最初です。その後にそのMusic of my mindを買って原曲を聞いてみたのですが、その曲だけでなくアルバム全体に、テクニックと雰囲気だけに走りがちだったフュージョンブームの中見出せなかった非常な新鮮味とか音楽魂のようなものを感じさせられました。69年といえばビートルズが終焉して
世界中からその影響で新しい胎動が始まったころですよ。日本では確か、
マチャアキがソロで「街の灯」を歌い、ショーケンが「約束」で岸恵子と
競演、そんなころではなかったか。まさに新時代の胎動。
by roland bynum (2006-03-15 12:27) 

milk_tea

P'sさん、ワチニンコ!(死語)

>Innervisionsをこんなイキイキとした文で表現した人はいないんじゃ

ウワ~イすごいお褒めの言葉っ やった! ( ・_・)v
でもホント、そんな感じですよね。1音1音が生き生きとお互いを引き立ててる
感じがします。Stevieはこの辺の時代がやっぱり最高ですね。

>しかし、聴きながらよーーく思い出だすと、うちにある
>InnervisionsのLPはもしかすると高校のときにA君から
>借りっぱなしのものなのではないかしら・・・

そりゃーてーへんだ。今からでも返しにいったほうが。
A君がウィットに富んだ人だったら、「おぉ!急がなくて良かったのに!」
とか言ってくれるかもしれません。
ただし、A君の家がまだそこにあるかは保証の限りではございませんが・・・。
by milk_tea (2006-03-15 12:54) 

milk_tea

あ、rolandさん!再びどうもありがとうございます~

>曲名はSuperwoman (Where Were You When I Needed You)で
>Music of my mindに入ってました。

ほっほぅ・・。そのアルバム・・・以前、ここで誰かが薦めていたような。
1ミクロンがどうとかいって口の荒い人だったかな・・・。(笑)
これって、名盤3部作以前のやつですよねぇ。でも rolandさんがおっしゃる
なら是非聴いてみます!^^

>その曲だけでなくアルバム全体に、テクニックと雰囲気だけに走りがち
>だったフュージョンブームの中見出せなかった非常な新鮮味とか音楽魂の
>ようなものを感じさせられました。

うーむ、その説明は説得力あるな~。 amazonへ急げ!(笑)

>マチャアキがソロで「街の灯」を歌い、ショーケンが「約束」で岸恵子と
>競演、そんなころではなかったか。まさに新時代の胎動。

ぷはは
マチャアキとショーケンで日本の新時代を語られてもですけど(笑)
マチャアキは、当時少年少女たちが一番好きなタレントだったんですってね。
うちの母の話では、私の兄も寝言で「マチャアキ~」とか言ってたそうですし。

ショーケンと岸恵子が競演したんですか?だいぶ岸恵子のほうが上です
よね?20歳くらい違うような気が・・・母子モノ?それともムリムリながらも
恋愛モノでしょうか。
ところで、何故"萩原健一"なのに、"ハギケン" じゃなくて "ショーケン"
なんでしょう???
by milk_tea (2006-03-15 13:31) 

ayumusic

相変わらず、怒涛の長文コメントラッシュですねー。
インコグニートに惹かれてしまいました。好きでしたよ。いわゆるフュージョンと一味違っていて。確かイギリスのグループでしたよね。クルセイダーズにも通じる、渋いアダルトな感じでしたよねー。
マチャアキの「街の灯」名曲ですよ。これも日本のアダルトを代表するクールな曲と思います。
しかし、インコグニート~マチャアキですか、レンジ広すぎです。
by ayumusic (2006-03-17 15:06) 

milk_tea

あ、ayumuさんどうもです!
ここ1日2日、画面上はと~っても静かなのに、アクセス数だけものすごいん
です。 (と言っても、一般の人気ブログのアクセス数の比ではないですけど)
何かあるのかな~?と不気味に思っていたところです。
なので普通にコメントが来て妙にホッとしたりして。^^
インコグニートかっこよかったですよね!大好きだったんですよね~
そして確かに「街の灯」・・・心の中で1回歌いなおしてみたら、ジーンとくる
素晴らしい歌ですねぇ。あれは誰の作曲だ?筒美京平か?
今回、コメントの最初と最後をayumuさんに飾っていただいたので、そろそろ
次の記事、書きたいと思います。(どうも不気味感が広がってるし)
あ、ayumuさんのブログ、ちゃんと読んでますよー。
by milk_tea (2006-03-17 17:28) 

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