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『アルハンブラの想い出』 ~懐かしい My Favorite Song ~ [洋楽]

               alhambra3.jpg                 

もう3ヶ月近くも前のことだが、私はまたひとつ、ひっそりと?年を取った。
このくらいの年齢ともなると、誕生日だからといって騒がれても逆に迷惑だったりして(まあ、騒がれ
たくても、もはや誰も騒いでなどくれないが)静かに平日のその日を過ごしていたが、そんな中
ある友人がふいに、自分で弾いたギターのソロ演奏のデータを私にプレゼントしてくれた。

何かこのように書くと、それはものすごくクサい行為のように一瞬聞こえるかも知れないのだが
全然そういうことではなく、ギターがメチャクチャうまいその彼に 「いつかヒマがあったらこの曲を
演奏して録ってくれないか」と前々から頼んでいたのである。

そんな背景でもあり、誕生日プレゼントだからと言ってディスク表面に色々独自のメッセージや絵柄
が印刷されたCD-Rだったりしたわけでは全くなく、その音源はPCを経由し「ファイルオクール」で
いともアッサリと送られてきた。でも、逆にいいのである、そんな気軽さが。

で、前置きが長くなったが、プレゼントしてもらったその曲とは、ベタではあるがクラシックギターの
超スタンダード 『アルハムブラの想い出』 であった。

(以降、「アルハ『ム』ブラ」ではなく「アルハ『ン』ブラ」と表記します)

タレガ.jpg 作曲者のタルレガ 。 録音をくれた友人ではありませんので念のため。

タイトルを言って判らない人が居るとしても、曲を聴いたらおそらく99%の人が知っているこの名曲。
これは「近代ギター音楽の父」と言われるスペインのギタリスト、フランシスコ・タルレガが、イベリア
半島最後のイスラム教国・ナスル朝時代に作られたアルハムブラ宮殿を訪れた時、宮殿内の
そこここに点在する噴水や泉の水音にヒントを得て作った曲とされている。
(↑調べて書いたのがアリアリ・・・私も全く知りませんでした)

個人的には、この曲から少しも「水」をイメージすることはないのだが、それはさておき。

以前ブログに書いたことがあるような気もするが、私が2才とか3才でまだ東京の芝浦に住んでいた
頃、テレビの何かの番組の中で定期的にこれが流れていた時があった。
ヨーロッパ風の街のゆるくうねった坂道を子供が駆け上がっていくような黄色っぽい映像(いや白黒
テレビだったかも)に、アルハンブラのやるせない調べがかぶる。
私はいつもこれを見るとどうにも涙がこぼれて仕方がなく、その曲が流れるたびテレビの前で畳に
崩れ落ち、しくしくと泣いていたのだった。(繊細というか不気味というか)

オリジナルのみならず世の中にあまたリリースされているこの曲の録音はどれも、全編を覆う
トレモロ奏法が、当たり前ではあるのだがまさしくプロの技。打ち込みかと見まがうくらいに
まるで機械のように正確で、全くもって素晴らしいものばかりである。

一方・・・この友人が弾いてくれたアルハンブラのトレモロは、それらとは少し違い、トレモロの
メロディにビミョーな「揺らぎ」があって(すなわち、トレモロ奏法が若干不安定。笑)これが何とも
泣かせる。

いや残念で泣いているわけではない。彼はたぶん、私が過去知り合ったアマチュアのギタリスト
の中で1番うまいのだ。・・・うまいんだけど、このトレモロは何故かちょっとカクカクしていて、妙に
耳にひっかかる。
この曲の譜面を見たことはないのだが、このメロディ部分は一番下の1弦か2弦あたりで
トトト トトト トトト トトト トトト トトト と、チョッ早の三連符を、一定の強さと長さで音の粒を揃えて
弾くべきものと推察される。
(あるいは三連符ではなく、16分音符4つすなわち トトトト トトトト トトトト トトトト トトトト トトトト 
だろうか?そら怖ろしいな)

友人のは、しばらく聴いているとまもなく トトトー トトトー トトトー と後半の音が潰れて、3つ目
の音が流れてしまっているのだった。
(ここまでを読むと、おまえは何様??というくらいエラそうな物言いであるが、大事なのはこれから)

でも何でしょう。美しい女性が、きっちりと髪をひっつめているよりも、雑に髪を束ねて後ろで留めて
後れ毛が残っている首元のほうが色気がかえって匂い立つように、その、トツトツと武骨なトレモロ
のメロディラインが何ともいえない表情を醸し出し、味わい深いのでした。
これで、アルペジオ部分も同じくグラグラしていたらそうも言っていられないのだが、そこは当然、
ピュアで美しく正確な音が奏でられている。本当に上手いんである、彼は。)

それと、ライン入力じゃなく直録りだったらしく、時々友人の小さな「フムッ」「ハー」みたいなタメイキ
なのか気合なのか分からないような音も一緒に入ってしまっているのが、何というか音色の美しさや
演奏性に、体温やぬくもり感がプラスされ、オンリーワン感を増幅させている。

これは、「珠玉のクラシック名曲選」 「ヨーロッパ夢紀行・ギター名曲集」
(昔、そんなLPが家に数枚あったな~)なんかに入っているマスプロダクション的アルハンブラでは
得られない奥行き感であった。

いやはや、良いものをもらったよな~

---

さて、私の個人的な話はこのくらいにして、せっかく昔から大・大好きな曲であるので 『アルハンブラ の想い出』とその周辺音楽について、この機会にもう少し検証してみたいと思う。

クラシックギターを始めて、最初に誰しもが弾いてみたい!と憧れる名曲といえば、イタリア映画の
有名な主題曲である 『禁じられた遊び』 だろう。
というのも、私は中1~2年の時、クラシックギター部に所属していたことがあり(あれ?これは
初告白?ちょっと幽霊部員に近かったもので自分の経歴には入れていない・・・)、というか、
中1の時の担任の先生がクラシックギター部の顧問だったので無理やりクラブに入れられて
しまったのだった。 (ん?結局また個人的な話に戻ってる。おかしいな・・・)

で、私もご多聞に漏れず、中2になる頃には憧れの「禁じられた遊び」にたどり着いた。
そして最後まで結構うまく弾けるようにもなった。しかし私の実力ではこれが限界だったし
禁じられた遊びが弾けるようになった頃には、勉強も忙しくなってきたりしてギター部にもすっかり
顔を出さなくなってしまった。

これが、きちんと中3の最後までやりとおしていたならば、もしかしたら「アルハンブラ」にも手を
出していたのかもしれない。少なくとも譜面くらいは買ってみたのではないだろうか。

初級者が目指す曲が「禁じられた遊び」なら、「アルハンブラ」は中級者の仕上げ、という感じ
だろうか。それとも上級者の入口くらいなのだろうか。その辺は、弾いてみたことがないから
判らない。

これをクラシックピアノで例えると、"弾いてみたい曲"という欲求度の範疇では『エリーゼのために』
がギターの『禁じられた遊び』に当たる感じかな。
で、バダジェフスカの『乙女の祈り』あたりが『アルハンブラ』に当たるんじゃないだろうか。

自慢じゃないが私はピアノを3歳から10年もやっていたが、『エリーゼのために』は弾けたけど
『乙女の祈り』までは行くことが出来なかった。
あれは、音飛びがすごくて子供の小さな手ではとても追い切れなかったというのもある。
でも『アルハンブラ』はさすがに『乙女の祈り』よりは難易度が高いかもしれない。ショパンの
『革命』ならどうだろう。あれも、ピアノを極めたら必ずや髪振り乱して弾いてみたいと思う1曲
だろう。

何にしろ、私の知る限り、ギターで『禁じられた遊び』を上手に弾く人はたくさん見てきたけれども
『アルハンブラ』を美しく弾く人、いや特別うまくなくても取り合えず譜面を追って最後の1音まで
あれをきちんと弾く人にはお目にかかったことがない。やはり独学で齧るには難易度の高い曲
なのではなかろうか。
ギターを構えていると後光が差すかのような私のその友人ですら、あのトレモロに少々苦戦
していたくらいだから。

それにしても、巷では名曲と言われる『禁じられた遊び』をいちいち比較に出すのもどうかと思う
ものの、私が『アルハンブラ』のほうをより愛して止まないのはどうしてなのだろう、と今一度考えて
みた。もちろん前述のフラッシュバックのような幼少時の記憶も手伝っているにしてもだ。

『禁じられた』のほうは、マイナー調で哀しげに始まり、やるせなく哀しいAメロを2度繰り返したあと
サビでメジャーに転じて、しばし希望の光を見る感じになるのだが、またマイナーなAメロに戻って
悲しみに打ちひしがれたまま曲は終わる。とはいえ、自分でそれを弾いていると
(今はもう忘れてしまい弾けなくなったが) メジャーのサビに到達すると自分ではっきり自覚する
程に妙な快感に包まれる。やはりこれは私が最も好きな展開「基本、マイナーの中でメジャーが
混在した時に一番感動が深い」という milk_teaの "精霊流しの法則" にのっとっているからだ。
(なんじゃそりゃ、と疑問をお持ちの貴兄は、過去記事を読み漁ってみましょう。って、何十時間も
かかると思いますが・・・・)

しかしなお、『アルハンブラ』の感動はそれ以上に深いのは何故か。これにはいくつか理由が見つけ
られると思う。
まず上記と同じ視点で考えてみると、この曲のAメロはヘタすると『禁じられた』のAメロより哀しみ
度合は深い。特に11小節目から14小節目あたりに出てくる2つの黒鍵(ピアノじゃないんだったな)
A♭(ラ♭)からB♭(シ♭)に移行する辺りのやるせなさは、朽ち掛けてきた宮殿と、没落した
時代の空しさや喪失感などをリアルに思わせ、全く淋しく救いがない。胸をえぐられるようである。
(ちなみに曲あたまはAマイナー・・・クラシックでいうイ短調です)
で、これが2回繰り返されたら 『禁じられた』 と同様に転調してメジャー(Aメジャー=イ長調)
に変わる。

この部分は、一転して不思議なくらいに温かさや懐の深さのようなものを感じさせ、目を閉じると、
宮殿周りの広い広い野原にデイジーや小菊やコスモスのような小花が雑草のように咲き広がり、
それを何千年も何万年も変わらない風が晴れた午後に静かに通り抜けて草花をふるわせている
ような穏やかな風景を思わせる。

そしてこの曲が『禁じられた』と明らかに異なるのは、サビのあとに再度マイナーには戻らず、
最初からメジャー調だったかのように、そのままずっと優しく明るいメロディで曲が終わるところだ。
これが、この曲の後味を非常に清々しいものにしている。

また、『禁じられた』のアルペジオパートがメロディを支える伴奏の域を超えていないのに対し、
『アルハンブラ』のアルペジオパートはもっと主張があって、繊細で美しい旋律を別個に持って最後
まで奏で続けられているところが何ともブラボーな素晴らしさである。

前半に書いたように、私はこの曲に、作曲者が意図した「美しい噴水や泉のせせらぎ」を彷彿とした
ことはない。どちらかというと、人が生まれては死に、文明が栄えては絶えてただ最後に残された、
乾いた大地や城跡や野原といった水気のない映像が思い浮かぶ。
まあ、誰しも自分の解釈で音楽を聴けばいいと思うわけだが。

それにしても、旅先でフラッと立ち寄った宮殿を散策してこんな名曲が生まれてしまうというのも
スゴイ話だ。やはりギター持参で旅をしていたのだろうか。

私もいいかげん、会社と家の往復ばかりじゃなくて色々な創造力がかきたてられるような長い旅
にでも出たいなあ。心底そんな気がする今日この頃でした。



enka-fu.jpg
こんな、"古賀政男 思い出のメロディ" みたいなアルハンブラもありました
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ベアトラック

マイク・オールドフィールドが手掛けた、映画「キリング・フィールド」のサントラでのエンディング・テーマも、「アルハンブラの想い出」でしたね。かなり大胆にアレンジされていましたが、映画の雰囲気ともマッチしていて、とても好きです。クラシックギターはフィーチャーされていませんが。
まったりお気楽「別館」ブログ、お待ちしておりますよ~(笑)
by ベアトラック (2008-07-04 06:38) 

PETTY

私がフリーになるまで勤めていたプロダクションのあるマンション1階に喫茶店があり、その名も「アルハンブラ」です。
全国にいったいどれだけの「アルハンブラ」というお店があるんだろう?今でも週に1〜2回は朝の打ち合わせ前とかに「アルハンブラ」に寄るのだが、「アルハンブラ」のBGMが「アルハムブラの想い出」だったりします。マスターはクラシックギターも演奏する方で、切なく響くトレモロをホセ・ラミレスのギターなんぞで弾いています。発表会とかにも精力的に出たりしている方で・・・
スペイン旅行の想い出がそのまま「店名」になったんでしょうね。

昔「ザ・ガードマン」の海外ロケの時にもよく使われていたような・・大概舞台はアムステルダムなんだけど(笑)
「別館用」にアルハンブラでも写真撮ってくるかなぁ〜。
by PETTY (2008-07-04 15:06) 

MASA

おー、久々のエントリー!待ってました^^。
この曲って、美しいけどなんか絶望的な暗さがあるよね。
昔何かのラジオ番組で視聴者の感動的な手紙を読むコーナーのBGMに毎回使われてたのを覚えてるなあ。
「私の父は去年亡くなりましたが、生前はとても盆栽に夢中でたくさん育てておりました。ところが・・・」
みたいな内容のバックにかかるわけですよ、この曲が。
大したことない内容でもこの曲独特の叙情性がものすごく感動的なお手紙にしちゃうわけです。

それにしても素晴らしいお友達をお持ちでいいですね。
誕生日なんかもうこの年になると嬉しくも何ともないよねぇ〜。

by MASA (2008-07-04 15:14) 

milk_tea

ベアトラックさん、いつも真っ先にブログ更新に気付いていただき感謝感謝
です。そしてnice!も必ず付けていただき、いつも嬉しく思っております。
ベアトラックさんのサイトはいつも明るく大賑わいでいいですね。

キリングフィールドでアルハンブラ使われてるんですか?私はちゃんと観た事
ないんですが、なんかシビアなドキュメンタリーみたいな内容のやつですよね。
そこに流れるアルハンブラは、アレンジが大きく施されているとしても、たぶん
とてつもなく哀しく虚無的に響きそうですねぇ。

by milk_tea (2008-07-04 22:46) 

milk_tea

PETTYさん、ようこそいらっしゃいました!^^

>喫茶店、その名も「アルハンブラ」

会社で「へぇ~っ」と思いながら盗み読んでいたのですが、今PETTYさんの
サイト、訪問してまいりましたよ。早速写真を撮ってきていただいて!!
なんか、想像通りの雰囲気なので笑っちゃいました。ついつい立ち寄りたく
なる感じ、想像つきます。

>全国にいったいどれだけの「アルハンブラ」というお店があるんだろう?

さ~て、それはどうでしょうね。でも確かに結構ありそうですね。
ちなみに、私の自宅と会社の間の電車にして45分の距離に、「あき」という
スナックが3件もあります。この割合で行くと日本で、"スナックあき" は
何千軒あるか判ったものではありません。「アルハンブラ」はそこまでは
ないでしょう。(論点が少しおかしくなってまいりました)

>マスターはクラシックギターも演奏する方で、切なく響くトレモロをホセ・
>ラミレスのギターなんぞで弾いています。

店名をアルハンブラにしている段階で、マスターの趣味嗜好はだいたい
そういうお方でしか有り得ないですね。でもホント、いい感じですね。

>昔「ザ・ガードマン」の海外ロケの時にもよく使われていたような・・
>大概舞台はアムステルダムなんだけど(笑)

えーっ、そうなんですか。結構安直に使われてるんですね、アルハンブラ。
それにしても何故アムステルダムばかり?もしかすると、番組提供が
KLMオランダ航空だったのかもしれませんね(笑)
でも何だかちょっと抵抗あるなぁ、宇津井健(ですよね)のアップにかぶる
私の想い出のアルハンブラ・・・・。

by milk_tea (2008-07-04 23:07) 

てりぃ

milk_tea さん、こんにちは!どうもおひさしぶりです。
久々の更新、とってもうれしく拝見いたしました。
ただ残念ながらこの曲は知らないので・・・近頃はやりの
ラジバンダリなら知ってますが(笑)。
次回の更新も楽しみにしてます。
by てりぃ (2008-07-04 23:22) 

milk_tea

MASAさん!大変ご無沙汰です!!お元気そうで何よりです。そしてまた
ごひいきのPerfumeの快進撃おめでとうございます(笑)

>この曲って、美しいけどなんか絶望的な暗さがあるよね。

いやいや!それはちょっと違うと思うんです。暗いけど絶望的ではないんです
絶対に。・・・といいますのも、

>視聴者の感動的な手紙を読むコーナーのBGMに毎回使われてた

こういう時に、本当に絶望的に暗いBGMは全く合いません。
同じように暗く見える「禁じられた遊び」なんかは絶対そういう時には使われ
ないじゃないですか?パッと見(聴)は暗めでも、行間に温かさや優しさ、
希望の光が感じられるものでなければ、なかなか感動の涙までには到れ
ないものです。
以前日曜の夜の「おしゃれ関係」(古舘や菊地桃子などが進行役の頃)で
最後にゲストの家族や恩人からの手紙を読む時に、アコーディオン奏者
kobaのBGMが決まって流れたものですが、もうゲストも観客も視聴者も
あのメロディだけで既にちょっと泣いてました。あのメロディも、マイナーで
かなり淋しいんだけど、どこかにとても優しくて明るいニュアンスが内在してた
ように思うんですよね。アルハンブラもそんな感じかなと。
(コメント欄で語る語る・・・笑)

>それにしても素晴らしいお友達をお持ちでいいですね。

私はチャーやパット・メセニーなど、とにかくギタリストびいきなので、実生活
においてもギタリストの友人は特に大事にしております。ちょっとくらいイヤな
ヤツだとしても、ギタリストだったらかなり大目に見ます(笑)
でもまあ冗談はさておき(そんなに冗談でもないけど)音楽をやっていたり
音楽を深く愛好する人は皆んないいですよ、やっぱり。大好きです。
(すごいまとめ方。笑)
by milk_tea (2008-07-04 23:30) 

milk_tea

こらーっ てりぃ!(←いきなり失礼しました)
アルハンブラとラジバンダリを一緒にするとは何事!
(だいたい「ン」しか共通の音ないし!笑)
アルハンブラを知らないって事は、たぶんないと思いますよ~

googleあたりで探せばおそらく音源がかなり出てきます。MIDIだったり
しますが。「ああ、これね」ってすぐ分かると思います。
そういえば、今朝会社でgoogleで 「アルハンブラ」「譜面」 と入れたら
いきなりトップにこのブログが上がってました。どういうことだ~

>久々の更新、とってもうれしく拝見いたしました。

大変嬉しいお言葉。ありがとうございます。
てりぃさんは今もマメに更新されてますねぇ。

それより、春頃に私、突然ドアラにハマってしばらく毎日 you tube で
ドアラ映像を追っかけまくってました。ホント最高ですね。
てりぃさんがドアラをやたらフィーチャーする気持ちが、今さらになって
理解できたのでした。
(とはいえ、ドラゴンズファンにまではなっていません、あしからず・・・笑)
また宜しくお願いします。
アルハンブラの音源を探して聴くのが今週末の宿題ですよ!

by milk_tea (2008-07-04 23:55) 

white berry

milk_tea様!とってもご無沙汰しております。
時々覗かせていただいていましたがほとんど動きがないので、きっと新しいお仕事で忙しく頑張ってらっしゃるのかなと想像しておりました。
かくいう私も春から全く別の雑誌のほうに変わり(お恥ずかしいですが旅行雑誌の編集にいきなり…)たぶんmilk様同様、慣れない仕事で凹んだり落ち込んだり色々苦労しています。milk様はもう落ち着かれました?(^-^)
さて今回の記事ですがいつもながら感心して読みました。
こんな長いブログもそう見ないですが、一般人のブログでこんなに楽しく興味深く読み通せるものも本当に少ないですね。
前の方のコメント(ブラジルからの)も拝見しましたが、この方のような玄人も私のような完全素人も同じくいちいち納得しながら楽しく読める、実は緻密に計算された素晴らしいブログだと改めて感じます。
総評ばかりですみません。アルハンブラの想い出は私も大好きですねー。
by white berry (2008-07-05 18:52) 

bluebird

祝!復活!!
なんか、祭りっぽいですね。
ワクワクしたり、ドキドキしたり、ラジバンダリ(笑)

ワタシ、ドナドナなら弾けたんだけど、今はどうかなぁ・・?
楽器を自由に弾きこなせるって、憧れます。

>美しい女性が、きっちりと髪をひっつめているよりも、雑に髪を束ねて後ろで留めて後れ毛が残っている首元のほうが色気がかえって匂い立つように
・・・
うわぁ、さすがです。文学のにほひです。
上手い演奏が、魅力的な訳じゃあないですもんね。

またお邪魔します。
by bluebird (2008-07-05 21:19) 

milk_tea

あ!white berryさんではありませんか。ご無沙汰しています!!
そうですね、役員秘書をやっていた時代より精神的にも物理的にも余裕が
なくなり、ブログどころじゃない日々が続いています。でも最近はようやく
落ち着いてきました。主に精神的に。

>(お恥ずかしいですが旅行雑誌の編集にいきなり…)

お~white berryさんも異動!!出版業界はよく存じ上げませんが、旅行雑誌
担当になるのは少し恥ずかしい感じあるんですか?以前は人気情報誌とか
ファッション誌だったりしたのかしら。

>慣れない仕事で凹んだり落ち込んだり色々苦労しています。

そのご苦労、手に取るように分かりますよ~ハイ。同志です!( -_-) ))
でも少しエラそうかもしれませんが、新しい仕事によって色々新しい知識や
人間関係や新しい価値観など、得られるものもとっても多いものです。
旅の雑誌なんて、夢があるじゃないですかぁ~!現地取材とかもあるんで
しょう???楽しそうで羨ましいですよ。

>一般人のブログでこんなに楽しく興味深く読み通せるものも本当に少ないですね。

本当ですか。嬉しいです!いつも必ず誉めてくださり・・・・
もしや部下を誉めて育てるっていうタイプではありませんか??(笑)

>実は緻密に計算された素晴らしいブログだと改めて感じます。

緻密に計算ということはないのですが、なるべく自分の直感とか初期衝動
みたいなものを大切にして書いてる感じはあります。まあでも、皆さんそうだと
思いますケド。
なんか、半年振りに記事書いてちゃんとリアクションがあったり、誉めてまで
もらえたり、世の中捨てたもんじゃないですね・・・♪
お互い、仕事頑張りましょう!
by milk_tea (2008-07-05 23:22) 

milk_tea

bluebirdさん久方ぶりにコメントどうもありがとうございます。
女性から2本続けてコメント!やった~
それにしても、蛸とフレッシュトマトの炒め物、付け合せにズッキーニと
インゲンのソテー・・・そんなものをササッと作ってしまうbluebirdさん。
完璧に尊敬のまなざしです。それ、そのまま高級イタリアンレストランの
メニューですよ~(ブログ見てまいりました)そんな奥さんが欲しい!!!

>なんか、祭りっぽいですね。
>ワクワクしたり、ドキドキしたり、ラジバンダリ(笑)

出ましたね、ラジバンダリ!私も最近レッドカーペットとかエンタの神様
とか確実に押さえてますよ・・・・。
今、私のひいきは「東京03」と「フルーツポンチ」ですね。知ってます?

そして確かに、なんか祭りっぽいです。
記事ひとつ、半年ぶりに入れただけでこの賑わい。なんでなのか
知りませんが昨日1000アクセスくらい行きました。お客様は神様です。
三波春夫の気持ちがよくわかる!!!
(1000くらいでハシャぐなって人気ブロガーさんたちに怒られそうですが)

>うわぁ、さすがです。文学のにほひです。
>上手い演奏が、魅力的な訳じゃあないですもんね。

そうなんですよね。
たとえば、本当に国民的になるアイドルとかに真の意味での正統派美人って
いなかったりするじゃないですか。やはり、どこかにちょっとしたマイナス
ポイントやバランスの悪いようなところがあるほうが魅力に奥行きが出るん
だと思います。もちろん、それが「微量」であることが重要なのですが。

また宜しくお願いいたします。 ^^

by milk_tea (2008-07-05 23:41) 

ayumusic

こんにちは。男で申し訳ありません。
ワタシは今回の記事でギタリストの荘村清志さんを思い出しました。NHKの趣味の番組(番組名忘れた、、、)に影響され、一方でクラプトンやツェッペリンをコピーしながら、この番組のテキストに載っているクラシックギターの曲を練習したものでした。上級編にアルハンブラもあったと思いますが、そのとっくの前で挫折してしまっていまして、ちょっとネットでTAB譜を探して弾いてみようとしましたが全く無理でした。milkさんのボーイフレンド、やっぱりすごい。
トレモロ奏法って、ギターのアームをギュィーンって震わせたり、異なる音をペロペロ続けるだけでなく、アルハンブラのように同一音を続けて弾く時もそう言うんですね。これも新発見でした。
by ayumusic (2008-07-06 13:54) 

あるべりっひ

milk さん、こんにちは!
私も職場を変わって8ヶ月、この年になると全く違う環境に慣れるのに時間がかかります・・・。

私にとっては凄いタイミングで『スペイン』の曲のアップです。6月は、ヨーロッパのサッカー『Euro 2008』で盛り上がっていました。大のスペインサッカーファンであります。毎回『優勝候補』と言われながらベスト8の壁が立ちはだかり・・・・。しかし今回は違いました。これぞ『サッカー』!美しいパス・サッカー&攻撃サッカーで他国を圧勝。44年ぶりに国際大会で優勝です。
で・・・私は『燃え尽き症候群』に・・・。

そうそう『アルハンブラ』、たしか昔のラジオ番組で投稿はがき朗読のバックに使われていいたような・・・何故かその印象がとっても強いのです。永六輔さんがパーソナリティだったような。いつも冒頭のマイナー部分ばかりで、メジャーになって以降の部分、全曲はずいぶん後になってから聴きました。ですから、この曲のイメージは冒頭部分の『寂しい』が先行してます。しかし、全曲通しで聴くと後半一条の光が差し込む印象が良いですね。

また、次回のアップ楽しみにしてます。

by あるべりっひ (2008-07-06 18:02) 

milk_tea

まあ、ayumiさん・・・ってこんどは男性でした。ayumuさんお久しぶりです!

>一方でクラプトンやツェッペリンをコピーしながら、この番組のテキストに
>載っているクラシックギターの曲を練習したものでした。

おそらく誰しも、ギターをやるに当たりやっぱりクラシックギターを多少なりとも
押さえた上でクラプトンだのツェッペリンに行かないと、なんかエセギタリスト
みたいに感じそうですよね。(他人から見てじゃなくて、自分の中で)
ロクに授業に出ないで部活ばっかりやってるみたいな。やっぱり勉強を
ちゃんとやってから部室に向かいましょうという・・・(ちょっと違うか?)

>ちょっとネットでTAB譜を探して弾いてみようとしましたが全く無理でした。

私も弾くわけじゃないけど譜面を一応見てみたら、あまりにすさまじいんで
驚きました。3/4拍子の中で12回トゥルルルをやってるんですね。
(私が本文に書いた三連符は間違いでした)よく指がツラないよなぁ。

>milkさんのボーイフレンド、やっぱりすごい。

へへーん、って私がイバるのもおかしいですが。
どうせなら、ギタリストの"ボーイフレンド"10人くらい常にキープしておいて
誕生日前に課題曲を与えてみんなに提出させて出来を比較する、くらいまで
になりたいですねっっ(笑)
ところで、BOYって年齢じゃなくてもボーイフレンドって言うんでしたっけね。笑

>トレモロ奏法って、ギターのアームをギュィーンって震わせたり、異なる音を
>ペロペロ続けるだけでなく、アルハンブラのように同一音を続けて弾く時も
>そう言うんですね。これも新発見でした。

ペロペロって表現可笑しいですけど(笑)
いや、これをトレモロ奏法って言うのかどうかは厳密には知りません。
もしかしたら、また私お得意のテキトー発言だったかも。
でもトレモロ=英語のtremble(震える)のことだろうから、ブルブルしてれば
全部トレモロなんじゃないですか?(テキトー発言の上塗り)

by milk_tea (2008-07-06 23:38) 

milk_tea

あるべりっひさん、いつも必ずコメントを下さり大変嬉しいです。
あるべりっひさんも異動があったんですか。確かparloさんも配置転換があった
ようなことを数ヶ月前仰ってましたが・・・。(さりげなく名前を呼んで喚起)
サラリーマンって本当に大変ですよね。会社が決めたとおりに定期的に
身柄を移して新しい仕事に立ち向かわなければならない。たまに、入社から
定年まで同じところで同じ仕事してましたっていう人も居ますけど。
でもまあそれが良いのか悪いのかは判りませんね。
異動もしてみるもんだなって最近は思います。(このテの話になると音楽に
関係なく語り出す私でした・・・)

>『Euro 2008』で盛り上がっていました。

おーっ!そういえばタイムリーといえばタイムリーだったのですね。
そうだ、スペインが優勝したんでした。
えーっと、私の会社Euro Cup のオフィシャルスポンサーなんですよぉ。
(自慢げ)前回はうちの社長とフィーゴが会食してました。今年はどうだったか
知りませんが。

>昔のラジオ番組で投稿はがき朗読のバックに使われていいたような・・。
>永六輔さんがパーソナリティだったような。

そうなんですか~。あ、よく考えると永六輔の「遠くへ行きたい」って、ちょっと
アルハンブラ・テイストですよね。サビも一瞬メジャーテイストになるし。

>全曲通しで聴くと後半一条の光が差し込む印象が良いですね。

そうそう、通しで聴くと明るいんです。Aメロだけだと涙ボロボロって感じ
ですけどね。 またお越し下さ~い。
by milk_tea (2008-07-06 23:55) 

white berry

2度もお邪魔いたします。
旅行雑誌も色々ありまして、上質紙で、有能なカメラマン随行で各旅行地の見所を追うような比較的経済的余裕のある旅行者層のための雑誌ならそれなりに高いモチベーションでやれたりするんですが、安いツアー情報をリストアップして紹介するような、あくまでツアー情報ガイド的なものになると、もう工数仕事なんですね。
私がどちらを日々やっているかは、もう想像がつきますでしょう。
ただmilk_teaさんのおっしゃることは正しいです。新しい世界を知るのは人を成長させますよね。お互いに頑張りましょう。
音楽にまーーったく無関係なコメントでホントごめんなさい。最後に、永六輔さんのラジオ番組、悲しいかなよく知ってます。私もアルハンブラといえばそれかもしれません。
by white berry (2008-07-07 10:21) 

てりぃ

聴きましたよ~、ラジバンダリ!・・・じゃなかった、アルハンブラ。
正直、ああこれこれ!って感じではなく、とは言ってもどこかで聴いたような。
そんな感じのメロディでした。
三連符をマンドリンみたいに弾くのをトレモロって言うんですか?
僕もトレモロというとエレキギターのギュインギュインを連想します。
リッチー・ブラックモアがやってそうな。

ところで・・・ドアラにハマっていらっしゃるとか(笑)。
あのノリをわかっていただけたとは嬉しき限り。
僕はドアラのことは球団マスコットとしてではなく、「一芸人」として見てますんで(笑)。
6月の終わりに横浜へ行ったんですよ。そうとわかっていれば、milkさんあてにドアラグッズを持参しましたものを・・・。
by てりぃ (2008-07-07 22:04) 

milk_tea

white berryさん、再コメント嬉しく拝見しました・・・。

>あくまでツアー情報ガイド的なものになると、もう工数仕事なんですね。

ふーむ、何となく想像がつくような。
昔海外旅行が何より趣味だった頃は、abロードみたいな情報誌をしょっちゅう
買っていました。いつも「こういう編集は大変だろうなー」って思いながら
見ていました。でも私、大学時代は旅行会社就職希望だったんですよ。
実際JTBと日本旅行受けて両方落ちました~^^;
まっ、とにかく与えられた仕事をお互い頑張りましょうよ。その先にきっと
何か見えてくるものがあるでしょう! レ(゜゜レ) ガッツ!

>最後に、永六輔さんのラジオ番組、悲しいかなよく知ってます。

これは世代なのか?(すいません)私はこれ全然知らないんです・・・。
日曜のすごい早朝に、永六輔が色々な地方を回る「遠くへ行きたい」っていう
紀行番組は知ってます。でもこのBGMは「遠くへ行きたい」でした。
(この番組知ってる時点で私も充分、その世代?)

by milk_tea (2008-07-08 22:35) 

milk_tea

てりぃさん、宿題ご苦労様でした。^^

>正直、ああこれこれ!って感じではなく、とは言ってもどこかで聴いたような。
>そんな感じのメロディでした。

あ!そうなんですか~?やはり「禁じられた遊び」ほどはメジャーじゃないん
ですかね。
私もその後you tube 見てみたら、村治香織がライブでアルハンブラを弾いて
いる映像とか、あと兄弟ギタリストが二重奏でやっているやつもあって
改めて感動したり。

>あのノリをわかっていただけたとは嬉しき限り。

やっぱり、みんなが必死に踊ってる舞台袖でじーっと突っ立ってるやつが
一番可笑しいですね。なんか、カブリモノつけたら、必ずしないといけないと
されている動きっていうのがあるのだということに今さらながら気付きました。
で、そのパターン化された動きをしないというだけで、ここまでも可笑しいと
いうのもホント、盲点でしたね。
でも最近は他の球団のマスコットもけっこうドアラ的な動きをしはじめて、あれ
はズルイと思います!

>milkさんあてにドアラグッズを持参しましたものを・・・。

ワーイ!次回必ずお願いします!!!
by milk_tea (2008-07-08 22:47) 

JT

こんばんは、JTです。

『アルハンブラの思い出』、小さい頃から家に『禁じられた遊び』とカップリングになった(『禁じられた』がA面でした)シングル盤があったので曲はよく知っています。今聞くと普通なんですが、エンディングの和音が何回も繰り返されるので小さい頃は「なかなか終わらない曲だなぁ」と思っていました。(ビートルズのスタークラブのライブ『みんないい娘』みたいな。すみませんマイナーな例えで)

あとは、高校の世界史の授業で、『ラジバンダリ宮殿』(ありません、そんな宮殿(笑))ぢゃあなくて『アルハンブラ宮殿』が出てきた時に、「O君が弾けますよ『アルハンブラの思い出』!」と誰かが話したので先生が「じゃ次の授業で弾いてもらおう」という話になりました。
O君は学校にクラッシックギターを持ってきて、授業時間に『アルハンブラ』を弾きました。とても上手でした。ちなみに頼んでもいないのに1曲目は別の曲を弾き、2曲目が『アルハンブラ』でした。

なお現在O君はクラッシックギター教室で生計を立てています。

落ちのないエピソードで申し訳ないです。


by JT (2008-07-13 21:06) 

milk_tea

JTさん大変ご無沙汰です。レベッカの時コメント戴いて以来?
こういう「自分独自のこの曲との関わり」みたいなエピソード話、大好きですね。

>小さい頃から家に『禁じられた遊び』とカップリングになった(『禁じられた』がA面でした)シングル盤

えーっそんなシングル盤があったんですか!?
タイトルは何でしょうね。やはり「魅惑のクラシックギター名曲選Vol.1」
的な・・・??でもこの2曲がVol.1だったら、2や3はかなり弱くなってきちゃい
ますね。きっと単独盤ですね。
なかなか終わらない曲・・・(笑)そうですね、実は私はアルハンブラの本当の
ラストの辺りは今回、演奏のデータをもらうまできちんと聴いた事がなかった
です。遠い記憶には何となくありましたが、「へーっ、こう終わるんだ」って
ちょっと新鮮でした。メジャーで明るい締め方がスゴい良いなと思った。
ここが「禁じられた」の閉鎖的な感じとは一線を画している。

>ビートルズのスタークラブのライブ『みんないい娘』みたいな。

強烈にマイナーなたとえ、ありがとうございます(笑)
聴いた事ないけど、そういう繋げ方って好きですね。

それにしても、世界史の授業なのに『ラジバンダリ宮殿』(皆んな引っ張りすぎ
だろう!笑)をO君に弾かせた先生はCOOLでいいですね。
そんな味のある先生は私の高校には居なかったな~。
そして1曲目は別の曲から演った、というO君の高校生らしからぬ厚かましさ
というか尊大さが、のちのちの彼の人生の行く末を暗示していたわけです
ね・・・。実に面白いです。

by milk_tea (2008-07-14 11:56) 

parlophone

こんばんは~。
コメント遅くなっちまいました^^

「アルハンブラの想い出」、うちにもナルシソ・イエペスのレコードがありました。
若いころの父はクラシックが好きだったので、それで買ってたのでしょう。
でももう30年以上聴いていないので、YouTubeで映像探して聴きました。
驚いたのはこの曲が3分に満たない楽曲であったこと。
イメージ的には6~7分あるような気がしてたんだけど。
もうひとつはイエペスが12弦ギターで弾いていたこと。
これがまたでかいんだ。
聴衆はこのギター見ただけで飲み込まれちゃうでしょうね、おそらく。

milk ちゃんが書いてるように、この曲はクラシック・ギターを勉強する人は必ずチャレンジする曲ですよね。
ぼくの友人にも、完奏できるかどうかは知らないけど弾ける人がいます。
あのトレモロは、マンドリンなんかではごく一般的な奏法なのかもしれないけれど、芸術的ですばらしいですよね。
ちなみにぼくはまったく弾けません(ってゆーか、弾こうとしたことがありません)。
でも曲としてはやっぱり好きですね。
マイナーとメジャーのコントラストがよく効いてて、滅びゆく栄華の儚さのようなものがうまく表現されてると思います。
なるほどな~と思ったのは、「噴水や泉の水音」にインスパイアされたという部分。
たしかにたとえばNHK で「映像で聴くクラシック・アルバム」みたいな番組があるとしたら、アルハンブラ宮殿の噴水をバックに流れそうです。

それにしてもいいお友だちをお持ちですね~。
by parlophone (2008-07-27 22:05) 

milk_tea

おー!parloさん!スターは遅れてやってくる・・・・(笑)
こちら夏バテ気味で、しばしパソコンをあけ忘れておりお返事遅れました。

>うちにもナルシソ・イエペスのレコードがありました。

これは「禁じられた遊び」の人ですよね。
調べてみたら、タルガとイエペスはほぼ100年くらい時代がズレてるんですね。
これはビックリしました。(タルガのほうが古い)何となく、近いテイストが
あるので近いタイミングで作られたものと思っていましたが。
parloさんのお父様は自分でギターなども弾かれてたのですか。
うちの父も少しかじっていたようですが、どちらかというと古賀政男系でした
・・・^^; 今でも家にあるギターを手に持つと必ず「影を慕いて」のイントロ
弾いてます。Smoke on the Water のノリに近いものがあります・・・。

>驚いたのはこの曲が3分に満たない楽曲であったこと。

確かに、思いのほか短いかもしれないですね。
マイナーのAメロには、後半戻りませんからね。

>もうひとつはイエペスが12弦ギターで弾いていたこと。

それは知りませんでした。私も you tube でチェックしてみます。
本当に you tube ってスゴイよなぁ~。

>それにしてもいいお友だちをお持ちですね~。

そうですね。会社がやっぱり音楽関係でもあり(実際は音楽には全く関係
ないハード部門も多いが)、音楽をやってる人はものすごく多くて、半分プロ
みたいな人も結構います。ちゃっかり仲良くさせてもらってる感じです。

それにしても暑い毎日ですね。parloさんもお体ご自愛下さい。

by milk_tea (2008-07-29 14:37) 

milk_tea

追記
you tube でイエペスの演奏、色々見てみました!
私の記事では「禁じられた遊び」はそんなでもないみたいに書きましたが
やっぱり名曲でした・・・・。
で、彼のアルハンブラですが、どのバージョンもかなり速いですね。
情感こめてというより、結構あっさりめに弾いてるのが逆にプロっぽい!?
それと、途中で映像を止めて数えたのですが、弦は10本のように見えますね。
でも、せっかく多弦のギター使ってるのに結局下の5、6本しか使ってない
のもこれまた不思議・・・・。
パットメセニーがピカソ・ギターっていう多弦のおかしなギターをよく使って
るんですけど、それはもう、それこそちょっとピカソのゲルニカを思わせる
ようなグロいような不気味なギターなのですが、それを見慣れてるので
このギターはごくごく普通に見れます・・・・(笑)
それにしてもクラシックギターの調べって、ホント良いよなぁ~♪ 

by milk_tea (2008-07-29 22:16) 

parlophone

こんばんは~。
夏バテですか。
体気をつけてくださいね。

>スターは遅れてやってくる・・・・(笑)

アホなことゆうて。
わしゃにしきのあきらか(←ツッコミのつもりがボケになってる…)

>parloさんのお父様は自分でギターなども弾かれてたのですか

もう20年も前に死んじゃったので確かめるすべもありませんが、たぶん楽器はやってないですね。
ただ以前も書きましたが、中学が大連一中という作家の清岡卓行や映画監督の山田洋二、ジャズ・ピアニストの秋吉敏子なんかも在学していた、おそらくけっこうエリート気取りの子どもたちが集まる中学だったと思うんですよね。
そこで若いころからクラシックを聴いてたようですので、レコードはほんとうにたくさんありました。
ただギターのレコードはたった1枚だけでしたね。

>弦は10本のように見えますね

おお、ぼくも上にあるイエペスのジャケット見てみましたが、たしかに10本かもしれない。

>会社がやっぱり音楽関係でもあり…音楽をやってる人はものすごく多くて
>半分プロみたいな人も結構います

う~ん、そこだけはうらやましい(笑。
by parlophone (2008-07-29 23:58) 

あるべりっひ

milkさん こんばんは。
イエペスの10弦ギター、たしか1960年代中盤くらいから使いはじめてると思います。ですから、『禁じられた遊び』(1952年公開)のサウンドトラックを録音した頃は、通常の6弦ギターのはずですヨ。
よく見かける10弦ギターを持ったジャケットは、60年中盤以降と言うことですネ。上の4本は、共鳴弦と考えたほうが良いのでは・・・。テクニック的ことより豊かな響きをイエペスは採ったのでしょうか。
ピアノで言えば、ベーゼンドルファーの『インペリアル』が97鍵盤で低域側の音域を広げ響きを豊かにしているのに近いのでは・・・。通常はそう88鍵盤ですよね。
by あるべりっひ (2008-07-31 01:13) 

milk_tea

こういうジャンルになってくると、あるべりっひさんですね!

>『禁じられた遊び』(1952年公開)のサウンドトラックを録音した頃は、通常の6弦ギターのはずですヨ。

そうですね、確かに10弦のを使ってるのはどれもアルハンブラ演奏の映像
でした。

>上の4本は、共鳴弦と考えたほうが良いのでは・・・。テクニック的ことより豊かな響きをイエペスは採ったのでしょうか。

共鳴のために4本引いているんだ。ギターって奥深いなぁ~!
それがあるだけで、奏でている音に奥行きや深みが出るわけですか。
確かに、何も言わなくても自分をわかってくれる仲間がそばにいてくれると
心落ち着くもんなぁ(意味が全然違う気がする・・・)

>ピアノで言えば、ベーゼンドルファーの『インペリアル』が97鍵盤で低域側の音域を広げ響きを豊かにしているのに近いのでは・・・。

それはまたシロウトの私には意味不明ですな。
ギターなら何となく想像がつくんだけど、ピアノなんか、鍵盤多くしたところで
そこを弾かない限り共鳴なんかしないような?
(私なにか勘違いしてます?この場合は低域も弾くってことかな)

いや~とにかくよくわからないが、音楽ってホント~に奥深く、素晴らしいもの
ですよね~ (デカくまとめすぎ)
by milk_tea (2008-07-31 11:54) 

Oyadomari(親泊)

 今度はこちらへ参りました。最新記事で「アルハンブラ。。。」と見た途端、コメントせざるを得ません。友人のアマチュアギタリストからのプレゼントだとの事ですが、多分、その彼と私とでは、年齢が近いかも知れません。この曲を好んで弾く方の実力とクラシックギターの愛好度合いはほぼ比例していると云っても構わない程です。
 今、私の手元に古いギター教則本があります。「タルレガ傑作全集」(溝淵浩五郎;全音楽出版社、1965年)。本棚から取り出して来ました。裏面には「1966年4月30日(土)購入」と記されております。大学一年生になった直後の事です。大学のギターアンサンブルに入部し、早速購入しております。私の記憶では、この曲が何とか弾けるようになるまで、3ヶ月は掛かったと覚えています。皆様のお話の「禁じられた遊び」はやはり、それよりずっと以前に弾けるようになっていました。現在では、「禁じられた。。。」はまだ、十分弾けますが、「アルハンブラ。。。」はもうとても弾けません。
 前出の「教則本」のアルハンブラのページの解説にこう書かれています。「。。。最高峰中の最高峰の名曲。。。単にトレモロの技巧だけを征服したのでは到底名演は出来ない。技巧の他に深い思想、広い知識、気高い精神が必要である。」。これほど高度であり、また、名曲な訳です。Milk_teaさんがピアノでの比較例示をされておりますが、そのように云えるかも知れません。また、バイオリンで云えば、「サラサーテのチゴイネルワイゼン」のレベルかも知れません。
 何れにせよ、その友人の彼が未だにこの名曲を名演されるのであれば、深く敬意を表さねばなりませんね、私としては。少しぐらいトレモロに不安定さがあっても、私らクラシックギター世代の方で未だに弾けることは素晴らしい事なのです。ついでながら、皆様のコメントの中で私の時代から云える事があり、少し訂正的な言い方になりますが、お許し下さい。一つ目は、タルレガ自身はこの名曲の作曲家であり、サラサーテ同様名演奏家でもありましたが、日本で最初にこの名曲を実演したのは「アンドレ・セゴビア」(スペイン人)です。イエペスはセゴビアより確か若く、「禁じられた。。。」では名演奏をしておりますが、セゴビアがロマン溢れる演奏家であるのに対し、イエペスは少し大らかな弾き方をします。ですので、セゴビアの「アルハンブラ。。。」が日本では余りにも有名で、皆様のお聞きしたのもセゴビア版だと思われます。
 もう一点、トレモロはアルペジオとは異なりますし、3/4で作曲されていますこの曲は、親指で引く低音部と人差し指、中指、薬指の3本で弾く高音トレモロとで32部音符としては、24個の音、親指の低音を除くと、高音部分は18個の音で成り立っています。
 Milk_teaさん、素敵な話題を書いて頂き嬉しくなります。お邪魔しました。また、参りますので今後とも宜しくお願いいたします。
by Oyadomari(親泊) (2008-09-02 19:03) 

milk_tea

親泊さん、こんにちは!平日忙しくてすっかりお返事するのが遅くなって
しまいました。ご丁寧なコメントをどうもありがとうございます。

>多分、その彼と私とでは、年齢が近いかも知れません。

以前のコメントで親泊さんは還暦近く?とお見受けしたと思いましたが
このギターを弾いてくれた人は40代なかばです。
年代関係なく、このくらいの名曲になると、ある程度の力量に達すると
一度弾いてみようと思うものなのかもしれませんね。

>この曲を好んで弾く方の実力とクラシックギターの愛好度合いはほぼ比例していると云っても構わない程です。

そうなんですか。友人はスタートはクラシックで、あとはジャズだのロック
だのフュージョンだの色々に飛び火しているようです。でもやっぱりクラシック
ギターで根幹をきっちり押さえるっていうのはギター技術向上の上では
鉄則といえそうな感じはしますね・・・・。

>「1966年4月30日(土)購入」と記されております。大学一年生になった直後の事です。

おっとと。ここに年齢がわかる記述あり!おお!いわゆる団塊の世代という
やつですね。ビートルズ来日の時に大学1年か。いい世代だなあ。

>「最高峰中の最高峰の名曲。。。単にトレモロの技巧だけを征服したのでは到底名演は出来ない。技巧の他に深い思想、広い知識、気高い精神が必要である。」

おおーっ、そうなのか、彼にそんな深い思想や気高い精神、あったかな?
こんどさりげなく確かめてみるとします(笑)

>日本で最初にこの名曲を実演したのは「アンドレ・セゴビア」(スペイン人)です。

誰かその辺のコメントをされていましたっけ。私はそのあたりはトンと無知で
今回この記事を書いて、初めて知ったことも多いです。

>セゴビアがロマン溢れる演奏家であるのに対し、イエペスは少し大らかな弾き方をします。

へ~~~。勉強になります。ロマン溢れる演奏と、大らかな演奏。どちらも
素敵でしょうね。(って私に聴き分けが出来るかどうか・・・)

親泊先輩、また何かピンときた記事がありましたらコメント&ご指導ご鞭撻
お願いします(笑)

by milk_tea (2008-09-06 10:51) 

bluebird

ご無沙汰しております。
ジョンジョリーナ・アリーが面白かったんで、
ワタシのところで紹介しちゃいました。

milk_tea さん、お忙しそうですね。
どうぞご自愛くださいませ。
by bluebird (2008-10-16 09:13) 

とおりすがりM

はじめまして。アルハンブラ、大好きな曲です。
ギターを習い始めて1年、禁じられた遊びが何とか弾けるようになったので、こんどは自分でアルハンブラが弾いてみたいなと思い、難易度を調べていたらこちらのブログがヒットしました。
こんな心に染み渡る美しい曲を自ら弾いてプレゼントしてくれるお友達(恋人?)がいらっしゃるのは素晴らしいことですね。
よっぽどのプロではない限り、一発OKというわけにはなかなか行かないでしょうから、何度かミスしては最初から、とご自身が思うより苦労されて録音されていると思いますよ。
やはりトレモロがカギのようですね。
禁じられた遊びの難易度を1とすると、10段階で言ってアルハンブラは「5」くらいなのだそうですよ。
(それも判るような判らないようなですがね)
やっぱり私にはまだ無理かもしれません。録音してプレゼントするような相手でもいたら、一生懸命トライするのでしょうが。
素敵なエピソードをありがとうございました。
by とおりすがりM (2011-02-03 02:05) 

milk_tea

とおりすがりMさん初めまして。コメントをどうもありがとうございます。
コメントいただいて、久しぶりにこの記事を読みました。もう2年半前の記事です。
私のこの曲への思いがなかなか良く書かれているかも・・・。(自画自賛かぃ)

>こんな心に染み渡る美しい曲を自ら弾いてプレゼントしてくれるお友達(恋人?)がいらっしゃるのは素晴らしいことですね。

そうですね。これまでの人生でもらった中でもトップクラスに嬉しいプレゼント
でした。高いブランドバッグをもらったりするより、100倍いいです。もっとも、高い
バッグはバブル時代に遡っても、もらったことはありませんが。
音楽の原体験としては、父と乗ったタクシーで聴いた「ブルーライトよこはま」
と、テレビで見ていつも号泣していたこのアルハンブラのどちらのほうが早かっ
たかは判然としませんが、とにかく心の奥底でいつも鳴っている曲です。
ふだんiPODでシャッフル演奏にしていてこのアルハンブラがかかると、福引で
1等の玉が転がってきたみたいな気持ちで、注意深く大事に聴いていますが
メジャーに転調する辺りで絶対にちょっと泣きそうになります、今も(笑)

とおりすがりMさんも、ギターを始められてそれなりに経つのであれば是非
アルハンブラに挑戦してみていただきたいですね。
本文にも書いてありますが、禁じられた遊びを弾く人は多いけど、アルハンブラ
が弾ける人となるとだいぶ少なくなってきますから、いざ!という時みんなの
反応が全然ちがうと思いますし。女性たちの目がうるうるになっちゃうでしょう。

>禁じられた遊びの難易度を1とすると、10段階で言ってアルハンブラは「5」くらいなのだそうですよ。

中級クラスっていうことでしょうかね。やはりいかにトレモロを制覇するかっぽい
ですね、課題は。
先生について習っていらっしゃるなら、先生にお願いしてそれを毎週の練習曲に
してもらうというのはどうでしょう。グループレッスンでは無理でしょうが。
頑張って下さいね!(私もベースギター始めました(笑))

by milk_tea (2011-02-04 02:01) 

hh

セゴビアは素晴らしい
ギターこの時代の方は、ほとんど生演奏を聞いた
月刊ギターミュージックの執筆をしていたこともあります
古い話ですが、ギター全盛の時代でした。
これを書くと長くなるので改めて,美しいアルハンブラ宮殿の佇まいが目に浮かびセゴビアが弾く、多彩なメロディーに酔いしれた青春時代を回顧すると、イエペス、ウイリアムス、セゴビア、ブリーム、ロメロ、ラゴスニック
などどれだけの演奏を聴いただろうか
by hh (2015-01-05 11:27) 

milk_tea

hhさん(早崎さま)来訪ありがとうございます。
ギターへの造詣も深い方なんですね。まさにオールマイティですね・・・。
by milk_tea (2015-01-17 07:57) 

Shinya

はじめまして、こんにちは。
全くの通りすがりで、記事を読ませていただきました。
僕も子供の時にギターを始めて、大人になったらアランブラ宮殿に行って、この曲を演奏したい!と思い頑張って練習し、20歳の時実現しました。
その時の様子を後にブログに書いたのですが、ブログに貼りつけたタイトル写真が、このブログタイトル使っていたLPジャケットの表紙と全く同じでびっくりしました(^^!。僕もアランブラ大好きです。長々失礼しました。
ちなみに僕の記事はこれです。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1276907958&owner_id=24482509

by Shinya (2015-09-19 23:07) 

milk_tea

Shinyaさん、はじめまして。古い記事にコメントをいただき感謝です!
20歳でスペインのアルハンブラ宮殿にいって実際にこの曲を弾いたのですね?
(mixiに入っていないので、スペインに向かったのであろう「その2」にアクセスできませんでした)
それは貴重な体験をされましたね。羨ましいです。

この曲は時々無性に聴きたくなります。
一見、哀しげな湿ったメロディのようでいて、最終的には突き放したような、それでいてそこはかとない優しさのあるドライさがあって、何とも言えない漠とした感銘が広がる曲です。(表現が難しいのですが)
これを自分の指先から奏でられるなんて、なんて羨ましいんでしょう。
一番簡単そうなので選んだベースギターさえも、ちっとも上手くならない私です。

by milk_tea (2015-09-20 12:47) 

Shinya

確認してみたら、、
たしかに僕のmixiの公開設定が友人オンリーになっていました。
以前にも「お前の日記見れねーゾ」と言われた事がありましたが、この事だったのですね。
お陰様で気が付きました。ありがとうございます。
さっき設定はフルオープンに修正しました。

この曲を聴いていると、グラナダの赤土と乾いた空気、アランブラの水と朽ちかけたレンガ、子供の頃のギター教室でのエピソードetc思い出がいっぱいよみがえり、まさしくアルハンブラの思い出です。

ちなみに最近は練習不足で、この曲を弾くと後半手がつります(^^ゞ
by Shinya (2015-09-20 21:48) 

milk_tea

Shinyaさん、続投ありがとうございます。
「お、その2が読めた!」と思ったら、ナントその9までありましたね、ビックリ!(笑)
でも楽しく読ませていただきました。
思ったことは、「若いってスゴイ事だなあ」と。
今の自分には、いくらアルハンブラが好きでも、スペインのこの宮殿を実際に見に行こうとかそこでギター弾いちゃおうとか(ま私は弾けませんが)ギターの製作者に会いに行っちゃおうとか、そこまでの発想がないです。それを、ギター担いで本当に行っちゃうって、やはりハタチのなせる業というか、いやまあ、ハタチだって普通の人はなかなか勇気ないですから、Shinyaさんの固有の高い好奇心の賜物でしょうけども。
そのキラキラしたものが、妙に今の自分にはまぶしくて、その9まで延々読んでいてしみじみと感じ入ってしまいました。
あのアラレちゃん風メガネ、流行ってましたよね!同じ世代かなぁ~。髪型も、妙に懐かしい。あんな感じの男子がいっぱいいたわ、そういえば昔・・・。
あの赤いダッフルコートは良かったですね。スペインの街にピッタリ。
アンネの隠れ家前であのコートを着ていると、映画シンドラーのリストのあの有名な赤いコートの少女のシーンのようで、すごいなって思っちゃいました(笑)
要所要所で、ちゃんとご自分をフレームに入れているのもいいです。よく、旅行といって風景ばっかりの写真群を友人から見せられることがありますが、やっぱり人物(本人)が入っていないと全然面白くないです。
しかもそれがあの綺麗な赤いコートだから、とってもphotogenicで素敵ですね。

それと、もしかして、スライドショーでyoutubeに載せているBGMのアルハンブラはshinyaさんご本人が演奏された音ですか???(だとしたら本当に感涙モノのうまさ!さすがにちがうか??知りたい)

何にせよ、このスペイン旅行記を拝見して、若いって恐れがなく美しいことだなあと改めて感じ入り、その煌めきに圧倒されたもうあんまり若くない自分の心にアルハンブラの調べが「大丈夫だよ、今の貴女で頑張りなさい」と優しく慰めてくれたようで、数年ぶりに再びこの曲に癒されました。
ホントにどうもありがとうございます。^^
by milk_tea (2015-09-21 00:55) 

Shinya

毎回きちんとお返事いていただきありがとうございます。
しかしmilk_teaさんは、とても文章がきれいですね。お人柄が伝わってきます。

さて、スライドショーのBGMは、ネットのフリー音源から拝借しました。
自分で演奏してYouTubeにupしようかとも思いましたが、それだと半年くらいかけて練習をし直さないといけなくなりそうなので、今回はこんな感じにしました。

それから若さの件ですが、まだまだ、叶えたい夢が山ほどあって、寿命までにやりきれるか心配で、ジジイになってる暇がない。。。そんな感覚です。

それでは、どうもありがとうございました。
お元気で、、アディオース。。。
by Shinya (2015-09-21 11:00) 

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