SSブログ

ドヴォルザーク交響曲 『新世界より』  ~これしか知らないクラシック~ [洋楽]

              

今回ここで取り上げてみるのは
ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調作品95 『新世界より』 ・・・・。

ムフフ・・・もう1回書いてみていいですか? 

    交響曲 第9番 ホ短調 作品95 『新世界より』 

いやぁ~何だかまるでクラシック派の人間にでもなった気分になりますね・・・・
私のブログも、ついにこの域にまで到達したか・・・みたいな。格調高そう~。アカデミック~。

・・・なんて言ってるけど、この作品はクラシックの中では、完璧に いろはの"い" であり
構成がソナタ形式の基本にのっとっていて聴きやすく、ところどころのメロディが有名で耳なじみが
あるということでは 「初心者向け交響曲」 の3本指に入る作品らしいので、アカデミックも何もあった
ものではないのだが。

自慢じゃないが、私はクラシックでまともにアルバム1枚通して聴いた事がある作品は、生涯を
通して本当にこれだけ!哀しいほどに。
なので、この作品は最高だ!などと大いばり出来るようなバックグラウンドは何もない。
が、しかし冗談ではなく、このアルバムは私の "愛聴盤" なのである。

それにしても、話は少しそれるが、何故クラシックの題名というものは、こうも小難しいのであろうか。
何ゆえに曲にいちいち番号をふり、それをわざわざタイトル上で表明し、しかもキーの種類まで
書き添えなければいけないのか。
何長調で演奏しようが、知りたい人は自分の楽器で1音とって確認すればすぐわかるんだから
タイトルにわざわざ上げることもないだろうと思うのだが。

ポップスのタイトルで 「デュオ曲 第27番 Gメジャー 『Only You君にくびったけ』 」なんていうのは
1曲もないのにね。
クラシックだけがなぜこう格式ばっているのか。昔からこればっかりは私の中で大きなナゾだった。
しかしまあ、クラシックのほとんどは、"世紀"単位で語るようなはるか昔作られた楽曲を形を一切
変えることなく正しくなぞって次代へ継承していく音楽なのだろうから、とにかく伝統的にこういうもの
なのだ!と言われればそれまでだが。

さて、クラシックからは相当(いや、カンペキに)縁遠い私が、何故このアルバムだけ愛聴している
のかというと、15年くらい前か、会社でひょんなことからこのアルバムの見本盤をもらったのである。

   馴染みのある社名が・・・

その頃私はちょっと語学に目覚めていて、家に帰ると勉強机に座って、深夜までコツコツ勉強をして
いた。(適齢期真っ盛りのうら若いOLが何故に・・・)
そんな謹厳実直な夜のムードには、クラシックの生真面目で荘厳な音世界が妙にピッタリはまった
のだった。持っているクラシックCDは見事にこれだけだったので、これを延々繰り返し、CDラジカセ
で流していた。

そのうちに、「良い」とか「悪い」とかいう以前に、とにかくあの4つの楽章の調べが頭にがっちり染み
付いたのだった。
人間、「とにかく頭に丸ごと入れて、覚えこむ」ことが一番なのである。語学もそうだし、私の場合は
クラシックもそうであった。

いったんパターン認識という形で全楽章を頭に入れ込むと、あとは、耳慣れた音が流れてくるだけで
「おっ♪」と思うものであり、その音楽を理解し、同化している気分になれる。

だいたい、誰か有名アーティストのコンサートなどでも、リリース前の見知らぬ新曲をおもむろに演奏
されて、それを聴いて涙を流して喜ぶ人というのはほとんど居ない。イントロが始まってすぐに
「お~、あれか!」と思うことがライブ会場に居る喜びを倍加させるのであって、何だかんだ言っても
音楽の感動というものは少なからず 「大好きな、あれ」 「聴いたことのある、あれ」 が目の前で
またはヘッドフォンの中で再度展開される、という事そのものにあるのではないだろうか。

例えばユーミンなんて特に(最近行ったんだけど)、いかにメロディアスで素敵な曲であっても
まったくの新曲をやると場内が妙に静まり返っているのだが、一転して懐かしい「DISTINY」だの
「カンナ8号線」だののイントロが始まうものなら、会場中どよめきたって皆んな一斉に立ち上がる。
私とて、特にDISTINYなんか好きなほうでもないのに、「耳に馴染んでるイントロ」というだけで
妙に高揚するわけだ。
「知っている」ということが、音楽を楽しむための1つの大きな関門であるわけで、だから「ライブの前
に、新譜を聴いて予習しておく」なんていう作業を皆んな必ずやることになるのである。

思うに、"音楽を聴く" とは結局のところ、初めて耳にした旋律(の集合体)を繰り返し聴いて自分の
音楽記憶のデータベースを増やしていくことと、その膨大なデータベースの中から色々な断片を
フィードバックしては、それを再びなぞって心地良い音の記憶の確認作業をすること、この二つの
繰り返しと言えるのではなかろうか。

(・・・などと小難しく書いたが、要は「耳馴れるための作業」と「耳馴れた音を再度なぞりたい欲求を
満たす作業」の2つだ。ということですね。・・・って、やっぱりわからないか?)

ということで、いつものように本題になかなか入らないわけだが・・・・

この、ドヴォルザーク 「交響曲第9番ホ短調作品95 『新世界より』」 (←しまいにゃ~書くの面倒で
コピー&ペースト使用) も私の場合、最初のとっかかりとしては、完全にこの「あ~、これ知ってる!」
から来たのであった。
この第一関門を突破したから、それほど抵抗なく全体を聴いてみることが出来、全体を何度か
聴いたことで「耳に馴染む」にまで、ついにたどり着く事が出来たわけである。

そう。この作品の第2楽章、『Largo』 の主メロは、日本ではあまりに有名。
『遠き山に日は落ちて』 である。今はどうだか知れないが、私が小学校の頃は夕方4:00か4:30
になると学校中にこの曲のメロディが流れて、そこに放送委員2名による、ユニゾン(当たり前)で
ゆったりした声がかぶる。
「終礼時刻になりました。教室や校庭に残っている人は早く帰りましょう」(←これ、一言一句
間違ってない!完璧に覚えてる。放送委員を一時期やっていたような気も)
これがかかると、学校は一気に人を寄せ付けないムードに変わり、何故だか、教室も廊下も
だだっぴろい校庭も、うっすら怖い雰囲気まで漂わせ 「幽霊(終礼)時刻になりましたぁぁぁ~」と
お調子者の男子が手の甲をブラブラさせて女子をおどかしたりながら校門から三々五々、子供たち
は家に帰っていくのであった。

このころ私は、当然だがこれが外国の曲とは思っていなかった。
そんな風に思いようがないほどに、この曲の歌詞はもうバリバリ、古き良き日本っぽかったからだ。

    遠き山に 日は落ちて
    星は空を ちりばめぬ
    きょうのわざを なし終えて
    心軽く 安らえば
    風は涼し この夕べ
    いざや 楽しき まどいせん
    まどいせん

「散りばめぬ」は、当然ながら 「散りばめない」 の意味ではなく、文語体での現在完了形である
「(今)散りばめた」ですからね。英語で言うと Stars have studded the sky だな。
それに「今日のわざ」って何だろう。別に、空手道場での生徒の1日というわけでもなかろうから
たぶん、今日の仕事、というか任務 (英語で言うと "ミッション"?いちいち英語にしなくても・・・)
って意味でしょうね。

それよりも、全く意味不明なのが、最後の 「まどいせん」。
"まどいせん"・・・ 聞いた事ありません。係り結びの法則みたいな何か?
(今ふっと思い出した「係り結びの法則」。懐かしい~!「なん~ありける」とか「こそ~ありけれ」
とか、連体語で止めて余韻と強調の文にするんだよね。・・・ってプチ教養のひけらかし。古文苦手
だったくせして)
調べれば、きっと即座にわかるのだろうが、「まどいせん」 わかりません。
文脈から言って、「家族の団欒」とかかな?

まあ歌詞の詳細はどうだっていいのだが、この歌詞で長いこと、この曲のイメージを認識してきた
私は、15年前たまたま手にしたこの「新世界より」のアルバムを前後通して聴いて、直感的に
感じたことがあった。

「これは、日暮れの時間の歌ではないな。こりゃたぶん夜明けだろう・・・!」

第一楽章のちょっと古典的かつダイナミックなエンディングのあと、穏やかに荘厳に始まるホルン
(かな?)の序章に引き続き始まる、上記のメロディのソロ・・・これはどう考えても、朝っぽい。
白々と静かに訪れる夜明け。昇る朝日。としか思えなかった。
中盤ピッコロかなんかでピチピチ~ッと、小鳥たちも起き出す感じだしねえ。

15年前に1人でそんなことを思いながら、でも当時はインターネットも普及してなくて調べることも
出来ずにいたが、今回これを書くに当たりちょっと調べてみたところ・・・・・
あったーーー!!

    ドヴォルザークはこの第二楽章について、アメリカ大草原の動物たちの
    朝早い目覚めを表している、と言っています。

おらおらーー!やっぱり朝だった!!
15年の月日を経て、つかんだ真実!やった~ (え?もしや一般常識??)

この柔らかく懐かしいメロディを聴くと、どうしても
「♪と~おきぃ~や~まにぃ~・・・」と一緒に歌ってしまいそうになるが、ここはグッとこらえ作曲者の
イメージに従い、広大な草原にたたずみ昇る朝日の神々しい光を浴びる野生動物の群れなどを脳裏
に描いてみる。
(この動物たちとは何だ?アフリカの平原なら色々思い浮かぶが・・・アメリカだと何?野鹿とか?)

それにしても、最初にこのメロディに 『家路』 というタイトルをつけた人は誰なんだ。
日本人が勝手に夕方フィーリングの歌詞をつけたということなのだろうか?それとも、この曲が
日本に入ってきた時点でもう、歌曲として 『家路("Way Back Home"・・・とか)』 っていうタイトル
がついていたのかしらん。(あとで気が向いたら調べてみます)

ちなみに、この第2楽章に負けないくらい、最終楽章の冒頭のメロディも有名だ。
そう言われてもピンと来ない人のために、簡単にメロディを書いてみると:

  ミ~~ ファ♯~ ソ~ | ファ♯~ミミ~~ | ミ~~レ~シレ | ミ~~~ 
  (4拍子。「~」で1拍)

いかにもクラシック、という感じの大仰で古典的な旋律と演奏で、もしかすると業界では、線の細い
第二楽章の「家路」のほうよりもこちらのほうが「新世界交響曲、と言えばコレ!」という扱いなの
かもしれない。

しかし、指揮者がこの時とばかりに髪を振り乱し、ムキになって指揮棒を振ってそうなこの主メロが
私はあんまり好きではない。なので、実はこの最終楽章だけは私はいつも、トバし気味で聴くので
あった。

ところで、このドヴォルザーク作品を聴いていてずっと感じていたのは、全体を通して何となく
「日本人好み」な感じがすることだった。
どこがどういう理由で、という理屈は明確にはわからないのだが、部分部分、松竹映画のBGMに
使われてもおかしくないと言ってもいいような(突飛ですが)、やや湿り気があって人情に訴えるよう
なラインが登場する。

もう少しイメージを具体的に言うならば、山田洋次の 『幸福の黄色いハンカチ』 で、最後、武田鉄矢
扮するバカ大学生と、桃井かおり扮するちょっと内気な新幹線の車内販売員の2人が、鉄矢の自慢
の新車マツダファミリアから降りて周囲を見渡し、はるか遠くの鉄柱に黄色いハンカチが列になって
風にはためいているのを見つけるまでの大ラスの感動的なシーンとか、

 ←明らかに無意味とはわかりつつ、好きな映画なのでつい・・・。

果たまた、『遥かなる山の呼び声』で、ある日牧場に現れ黙々と働くナゾの男高倉健が、ある夕方に
1人優雅に馬に乗って大平原を駆け回るのを、牧場家主である賠償千恵子が遠くからまぶしそうに
眺めるシーン (←説明長すぎ) 辺りでも、そのままピッタリとハマって使えそうな、日本人の心の
機微にそっと触れる、どこか和の香りを含む情感あるメロディと、優しい音色なのである。

 ←私が好きな映画 TOP10 にコレ、入ります。すいませんホントにテーマと関係ない・・・

この交響曲作品が日本でもとみに有名で人気がある(らしい)のは、やはりこういう理由もあるの
ではないだろうか。

しかし、そんなこんな言ってこの作品を長いこと気に入って愛聴しながらも、私はドヴォルザークの
あまたある他の作品は全く聴いた事がないし(ユーモレスクは有名なので知ってる)、良さそうな
ものを調べて1,2枚聴いてみようかな、とも思ったことがない。
結局はクラシックはいまひとつ身につかない感じだ。

というのも、やはりクラシックは「どう聴けばいいのかわからない」のである。
ロックやポップスのように全編に明確なビートやリズムが刻まれていなくて何だかノリにくいし
ジャズのような即興性もないし、(・・・って、実際はあるのかも知れないけど。歴史的に確定された
譜面を正確に追っているだけのように私は認識している)
例えばケニー・ドーハムのトランペットソロのように、交響曲のオーボエのソロでしんみり出来るかと
いうと、何だかやっぱりクラシックは、楽器の音色1つ取ってもどうも堅苦しいというか、型どおりな
感じがして「音色に酔う」までは到底いかない。(私だけだろうけど)

もしかして、作品全体を通しての流れを、映像的にストーリーとして追うべきものなのだろうか。
すなわち、たとえばこの 『新世界より』 だったら、ダイナミックな第一楽章では、激しい嵐の夜でも
頭の中に描いて、穏やかな第二楽章では嵐が去り静かな朝が来た・・・・みたいな映像をイメージし
ミュージカルの劇中歌のような捉え方で包括的に聴くのが正しいのか?

それともやっぱり私がパットメセニーを聴く時のように、前面に押し出ているソロのメロディや音色を
あくまで中心とし、周囲を他の色々な音やリズムが取り囲んでいるという認識で聴いていいのか?

その辺の「正しい聴き方」が判然としないために、時々、うっかりクラシックオーケストラのコンサート
に行かないといけない羽目になったりすると、無数のデカイ音の洪水と、ホール全体を包む
むやみに生真面目でアカデミックなムードに完全に飲み込まれ、オロオロしているうちに徐々に
脳細胞の動きも鈍くなってその後は寝汗をかくまで熟睡してしまう、なんていう哀しい結末を迎えて
しまうのである。

やはりクラシックとの接し方は私にはわからない。
わからないが、『新世界より』 はこんな私でも少なくとも全体を通して心地よく聴けていることを
考えると、クラシックも結局は 「聴いて何となく気持ちが良けりゃそれでいい」 ものなのかも
しれない、もしかすると。

どなたかクラシックに詳しいかた、私のようなスーパー初心者が、もう2,3枚聴いてみるとしたら
何を選べばいいか、ご教示下さい。
人のオススメに従ってみるのって大好きなので、TRYしてみたいと思います。


ところで、この 『新世界より』。
V社のCDジャケットは、ここのトップ画像のように "アメリカ"を前面に押し出している爽やかな装丁
であるが、他の会社はどんな写真を使っているのだろうか、とちょっと探してみた。

     
 
     

完全に 『遠き山に日は落ちて』 のイメージそのまんまである。
だから!夜明けだっちゅに!!(朝焼けかも知れないけど、まあ何にしても。)

こんなのもあった。

こっちは、あきらかに 『家路』 ・・・・・(笑)
可愛いけど。

レコード会社の考えることも意外と安直でしたのね。


nice!(2)  コメント(65)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 65

hamakaze_ataru

milkさん、ど〜もです。
コメント書けない内容できましたね〜
バックボーンが全く無いワタシなんて、中学生時代に好きだったエマーソン・レイク&パーマーの「展覧会の絵」聞いて、ムソルグスキーの組曲聞いたけど・・・???って感じでそこから一歩も進めませんでしたね。ロック的にアレンジされたクラシックがきっかけにはなってくれなせんでした。ELOなんかもそうだけど、70年代初頭ってクラシックを強引に融合させたロック結構ありましたね。なにも無理矢理やらなくてもって感じでしたけど。確かにロックなミュージシャンの中には多くのクラシック愛好家がいるし、幼少期にクラシックやってた(やらされてた)ヒト達は、どこかにそれが引っかかっているんだろうけど、キャッチーなフレーズとして出てきたら、これが案外気持ち悪かったりして・・・
milkさんご推薦の山田洋次作品みたいに効果的な使われ方されたら・・・泣いてしまいます。絶対日本人の原風景に融合するツボがあると思うんだけど、絵と合致しないと理解出来ないのが、悲しいかなクラシック音痴。
ブライアンウィルソンやヴァンダイクパークス好きなヒトはガーシュインって入りやすい感じしますね。ヴァンダイクの「ジャンプ」なんて完全にクラシックだと思っていますから。ガーシュインやバーンスタインならこれから聞いてもいいかなって思ってます(ホントかよ!)
by hamakaze_ataru (2006-07-05 14:46) 

Cecilia

記事が長く、nice入れてからここまでたどり着くのが大変ですねえ!(読んでからniceを入れるのも大変でした!)
非常に楽しく拝見させていただきました。
疑問に思っていらっしゃること、私もずっと疑問でしたし、この曲のイメージは同じようなイメージですね。
円居、団居(まどゐ)・・・団欒を意味しているようなので、「さあ、皆で団欒しよう!」という意味なのでは?(すみません。元国語教師ですが、古典が専門ではなかったもので・・・。←言い訳です。)
もう20年ほど前のアニメ映画「銀河鉄道の夜」(猫が出てくる)でもこの曲がでてくるので、その場面のイメージが強いです。
確かに下校の音楽ですよね。「バーバー吉野」という映画でも帰宅を促す町内放送でこの曲が使われていたと思います。

どの演奏がよいかわかりませんが、日本のオケ演奏は面白くないので、上の方がおっしゃっているバーンスタインの指揮とかなら面白い演奏かもしれません。
by Cecilia (2006-07-05 15:16) 

milk_tea

大安さん、ファーストタッチ、ありがとうございます!

>コメント書けない内容できましたね〜

すいません。でも充分書けてる書けてる。

>「展覧会の絵」聞いて

あ!これは私もわかる!中1の時クラシックギターをちょっとだけやってて
その時習った!「展覧会の絵」とはよく言ったもんだ、っていうくらい、展覧会
の絵見てゆっくり歩いてるような曲ですよね。
タイトル付けた人にNice!あげたい感じ。

>70年代初頭ってクラシックを強引に融合させたロック結構ありましたね。

あーわかる感じします。
中には、うま~く融合させてクラシックのオリジナルを感じさせないようなのも
ありました。

>キャッチーなフレーズとして出てきたら、これが案外気持ち悪かったりして

それもわかる。ちょっとあざとさを感じたりしますね。

>絵と合致しないと理解出来ないのが、悲しいかなクラシック音痴。

そうそう。そうなんです。映像と合致して初めて立体的に聴ける感じで
音だけではピンと来ない。

>ブライアンウィルソンやヴァンダイクパークス

初めて聞きました・・・・^^;

>ガーシュインやバーンスタインならこれから聞いてもいいかなっ

あ、この2人なら知っている!!
特に、バーンスタインは映画音楽でも有名ですもんね。

でも、出来るならとっくの昔に没している作曲者のほうがいいんです!
音楽室の壁に肖像が貼ってあるような人のやつで、オススメないでしょうか?
・・・って大安さんに聞いてもムリそうだから(笑) どなたか!
by milk_tea (2006-07-05 16:46) 

hamakaze_ataru

お〜い!オレじゃ無理だって〜!!(当たり前!)
MASAさ〜ん、refugeeさ〜ん・・・助けて〜!!
by hamakaze_ataru (2006-07-05 16:57) 

milk_tea

Ceciliaさん、どうも初めまして。こんなところにお越しいただいて(笑)とっても
恐縮です。特に女性のお客様、嬉しいです。

>記事が長く、nice入れてからここまでたどり着くのが大変ですねえ!

すいませ~ん・・・。ここ、本文もコメントも全部、長いんです。
右腕が腱鞘炎になる人が続出しています。適当にはしょりながらお読み下さい。

Ceciliaさんのプロフィールを拝見してまいりました・・・。
(勝手にご紹介)

  クラシック音楽(演奏&鑑賞)・・・声楽中心ですが、何でも聴きます。
  花柄やレースなどのロマンチックな優美なデザインの服や小物。卵料理。
  ケーキなどの甘いもの!

私も音楽ずきなわけですが、何か私とは対極にあるかたっぽい!
逆にとっても興味深いです。素敵に優雅に暮らしてらっしゃるっぽいですね~
うらやますぃ~

>円居、団居(まどゐ)・・・団欒を意味しているようなので

φ(.. ) メモメモ   そうなんだ!勉強になります!!!
なるほどね、円居(まどい)をせん・・・・ってことなのですね。

>「バーバー吉野」という映画でも帰宅を促す町内放送でこの曲が使われて
>いたと思います。

そんな映画あったんですか!?(すいません、無知も~まい)
なんか、「三丁目の夕日」っぽい雰囲気ですね。ちょっと探してみようかな。
そうですね。学校じゃなく、町内会でこれを流してる地区も多そうですね。

>日本のオケ演奏は面白くないので

言い切りましたね(笑) よく知りませんが、きっとそうなんでしょうね。

>バーンスタインの指揮とかなら面白い演奏かもしれません。

大安さんはどうでもいいとしても(笑)、Ceciliaさんがそうおっしゃるなら
やっぱりバーンスタインから行ってみるかな!?
また過去記事でも何かありましたら感想下さいね。
私も夜にでもCeciliaさんのブログ、もう少しゆっくり拝見してみます。とっても
勉強になりそうです・・・・。
by milk_tea (2006-07-05 17:12) 

ベアトラック

引き出し、多いですねぇ~!!しかも深くて奥行きあるわ!!大安洋行さんに、右に同じ。でも・・・大安さんから、VANDYKE PARKSのキーポイントが出てきてゾ。ウサギさんのレコード・ジャケットだ・・・彼が、ライ・クーダーのコンサートに急遽合流したのを、中野サンプラザで見ました。もう18年以上も前の話で恐縮ですが。
by ベアトラック (2006-07-05 17:23) 

P’s

交響曲 第9番 ホ短調 作品95 『新世界より』 

Milkさん。
確かにこのタイトルはとっつきにくいわ。
番号やらキーやら。これじゃ買って聴く気にはならんすね。
モーツァルトなんてNo.39 変ホ長調 K543 だのNo.40 ト短調K550
だの、Kってなんだ?って言ったらケッヘルだって、そいつは誰だ、
ジャッケルじゃねえのかって、敷居の高いのなんの。でも曲は甘美でストレートなんだけどね。どうもとっつきにくいのがクラシック。

でも、私はどちらかというと近代現代のクラシック好きです。
ドビュッシーとかストラビンスキーとかヒンデミットとか。
ヒンデミットなんてジャズっぽいところもあるしね。

昔のクラシック(変な言い方だ・・)はどうでしょうねえ・・
部分的には聞きましたね。モーツァルトの明るさとか癒されるし、
ベートーベンは暗いんだけど、中には田園みたいな能天気なのもあるし、交響曲7番はわかりやすく力強く、映像的。
バッハまで遡ると、ちょっと宗教的だけど、厳かな気持ちになりたいときはいいかもね。

>"音楽を聴く" とは結局のところ、初めて耳にした旋律(の集合体)を繰り返し聴いて自分の音楽記憶のデータベースを増やしていくことと、その膨大なデータベースの中から色々な断片をフィードバックしては、それを再びなぞって心地良い音の記憶の確認作業をすること

これするどいね。確かにそういうものですねー。
でもデータベース収集時点でドカンときてしまうものもあるし、なぞっていくうちに好みが変わってくる場合もあって、色々ですけどね。
確かにコンサートで一体感をエンジョイするには観客がお互い好きな曲を確認しあう、っていうのが大事ですよね。レアな曲が好きで、
数人がオ~ッなんていう瞬間も楽しいし。新曲ではそういう楽しみ方はできない。

ところでバンダイクパークスのジャンプは好きでした。私もライブ見ました。細野さんがベース弾いてましたね。

>日本人が勝手に夕方フィーリングの歌詞

ガハハ。こういうさりげないの好き。

すみません。取り留めなくて。
by P’s (2006-07-05 18:02) 

hamakaze_ataru

おいらのバーンスタイン推薦じゃ説得力ゼロみたい・・・・(当然だわさ)
MASAさ〜ん、refugeeさ〜ん・・・助けて〜!!
by hamakaze_ataru (2006-07-05 18:42) 

Refugee

私もクラシックはようわかりまへ~ん。
この「新世界より」にしてからに、最初から最後まで、ちゃんと通して聴いた記憶なし(笑)

私にとって、milkさんの「新世界より」にあたるのは、バッハのゴルトベルクですかねぇ。
あとショパンのエチュード(その昔、小泉今日子がやったドラマで、革命やってましたね~ あっ、101回目のプロポーズでは別れの曲ってのも。関係ないじゃんっ!)とか好きですが、交響曲はほとんどまともに聴きません(笑)

ここは遼さんにモーツアルトのお薦め盤を紹介してもらうのが良いと思います~
私の手持ちのモーツアルトといえば、ワルターのジュピターと、ハスキルのピアノ・コンチェルト(20番と24番)のみ。まあ、どっちも良いとは思うんですが、年に一度くらいしか聴きません(笑)
by Refugee (2006-07-05 19:03) 

かず

実は、私、クラシックも聴きます。Bach,Morzart,Beethoven,etcの曲をたまに聴いてます。そもそも発売当初、CDの長さがBeethovenの交響曲第9番を一曲丸々収録できる長さ、が基準とされたことは有名で、売れる売れない、というのは関係なく、音楽の世界では、クラシック音楽こそが音楽である、ということになってるんですよ。クラシックは純音楽と呼ばれ、ロックやポップスを軽音楽と呼ぶのも、そういうことなんですよ。
朝のお目覚めにはVivaldiなんかどうですか。
by かず (2006-07-05 23:04) 

milk_tea

ベアトラックさん、再びありがとうございます。

>引き出し、多いですねぇ~!!しかも深くて奥行きあるわ!!

ありがとうございます・・・・でも、引き出しは実は多くなんかなく、ちょっとした穴
をムリヤリほじくり返して、"引き出し" に見せかけてるだけなんですよ~(笑)

>彼が、ライ・クーダーのコンサートに急遽合流したのを、中野サンプラザで
>見ました。もう18年以上も前の話で恐縮ですが。

昔からよく知ってらっしゃるんですね。大安さんもお知り合いが見てるとなると
あんまり悪事?できないですね~(笑)
by milk_tea (2006-07-05 23:05) 

hamakaze_ataru

な、なにを言ってるだすか〜!悪事は働いてません。(つもり)
ここ数日、どこのブログ行ってもベアトラさんがいる!悪事できないよな〜。
クラシック解んないし・・・・純音楽?って何?ってレベル。軽音楽好きなんだ〜って思いながら・・・milkさん!ジエフ・リンの最終章も見てね。
by hamakaze_ataru (2006-07-05 23:21) 

MASA

クラシックに関しては、ここはやっぱりクラシックにも詳しい遼さんのご登場を待つことにして、私だってなーんも語れませんよ、大安さんっ(笑)。
持ってるものと言えばエリック・サティの「ジムノペディ」の12インチ・シングル(!)これは昔、坂本龍一がピアノで演奏したことがきっかけで起こったサティ・ブームに乗って発売されたものですが、この曲は有名なのでmilkさんもご存じかと思います。
あとはこれも随分以前に小学館から発売された3枚組のクラシックのCDブックを持ってる程度。これにはそれこそ「新世界」やらベートーベンの「田園」やらビゼーの「カルメン」やら「展覧会の絵」やらの有名曲ばっかりが入っていて10巻くらいの全集で出たものですが、私が持ってるのはこれ1巻だけ。

その昔クラシックにちょっと興味を持ち、聴いてみようと思ってこのような初心者向けっぽい全集を買ってはみたものの、そんなにのめり込めなかったんですよねえ。
ロック/ポップスとクラシック音楽を比較してみると、このふたつは全然逆方向にベクトルが向いてると思ってます。もちろんこれは良い・悪いじゃなくて。
例えばロックなんかは現在までいろんな音楽を貪欲に吸収して成長したクリエイティヴな音楽で、現在進行形のスリリングな面がありますが、クラシックってそういう意味での創造性はない音楽ですよね。映画音楽のジョン・ウィリアムズなどのオーケストラはある意味クラシックの様式美に乗っ取った創造性はある音楽だと思いますけど、そういうのはこの際別として。

誤解を恐れずにクラシック無知の私から言わせてもらうと、何百年もの歴史と伝統を持ち継承されてきた音楽を「創造性」じゃなく、演奏者や指揮者の「表現力」によってどう表現が変わってくるのかを楽しむのがクラシックではないかと思ってます。その表現力こそがクラシックの「創造性」なのかもしれませんが、私にはそれがどうも物足りなかったのがクラシックにのめり込めなかった大きな原因です。

ただ、単純に曲としていいなあ、というのはたくさんありますよ。ただ、どれもこれも執拗に長いのが多くて、途中でダレてくるんだよなあ(笑)。長くていいのはmilkさんのこのブログだけ(とヨイショしておくか・笑)。
でもビートルズなんかもあと100年くらい経つと完全にクラシックになるわけですが、その頃どーゆー聴かれ方してるんでしょうかねえ。
by MASA (2006-07-05 23:47) 

hamakaze_ataru

お〜! MASAさん長文!そしてカッコイイ!!
薄っぺらいワタシはmilkさんやMASAさんの書き物にはいつも関心させられっぱなし。
ただただ出てきたいワタシとは大違い。勉強なります!
by hamakaze_ataru (2006-07-05 23:47) 

milk_tea

P'sさん、毎度でございます!

>モーツァルトなんてNo.39 変ホ長調 K543 だのNo.40 ト短調K550だの

それも凄まじいですよね。しかし確かにモーツァルトくらい多作の人だと、作品
1つ1つに情緒的なタイトルを振ってる場合じゃないんでしょうね~。
それにしてもホント、なんでいちいちキーを明示するんでしょうね??

>でも、私はどちらかというと近代現代のクラシック好きです。
>ドビュッシーとかストラビンスキーとかヒンデミットとか。
>ヒンデミットなんてジャズっぽいところもあるしね。

ドビュッシーは「月の光」だけしか知りませんが、あれだけ聴いてもものすごい
曲ですよね・・・。大好きです。何となくあれがクラシックっていう認識、あんまり
ありませんでした。
以前、ずーっと携帯の着メロを「月の光」にしていたことがあります。

>バッハまで遡ると、ちょっと宗教的だけど、厳かな気持ちになりたいときは
>いいかもね。

バッハくらいの時代まで戻ると、何か音楽というものの捉え方が根本的に
今とは違いそうな感じがしますよね。和音のセオリーとか、今のものでは
なさそうな。どうせ新たに聴くならその辺まで遡ってみるかな!?(笑)

>でもデータベース収集時点でドカンときてしまうものもあるし、なぞっていく
>うちに好みが変わってくる場合もあって、色々ですけどね。

確かに、初めて聴いた瞬間に気に入るっていうパターンも稀にありますね。
でもそれってやっぱり、すでに積み上げてあるデータの中の、好きな傾向のある
パターンだったりリズムだったり、っていう事もありますよね。
あと、最初あまり好きじゃなかったのに沢山聴いているうちに徐々に好きになって
くるとか、逆にとっても気に入っていたはずなのに何度も聴いている間にすっかり
飽きてしまうというパターンもある。データベースもそう単純なものではないわけ
ですね。

>>日本人が勝手に夕方フィーリングの歌詞
>ガハハ。こういうさりげないの好き。

あ、小ネタを理解していただくっていうのは嬉しいですね。
夕方フィーリング= You gotta a feeling と掛けてみたのでした。
by milk_tea (2006-07-05 23:49) 

P's

>ドビュッシーは「月の光」だけしか知りませんが、あれだけ聴いてもものすごい
>曲ですよね・・・。大好きです。

クラシックっぽい、クラシックっぽくないってのはあるかもしれないですね。
じゃあ、どういうのがクラシックっぽいのか・・・
これは色々な意見があるかもしれないですねー。
結局好きなクラシックはクラシックっぽくないものなのかもしれません。私の場合は。

>和音のセオリーとか、今のものではなさそうな。

バッハとかは和声より前の対位法ですよね。でもモザイクのようにかみあわさったバロックはすごい完成度だし、ジャズやロックも影響受けていますよね。

>すでに積み上げてあるデータの中の、好きな傾向のあるパターンだったりリズムだったり、

そうそう。結局過去のパターンから、「ああ、これは好きなパターンだ」
って解説できちゃうわけですね。あんまり解説可能になりすぎても面白くないですよね。小さいころの聴いたとたん電流!みたいな時代が懐かしい・・
by P's (2006-07-05 23:58) 

milk_tea

Refugeeさんこんばんわ~。

>私にとって、milkさんの「新世界より」にあたるのは、バッハのゴルトベルク

へぇ~。ゴルトベルク・・・・聴いたらわかるでしょうかね?
バッハは音楽の授業で習った数曲しか知らないですね~。

>あとショパンのエチュード(その昔、小泉今日子がやったドラマで、革命
>やってましたね~ 

あーわかるわかるっ。チャーラーララーン ジャジャーンジャジャーン って
やつですよね。(それじゃわかんねーって?)

>あっ、101回目のプロポーズでは別れの曲ってのも。

別れの曲ってショパンの?私それは大好きです!!

>交響曲はほとんどまともに聴きません(笑)

そう。交響曲って、結局もしかして一番「クラシック」然としているかもしれない
ですね。要は最もとっつきにくい・・・・。

>私の手持ちのモーツアルトといえば、ワルターのジュピターと、ハスキルの
>ピアノ・コンチェルト(20番と24番)のみ。

モーツァルトねぇー。奥が深すぎて、真にモーツァルトが好きな人などは、こんな
浅はかなところ(私のブログね)でとても簡単にコメントなんか寄せられないって
感じでしょうね。モーツァルト好きの人って、それだけでライフワークとしてやって
いけるって言いますからね。モーツァルトだけを語るブログとか・・・・広い世の中
そんなのも結構ありそうな気がします・・・・。
by milk_tea (2006-07-06 00:25) 

milk_tea

かずさん、再びいらっしゃいまし!

>そもそも発売当初、CDの長さがBeethovenの交響曲第9番を一曲丸々収録
>できる長さ、が基準とされた

おお!それは私も聞いた事あります!そういう基準の置き方って、音楽家の
大賀さんのいたSONYっぽい感じですけど、実際CDのメディアを開発した
メーカーってどこなんでしたっけね。

>音楽の世界では、クラシック音楽こそが音楽である、ということになってる
>んですよ。

歴史的スパンで見たらそうですよね。
ポップスもロックもジャズも、クラシックの重い歴史と実績から比べたら
おもいっきり亜流で、不安定な音楽なのかもしれない。

>朝のお目覚めにはVivaldiなんかどうですか。

おお、ヴィヴァルディといえば、「四季」ですね!
そうですね、軽やかでそれでいて格調高い朝が迎えられそう・・・・。
by milk_tea (2006-07-06 00:38) 

satomi

こんばんは!
ドボルザークについては、それこそ下校時刻の「家路」しか浮かばない私ですが、確かに彼の作品は日本人好みだ、とよく言われてるみたいですね。クラシック愛好家の友人が「ドボルザークは一時期ハマったが、あまり聞き込むと鬱になる」と言ってましたが、「日本人好みな音楽」と何か因果関係があるのかしら?
クラシックって、結局はその時代のポップミュージックだったはずなのに、何百年の間に「昔のもの≒堅苦しいもの」となってきちゃったのでしょうか?MASAさんもおっしゃるように、ビートルズでさえも、将来クラシック入りは確実ですものね。(今も教科書に載ってるし・・・私たちの時代には考えられなかった)

モーツァルトやシューベルトは結構ロックな生き方だなぁ、なんて思っちゃいます。(その時代にロックも何もあったもんじゃないが・・・) 生涯独身だったベートーベンが残した恋文(古っ!)をTVの特集で見ましたが、何人かの女性と謎のロマンス、放浪というか逃避行、病気等、人間くさい話が満載で、音楽室にあったいかめしい肖像画のイメージとはうらはらに「彼もまたロッカーだったのでは」と。(なんでもロックに置き換えたがる) そういえば中3のとき「運命」を聴いて「これはロックじゃないか!」と思い、音楽のレポートに書いたこともありました。で、何を言いたいのかわからなくなってきましたが、クラシックもロックもあまり垣根はなく、その時代の大衆が好んだ音楽だ、だからMusic For Everyone!という暴論で終わらせていただきます^^;
by satomi (2006-07-06 00:55) 

milk_tea

MASAさん!長コメントありがとうございます!
出張に出る前のドタバタの中で書いてます(おいおい)

>エリック・サティの「ジムノペディ」の12インチ・シングル(!)

ジムノペディは知ってる!(ジムノペティだと思ってました。ジムノペディなのね)
結局私も、巷によくある「クラシック名作選10枚組」みたいなの、そういえば千趣会
で毎月1枚ずつ届くやつで、昔買ってたんでした。(実家に置いてある)
テレビなどでしょっちゅう耳にするような有名どころの作品が小口切りになって
びっちり入ってるんですよね。
確かに田園もカルメンも展覧会の絵も、新世界もたぶん入ってたかも。
でも、何だかつまらなくて4巻くらいで定期購買?やめちゃったんです。
結局、ベスト盤が意外とつまらないのと同じで、有名なメロディのところだけ
集めてきてもどこかバラバラでストーリー性がないからですかね。
一方、ところどころ取っ付きにくくても、交響曲全部を丸ごと聴けるその「新世界」
のアルバムのほうが結局は身につくというかね。気に入ったりする。
「おいしいとこ取り」っていうのは、良いようでそうでもないんでしょうね。

>例えばロックなんかは現在までいろんな音楽を貪欲に吸収して成長した
>クリエイティヴな音楽で、現在進行形のスリリングな面がありますが、
>クラシックってそういう意味での創造性はない音楽ですよね。

確かにそうですよね。ゼロから作り上げていく喜びみたいなものはなさそうな。
「さあ、これをどう料理する!煮て食おうか焼いて食おうか!」的な面白さでは
ないんでしょうね。音楽的な喜びを感じるポイントがちょっと別のところにあるの
かも。

>何百年もの歴史と伝統を持ち継承されてきた音楽を「創造性」じゃなく、
>演奏者や指揮者の「表現力」によってどう表現が変わってくるのかを楽しむ
>のがクラシックではないかと思ってます。

なるほどね。
それすら私の耳には、どのオーケストラが演奏していても大差なく聴こえて
しまうわけですが、色々あるんでしょうね。
上記でCeciliaさんが「日本のオケはダメ」ってサラリと言い切ってしまえるように
「演奏性」が全てなのかも・・・・。

それに、もしかするとクラシックの演奏者というものは、「これがモーツァルトが
頭に描いた音に違いない!」と言うように、自分のオリジナリティは全く関係なく
「究極的にはこうあるべき」という理想の形に向かって突き進んでいるのかも
しれませんよね。
ジャズやロックのように、独自のフレーズや音色を手探りで探す感じと違い
「今の音、近づけたかも!!」みたいな、ひとつの理想の形に向かって走って
るような感じなんじゃないですかね。(全然違うかも)

>ただ、どれもこれも執拗に長いのが多くて、途中でダレてくるんだよなあ

同感!!なんであのように長いのか。
あれを何十分も、全部集中して聴いていられるっていうのは、ある意味才能では
ないかと思いますね~。

>長くていいのはmilkさんのこのブログだけ(とヨイショしておくか・笑)。

はい~、久々にMASAさん、ボーナスポイント50点進呈。 φ(.. )

>でもビートルズなんかもあと100年くらい経つと完全にクラシックになる
>わけですが、その頃どーゆー聴かれ方してるんでしょうかねえ。

まーた、重箱の隅つつくようにあれやこれや研究する輩がたくさん出てくる
んでしょうね。
「なぜTicket to Ride は "She Don't Care"なのか」で1週間討論会が開かれ
たり、A Day in the Lifeの最後の和音の周波数とか調べて学会に発表するヤツ
とか色々、だいたい学術的方向に向いていくんじゃないですかね。
きゃ~、出張してきます。
by milk_tea (2006-07-06 11:01) 

Refugee

milkさん、出張とは、ただのOLとか言ってましたが(えっ、言ってない?)、実はタダモノではありませんね(笑)

> へぇ~。ゴルトベルク・・・・聴いたらわかるでしょうかね?

どうでしょう?私は、数年前に初めて聴いたんですけど、知りませんでした(笑)
もともとチェンバロ曲ですが、ピアノ演奏も多くて、私はピアノ演奏のしか知りません。(グレン・グールドの演奏が55年録音、81年録音ともに、一番有名でしょうか)
30の変奏をアリアではさんだ変奏曲ですが、グールドの55年録音が38分、81年録音が51分、ペライアの2000年録音が73分。長さがこれだけ違いますので、演奏もまったく違います。
私、最初のアリア(実に美しいっ! まるでmilkさんのよう~・・・・かどうかは不明 笑)だけ聴くことも多いんですが、最長のペライアでも4分、グールドの81年録音で3分、まさに3分芸術(笑)

ショパンのエチュードは作品10の12曲の中に、「別れの曲」や「革命」が入ってます。他のもどっかで聴いたことあるのが多いんじゃないでしょうかね?
これは一枚もっててもいいような気がしますが。

「別れの曲」って言えば、唐突に思い出しましたが、冨田靖子主演の「さびしんぼ」って映画のBGMで使われてて、それで最初に聴いた記憶が・・・
実際の別れの場面のBGMにでも流れてた経験があったら、聴くたびに異様に切なくなるでしょうね。
って、20代の頃、喫茶店で彼女と別れ話していたときに、店内BGMで徳永英明の「最後の言い訳」が流れてきたことがありまして、そのあとに、ユーミンの「リフレインが叫んでる」が続きやがりまして、あまりにもベタ・ドラマ的だったんで、思わず笑ってしまいました(笑)
うわ~クラシックと、どんどん話がはなれてゆく~
by Refugee (2006-07-06 13:03) 

parlophone

milkちゃん、みなさん、こんばんは~。

RefugeeさんとMASAさんに呼んでいただきましたが、ちょっぴりクラシックも好きなので、ぼくなりの考えを書いてみます。
でも相当長くなります。
ご勘弁のほどを…。

まず、音楽の味わい方ですが、

>"音楽を聴く" とは結局のところ、…音の記憶の確認作業をすること、
>この二つの繰り返しと言えるのではなかろうか。

これはまったくそのとおりだと思います。
(もちろん初めて聴く旋律が稲妻のように全身を貫いて、しばらくは息をするのも忘れるほど感動する、というのもありますが、そんな経験は一生のうち10回ぐらいではないでしょうか。
ちなみにぼくはビートルズだけでそういう経験を数回!しました)

もっとぶっちゃけていうと、以前なにかの折に聞きなじんだ音楽がある日突然ラジオなんかから聞こえてきて、その瞬間、そのころの情景とか思いとか、ばあいによっては痛みとか匂いまでもまざまざと思い出したりする、そういう麻薬のような力が音楽にはありますよね。

ちょっと話はずれるのですが、小林秀雄の有名な「モォツアルト」という評論のなかに

僕の乱脈な放浪時代の或る冬の夜、大阪の道頓堀をうろついてゐた時、
突然このト短調シンフォニイの有名なテエマが頭の中で鳴つたのである。
僕がその時、何を考えてゐたか忘れた。いづれ人生だとか文学だとか
絶望だとか孤独だとか、さういふ自分でもよく意味のわからぬやくざな
言葉で頭を一杯にして、犬の様にうろついてゐたのだらう。兎も角、
それは、自分で想像してみたとはどうしても思へなかつた。街の雑沓の中
を歩く、静まり返つた僕の頭の中で、誰かがはつきりと演奏した様に
鳴つた。僕は、脳味噌に手術を受けた様に驚き、感動に慄へた。

という文章があります。
ここでいう「ト短調シンフォニイの有名なテエマ」というのは交響曲第40番ト短調(KV.550)の第4楽章の主題のことを言ってるのですが、どうです?聴いてみたくなったでしょう(笑。

>もしかして、作品全体を通しての流れを、映像的にストーリーとして追うべき
>ものなのだろうか。

これは音楽の楽しみ方としてはOKだと思いますが、クラシックの作曲家はそういうつもりで作曲するわけではないので、あまり薦められる鑑賞法ではありません。
なかにはヴィヴァルディの『四季』のように、音楽で風景を描写したり、なんらかのストーリーを付随させたものもありますが、それはやはり音楽の純粋性としては劣ったものという考え方になるので、一般的にはタイトルすらありません。
ただ単にピアノ・ソナタ第3番、とか交響曲25番とか呼ぶだけです。
(ちなみにそこで調性とかをつけるのも他の曲との混同を避けるためだと思います)
もちろん、ドヴォルザークの『新世界』とか、チャイコフスキーの『悲愴』、ベートーヴェンの『運命』などのように、表題のついた名曲もたくさんありますが、それらのほとんどは周囲がつけた愛称です。
簡単にいうと、音楽はほかの何かを表すのではなく、音楽そのものとして純粋に存在していると考えるのです。

>ジャズのような即興性もないし、(・・・って、実際はあるのかも知れないけど。

古典派の協奏曲ではカデンツァといって、独奏楽器の奏者(ヴァイオリン協奏曲ならヴァイオリニスト)の技量を見せつけるパートがあり、その部分はソロイストが即興で演奏していました。
(たとえばフリードリヒ・グルダが1974年にウィーン・フィルと吹き込んだモーツァルトのピアノ協奏曲第21番ハ長調(KV.467)では、グルダは自作のカデンツァを弾いています)
ところが、有名なカデンツァになるとたくさんのソロイストからコピーされるようになり、そのうちカデンツァも作曲されたものになりました。
(同じモーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調(KV.466)はベートーヴェンのカデンツァが有名です。
それからたしかベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73 はカデンツァが最初から作曲されていました)

>ソロのメロディや音色をあくまで中心とし、周囲を他の色々な音やリズムが取り囲んでいる
>という認識で聴いていいのか?

ぼくは大学のころによくレコード・コンサートを聴きにいったのですが、ある日評論家の諸井誠さんの話を聞いたことがありました。
諸井誠さんは、自分の名前をイタリア風にアレンジして「マコトニオ・モンロイ(まことにおもろい)」というペンネームを持ってるようなユーモラスで素敵な評論家ですが、彼が紹介した音楽の定義が

「音楽とは流動する形式である」

というものでした。
(だれの定義だったかは失念してしまいましたが)ぼくは思わず唸ってしまいました。

ご存知のように、たとえばソナタ形式の楽曲であれば、

まず提示部があって第1主題と第2主題が提示され、
次に展開部があって主題の変奏が行われ、
次には再現部がきて、二つの主題が再現され…

というように音楽が進行していくわけですが、
(ついてにいえば第1主題がト長調なら第2主題はニ長調、なんてことまで決まっているので)そういった音楽の変化をともなう流れは、まさに「形式が流動している」という表現にふさわしいものです。
クラシック音楽を聴くときは、この「流動する形式」の見事さ
(それは喩えていうと刻々と変化して流れていく空の雲のようなもの?)
を鑑賞すればよいのではないでしょうか。

>どのオーケストラが演奏していても大差なく聴こえてしまうわけですが

ところでmilkちゃんはいちばん聴きなじんだ『新世界』をほかの指揮者、ほかのオケで聴いたことがありますか?
これはもうびっくりするぐらい違います!
まずテンポが違う。
それから主題の歌わせ方が違う。
最強部と最弱部のダイナミック・レンジが違う。
ちょっとした響きや音のゆらめきが違う。
そんなのひっくるめて「全部違う~~!!こんなの『新世界』じゃな~~い!!」
というぐらい違います(ほんとか?)
面白いですよ~^^

>クラシックも結局は「聴いて何となく気持ちが良けりゃそれでいい」ものなのかもしれない

これはもうそのとおりです。
聴いていて愉しい、「ああいい音楽だなあ」と感じられれば演歌であろうがクラシックであろうが、いいんだと思いますよ。

ではおすすめ。

J.S.バッハ 二つのヴァイオリンのための協奏曲(BWV1043)
モーツァルト 交響曲第40番ト短調(KV.550)
モーツァルト クラリネット協奏曲イ長調(KV.622)
by parlophone (2006-07-07 01:01) 

V.J.

姐ェ
とてつもなくご無沙汰しすぎです。
そろそろいいかな…と、思いおじゃましてみました。

で、クラシックですか…
なんか、夫婦喧嘩の真っ最中に酒屋が酒ビン回収しに来た位、タイミングが悪いかんぢがしますが。。。

僕なりの、クラッシックの聴き方を。
当然、楽曲がとか、構成がとか、指揮者がとか、オケ全体のテクとか色々あるんでしょうけど、全て僕は寝る材料でしかないでげす。
生涯5,6回位、コンサートには行っているはずですが、全て熟睡。
演奏者に知り合いがいて、終了後、あまりにキモチよさそうに寝ていたので、それはそれで良かった♪と声をかけられる始末…

そんな私が、唯一気になるのは、ソリストの存在だったりします。
昔のしとですが、ハイフェッツってヴァイオリニストがいてですねぇ、この人の演奏が、(きっと)凄く『厳しい』んですよ。
なんか、バックの演奏なんてどうでも良くて、雑草の中に立っている一輪のユリの花みたく、厳しく回りを威圧する様な、ただならぬ気配を感じたのですよ。

ヤツがソロ(って言うんでしょうか?)を弾くと、あからさまに空気が変わる。
この感覚はかなり鮮烈なものとして『寝るのを拒否』させます。

そういう意味では、演歌歌手がオーケストラをバックにしても、NHKののど自慢のアコーディオンをバックにしても、うたの説得力で、ねじ伏せてしまうのに似ている気がしないでもないです。
JAZZでも、G.アモンズみたいな、SOUL系のヤツは、マイクの前に立った立ち姿やら、音の存在感で、演歌歌手を彷彿とさせるものが多いですが、僕にとってのクラシックは、そんなハイフェッツの厳しい立ち姿。

そんなとこに惹かれます。
カラヤンやら小澤とか指揮者に関しては、別に、ダン池田とニュー・ブリードと、三原綱木のニュアンスの違いに喜べないわたくしとしては、どーでも良かったりします。

ピアノとかよりも、バイオリンの凄い人の演奏のリリシズムみたいなもんだけは、クラッシックをなんとか聞く。と言う行為に踏みとどまる事が出来る唯一の聞き方です。僕にとっては。。。

なんだか全くこの世界は分かりませんし、たまたま聞いた1枚がそうだっただけなので、この人のほかの演奏も知りませんし、この曲を他のソリストが弾いたヤツを聞いた事すら無いですが、確かにそこには、「鑑賞」を超えた、「個としての表現」の凄さの一端を見た気がしました。

だからといって、クラシックにはまると言う事は全く無いですし、「炎のコバケン」と呼ばれている、激しい指揮で有名(らしい)指揮者の演奏を聴いてすら熟睡したので、全く当てになりません。

失礼いたしましたぁ。。。
by V.J. (2006-07-07 12:29) 

milk_tea

出張先でチョイと覗いたら、もんのすごく面白いコメントがたくさん入ってる!
(本文よりはるかに中身の濃いコメント禁止~~!!笑)
今晩お返事書きます。楽しみだな。ワクワク。
(この世界、無知すぎてロクな返しが出来そうにないですが・・・・)
by milk_tea (2006-07-07 13:19) 

幻燈遮断機

ドヴォルザークかぁ、近代、現代チェコ音楽の礎を築いた作曲家であるとともに、国民主義を代表する作曲家の一人でもありますね。
「初心者向け」、なんて自分を落とす必要は全然無いですよ。
良いじゃないですか!素晴らしい音楽に出逢えて。
音楽に触れて何か感じることが出来るのは奇跡のような体験だし。
「ドヴォルザークの新世界が好きなんです」
って人に対してハナで笑う人は、音楽をステータスで聴くものと勘違いしていると思うよ。
僕はそういう人は、相手にしませんけどね。
音楽を聴いて湧き上がる感情に、クラシックもロックもジャズも、ましてや「玄人」も「素人」も無いですよ。
クラシックは敷居が高いとか、高尚な音楽だとか、芸術性が高いとかいう人がたまにいますけど、全然そんなことは無いと思います。
だいたいバッハもショパンもパット・メセニーもビートルズも、調性音楽という視点で見れば同じなんだから。

遼さんがクラシックの魅力をズバリ言い当ててますね。
サスガです。勉強になります。
器楽曲にしたって、ただ譜面通りに弾けば良いってものでもないし。
弾き手の音楽家に対する解釈とかでイメージ変わります。
例えばバッハの無伴奏チェロ組曲にしても、ヨーヨーマとカザルスではまったく解釈が違います。
僕は断然カザルスですけどね。

では御機嫌よう、お姉さま。
by 幻燈遮断機 (2006-07-07 22:23) 

かず

遼さん御推薦のMorzartのKV550とか551って有名な曲なので、milk_teaさんもよくご存知でしょう。確かにいい曲ですね。Morzartというと、かつてPaul McCartneyは「現代のモーツァルト」と呼ばれてましたが、"Liverpool Oratorio"や"Standing Stone"は100年後まで残っているでしょうか。"Yesterday"や"Let It Be"なら大丈夫だろうけれど。
Falcoの"Rock Me Amadeus"のように18世紀にはMorzartは言わば"Rock Star"だったんだから、D.FosterのようにPaulの曲は永遠でしょうね。
by かず (2006-07-07 23:06) 

げんとうしゃだんき

僕のお薦めクラシック。
パッヘルベル
「カノン」
バッハ
「音楽の捧げもの」「フーガの技法」
すべて「エラート・アニヴァーサリー50」のシリーズで出てます。
音も良いし、価格も安いし、何より聴きやすい!
でも、やっぱり遼さんの推すのに間違いは無いから。うん。
僕のお薦めは気が向いたらでも。うん。

Refugeeさんお薦めの、バッハ「ゴルドベルク変奏曲」も良いですよ。
僕はグールドのテンポ違いのピアノ盤2枚と、クラブサン(←チェンバロと同じと思っていいです)で弾いたもの、計3枚持ってます。
これは器楽曲ですが。
by げんとうしゃだんき (2006-07-07 23:12) 

milk_tea

P'sさん再コメントありがとうございます。・・・っていつの話。すみません、しばらく
忙しくて返しが遅くなっちゃいました。

>クラシックっぽい、クラシックっぽくないってのはあるかもしれないですね。
>結局好きなクラシックはクラシックっぽくないものなのかもしれません。

ですね、「月の光」なんてクラシックって感じしないし。
私も「いかにもクラシック」みたいなのは敬遠してしまうかも・・・それこそ「新世界」
の最終楽章みたいな、交響曲のオーケストラでドカーンと打ち上げるような
大げさなやつ。より繊細でメロディアスなのが聴きたくなる感じかな。

>>音のセオリーとか、今のものではなさそうな。
>バッハとかは和声より前の対位法ですよね。でもモザイクのようにかみあわ
>さったバロックはすごい完成度だし、ジャズやロックも影響受けていますよね。

おお、対位法!前に幻燈さんが言ってたやつ。しかし、和声のセオリーは本当に
まだなかったんですかね。この音とこの音とこの音組み合わせると、このメロディに
合うみたいな一定法則というか。そういうのが何もない混沌とした中でああいう
複雑な音楽が作られていくという世界も逆にすごすぎますが。

>結局過去のパターンから、「ああ、これは好きなパターンだ」って解説できち
>ゃうわけですね。
>小さいころの聴いたとたん電流!みたいな時代が懐かしい・・

そうですね、何も積み上げがないまっさらな状態だと、未知の音の受け止め方は
全然違うでしょうね。でも私、そういう初めて聴いて「ガーン!!」みたいな経験
って意外に少ないです。
異性とかに関しても、初めて会ってガーン!というより、前から知っている人を
徐々に、より身近に感じ始めるといったパターンのほうが多いですから。
全然関係ねぇ~(笑)
by milk_tea (2006-07-08 09:17) 

milk_tea

satomiさん訪問いただき有難ううございます~!今頃のリアクションすみません!

>確かに彼の作品は日本人好みだ、とよく言われてるみたいですね。

やはり!ちょっとそんな感じがするのです。
(まあ、比較対象にするものが私の場合少ないからわかりませんが)

>「ドボルザークは一時期ハマったが、あまり聞き込むと鬱になる」

へぇ~~!その辺は意味が理解できません。シロウトじゃわからなそうですね。
私の知る限り、短調であっても暗さは感じないのですが、どこかにそういう
内向的な要素が隠れてるんでしょうかね。

>クラシックって、結局はその時代のポップミュージックだったはずなのに、

うむ。でもそうなんですかね~。私の感覚では、昔からのクラシックっていうのは
上流階級の人たちの間で教養のひとつのように扱われて、大衆音楽というより
やっぱり、選ばれし人間たちがたしなんだ高貴な趣味の世界という感じがして
いるのですが。
例えばモーツァルトなんかの時代とか、そのへんの一般市民たちも聴けた音楽
だったんですかね?一般大衆は、土着の民謡チックなものとか、もっと大衆的な
音楽を楽しんでいたような感じ。(って、漫画で読んだ「ベルサイユのばら」に出て
きた民衆の生活描写の印象で言ってる程度)
元々からして、聴く人を選ぶ取り澄ました音楽だったのではないか、と思ってた
んですけど。

>モーツァルトやシューベルトは結構ロックな生き方だなぁ、なんて思っちゃ
>います。(その時代にロックも何もあったもんじゃないが・・・) 
>音楽室にあったいかめしい肖像画のイメージとはうらはらに「彼もまたロッカー
>だったのでは」と。(なんでもロックに置き換えたがる) 

あははは。satomiさんのその感覚というか表現、やっぱり男性的かもですね。
「人生はロックだぜ!」みたいな受け止め方での「ベートーベンはロッカーだった」
ですよね。確かにそうだったんだろうなと思います。

前に "真の天才は、数学界と音楽界にのみ存在する" みたいな説を聞いたことが
あるのですが、音楽室に肖像が飾ってあるレベルのクラシック作曲家たちは
どれも未曾有の天才だったんだろうなと思いますね。
そんな人たちだから、たどった人生もたぶん普通ではない。ロックしてたと思いま
すね、間違いなく(笑)

>Music For Everyone!という暴論で終わらせていただきます

いや、まったく異論ないです。そうですよね~~~
by milk_tea (2006-07-08 09:37) 

milk_tea

Refugeeさんどうも!お暑うございます。

>milkさん、出張とは、ただのOLとか言ってましたが(えっ、言ってない?)
>実はタダモノではありませんね(笑)

かなりタダモノなんですけど、工場で流れ作業やってるわけではないので
たまには出張とかありますね。

>私は、数年前に初めて聴いたんですけど、知りませんでした(笑)

Refugeeさんが知らなかったのに私がゴルトベルク知ってるはずなさそうだな。

>もともとチェンバロ曲ですが、

あ、私チェンバロの音大好き!あ、「もともと」なんですね・・・・

>30の変奏をアリアではさんだ変奏曲ですが、

ぐぉっ。やはりバッハ!!!

>グールドの55年録音が38分、81年録音が51分、ペライアの2000年
>録音が73分。長さがこれだけ違いますので、演奏もまったく違います。

なるほど。他のかたも書いてましたが、私クラシックって、永劫変わらない譜面で
やってるものかと思いこんでました。違うんですね。

>私、最初のアリア(実に美しいっ! まるでmilkさんのよう~・・・・かどうかは
>不明 笑)だけ聴くことも多いんですが、最長のペライアでも4分、グールドの
>81年録音で3分、まさに3分芸術(笑)

じゃあ相当美しいんですね~(笑)
ちょっと聴いてみたくなってきました・・・・・。
クラシックって、TSUTAYAとかで扱っているんでしたっけ?見たことないなぁ。
興味もったことがないから目に入らなかっただけでしょうけど。

>ショパンのエチュードは作品10の12曲の中に、「別れの曲」や「革命」が
>入ってます。他のもどっかで聴いたことあるのが多いんじゃないでしょうかね

ショパンくらいになるとそうかもしれないですね。
「あ!ここだけ聴いた事がある!」というのをとっかかりに、入っていくのがいい
かもしれませんね。メロディアスな曲が好きな私にはショパンいいかも?
小林麻美も雨の日にはショパン聴いてましたし(笑)
しかし、「聴いた事がある」ことが逆にその曲全体を純粋に聴けない要因にする
こともありそうな。ある意味「革命」なんて、もう安っぽく使い倒されていて、今さら
って感じもしちゃいますからね。

>って、20代の頃、喫茶店で彼女と別れ話していたときに、店内BGMで
>徳永英明の「最後の言い訳」が流れてきたことがありまして

あ、そういう体験談的な話って好きだなぁ~。(笑)
喫茶店で別れ話をする・・・・って万人が一度は通る道ですよね~。
そういう時は、できるだけ雰囲気を壊さないBGMでお願いしたいのに、別れた
がっているほうは「とにかく一刻も早くキリつけたい」って気持ちになってるから
そんなシャレた喫茶店を選ばなかったりする。そうすると、「でも私たち、2年間
幸せだったよね」とか重要なセリフ吐いてる時に有線からおニャン子クラブとかが
流れてきちゃったり、意外にドラマのようには行かないものです。
徳永とユーミンなら、かなりイイですよ(笑)
でもまあ、できるならインストの曲でお願いしたいですね~。

>そのあとに、ユーミンの「リフレインが叫んでる」が続きやがりまして、あまり
>にもベタ・ドラマ的だったんで、思わず笑ってしまいました(笑)

「♪どうしてどうして僕たちは離れてしまったんだろ~」
それは笑うしかないですね~~。バカバカしくなって、「まあ、すぐ別れなくても
いいか、俺たち?」とかってまたヨリが戻ってしまいそう。
by milk_tea (2006-07-08 13:57) 

milk_tea

①parlolさん、ヨッ大統領っ!まってました。レスポンス遅くてすみません。

>(もちろん初めて聴く旋律が稲妻のように全身を貫いて・・・・そんな経験は
>一生のうち10回ぐらいではないでしょうか。

それは音楽を愛する者にとって、至福の瞬間ですよね。
やはり、脳内音楽データベースがまだほとんど出来てない10代にそれは多いに
違いない。私はどうかな。完璧に新しく耳に入ってきた音が瞬時に自分の
音楽脳の核を貫く、みたいなのは思い出してみても、そうはないかも。
でも恥ずかしいけど、1度強烈なのがあります。従姉のお姉ちゃんの部屋で
自分でレコードプレーヤーの上に盤を置いて聴いてみた、小坂明子の「あなた」
あれはマジ感動しました。(えーえー、しょせんその程度ですよ!)
それ以外は、どれもこれも "耳慣れて愛した曲" ばかりで、初めて聴いて閃いた
的なのは思い出せません。

>ちなみにぼくはビートルズだけでそういう経験を数回!しました

いいなぁ~。やはり I Wanna Hold your Hand とか、その辺かしら。
私はビートルズは完全に後追いで追っかけたわけで、そういう時代のムードを
プラスしたような電撃的感動は味わえずじまい。残念っ

>ある日突然ラジオなんかから聞こえてきて・・・・
>そのころの情景とか思いとか、ばあいによっては痛みとか匂いまでも
>まざまざと思い出したりする、そういう麻薬のような力が音楽にはありますよね

ありますね。ムチャクチャあります。
一度テレビで見ましたが、過去のフラッシュバックを一番リアルに引き起こすのは
1番が「匂い」、2番が「音(音楽)」ということでした。
会社の仲間とかとガヤガヤ居酒屋で飲んでいる時なんかに、昔彼氏がテープを
貸してくれた曲、みたいなのが流れてきて一気にその頃の事が蘇ってきて急に
おとなしくなってしまう、みたいな、もう暴力的なまでに別次元に自分を連れ去る
ような力、ありますね。それってその人だけの固有映像なんですけどね。
私は「哀愁のヨーロッパ(サンタナ)」聴くと、明るく若かった自分の母親の姿を
思い出したりします。(まだ生きてますが・・・笑)あれ聴いて母親思い出す人も
少ないでしょうが。

>静まり返つた僕の頭の中で・・・・
>どうです?聴いてみたくなったでしょう(笑。

はひ、とても聴ひてみたくなりました(笑)
こんな文学的感慨までには到りませんが、私もこんな瞬間はままありますね。
どこかを歩きながら、自然発生的に色々な曲が脳裏をよぎり、小声でそれを
ずっと口ずさんでいるような感じは、ほぼ毎日です。誰でもそうでしょうけど。
それとか、夜半に道を歩いていて、くたびれたサラリーマンみたいなオジサンと
すれちがった瞬間、その人が低い声で演歌かなんかを味わい深く口ずさんでるよう
なこともよくある。歌はつまらん浪花節でも、根底にあるのは小林秀雄の思いと
そんなに違いはないのかなという気もする。

>クラシックの作曲家はそういうつもりで作曲するわけではないので、あまり
>薦められる鑑賞法ではありません。

やはりっ!?

>ヴィヴァルディの『四季』のように・・・ストーリーを付随させたものもありますが
>音楽の純粋性としてはとしては劣ったものという考え方になる

そうか。明確なシーン設定ありき、っていうのは、その時点でちょっと純粋性
を失ってるわけですね。何となくわかる気がします。

>ただ単にピアノ・ソナタ第3番、とか交響曲25番とか呼ぶだけです。

「四季」すらも、実はそうなのですね。じゃ一体誰が「四季」とか「運命」とか
「新世界」とか付けてるわけですかね?
そうなると結局は・・・「妙な凝り固まったイメージつけられちゃ困るぜ!俺のは
そんなスケールの小せぇ曲じゃねえぜ!」(←何故ぜべらんめえ?笑)みたいな
気概を見せるために、あえてタイトルは記号的にしてあるのかしら。
だとするとやっぱり、クラシックってお高く止まった音楽だわ~。(笑)

(so-netにも字数制限あるのを初めて知った。いったん切ります)
by milk_tea (2006-07-08 16:29) 

milk_tea

②コメントは2,500文字の文字制限があると初めて知った。ということで続き。

>ちなみにそこで調性とかをつけるのも他の曲との混同を避けるためだと
>思います

へ~~。なるほど。調性(って言うんですね)を記すことが大事というより、曲同士の
分類をしやすくするためってことなんですね。
私はまた、わかる人にとっては「くぅ~!この曲はやっぱりホ短調ならでは!
これがヘ短調だったら全て台無しなんだよな」みたいな、超絶対音感ワールドに
触れる話なのかしらとも思ったり(笑)
それとか、「俺は嬰ヘ短調派。音楽は嬰ヘに限る!!」みたいな。
それって音楽的変態か(笑)

>簡単にいうと、音楽はほかの何かを表すのではなく、音楽そのものとして
>純粋に存在していると考えるのです。

しごくわかりやすいです。この2行でよぉ~くわかりましたっ(笑)

>ソロイストが即興で演奏していました。

なんと!そんなのが!!

>たとえばフリードリヒ・グルダが1974年にウィーン・フィルと吹き込んだ
>モーツァルトの・・・・

ふむぅ~。すごく勉強になりました、なったのですが、parloさんって一体何者!
っていう驚嘆のほうがデカイです(笑)
音楽全般すべて詳しいんですね。こういう人っているんだぁ~
いやはや、クラシックも奥が異常に深そう。そりゃそうだよな、歴史が長いもん。

>「マコトニオ・モンロイ(まことにおもろい)」というペンネーム

これは単純に、すごい面白い!
二葉亭四迷(くたばってしめぇ)みたいだ。

>「音楽とは流動する形式である」

うん、何となくわかったような気がします。(全くわかってないような気も・・・)

>milkちゃんはいちばん聴きなじんだ『新世界』をほかの指揮者、ほかのオケ
>で聴いたことがありますか?

それそれ。今になって気付いたのですが、結局、ないんだと思います。
15年前にもらったCDと、最近になってもらった(くすねてきた)これのXR-CD、
おそらく同じ音源のものです。これしか聴いた事ないんだ、たぶん。

>まずテンポが違う。それから主題の歌わせ方が違う。最強部と最弱部の
>ダイナミック・レンジが違う。ちょっとした響きや音のゆらめきが違う。

へ~。ということは、やはり譜面そのものはいじらない、ってことですか?
主題のメロを数音違う音にしてみたり、ジャズみたいに、前後にちょっと
ピレパラポ~みたいな(←意味わからん)よけいな色つけてみたりとか、そういう
ことまではしない(しちゃいけない)んですかね。音符の位置以外で表現できる
違いで勝負、ってことなのかな。

>J.S.バッハ 二つのヴァイオリンのための協奏曲(BWV1043)
>モーツァルト 交響曲第40番ト短調(KV.550)
>モーツァルト クラリネット協奏曲イ長調(KV.622)

φ(.. )メモメモ 
このコメント欄でオススメいただいたものを全てメモり、あとはTSUTAYAの
クラシック棚でフィーリングで決めます。(でも何にせよレンタルらしい^^;)

とってもわかりやすく、さすがparloさん!な解説、本当にありがとうございました。
今後とも、末尾にて師匠について行きたいと思います・・・・m(__)m
by milk_tea (2006-07-08 16:32) 

milk_tea

V.J.くん!コメントどうもありがとうございます。
お元気でしたか?ブログ中断されてるみたいですね~。
あまり気負わず、書きたい時だけ書けばいいんじゃないですかね。私なども結局
今は月2回くらいしか更新出来ませんけど、そんな感じでも自分が良しとすれば
それだけのことですからね。お金もらってるわけじゃないし・・・。
(これだけコメントをマメに書いてれば充分って噂も)

私も今急にブログやめたところで誰が「戻ってきてくれ」って泣いてくれるわけじゃ
なし・・・何となく達観してやってます。(←暗に、泣いてくれと皆に訴えているよう
にも取れる・・・笑)

>なんか、夫婦喧嘩の真っ最中に酒屋が酒ビン回収しに来た位、タイミング
>が悪いかんぢがしますが。。。

アハハ~。その描写、もはや21世紀じゃない!

>当然、楽曲がとか、構成がとか、指揮者がとか、オケ全体のテクとか色々
>あるんでしょうけど、全て僕は寝る材料でしかないでげす。

おっ、来ましたぁ~。期待の持てる走り出し・・・・。
私もぶっちゃけ、そうですね・・・・。

>演奏者に知り合いがいて、終了後、あまりにキモチよさそうに寝ていたので
>それはそれで良かった♪と声をかけられる始末…

アハハハハ、究極のイヤミだったのかな!?
でも私も寝なかったこと1度もないです。もう絶対に寝る。

>ハイフェッツってヴァイオリニストがいてですねぇ、この人の演奏が、
>(きっと)凄く『厳しい』んですよ。

ふむふむ・・・・・・・

>バックの演奏なんてどうでも良くて、雑草の中に立っている一輪のユリの花
>みたく、厳しく回りを威圧する様な、ただならぬ気配を感じたのですよ。

ふむむむ・・・・・

>ヤツがソロ(って言うんでしょうか?)を弾くと、あからさまに空気が変わる。
>この感覚はかなり鮮烈なものとして『寝るのを拒否』させます。

うん、なんか想像はつきます。
「これで、寝られるわけがない」みたいな緊張感を音が放っている時って
ありますね。ジャズなんかでも本当にそう。飛び起きちゃうみたいな美しくも
凛としたソロが時々ある。

>演歌歌手がオーケストラをバックにしても、NHKののど自慢のアコーディオン
>をバックにしても、うたの説得力で、ねじ伏せてしまうのに似ている気が
>しないでもないです。

なるほど、その例えはよくわかります。
天童よしみとかもスゴイもんな・・・
(まあ、あれは顔の迫力っていう要素も多分にアリかと)

>カラヤンやら小澤とか指揮者に関しては、別に、ダン池田とニュー・ブリード
>と、三原綱木のニュアンスの違いに喜べないわたくしとしては、どーでも
>良かったりします。

ぷふふふ。それは本当、そうかもしれないです・・・。

>確かにそこには、「鑑賞」を超えた、「個としての表現」の凄さの一端を見た
>気がしました。

とってもよくわかります。
哀しいかな私は、いまだクラシックの曲でそういう体験をしたことはないですが。
でもオペラを2度ほど観に行って、そういう感動を受けたことはありますね。
私はかなり後部座席のほうにいたのですが、佐藤しのぶのソロで、彼女が
蚊の鳴くような小さな声で歌を歌っているのに、ものすごい音圧で、私の耳元に
彼女の声がガーーンと押し寄せてきた。ワーッ!ってマイクに口をつけて叫んだ
くらいの圧迫感が鼓膜にありました。蚊の鳴くような囁き声だったのにです。
それはちょっと涙が浮かんでくるくらい感動しました。(その前後は結構寝てた)
それに似てますよね。きっと。

>「炎のコバケン」と呼ばれている、激しい指揮で有名(らしい)指揮者の
>演奏を聴いてすら熟睡したので、全く当てになりません。

あっははは(さっきから笑ってばかりでゴメンなさい)
コバケン知ってる!しかしさすがに私も指揮者の違いで感動量が左右される
世界はやっぱり全くわからないな。
それにしても、V.J.くんはものすごく文章がうまいですね。
文章そのものでグッとくる(真に迫って理解できる)っていうレベルに書ける人は
やはりそうたくさんは居ないですよ。(時に尖鋭すぎるのも個性でしょうし)
また記事書いて下さいね。ちょくちょく覗いてます。
by milk_tea (2006-07-08 17:10) 

milk_tea

本体の質はどうあれ、こんなにコメント欄がぶ厚いブログもそうないんじゃ??
自分で穴ほって自分で落ちてる感じ。^^;
続きはまた夜に・・・・
by milk_tea (2006-07-08 17:24) 

メコスジ

サン・サーンスやリストもいいですよ。
by メコスジ (2006-07-09 11:02) 

ぷくちゃん

>私が小学校の頃は夕方4:00か4:30
になると学校中にこの曲のメロディが流れて、そこに放送委員2名による、ユニゾン(当たり前)で
ゆったりした声がかぶる。

きゃあ!milk_teaさん、年が近い?(←馬鹿?)
実は私の妻、ピアノ教師を職業としていまして、昨年私が企画するクラシックコンサートでこの曲弾かせました。(ピアノ連弾版あるのです)写真のライナーの演奏、本当に素晴らしいものだと思います。

実はもう一つブログを持っていてそちらでは少しづつクラシック音楽について語っています。クラシックの所有在庫・・・2000枚を超えます・・・邪魔です。怒られています。
by ぷくちゃん (2006-07-09 16:44) 

メコスジ

うちの小学校でも「家路」が放課後にかけられてました。「家路」というのは文部省唱歌で、日本語の歌詞がついてますが、曲は「新世界よりです。
by メコスジ (2006-07-09 17:34) 

かず

>>ちなみにぼくはビートルズだけでそういう経験を数回!しました

>いいなぁ~。やはり I Wanna Hold your Hand とか、その辺かしら。
私はビートルズは完全に後追いで追っかけたわけで、そういう時代のムードを
プラスしたような電撃的感動は味わえずじまい。残念っ

 私も後追いでした。聴き始めた頃は、法的にもBeatlesが解散になるような頃で、離婚したと言われてたJohnがYokoと寄りを戻したころですが、それでも、そういう風に感じたことは何度かあります。ただ、中等部の頃で、感受性が強かったんでしょうか。"SGT.PEPPER'S.."とか"ABBEY ROAD"とか。汗を拭いながら、SiDE Bにひっくり返してたのが懐かしいです。
あんな思いをさせてくれる名盤に出会いたいものです。

 
by かず (2006-07-09 22:11) 

milk_tea

幻燈さん、また2段おち?コメントをありがとうございます。
2日も前だ。すいません。

>ドヴォルザークかぁ、近代、現代チェコ音楽の礎を築いた作曲家であると
>ともに、国民主義を代表する作曲家の一人でもありますね。

そう、チェコなんですってね。それも実は知らなかったんですよね。
あと、チェコ語的には発音は「ドヴォジャーク」らしくて、最近は "母国語の発音で
表そう" っていう動きがあるようで、そう呼んでいる筋もあるとのことですね。

>「ドヴォルザークの新世界が好きなんです」って人に対してハナで笑う人は
>音楽をステータスで聴くものと勘違いしていると思うよ。

ありがとうございます。でも「新世界だけ好きなんです」っていうのはやっぱり
大きな声では言えないような^^;
たぶんもっと本腰入れて色々聴いてみれば同じように愛着が持てる曲が色々
あるんじゃないかとは思ってます。
実は音楽には垣根ってそう無いんですよね。何となくそれは感じているのです。

>だいたいバッハもショパンもパット・メセニーもビートルズも、調性音楽
>という視点で見れば同じなんだから。

調性音楽・・・・・初めて聴いた。"調性"はparloさんとのやりとりで知った言葉
ですが。調性音楽。調べてみよう。単にキーを持つ音楽ってことかな?だとしたら
そのくくり方はデカイですね~(笑)

>例えばバッハの無伴奏チェロ組曲にしても、ヨーヨーマとカザルスでは
>まったく解釈が違います。僕は断然カザルスですけどね。

となると・・・そうやって、歴史的に確立したひとつの譜面を、さて俺はどう表現
しようか?と模索したり、あるいは、この人はどう表現しているのか?に着目して
聴いたりすることこそが、まさにクラシック、なのでしょうかね。

>「カノン」

あ、カノン好きですよ!(もちろん、有名なところだけ・・・)

>「音楽の捧げもの」「フーガの技法」
>Refugeeさんお薦めの、バッハ「ゴルドベルク変奏曲」も良いですよ。

しかし・・・バッハねー。やはり敷居高い予感。
和音がない時代の音楽でしょ!?(受け売り情報)
勇気出ない・・・(笑)

>僕はグールドのテンポ違いのピアノ盤2枚と、クラブサン(←チェンバロと
>同じと思っていいです)で弾いたもの、計3枚持ってます。

それにしても皆さんキャパが広いですね。スゴイなぁ。
私、常々思ってるんですけど、クラシックとジャズってやっぱりバカは聴かない
音楽だと思うんですよね。ある一定の知能レベルを必要とするジャンルだと
思う。だって、年末に私が出た工業高校同窓会的忘年会のカラオケ(12/26の
記事参照)の場で、クラシックとジャズが好きな人なんてただの1人も居なかった
ですもん。(すいません、あの時の皆さん・・・)
by milk_tea (2006-07-09 23:48) 

milk_tea

かずさん、毎度どうもです。

>遼さん御推薦のMorzartのKV550とか551って有名な曲なので、milk_teaさん
>もよくご存知でしょう。

聴けばわかるかな~。タイトルだけじゃ私はやっぱりわかりません^^;

>Morzartというと、かつてPaul McCartneyは「現代のモーツァルト」と呼ばれ
>てましたが、"Liverpool Oratorio"や"Standing Stone"は100年後まで
>残っているでしょうか。

まあ、そっちでは無理ですよね。(でも私、リバプール・オラトリオは実は聴いた
ことないのですが)やはり人にはそれぞれ戦うべき土俵があるわけで。
100年後のビートルズの扱いはホント、どうなっているでしょうね。

>私も後追いでした。聴き始めた頃は・・離婚したと言われてたJohnがYoko
>と寄りを戻したころですが

えーと、そうなると、'75年くらいってことですよね?
私が自分でレコードを買ってまともにビートルズを聴き出したのは'80年くらい
(中学生)です。遅すぎ~!

>それでも、そういう風に感じたことは何度かあります。

そうですね。ビートルズは全て衝撃的だった。でも私は、兄が聴いていたのを
たいてい先に耳にしていたので、まっさら状態からドカーンと衝撃を受けるという
感じはやっぱりなかったです。「うわっ、やっぱりスゲ~!」の連続で聴いてました。

>"SGT.PEPPER'S.." ;とか"ABBEY ROAD"とか。

何か、今では到底得られない独特の質感がありましたね。音ももちろんですが
LPレコードを指先で取り出してターンテーブルに置いて、ジャリジャり言う音の余白を聴きながら1曲目を待つ儀式的な感じとか、全て込みで、質感のある時間
でしたよね~。って、なんか論点ズレてきました?(笑)
by milk_tea (2006-07-10 00:20) 

milk_tea

ぷくちゃんさん!いらっしゃいです!

>実は私の妻、ピアノ教師を職業としていまして、

存じ上げてますよ。ぷくちゃんさんのコレクション棚の一部に奥様の楽譜が
いっぱいありましたね(ちゃんと読みました)

>昨年私が企画するクラシックコンサートでこの曲弾かせました。

ぷくちゃんさん、何者ですか?すごい・・・・実は大物!?(笑)

>写真のライナーの演奏、本当に素晴らしいものだと思います。

そうそう、シカゴ交響楽団のです。よくご存知ですね。クロウトだ・・・・

>実はもう一つブログを持っていてそちらでは少しづつクラシック音楽について
>語っています。

それも存じ上げてます。(ちょろちょろ見たことあります。しかし何せ、知識薄い
もんですから)こんど改めてちゃんと読んでみます。ドヴォルザークについても
書いているのでしょうかね?
またヨロシクお願いしますね!!
by milk_tea (2006-07-10 00:32) 

Refugee

milkさん

ほんと暑いですねぇ。この季節になると、毎年思い出す「短歌」?があります。
中学のときに、同じクラスの友人が、短歌を作るという国語の授業のときに作ったもので、彼が発表したときには、教室が大爆笑に包まれたという~(笑)

その短歌とは・・・・

夏になりセーラー服も薄くなり 男子クスクスみんな喜ぶ
(著作権は作者にあります 笑)

薄着になった女性にときめく気持ちは、この歳になっても変わりませんね(ただのスケベ? 笑)

って、ま~ったく関係ない話ですみません。

クラシックは詳しくないので、変なとこに反応しますと、小林麻美って高校のときに片思いしてた子に似ていたので、とても好きでした(そういうのでタレントのファンになることもありますよね? 笑)。
小林麻美は、あの一曲だけが有名ですが、あの曲が入ってるアルバムの中で、ロリータ・ゴー・ホームってフレンチ・ポップスのカバーをやってまして、これのオリジナルを歌ってたのが、ジェーン・バーキン(バーキンは、ご存知ですよね?)。で、何を隠そう、私は、ジェーン・バーキンについては、ちょっとしたコレクターです(バックを集めてるわけじゃありませんよ~ レコードです。レコード  笑)

それはそうと、別れ話のときに、おにゃんこクラブが流れてきたってのは、それは、milkさんの体験談とみました。それはそれで、なごんで良いかもと思ったり(違う?)

ちなみに、「リフレインが叫んでる」は、「僕たち」は「離れてしまった」ではなくって「出逢ってしまった」ですよ~ 「離れてしまった」は「私たち」です。
男は、「どうして出逢ってしまったんだろう?」と問い、女は、「どうして離れてしまったんだろう?」と問う。その深遠を、milkさんに分析してもらいたいな~
ついでに、加藤いづみ「好きになって、よかった」それから小泉今日子「あなたに会えてよかった」もまじえて、微妙な女心というやつを赤裸々にしてください。
(もはや、女心を勉強するには、遅すぎる気もする私ですが 笑)

他の人へのコメント・レスに強引に入りこみますが・・・

> 音ももちろんですがLPレコードを指先で取り出してターンテーブルに置いて、ジャリジャり言う音の余白を聴きながら1曲目を待つ儀式的な感じとか、全て込みで、質感のある時間でしたよね~。

これを過去形で語らないでください(笑) 私は、今でも、音楽聴くときは、98%ぐらいアナログですから~ ざんね~んっ!(古っ!)
by Refugee (2006-07-10 14:25) 

milk_tea

Refugeeさん再びのリアクションどうもありがとうございます。
話が、クラシックど真ん中から逸れて、ちょっとホッとしたりなんかする(笑)

>夏になりセーラー服も薄くなり 男子クスクスみんな喜ぶ

男子の切なる思いなんでしょうね。
私はセーラーじゃなかったですが、夏服(上は白い半袖ブラウスだけ)になると
背中にうっすら下着の線が透けることが男子は内心何よりの楽しみだったみたい
でした。確かに。

>小林麻美って高校のときに片思いしてた子に似ていたので、とても好きでした
>(そういうのでタレントのファンになることもありますよね? 笑)。

それはかなりの美人だったでしょう。
学年に1人くらい、小林麻美ばりの正統派美人って居ましたよね。
私が高校3年間好きだった人は、シブガキ隊のもっくんに似てました。
私もRefugeeさんも、相手は不当に美形だったわけですね・・・・(勝手に"不当"
よばわり)

>ジェーン・バーキン(バーキンは、ご存知ですよね?)。

ジェーン・バーキンが歌手だったことは知っていても、1曲たりとも知らないです。
では、こんど彼女で記事書いてみて下さい。(って、すでに書いてるかな)

>それはそうと、別れ話のときに、おにゃんこクラブが流れてきたってのは、
>それは、milkさんの体験談とみました。

なんとなくイメージで書いただけで、それはないですね。
私の記憶に「別れ話の時のBGM」1曲もないんだよなぁ。別れ話は色んな人と
色んな所でしましたけどねぇ(どんな青春・・・笑)

>男は、「どうして出逢ってしまったんだろう?」と問い、女は、「どうして離れて
>しまったんだろう?」と問う。その深遠を、milkさんに分析してもらいたいな~

あ、そうだったんだ(笑)
私、あの曲はイマイチ好きじゃなかったので深読みしたことがなかったかも。
直接的な感情表現の歌詞ってあんまり好きじゃないんですよね。しかもあの
アルバム、当時OLや女子大生のバイブルっぽくて気持ち悪かったでしょう(笑)
でも、そうしてみるとこの曲も意外に奥深かったのかしら。

>ついでに、加藤いづみ「好きになって、よかった」それから小泉今日子
>「あなたに会えてよかった」もまじえて、微妙な女心というやつを赤裸々に

加藤いづみ、消えましたね。懐かしい。
結局女は、過去を勝手に美談にしてさっさと去っていくってことでしょうか!?
「どうして出逢ってしまったんだろう?」って、まだ2人ベースでものを考えてるけど
「どうして離れてしまったんだろう?」って、すでにもう心は彼から卒業してます
もんね。女のほうが、都合よく恋愛を実績にして、次に行っちゃうようなところは
確かにありますね。そんな分析でいかがでしょう(笑)

>これを過去形で語らないでください(笑) 私は、今でも、音楽聴くときは、
>98%ぐらいアナログですから~ ざんね~んっ!(古っ!)

誰かにこれ、必ずや指摘されると思った。
私のブログに来てくださるかた、なぜかレコード関係でつながってる筋が多い
ですもんね。いいなぁ、レコード。
私にとっては、もう完全にレコードは遠い日の郷愁です。(笑)
by milk_tea (2006-07-10 19:27) 

メコスジ

うちもユーミンの方が好きかも。「ひこうき雲」からほとんど持ってます。
by メコスジ (2006-07-10 19:45) 

幻燈遮断機

milk_teaお姉さま、こんばんは。
調性音楽なんて、わざわざ調べるほどのことでもないっす。
と思い、やってきました。

>単にキーを持つ音楽ってことかな?だとしたら
そのくくり方はデカイですね~(笑)

ぶっちゃけmilk_teaさんの言う通りなんです。
CとかGmとかいうコードは、あるひとつの規則によって作られてますよね。
ハ長調とかト短調とか、いわゆる「調性/トナリティ」と呼ばれる規則です。

ドレミファソラシドという並びでミとファ、シとドが半音になっている7つ(数え方によっては8つ)。
この並びが曲構成に関与して、最終的には中心音に落ち着く。
「カデンツ/カダンス/ケーデンス/終止形」を持つのが調性音楽。
ハ長調ならドが引力の中心。ヘ短調ならファが中心。という規則です。
ね、単純といえば単純でしょ?
ちなみに、バッハも調性音楽だよ。
バッハは怖くな~い。

反して、引力の無い「無調性音楽」というのもあります。
12音技法を提唱したシェーンベルクとか。
こっちも面白いよ。ハァ、ハァ。
「4分33秒」で有名なジョン・ケージも、シェ-ンベルクの弟子でした。
どうです?聴いてみたくなったでしょ?
(↑遼さん風。どこが!)
by 幻燈遮断機 (2006-07-10 21:12) 

milk_tea

メコスジさん、ちょこちょこ登場ありがとうございます。
ここは皆、コメントも長いので、1,2行だと埋もれちゃいますね^^;
by milk_tea (2006-07-10 22:33) 

h2_ricardo

ども。初めまして。
オドロキのクラシックネタが出ていたので思わず反応。

クラシックだからといって交響曲第何番云々いわんでもよいの
ですよ。新世界交響曲で十分通じますし、一部ではドボ9とか
言われております。
でもこの曲は終楽章とかは好きだけど、第2楽章がそれこそ
使われすぎで食傷気味です。
それになんかね、こんなこと言ったら怒られそうですが、ちょっと
田舎っぽいのよね。ドボルザークって(笑)
実際当時はそんな認識っぽかったらしいし、ウィーンから見たら
チェコなんて田舎だからねえ^^;;

わたくしのおすすめはチャイコフスキーです。
とっつきやすい上に案外奥が深いですよ。ハマります。

上の方でバーンスタインの話が出ていましたが、一見典型的な
アメリカ人っぽいですが、ユダヤ系ロシア人ですので特にロシア系、
ユダヤ系の作曲家の演奏は感情入りまくりでコテコテです。
好き嫌いが分かれるところだと思います。でもハマると凄いです。
それとは反対に見事にあっさり系なのは小澤征爾。
とてもバーンスタインの弟子だったとは思えません(笑)

ではでは。
by h2_ricardo (2006-07-11 00:11) 

parlophone

>恥ずかしいけど、1度強烈なのがあります…小坂明子の「あなた」

じつはぼくも1曲あります。村下孝蔵の「初恋」。
きゃ~、恥ずかしい~(←って村下ファンの皆さん、すみません、深い意味はありません、あまりにもベタなもんで *^ ^*)

日本の曲のばあい、歌詞がわかるのでよけいグッとくるというのがありますよね。
この曲でいえば「♪放課後の校庭を走る君がいた 遠くでぼくはいつでも君を探してた」
という部分です…。

ぼく自身はあんまりスポーツってやらないんですが、ぼくのガール・フレンドってなぜかスポーツやってる子が多くて、バスケットの選手だったり、剣道部の女子のキャプテンだったり、陸上でインターハイ行った子だったり…。
だから「♪放課後~の校庭を走る~君がいた~」でもうダメでしたね。
心臓を鷲づかみにされたみたいに、その場にしゃがみこみそうでした(笑。

>>ちなみにぼくはビートルズだけでそういう経験を数回!しました
>いいなぁ~。やはり I Wanna Hold your Hand とか、その辺かしら

え~っと、はっきり覚えてるのはまず「オール・マイ・ラヴィング」、それから「恋を抱きしめよう」ですね。

>過去のフラッシュバックを一番リアルに引き起こすのは1番が「匂い」、
>2番が「音(音楽)」ということでした。

あ~、そうなんだ~。
じつは結婚前に一時期マイ・パートナーと離れて暮らしていた時期があったんですが、彼女が一度ぼくと同じコロンの男性と歩道橋の上ですれ違って、思わず振り返ってしまった、と言ってましたね~。
( んなこと忘れてたのに、milkちゃんのコメントで思い出してしまった^^;)

>会社の仲間とかとガヤガヤ居酒屋で飲んでいる時なんかに、昔彼氏がテープを
>貸してくれた曲、みたいなのが流れてきて一気にその頃の事が蘇ってきて
>急におとなしくなってしまう、みたいな、もう暴力的なまでに別次元に自分を
>連れ去るような力、ありますね

milkちゃん詩人だわ~。
あるよね~、そういうこと…。
なんかこのフレーズ、感動~…。

>「四季」すらも、実はそうなのですね

いえいえ、ぼくの書き方が悪かったんでしょうが、『四季』は標題音楽です。
したがってクラシックの中ではちょっと評価低いです^^;

>「くぅ~!この曲はやっぱりホ短調ならでは!
>これがヘ短調だったら全て台無しなんだよな」

じつはモーツァルトにはト短調という、もう切っても切れない?調性があって、交響曲第40番もそうですが、第25番(例の『アマデウス』の冒頭でサリエリが剃刀で首を切って自殺しようとするシーンで流れる曲)もト短調なんです。
この曲なんか、モーツァルト17歳のときの曲ですからね。
もうあきれてものも言えまへん…。

そしてぼくの大好きな弦楽五重奏曲第4番ト短調(KV.516)。
もう、ト短調のモーツァルトは「疾駆する悲しみ」そのものです!

>やはり譜面そのものはいじらない、ってことですか?
>…そういうことまではしない(しちゃいけない)んですかね。

これはテクストの解釈の問題になりますよね。
一番わかり易いのは休符できちんと休むか、レガートで流れるように演奏するか…でしょうか?
でも、たとえば再現部で一部を省略したりとか、協奏曲で短いカデンツァを挿入したりとか、楽譜にはない楽器をオーケストラに入れたりとか、けっこう大胆な改変は行われてますね。
by parlophone (2006-07-11 01:40) 

milk_tea

幻燈さん、再びの解説ありがとうございます。

>ちなみに、バッハも調性音楽だよ。

そうですね。そういうことであれば、当然調性音楽ですね。何とかわかります。
無調性?音楽を探すほうが大変そうですね・・・
ホワイトアルバムの Revolution9 なんかは、さしずめ無調性音楽でしょうか。
しかし、果たしてあれを音楽と言うもんかどうか。
じゃあ渋谷ハチ公前の横断歩道周辺のグチャグチャ音も無調性音楽か~?
(違います。ハイ)

>「4分33秒」で有名なジョン・ケージも、シェ-ンベルクの弟子でした。

よく知らないけど、それってやっぱりオノ・ヨーコ系!?
(すいません、私も何もわかってないんで)

>どうです?聴いてみたくなったでしょ?
>(↑遼さん風。どこが!)

いや、確かにパロさんぽい言い回しですね。ちょっと笑いました。
by milk_tea (2006-07-11 12:17) 

milk_tea

h2_ricardoさん、どうも初めまして!ようこそおいで下さいました・・・
うかつなことを記事にすると、こうやってその道のクロウトが来ちゃって恥をかく
ということがやっとわかりました(笑)

>新世界交響曲で十分通じますし、一部ではドボ9とか言われております。

ドボ9って言うんですか!へ~。
じゃあベートーベンの第9はベト9・・・・(これは、"第9"だよな。通称は)
モーツァルト第7番は モツ7・・・(もつ鍋ふう)

>でもこの曲は終楽章とかは好きだけど、第2楽章がそれこそ
>使われすぎで食傷気味です。

使われすぎて食傷気味、っていう感じはよくわかる。私がもうYesterdayを
聴く気が一切しないのと一緒ですね。
しかし私が新世界で好きなのは、第2と第3なんですよね~。そこはホラ、シロウト
ですんで・・・

>こんなこと言ったら怒られそうですが、ちょっと田舎っぽいのよね。
>ドボルザークって(笑)
>実際当時はそんな認識っぽかったらしいし、ウィーンから見たら
>チェコなんて田舎だからねえ^^;;

出た!その道の人っぽい意見!そういうの全然わからなくって。いいですね。
そう言われてみれば、ドボルザーク(ドボジャーク)って名前からして、ちょっと
田舎くさいような・・・・(←言われた事、すぐ真に受けるバカ)

>わたくしのおすすめはチャイコフスキーです。
>とっつきやすい上に案外奥が深いですよ。ハマります。

くるみわり人形とかの人ですね?その何を聴けばいいんでしょう。

>上の方でバーンスタインの話が出ていましたが、一見典型的な
>アメリカ人っぽいですが、ユダヤ系ロシア人ですので特にロシア系、
>ユダヤ系の作曲家の演奏は感情入りまくりでコテコテです。

ぬぁる~~。そういう民族事情なんかもあるわけですね。深そう・・・・。
そういえば、バーンスタイン作品で 
交響曲7番 Aメジャー(ってことは、イ長調ね?)作品92 アレグレット
っていう音源だけたまたまGETしたので(ベートーベンですね、確か)昨日から
ちょっと聴いてみているのですが、今朝はこれでうっかり熟睡してしまい、危うく
電車乗り越しそうでした。そんな私です・・・・・(泣)

>それとは反対に見事にあっさり系なのは小澤征爾。
>とてもバーンスタインの弟子だったとは思えません(笑)

全然わかりませんが、あえて「あっさり仕上げる」って実は一番難しそうな
感じしますね。だってラーメンの世界も、最終的にはミソよりとんこつより
しょうゆ味が一番奥が深くて難しいらしいし。
(門外漢はもう黙っときます、ハイ・・・・・・・|||(;-_-)||| )
by milk_tea (2006-07-11 12:39) 

幻燈遮断機

お姉さま。レスがスゴイことになってます。(←挨拶)

>ホワイトアルバムの Revolution9 なんかは、さしずめ無調性音楽でしょうか。
この曲は「ミュージック・コンクレート」というものです。

「無調/アトナリティ」というのは
まぁ、デタラメに楽器を弾けば無調です。
ではお話にならないので、やっぱり何らかの規則性を必要とします。
例えばオクターヴ12個の音を、順番に繰り返しのないように並べてみる。
ド、ラ#、レ#、ソ、ファ、ド#、・・・みたいに。
これが音列(セリー)となり、作品の骨格になります。
これだけだと単純すぎるので、変奏方法がいくつかあります。
順番を逆にしたりとか、ひっくり返したりとか。
このオクターヴの12の音はすべて平等。(つまり引力をもたない)
というのが12音技法です。
どうです? 聴きたくなる・・・わけないか・・・orz
現音の話は皆に引かれるんだよなぁ。

ちなみにジョン・ケージは、オノ・ヨーコ系では全然ありません!
一般的に有名になった「4分33秒」が特殊すぎるんです!

>無調性?音楽を探すほうが大変そうですね・・・
milk_teaさん、良いこと言った!
これは本当にその通りで、一つのセリーを作り出すにはセンスと知性が絶対に不可欠。
曲を展開していくうえで、どんな可能性があるかまで予測しなければダメだから。
でも音楽聴くのに小難しい理論なんて要らないよね。
美しければ良いじゃない。楽しければ良いじゃない。
では、御機嫌よう。お姉さま。
by 幻燈遮断機 (2006-07-11 22:04) 

milk_tea

>村下孝蔵の「初恋」。きゃ~、恥ずかしい~

いや、青春の思い出と直にリンクしてる曲なんて、だいたいそんな感じですよ。
モーツァルトのKV550を聴くと初恋のミヨちゃんの面影が胸をよぎる・・・なんてのは
そうそうないのが普通です(笑)
村下孝蔵って怖ろしく若く亡くなったんでしたよね、確か。

>ぼく自身はあんまりスポーツってやらないんですが、ぼくのガール・フレンド
>ってなぜかスポーツやってる子が多くて

ああ、そういうことって結構多いです。
部活に明け暮れてる少年たちは、深窓の令嬢みたいな大人しそうな女の子を
追いかけたがり、、スポーツ少女は頭の良さそうな優等生タイプに憧れたり。
ところが、これがうまくして実際付き合いだすとやっぱりうまく行かなかったりね。
青春とは常にアンバランスなものです。

>え~っと、はっきり覚えてるのはまず「オール・マイ・ラヴィング」、それから
>「恋を抱きしめよう」ですね。

あ~なんか、その2つのイントロを思い出してみると、それは素晴らしい体験だった
ろうなと推察できますね。

>彼女が一度ぼくと同じコロンの男性と歩道橋の上ですれ違って、思わず
>振り返ってしまった、と言ってましたね~。

ごっつぁんです・・・・(笑)
恋人のコロンの香り、っていうのは永遠に特別なものかもしれませんね。

>じつはモーツァルトにはト短調という、もう切っても切れない?調性があって
>そしてぼくの大好きな弦楽五重奏曲第4番ト短調(KV.516)。
>もう、ト短調のモーツァルトは「疾駆する悲しみ」そのものです!

へぇ~~
私は当然ながら絶対音感は全くなく、「おーっと、ト短調、キター!(゚∀゚)」
みたいな感動はやはりよくわかりません。
不思議な世界ですよね・・・・たかが音程 されど音程・・・

>一番わかり易いのは休符できちんと休むか、レガートで流れるように演奏
>するか…でしょうか?

なるほどね。なんとなくわかります。
いわゆる「行間」で個々の表現があるわけですね。

>協奏曲で短いカデンツァを挿入したりとか、楽譜にはない楽器をオーケストラ
>に入れたりとか、けっこう大胆な改変は行われてますね。

そこまでやっちゃうのもアリなんだ!ふぅ~ん・・・!!
勉強になります。
by milk_tea (2006-07-12 00:24) 

NO NAME

milkさん、どうもです。
わたしはクロウトなどではありません。
そもそもコードとかさっぱりわかりませんし、クラシックに関しては
音の響きとか壮麗さとかを楽しんでいるにすぎません。

>モーツァルト第7番は モツ7・・・(もつ鍋ふう)

も、モーツァルトの第7番っすか。聴いたことある人いるんかなー。35番以降しか知らないです(笑)<無用なツッコミ

>しかし私が新世界で好きなのは、第2と第3なんですよね~。そこはホラ、シロウト
>ですんで・・・

第3楽章が好みとは渋いですねー。

>くるみわり人形とかの人ですね?その何を聴けばいいんでしょう。

交響曲だったら5、6番あたり、あとは有名なピアノ協奏曲とか。
そうそう忘れちゃいけない、上司が気にくわなかったら弦楽セレナード ハ長調を聴きませう (^O^)

>交響曲7番 Aメジャー(ってことは、イ長調ね?)作品92 アレグレット
>っていう音源だけたまたまGETしたので(ベートーベンですね、確か)昨日から
>ちょっと聴いてみているのですが、今朝はこれでうっかり熟睡してしまい、危うく
>電車乗り越しそうでした。そんな私です・・・・・(泣)

ベートーヴェンの交響曲の中では一番明るい部類の作品なんですが~。寝ちゃいますか(笑)

ではでは。
by NO NAME (2006-07-12 02:00) 

かず

>>村下孝蔵の「初恋」。きゃ~、恥ずかしい~

>いや、青春の思い出と直にリンクしてる曲なんて、だいたいそんな感じですよ。

 そうか、遼さんも歌謡曲かあ。実は私も昔の彼女が似てたこともあって、薬師丸ひろ子の曲、色々と、が青春の思い出の曲です。特に、というと「あなたをもっと知りたくて」とか。「紳士同盟」くらいまでなら、歌詞見なくても歌えるなあ、恥ずかしながら。
by かず (2006-07-12 22:47) 

milk_tea

幻燈さん、再びの解説有難う存じます・・・。

>「無調/アトナリティ」
>音列(セリー)となり、作品の骨格になります。
>このオクターヴの12の音はすべて平等。(つまり引力をもたない)

何となく (かなり何となく)、わかりました。
しかし・・・それって根源的な問題として、聴いていて気持ちいいのかな?
根本にルート音がないと、なんか音楽としてかなり心もとない感じですけどね。
でもまあ、リズムと音色のみでも充分音楽は成り立つ。そのどちらかだけでも。
ということは無調音楽も、アリか。(まぁ何しろよくわかってないので、この辺で)

>でも音楽聴くのに小難しい理論なんて要らないよね。
>美しければ良いじゃない。楽しければ良いじゃない。

結局そんな感じしますね。(笑)
by milk_tea (2006-07-13 11:52) 

milk_tea

h2_ricardoさん(に違いない)、再コメントどうもありがとうございます。

>も、モーツァルトの第7番っすか。聴いたことある人いるんかなー。35番
>以降しか知らないです(笑)<無用なツッコミ

テキトー書きましたけど、ないんだ、モツ7?(笑)
じゃあ34番以前っていうのはまだモツ(笑)が世に出ていない頃の作品群って
ことでしょうか。幼稚園児くらいの頃に書いたものとか。怖~
なんか5歳くらいですでに交響曲とか作ってたっていうじゃないですか。
やっぱりアインシュタインとかと同種でしょうね。天才という特異体質。

>交響曲だったら5、6番あたり、あとは有名なピアノ協奏曲とか。
>そうそう忘れちゃいけない、上司が気にくわなかったら弦楽セレナード 
>ハ長調を聴きませう (^O^)

あーーあれってチャイコフスキーなんだ!
オフィスの自席に小さいラジカセを常備して、上司にムチャ言われたらあれを
流してみたら何となく気が紛れそうですよね。全てバカバカしくなれそうな。
ではチャイコフスキーもチェックしてみます。

>ベートーヴェンの交響曲の中では一番明るい部類の作品なんですが~。
>寝ちゃいますか(笑)

明るい暗いは関係ないです。クラシック独特の、ビートのハネない感じ、あの
どっしり感が爆睡を誘うんです・・・。猫に小判がザックザクですね、ホント。(泣)
by milk_tea (2006-07-13 12:01) 

milk_tea

かずさん、どうもこんにちは。

>実は私も昔の彼女が似てたこともあって、薬師丸ひろ子の曲、色々と、が
>青春の思い出の曲です。

薬師丸ひろ子の魅力とは結局なんだったんでしょうね。
歌も上手かったのか下手だったのか、イマイチ判断つかず・・・・。
歌い方が声楽っぽかったですね。ママさんコーラス風というか。
私は、映画「Wの悲劇」のテーマソング好きでしたね。
  ♪あ~時の河を~わた~る舟に~オールはない~
あの映画もクオリティ高かったと思います。ラストで世良正則に別れを告げる
カーテンコールのポーズが良かった。
by milk_tea (2006-07-13 12:18) 

かず

>私は、映画「Wの悲劇」のテーマソング好きでしたね。
  ♪あ~時の河を~わた~る舟に~オールはない~
あの映画もクオリティ高かったと思います。ラストで世良正則に別れを告げる
カーテンコールのポーズが良かった。

 「顔、ぶたないで。私女優なんだから。」
「Woman ”Wの悲劇”より」ですか。さすが松本隆とユーミンの名コンビの作品だけあっていい曲ですよね。薬師丸ひろ子は「お父さん、怖いよー。みんなでお父さんを殺しにくるよー。」の「野性の証明」でデビュー前、「少年少女合唱隊」(だったけな)にいたそうです。なのに、「翔んだカップル」や「ねらわれた学園」では主題歌を歌うのを固辞したのに、「セーラー服と機関銃」ではどうしても歌わざるを得なくなったそうですが。その歌い方を聴いた、この曲の作曲家の来生たかおがそのままの歌い方を勧めたそうですが。
by かず (2006-07-13 22:57) 

かず

ちょっと脱線しすぎてました。すみませんでした。
by かず (2006-07-15 23:15) 

milk_tea

あーいえいえ!「顔、ぶたないで!私女優なんだから」懐かしかったですよ。
やはり薬師丸ひろ子は合唱団出身だったのですね。
彼女は、少女時代にあれほどのスター性・カリスマ性を持ちながら、気付いたら
今は何となく普通の中堅女優になってしまっている。どこで作戦をあやまったので
しょうかね。角川春樹の失脚により?それとも目の下のほくろを取ってしまった
から?
は~、今飲んで帰ってきてとっても気持ち悪いです・・・(笑)
by milk_tea (2006-07-15 23:56) 

あるべりっひ

こんばんは!
ちょっと気になりこちらにも・・・。
クラッシクと言って難しく考えなくてもいいのではありませんか?私は、クラッシク音楽(一般的にそう呼ばれているジャンルのことですが。)を多く聞きますが、具体的に『どう?』と聞かれても答えなんて出てきません。ナンセンスかもしれませんが個人的には、『ユーミン』も『ベートーヴェン』も一緒になってます。
ちなみに、『ドヴォルザーク』はメロディー・メーカーだと思います。『新世界より』よりも『イギリス』と呼ばれる『交響曲第8番  ト長調 作品88』の方が私は好きです。
フィギアースケートで有名になったプッチーニ作曲『トゥーランドット』の『誰も寝てはならぬのか』のオリジナルは、ほんの2分くらいのテノールの短い歌曲です。全曲は3時間もあるのに・・・。プッチーニの曲は、まるで『ミュージカル』を聞くような楽しく、美しい作品ばかりです。(ほとんどオペラですが・・・。)

すみません、今日は『バリューム』を飲んだので体調よくありません。
ここまでと言うことで・・・。
by あるべりっひ (2006-07-20 22:09) 

milk_tea

あるべりっひさん、こちらにも!ありがとうございます。
あるべりっひさんはクラシック中心のかたのようだから、私の書いた文など
チャンチャラ可笑しいって感じかも・・・・お恥ずかしいですが。

>個人的には、『ユーミン』も『ベートーヴェン』も一緒になってます。

そうか、音楽に垣根はないんですね。

>新世界より』よりも『イギリス』と呼ばれる『交響曲第8番 ト長調 作品88』
>の方が私は好きです。

「イギリス」聞いた事あります。(音楽を、じゃなくて、その存在を・・・^^;)
機会があったら是非聴いてみます。
えーっ、あのトゥーランドットって3時間の中の2分なんですか。
あれが聴きたくてアルバム買った人はビックリでしょうね。
そういえば、小澤征璽の『新世界』を最近GETして聴いてみました。フリッツ・
ライナーのものより、少し線が細い感じ。でもそんなに大きな違いはない!
やはりクラシックは「聴く耳」が必要とされることを実感しました。(悲)
by milk_tea (2006-07-21 13:28) 

あるべりっひ

こんばんは!
ちなみに、小澤征璽氏はバーンスタイン氏に若い頃教わり、そしてなんとバーンスタイン氏も若い頃ライナー氏の元で教わっています。ですから、演奏にどこかに通じるものがあるのではないでしょうか。milkさんの『聴く耳』は間違っていないと思いますよ。
多くの音楽を聴いていれば、世間で言う『ジャンル』に関係なく『聴く耳』は出来上がると思います。
ライナー氏の演奏は個人的に好きです。日本の評論家の間では高く評価されていませんが・・・。
by あるべりっひ (2006-07-23 00:36) 

fotokina

今さらですが、たまたま拝見したここにコメントを入れさせていただきます。

クラシック論としては、非常にユニークな視点で楽しませていただきました。

「クラシックはよくわからない」とこぼす人は多かれど、そのワカラナサでこれだけ長大な論文(?)を展開してしまう人はおそらく少なく、そのアプローチスタイルが面白いと思いました。
コメントも非常に興味深い。皆さん有識ですねえ。
(この感じでは、他のページも内容が濃そうなので見るのをためらっています。私も忙しい身の上ですので)

「新世界より」は確かに骨子のしっかりした名曲で私も昔から大好きです。全楽章を何度も演奏しています。ははは。実は。
by fotokina (2013-01-26 02:16) 

milk_tea

fotokinaさん、古いクラシック記事にコメントを頂戴しありがとうございます!
クラシックで1つ書いてたんですね、私。
すっかり忘却の彼方だったので、改めて読んでけっこう面白かったです(笑)

ちょうど最近会社の宴会で、地域のオーケストラでトロンボーンを演奏しているという人と盛り上がったところです。(そういう人だとは知らずにいた)
トロンボーンという楽器がオーケストラでどういう意味を持つのかとか、すごく面白かったんですよね~。
あと、クラシック曲には「コード」の概念は一切ないのか、音を横じゃなくてタテで
捕らえて論議されることはないのか、古典の譜面はどこまでアレンジをくわえる
ことが許されるのか、などなど爆発的に質問をしてたら「milkさんは面白い
ところに着目するね~」と笑われました。やはり(笑)

fotokinaさんの担当されている楽器は何なのでしょうか。もしや指揮者さんとか?
「新世界より」は今もたまに聴いています。相変わらず全く成長がなく、クラシックで聴くのはこれだけ・・・(泣)
プロの視点でまた色々ご教授いただけると嬉しいです、fotokinaさん。
by milk_tea (2013-01-27 11:10) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1