SSブログ

松任谷由実 徹底検証 Ⅰ ~『ユーミンまつり』 開催!~ [ユーミン]

        

ユーミンまつり開催! と大風呂敷を広げたのはいいものの、別に露店が並ぶわけでも浴衣美人が行き来するわけでもなく、全くいつも通りの風情で大変恐縮でございます。

ユーミンは今も年に1度は New Album を精力的にリリースし続けているわけだが、ここでは恐縮ながら、93年の 『Tears and Reasons』くらいまでと致します。

92年あたりを超えてくると、一応ひととおり聴いてはいるものの今タイトルを見ても曲が全く思い出せないものも多く、あまり心の芯で聴かなくなってしまったかもしれない。
自分の年齢や境遇的に言っても、もはやユーミンソングで胸キュン(死語)している蒼い時代は過ぎ去ってしまったとも言いましょうか。(淋)
さて、今さらであるが、その 『Tears and Reasons』 までの全24枚のラインナップをまずザッとご紹介しよう。ジャケ写を見ると、色々忘れていたことも思い出すかも。



ひこうき雲      MISSLIM     COBALT HOUR   14番目の月     紅雀

流線型'80       OLIVE    悲しいほどお天気  時のないホテル    SURF&SNOW

水の中のASIAへ  昨晩お会いしましょう  PEARL PIERCE  REINCARNATION     VOYAGER

NO SIDE      DA・DI・DA    ALARM a la mode  ダイヤモンドダストが   Delight Slight

LOVE WARS    天国のドア    DAWN PURPLE   TEARS AND REASONS

いやぁ、多いです。こんなにたくさんあるのに全部がっぷり四つで聴いている自分もすごい。
しかし、私がちゃんと追いかけていた時代の最後のアルバム 『TEARS AND REASONS』 のあとから現在に到るまでに、なおもコンスタントにオリジナルアルバムが10枚以上も出ていることにも改めて驚きます。(合間にベスト盤も色々出している)

いやはや息が長い。
世の中、色々な分野に色々な「才能」が存在するわけだが 「1つの事を長く続けられる」という事は
それだけで固有のひとつの大きな才能であるらしい。わかる気がします。
しかもユーミンの場合、ずーっと第一線だ。
そういう意味では、サザン・オールスターズなんかもやはりきわめて偉大だ。
『勝手にシンドバッド』 なんていうフザけ切ったタイトルのハチャメチャな曲を引っさげ、年中夏休みみたいな格好でスタジオを荒らし回って歌っていた彼らを見て、四半世紀後にもミリオンクラスを売り上げるアーティストであり続けることなど誰が予想しただろうか。
100人中99人が "華麗なる一発屋" に違いないと踏んでいたと思う。

コアとなる1つの不変なるものを大事にしつつ、そして良い意味でフレキシブルに変貌を遂げながら、レベルの高い音楽やパフォーマンスを世に長く送り出し続けていくことは何にも増してスゴイことであると思う。

「変貌」と言えば、ユーミンにしても初期の 『ひこうき雲』 の世界観だけで延々押し続けていたならば、やはりこれだけのビッグアーティストにはなり得なかっただろう。
私はよく知らないが、荒井由実の音楽が完全に浸透してきた頃 「ナンチャッテユーミン」みたいなオシャレなフォーク系女性シンガーソングライターが雨後の竹の子のように山ほどデビューしたらしい。私の知っているところでは・・・山崎ハコとか森田童子とか・・・・あと丸山圭子とか?
まあ、その辺は確実に1度はヒットしてるし独自の世界はあるから「ナンチャッテ」とは言わないだろうが、全くの泣かず飛ばずのまま田舎にすごすご帰って地元で嫁にでも行った"ナンチャッテユーミン"は当時、相当数いたのだろう。
ユーミンが彼女らと違ったのは、音楽的才能がはるかに長けていたのは当然ながら、移りゆく時代の空気を逐一感じ取り、うまい事それを自分の音楽に取り入れていく才覚が完全に群を抜いていたのである。
似たようなシンガー達が団子になってマラソンのトラックの第3コーナーでスピードが落ちかけているところで、ユーミンはいきなりジェットエンジンを背中にしょって、そこから1人空に飛び立ったくらい論外にダントツだったということだと思う。

さてさて、せっかくの おまつり だと言うのに (だから、どこがおまつりなんだ!)辛気くさい語りを
長々とすみません。

話を戻すが、上に挙げた24枚、計233曲の中から、今回は下記のテーマでそれぞれ「TOP10」を milk_tea 視点でランキングし、その理由を語ってみる。
ちなみに、そのテーマとなる要素を多分に持っていても、私が個人的にそれほど好きではない曲はランキングに入れていないので、あしからず。

  

まず今回は、取り合えず、上記の (1) から考察を加えてみたい。
(果てしなく長くなりそうだ~どうする気だ~)

■■ ユーミンは吟遊詩人だ!歌詞にワビサビ TOP10 ■■

彼女の歌詞世界が素晴らしいのは当然233曲どれも共通なのであるが、中でも、日本語の語感を最大限に活かして、俳句や短歌のような侘びさびにあふれた美しく陰影のある歌詞を用いた作品を挙げてみる。

まず!
第!!10位!! ドゥルルルルルルル・・・・・・・(ドラムロール)
あ、すいません・・・・・(@_@;

やっぱり、その10曲の中でランキングを付けるのはやめるとします。^^;
こういうので選ばれた10曲はきわめて好きな作品群なので細かい順位付けは難しいし、無意味。
ただ、唯一1曲だけに 『テーマ大賞』 を授与することにします。
ゆえに、以下のナンバリングは単なる整理番号です。
また、引用した歌詞は、曲アタマからではなく、あくまで私の好きな、印象的に感じた箇所。

① 晩 夏 (アルバム『14番目の月』) 

      丘の上 銀河の降りるグランドに
      子供の声は 犬の名を繰り返し
      ふもとの町へ帰る

      藍色は群青に 薄暮は紫に
      ふるさとは 深いしじまに輝き出す

これは2番の歌詞である。1番では、のっけから "葉鶏頭"(はげいとう)なんていう、きわめて地味な花が登場したり、全体を通して明らかに言葉が詩的で才気走っているのだが、何といっても感動するのは、このくだりだ。
夏の終わりの夕方の、人もあらかた帰ったグラウンド。カナカナカナ~・・・なんて蝉の声が遠く響く中、犬の散歩に来ていた少年もやがて犬を追いながら家に帰っていく。
ここで、遠く聞こえる犬の名前は何だろう。 "タロウ" とかかな。
なんと美しい風景描写。そして、夕焼けが徐々に暗さを増し夜空に変わっていく色の表現がこれまた何とも水彩画のように美しい。
しまいには「しじま」だ。しじまって、深い静寂のことを言うと思うのだが、"(ふるさとが)しじまに輝く"っていう表現もなんかひれ伏すしかないようなスゴさ。だいたい、ポップスに出てこないよね、"しじま"。


②花紀行 (アルバム『COBALT HOUR』) 

      薄紅が なんて優しいの
      拾い集める 人も居ないのに


この曲は、春に桜が人知れず静かに、でも何とも見事に咲いている様を淡々と表しているだけなのだが、それが逆に、その桜を見上げている主人公の心模様が色々に想像されて、何とも言えず奥深く、陰影に満ちているのだった。


③水の影 (アルバム『OLIVE』) 

      時は河 
      きのうは岸辺
      人は皆ゴンドラに乗り
      いつか離れて 想い出に手を振るの

なんか、この歌詞の根本的な思想は、秋元康の書いた 『川の流れのように』 (美空ひばり)と同じような感じ。秋元康も、人生を川に例える発想を持ってくるのに、もしかしたら潜在的にこの曲の存在があったかも知れない。
しかし、秋元の "川" がいかにも信濃川とか天竜川っぽいのに対し(どっちも私は見たことないが)この曲の「河 ("川" か?)」は、ゴンドラとか言うだけあって、明らかに外国っぽい。
キャサリン・ヘップバーン主演の名画 『旅愁』 を彷彿としたりする。
また秋元のほうの歌詞は、おおらかながらもどこかちょっぴり押し付けがましい抹香くささがあるが、こちらはどこまでも心象的で、はかなくも美しいばかりである。
まあ、この歌も美空ひばりが歌ったら、どうかはわからないが。


④何もなかったように (アルバム『14番目の月』) 

      夕べの吹雪は踊りつかれ
      庭を埋ずめて 静かに光る
      年老いたシェパードが遠くへ行く日
      細いむくろを風がふるわす

吹雪が去った静かな朝に、家族でずっと可愛がっていたシェパードが死ぬ。
この情景描写のスゴさは、私ごときにはほとんど言葉にならない。
しかも、"むくろ"だ。=骸(むくろ)。そのまま、"死骸"のことである。今、若い人で、骸という言葉の意味を知る人なんか居るのだろうか。
痩せ細ったシェパードの死骸の柔らかな毛並みを、弱い風がなでている。
曲全体を覆う漠とした淋しさと穏やかな優しさは、あまりに見事すぎて歌詞をそのままなぞる以上にやっぱり解説などは加えようがない。


⑤航海日誌 (アルバム『COBALT HOUR』) 
    
      あの頃の私は こわれたグランドピアノ
      奏でる曲はただ 切ないノクターン
      ・・・
      遠く去った あの人の声が聞こえる
      溢れる想いに まだ胸は熱いけれど
      きらめく海に 捨てよう後悔日誌
      遥かな船旅の間に 綴った哀しみは

恋を失い、傷心の船旅に出ている主人公。
過去の自分の心境をピアノのノクターンの調べになぞらえているところなど何とも優雅で秀逸。
しかもよくよく見ると、"航海"と"後悔"を掛けている。スゲェ。
船を降りたら、立ち止まって思いよどんでいた弱かった自分に決別し、新しい人生を歩んで行こうと決意する何とも清々しい1曲。
この主人公は実際に船旅に出たわけではなく、あくまで想像上の旅なのかもしれない。

それと、曲の最後の歌詞が「哀しみは」で切れ、語感的に浮遊感を漂わせているのがこれまた味わい深い。よく見ると、単なる倒置表現ではあるのだが、「哀しみを」とか「哀しみに」とか「哀しみよ」とかでは出せない不思議な余韻が、「哀しみは」にはある。


⑥りんごのにおいと風の国 (アルバム『OLIVE』) 
    
      ハロウィーン
      いのこずち ひとつ
      くちづけてセーターに投げたの
      言えなかった想いを 残らず込めるように
      そしてストーヴの前で 脱いだ時気付いてほしい
      小さなブローチ 短い秋のピリオド

これは、本当に大好きな1曲だ。
いのこずちっていうのは、晩秋から冬にかけて原っぱに行くと見つかる、1.5cmくらいのイガイガがついた手榴弾のような形状の枯れた実。洋服にいい感じにくっつくので、子供の頃はさんざん集めて友達にぶつけて遊んだりした。
これを片思いの人のセーターの背中に、そぅっと投げてくっつけてみる。彼は気付かない。
ストーブ、いやストーヴ の前で着替えるという風景も実に暖かく優しくていいし、そのいのこずちのブローチ (この表現もしびれる)を見つけたところで、この彼は彼女の存在やその想いに気付くわけもないが、「あれ?」なんてちょっぴり微笑んでくれたりはするかな?・・くらいの気持ちでいる彼女のつつましやかな想いが何ともいじらしい。
(ちなみに、ここの文は私の過去記事から大部分引っ張ってきました)


⑦悲しいほどお天気 (アルバム『悲しいほどお天気』)
    
      名もない蔦や柳が 低くたれこめて
      絵を書く私達 それぞれ1人にさせた
      まるで先の人生を暗示するように
      ・・・
      拝啓 今はどんな絵 仕上げていますか
      個展の案内の 葉書きがうれしかったの
      臆病だった私は平凡に生きている

こういう渋くてアカデミックな匂いのする詞を書けるのはやはり、学生時代に勉強と遊びを並行してきちんとこなし、まっとうな経歴を有しているユーミンならでは。
美大の学生が、穏やかに晴れた日に、木々が深く茂る多摩川上水沿いの道に沿って各々好きな場所に腰掛け、ものも言わずに、課題の写生をしている風景。
芸術を志す美大生たちは、普通のチャラついた大学生達のように子供っぽくつるむような事はおそらくせず、こうして、気付くと何となく1人1人離れて黙って絵を描いているような空気なのかもしれない。
そして、卒業して何年も経ってから、プロの画家になった友人から個展の案内のハガキが送られてくる。自分は芸術家の夢もあきらめ、普通に主婦などしている身の上・・・ハガキを見て頼もしいような羨ましいような気持ち。

しかし実際の「自分(ユーミン)」 はかくも非凡な超人気ミュージシャンという道を歩んでいるという歌詞の設定と現実の彼女の境遇との完全なる対比が面白くもある。


⑧朝陽の中で微笑んで (アルバム『14番目の月』) 
    
      宇宙の片隅で めぐり逢えた喜びは
      うたかたでも 身をやつすの
      朝陽の中で 抱きしめて
      形のない愛を 包み込んで

こうしてみると、「14番目の月」は歌詞が飛びぬけて優れたアルバムなのだな。このアルバムばっかりだ。どれもこれもそれぞれに味わい深いので、選ぶのが大変という感じ。
しかし、「何もなかったように」同様、この頃のユーミンはなにか生命のはかなさや無常感のようなものにかなり囚われていたように感じられる。どこか厭世的ですらある。

愛する人の胸に抱かれ幸福な朝を迎えながらも、まだ何かを怖れ、確かなものを確認できないでいるように見える。こんな感傷にとらわれる主人公の思いは一見かなり高度な感覚のようだが、たぶん誰の胸にもどことなくそんな形のない空しさを覚える瞬間はあるものだ。
しかし、こうやって言葉数の限定された歌という媒体の中にそれを全てリアルに入れ込めるのはやはりユーミンだけなのかもしれない。


⑨ハルジョオン・ヒメジョオン (アルバム『紅雀』) 
    
      川向こうの町から宵闇が来る
      煙突も家並みも 切り絵になって
      ・・・
      悲しいほど紅く
      川面は揺れていたの
      越していった日から 顔も忘れた

それにしても、面白くないくらい初期作品ばかりだな。
私も、この10曲を決めるにあたり、別に初期に限定してチョイスしたわけでは全くなく、上記の24枚を公平に見渡して選び出したのだが、気付くと全部初期。
彼女のアーティスト暦はもはや33年にもなるわけだが、「歌詞だけで唸らせる」というものを選ぶと全て初期の7,8年間のものになってしまうというのは・・・・不思議なようだが、「まあ、そうだろうな」という感じもある。

ハルジョオン・ヒメジョオン。なんじゃそら、とずっと思っていた。でもある時、何かでこれが「春女苑・姫女苑」 であることを知った。
何か、ひな菊系の花の種類のことらしい。しかも、春女苑と姫女苑は、ひらめとカレイのようにほとんどそっくりな品種で、それこそ 「左ひらめに右ガレイ」 みたいに、コアな見分け方があるようで(花弁の向きがどうとか) まあ何にせよ、かなり渋めのタイトルである。

川向こうの町は東側なのだろう。夕暮れと共にどんどん夜のとばりが降りてくる。煙突や家並みのラインが切り絵のようになっていくと。美しいな~。目に見えるよう。
ユーミンは夕暮れが取り分け好きなようである。夕方の風景を描写する曲が結構沢山ある。
まあ確かに万葉の時代から、朝焼けより夕焼けのほうが題材に詠われる率ははるかに高く、日本人は "やってくるもの"よりも、"去ってゆくもの"のほうが好きなのは明らかだ。

"悲しいほど紅い"川面・・・。
悲しいほどお天気とか、悲しいほど紅い、とか、本来悲しいはずもないものが悲しいというのはまさに日本の情緒である。アメリカなんかではあまり理解されない感情だ。
"This fine day makes me sad..." などとポツリとつぶやいたら、「Why??日焼けするのがイヤだから?」と明るく聞かれてしまうだろう。

そして、そんな情緒的な風景描写に対し、「越していった日から 顔も忘れた」などと感情的に尖っているのが対比的で奥行きがある。太陽は昇り、沈み、同じ宇宙の営みを永遠に繰り返しているのに自分だけが子供から少女になり、思春期を迎え、つまらない大人になってゆく。
初めて口づけをした人もある日町を去り、それきり会うこともない。
これもまさに、上記の「何もなかったように」や「朝陽の中で微笑んで」のように、大いなる自然との対比によって、拭い去れない無情感や厭世観を歌っているような感じがする。

それにしても、彼女の曲にはいくつか、友達が突然引っ越していくという描写が出てくる。
ハサミで切り落としたように終わる幼い愛情や友情というものに深い絶望を覚えながらも、ひとつの感傷として昇華させる感受性は彼女ならではだが、これは間違いなく彼女の少女時代の実体験なのだと思う。


⑩ツバメのように (アルバム『OLIVE』) 
    
      もう会えない 彼女の最後の旅
      サイレンに送られて遠ざかる
      誰かが言った あまり美人じゃないと
      ハンカチをかけられた白い顔を
      ・・・
      薔薇のように舗道に散った汚点(しみ)を
      名も知らぬ掃除夫が洗っている

ゆっくりめで淡々とした曲調なので、これを初めて聴いた人はおそらく、何となくスーッと聴き流してしまいそうになるだろうが、最初のほうの「誰かが言った あまり美人じゃないと」という歌詞辺りで「へっ?"あまり美人じゃない"??」という感じで誰もが引っ掛かり、ハッとするに違いない。

そう、これは1人の女の飛び降り自殺の歌なのである。
若い女性の飛び降り自殺というと、四谷のサンミュージック屋上から遺言もなしにある日突然飛び降りて亡くなったアイドル岡田有希子などをつい彷彿としたりするが、(あれも何だったんでしょうねえ。若く美しい盛りに何てもったいない・・・。 ←実感こもってる)
この曲もやはりユーミンらしく、どうも日本国内での風景とは思えない感じだ。
人間が1人、ビルから飛び降りて死んだというのに、舗道に集まった人垣の中の1人が「さっき顔見たけど、あんまり美人でもなかったな~」 なんてめっそうもない事を言う。しかし、実はそのくらい、人にとって他人の死などどうでもいいことなのかもしれない。
美人じゃない、なんて失礼な事を言わず「うわ~可哀想に・・・」と顔をしかめて、しばし佇んだ人も2,3分後には、隣にいる同僚と「これから何食べる?たまにはイタリアン?」なんて笑いさざめきながら現場をあとにしていくのだ。
そして女の亡骸を乗せた車が走り去り、舗道に飛び散った血の跡を、掃除夫が無表情に洗い流して、何事もなかったかのようにその現場が再び雑踏に埋もれていく様を、ユーミンはフランス映画のようなシャレた映像で切り抜く。う~~~ん、見事すぎる。

・・・ということで、以上10曲。 ・・・・長い!!も~大変。

で・・・・・・・今回の "テーマ大賞" はどれでしょうね。
やはり、タイトルからして文学的で、季節感が匂い立ち、色彩の描写も美しい絵を見るようで、しかもメロディやアレンジもゆったりとシンプルで歌詞の世界を殺さないということで、文句なし!の

   ① 『晩夏』 (『14番目の月』 の最後の曲) 
   ・・・・に決定させていただきます!!           
                             

今回、2テーマについて語ろうと思ったが、1つだけでもうすでに破格に長い。こりゃダメだ。
ちょっと圧縮めにして、何とか次回で終了させたいと思います。ムリかな?

nice!(0)  コメント(68)  トラックバック(2) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 68

MOJO

出たっ!MILK節炸裂!
楽しく拝見しました。
折角、ユーミン「祭り」と銘打ったのですから、次回で終わりなどと
せこいこと言わず、一テーマ・一回くらいの勢いで最後まで突っ走
って頂き度い。(完全に他人事?)
まあファンからの切なる願いってことで、よろしく!
実際ユーミンの偉大さを改めて感じてしまいました。
ボクのようなユーミンのファンとはいえない人間でも想い出の曲の2~3曲もある訳ですし、14番目の月なんてやっぱりじ~んとしちゃいますからね。
早く続き読みたい!
by MOJO (2006-07-24 15:37) 

white berry

milk_tea様、本編拝見しました!カッコいいぃぃぃ。
この前コメント欄でご自分を「可愛げがない性格」とか書いてらっしゃいましたが、これだけカッコ良ければもう充分です!というか可愛いよりカッコいいほうが素敵ですよ!
とことんテーマを真面目に掘り下げてこれだけの歌詞評論をするのは普通なかなか出来まセン!
そしてどれも、なるほどーーーっと唸らせ説得力満点です。
続編も楽しみにしております。
特に・・・
       うっ・・!身につまされるTOP10

期待もてますね~~。共に身につまされたいです~~(^^)
万年少女のwhite berryでした。(^^)
by white berry (2006-07-24 16:22) 

MASA

milkさん待ってました、いろんな意味で(笑)。
milkさんのあげた10曲は概ね同意ですね。そうかー、言われてみれば「14番目の月」は意外に名曲揃いですね。このアルバムはしばらく聴いてないんで、いい曲がこんなに入ってたの忘れてました。今度ちゃんと聴こ。
次で終わらせないで、残りの6項目それぞれひとつの記事でやって下さいよ。
頑張れー(^^)/~
by MASA (2006-07-24 20:27) 

Refugee

お~ついに本編が始まりましたね。
この調子で、一テーマ一回の7連載でお願いします(笑)

最初にずら~っと並べられて気づきましたが、私、「時のないホテル」以外は全部持ってました。なんでこんなに揃ってるんだろ~? リアルタイムで、新譜が出たら欠かさず買ってたというわけでもないのに・・・

「航海日誌」は、私も、とても好きな歌です。
この曲って、「長いことずっとしていた片思い」を「はるかな船旅」に喩えてたんだと思ってたんですけど、違うのかなぁ?
好きだった人が卒業とかで遠くに行っちゃってもう会えない。もうこの恋は終わりにしようって。
ただ一つ心残りは、最後まで想いを伝えられなかったこと。だから、「後悔」日誌。主人公は、そんな後悔といっしょに、片思いをつづり続けた日記を「きらめく海」に捨てるのかなと。
by Refugee (2006-07-24 20:53) 

milk_tea

男前MOJOさん、こんばんは。1番乗りありがとうございます。

>折角、ユーミン「祭り」と銘打ったのですから、次回で終わりなどとせこいこと
>言わず、一テーマ・一回くらいの勢いで最後まで突っ走って頂き度い。

恐縮です・・・。でもさすがに、誰もがユーミン聴くわけでもないから飽きられちゃう
だろうなと思って。
アッ、いけない、私のブログは「自分のため」だけのものだった。トップに確かに
そう書いてある(笑)
ほんじゃ、「ユーミンまつり Ⅶ」くらいまで突き進むかーっ (飽きられそ~)

>実際ユーミンの偉大さを改めて感じてしまいました。

私の記事がその一助になったのなら大変嬉しいですね。
早めに次も書こうと思います。また宜しくお願いいたします。
by milk_tea (2006-07-25 00:09) 

milk_tea

white berryさん最近はヘヴィにお越しいただいて感謝です。

>これだけカッコ良ければもう充分です!というか可愛いよりカッコいいほうが
>素敵ですよ!

そうですか?white berry 先輩がそうおっしゃるなら・・・・(笑)
もう、男キャラで行きます!押忍!!

>そしてどれも、なるほどーーーっと唸らせ説得力満点です。

嬉しいです~。何かそちらの文筆仕事で、私に出来ることないでしょうか・・・
(しつこく自己アピール)

>       うっ・・!身につまされるTOP10
>期待もてますね~~。共に身につまされたいです~~(^^)

このTOP10は、女同士でたいそう盛り上がれそうですね。期待して下さい!
by milk_tea (2006-07-25 00:15) 

milk_tea

MASAさんこんばちは~色々お世話様です。

>そうかー、言われてみれば「14番目の月」は意外に名曲揃いですね。

そうなんですよね。とにかく歌詞が深い。
でもその辺りのアルバムは本当に全部いいことがよくわかりました。
ユーミンのアルバムも相当お持ちなのですか。いいな~
私も改めてまた聴き直したい気持ちで一杯なんですが、LPどころか実はCDで
すら1枚しか今見つかりません。(天国のドアだけ、何故か)。結局私、いつも
人から借りていて全然買ってなかったのかも^^; (なんてヤツ)
ということで、今回1曲も実際に聴くことなく、「おまつり」やってます。
かなり心もとないおまつりですね、こりゃ(笑)
by milk_tea (2006-07-25 00:30) 

milk_tea

Refugeeさん再びありがとうございます!

>私、「時のないホテル」以外は全部持ってました。

ぎょへ~!!スゴイですね。一体どのくらいレコードをお持ちなのか、なんか
凄まじそうですね。地震が来てレコード棚に潰されて圧死とか、しないように。

>この曲って、「長いことずっとしていた片思い」を「はるかな船旅」に喩えて
>たんだと思ってたんですけど、違うのかなぁ?

そうかもしれません。なんら調べずテキトー書きました!
でもま、片思いも両思いも、想いと決別するということでは大差ないといえば
ない!(言いのがれ)

>好きだった人が卒業とかで遠くに行っちゃってもう会えない。
>もうこの恋は終わりにしようって。

ま、船旅はしてないと思っていますけど、船旅に実際出たのかなぁと想像する
のも何となく茫洋とした気持ちになって、いいですよ。(言いのがれ)
どのような形にせよ、恋愛って後悔する事ばっかりです。(最後まで言いのがれ)
by milk_tea (2006-07-25 00:37) 

hamakaze_ataru

昨日、午後すぐに見たんだけど、さてコメントを・・・って思い、クリックしたら無い!たった今まであった長文が・・・・無い!!数時間後、再度訪問した時は「おぅ?最初に見たのと少し違うぞ〜」って。あれはプロトタイプだったのですね。遥か上の方にある24枚のアルバムカバーを見ても、時間の経過とともに変化して行くユーミンの曲の中から、10曲選ぶには、やっぱ7項目くらいのカテゴリーに分けないと無理ですよね。フィンガーズ〜はっぴいえんどの追っかけだった中・高校生の頃の感性が残る1stから、約20年間の心もようですからねぇ〜。是非7つのカテゴリー別々に紹介してくださいね。楽しみに待ってます。
by hamakaze_ataru (2006-07-25 10:08) 

Refugee

私も、まったく調べてません(笑)
うちにユーミンが揃ってるのって、つきあった彼女に限らず、とりあえずデートとかした子と話してるときに話題になった曲が入ってるのを買ってみたってことで、いつの間にか揃っちゃったんだと思います。
なので、「航海日誌」の解釈も、誰かに「こういう歌だ」って聞いたまんま思い込んでただけかも(笑)

ホント、恋愛って後悔することばっかりですねぇ。
さて、これから、「最後の恋」がまだあるのかな?(ないかもな 笑)

レコードは、たぶん3000枚くらいはあると思いますが、スペースはあるんで(重さは怖いですが 笑)、棚も2段から3段ぐらいでおさまってます。なので、地震で倒れて圧死は、とりあえず心配ないと思います(笑)
by Refugee (2006-07-25 12:17) 

P's

やった!!
私はユーミン5枚しか聴いてませんが、なんとミルクさんの歌詞ベスト10に5曲も大好きな曲が入っています。

①晩夏 (アルバム『14番目の月』)

もうこの曲私も大好きです。
メロディも情感こもっていてさすがだけど、やはりこの歌詞あって、ですね。特にmilkさんの選んだこの一節。この何気無い風景、不思議にも日本人ならほとんどの人が経験する瞬間ですよね。匂いまで再現できるような記憶・・・誰もが詩人になる瞬間。
この空の美しいこと。この風景から、都会で仕事や恋にもまれてボロボロになった主人公(私)にふるさとが優しく手を差し伸べている様が感じ取れ、一気に癒されます・・(歌詞の前後は忘れた・・)

「夜のしじま・・・」ジェットストリーム(FM東京24時~25時)の城達也のナレーションで中1の時に覚えた言葉です。おとなの言葉だなあ・・と思った。

②花紀行 (アルバム『COBALT HOUR』)
④何もなかったように (アルバム『14番目の月』)

小学校5年生の時に飼っていた犬(シェパードではなく雑種・・)が突然死にました。まさしく、むくろを風がふるわす。
昨日まで生きていた家族のような存在が物体となる・・悲しみと無常感が吹き荒れる・・・・
その日の夜は、前前から父親と映画を見る約束をしてました。前売り券も用意してありました。しかし、悲しみにくれた母親はその亡骸とひとりで家にいるのは耐えがたい、と、留守番を父親に託し、私が映画に行く、と言い出しました。父親は家に残り、近くの箱屋(今もあるのか?この職業)に手ごろなサイズの棺桶を作ってもらい、線香をあげて般若心経を読みました。 私は母親とテアトル東京へ映画を見に・・・・
「2001年宇宙の旅」。
これはすごい映画でした・・・。


⑤航海日誌 (アルバム『COBALT HOUR』)

高1のころ、バンド仲間の家に遊びに行ったら、美大に行っていたお姉さんがコバルトアワーを聴いていました。私はもうその頃、ロックからジャズに転進していたので邦楽とはすでに縁がなかったけど、このレコードにはびっくり。すごいセンスの人が出てきたものだと思いました。ここから邦楽も分け隔てなく聴くようになりました。
コバルトアワーにはひこうき雲の青山在住的な感性とまた違う、アメリカンコミック的な世界観があって好きでした。

⑧朝陽の中で微笑んで (アルバム『14番目の月』)

これも文句なくいい曲だよね。
人の気持ちの痛みがわかるような年頃になって、瞬間瞬間が永遠のものでないと悟ると、誰でもがこういう曲のような気持ちになるに違いない。(最近の子供がそういう気持ちがわかるかどうか心配・・)
しかし、歌詞とメロディと演奏のすべてがこういう気持ちを表現していて本当に総合芸術になっているね。この辺がユーミンの真骨頂だと思う。

>太陽は昇り、沈み、同じ宇宙の営みを永遠に繰り返しているのに
自分だけが子供から少女になり、思春期を迎え、つまらない大人になってゆく。

私も昔からこの考え方にとらわれていて、すべての芸術がこの考え方を表現しようとしているのではないか・・と思えるほどです。
宇宙は変わらないのに人は成長し、出会い、恋をし、別れ、別の世界に移っていく・・・
この無常観、不条理感が芸術の原点かなあ・・なんて。

milkさんの文でホント色々感性の旅ができますよ。
いつもありがとう。
by P's (2006-07-25 12:56) 

milk_tea

大安さん、いつになく遅いじゃないですか(笑)

>昨日、午後すぐに見たんだけど、さてコメントを・・・って思い、クリックしたら
>無い!たった今まであった長文が・・・・無い!!

会社の昼休みにババーッと入れたため、ドサクサで全部消えたらたまらん、と
取り合えず一旦アップしたんですけど、推敲前・お化粧前だったのでやっぱりすぐに
引き取りました(笑) 血液型Aで、結構完璧主義なんです^^; (どこが~)

>時間の経過とともに変化して行くユーミンの曲の中から、10曲選ぶには、
>やっぱ7項目くらいのカテゴリーに分けないと無理ですよね。

そうなんですよ。しまいにゃ「つまらない10曲」も選ぼうとしたのですが、
ビートルズとかと違って、つまらない曲は本当につまらないので、つまらないので
やめました(禅問答かっ)

>約20年間の心もようですからねぇ〜。

20年の心もよう。いいですね、その言葉!いただき φ(.. )
よくよく考えると、自分に置き換えてみても、20年前の自分と今の自分、けっこう
別人じゃないですか。それを同じ土俵で比べられるっていうのは、ちょっとムリ
ありますね。
「20年前のmilk_tea と、今のmilk_tea どっちがいい?」って周囲の人間達に
聞いたところで、あんまり意味ないです。その時代時代なりに、私の良さは
変わってきてるでしょうしぃ~ (←アンタのことなどどうでもええ!)
ということで、しばらくユーミン編続きます。何卒お付き合い下さい。
by milk_tea (2006-07-25 16:45) 

milk_tea

Refugeeさん
>うちにユーミンが揃ってるのって・・・

なるほど、その時々でニーズありきで、気付いたら揃ってたってことですね。
そりゃある意味スゴイ(笑)

>なので、「航海日誌」の解釈も、誰かに「こういう歌だ」って聞いたまんま
>思い込んでただけかも(笑)

でも、ああ言われてみると確かに、一方通行の思いにピリオド打ったって感じ
しますね。
って今、再度歌詞を読んでみました。歌詞からはその辺はやっぱりわからない
です。船旅の真否もわかりません。
ま、やはり聴いた人が好きに解釈すればいいんでしょう、歌って。

>さて、これから、「最後の恋」がまだあるのかな?(ないかもな 笑)

まだ人生折り返し地点くらいでしょう?まだまだ色々ありますよ!!
この機会にひととおりユーミンのLP聴き直して、繊細で感受性にあふれた
自分を今一度取り戻してみるとか。やはり心模様は顔に出ますからね。
(大きなお世話もいいところ・・・)
レコード3000枚あるんですか!すげー。コレクターとしてはそれ、普通??
by milk_tea (2006-07-25 18:02) 

MOJO

MILKさん!からかわないでくださいよぉ。
でも一回くらい飲み行きますか?お茶でもいいですが。。。MilkTeeボクも好きよ。ってご存知ですよね。なんちゃって。
考えてみるとユーミンの曲ってバンドでやったこともありますねぇ。思い出しました。恋人はサンタクロースはまあ定番だと思うんですが、なんと!パールピアスとDANG DANGもやったことあるのだった。あとセシルの週末だっけな?この辺りは結構渋い選択じゃありませんか?(パールピアスはボクが選んだような気もする。)歌詞はなんかこえーなぁって思ってたけど(笑)。
そういえばお知らせしたチャーのニューアルバムってかシングル集。3枚組みでした。(二枚組みではなく。)なんか初回プレス限定のおまけがついてたんで、ボクはもう買ってありますが、まだ手元にないの。未発表ライブが楽しみです。
by MOJO (2006-07-25 18:15) 

かず

>100人中99人が "華麗なる一発屋" に違いないと踏んでいたと思う。
私もサザンのデビュー当時はそう思ってました。
『「勝手にシンドバット」なんて、ドリフが「全員集合」でやってたギャグじゃないか。そんなのをタイトルにして。こいつら、いつまで持つかなあ。』
6チャンネルの「ザ・ベストテン」で、黒柳徹子が「桑田佳祐を「息子」と呼んでたのが不思議でした。すぐ消えてくだろうに、と。ところが今の活躍ですからね。
私がサザンを語りだすと非常に長くなるので、もう止めますが、私、ユーミンの「呉田軽穂」の曲、好きなの一杯あるので紹介してもらえませんか。「Woman"Wの悲劇”より」もそうですよね。トシちゃんの「銀河の伝説」はあんまり良くないけど、聖子の曲はいい曲多いですよめ。
by かず (2006-07-25 22:53) 

あるべりっひ

こんばんは、あるべりっひ です。
『ひこうき雲』から『TEARS AND REASONS』まで並ぶと壮観ですね。ついつい自宅で『ひこうき雲』から『LOVE WARS』迄のLPを並べちゃいました。う~、milkさんのように一曲づつを語れない自分が情けないなと思っています。
どうもわたしは、歌詞を『詩』としてはっきり意識していないようで『メロディー』の一部と捉えているようです。でも『詩』の中で自分の実体験に近い歌詞が出てくると強烈に印象として残り、いつまでも引きずっています。
たとえば、2つ。
  
   豪華なブラスの前奏
   『星屑がこぼれそうな夜  小刻みに揺れてるミラー ・・・・。』

この歌詞、自分の実体験そのもの。歌詞を口ずさんだだけでも、今直ぐにドライブに出かけたくなります。(これって条件反射??)でも、冷静に『詩』を(今回初めて!)読むと・・・、『女は怖い』。

   チェンバロ(と思う)の前奏。  
   『小さなつむじ風が 尾根を駆け下りるたびに ・・・。』

最初の一音が鳴った瞬間、気分は『栂池高原』(志賀高原じゃないところがいい??)の昔行き着けたペンションを思い出し、行ったつもりになってしまいます。

久しぶりにまとめて『ユーミン』を聞く機会を与えていたっだき感謝してます。私にはどれも素晴らしい曲と思いますし、milkさんが書かれているようにその時代の流行を自分なりに吸収し、自分のものとして表現している凄さを感じました。やはり天才ですね。それにバックには辣腕プロデューサーがいました。
by あるべりっひ (2006-07-26 02:03) 

milk_tea

P’sさん、こんにちは。ちょっとご無沙汰でしょうかね?

>私はユーミン5枚しか聴いてませんが、なんとミルクさんの歌詞ベスト10に
>5曲も大好きな曲が入っています。

おお!すなわちP'sさんは初期しか聴いていないということなんでしょうかね。
そうですね~、気付くとラインナップは初期ばかりになってしまいました。
結局その頃の作品群が最も、ユーミン自身の心模様を曲に投影している感じ
しますもんね。
年月が進むにつれ、自分の心だけでなく、自分を取り巻く物質的なもの、時代的な
ものなど色々絡めて冷静に俯瞰することが出来るようになっていったのだと思い
ます。でもやっぱり、"心"と対峙しているものがやはり最も純粋で美しいわけで
すね。なのでこういう結果になったと思います。

>①晩夏
>メロディも情感こもっていてさすがだけど

そう。歌詞ばかり取り上げたけど、この曲、低音域で控えめに流れるAメロから
急に高まっていくサビ、でもあくまで控えめな感じ、たまらないのです。
やはり曲も良くないと、歌詞だけではここまで感動出来ないですよね。
ユーミンの場合、曲は間違いなくイイから、安心して(?)歌詞に没頭できると
いうところがあります。

>不思議にも日本人ならほとんどの人が経験する瞬間ですよね。

夏の終わりの物悲しい感じ。なのに、その物悲しさをあおるように、夕陽はますます
深く美しいみたいな。でも最近だとどうなんだろう。そういう情緒に接することのない
生活をしている人のほうが多いかも知れないですね。
遠い景色を見やる、っていう行為自体、確かに私自身も最近そんなにないかも。
目の前にいる人の頭とか、せいぜい横断歩道の向こう側に立っている人を遠くみやる程度のものですね。わびしいなぁ。
やっぱり人間、自然と一体化して暮らすべきですよね。(いつもそうは思ってるん
ですけどね)

>都会で仕事や恋にもまれてボロボロになった主人公(私)にふるさとが
>優しく手を差し伸べている様が感じ取れ

これを見て、「そういえば、この歌の視点である『私』のことに思いが及んでなかっ
たな」と思いました。(この曲、風景描写だけでお腹がいっぱいって感じで)
再度歌詞を見て考えた。
私の印象では、主人公はこの風景のある町で生まれ育ち、周囲がどうであれ
自分はそこでずっと暮らしていこうという迷いのないものを感じたかな。どちらか
というと。まあでも、この曲に限っては「私」の位置は二の次という感じはしますね。

>「夜のしじま・・・」ジェットストリーム(FM東京24時~25時)の城達也の
>ナレーションで中1の時に覚えた言葉です。

ジェットストリーム・・・・・という妙にゆっくりした冒頭のナレーションだけ遠い記憶に
あります。夜のしじま、とか夜のとばり、とか確かに出てきそうだ。ああいうゆったり
したムードって今のテレビやラジオからは一切感じたことがないですね。
よろしくないわ~

>小学校5年生の時に飼っていた犬(シェパードではなく雑種・・)が突然
>死にました。

おお、まさに。
私は犬を飼ったことがないんですが、人間と大差ない存在感をもった生き物が
ある日黙って死んでいく、というのは強烈な悲しみをともないそうですね。
私は4年生の時、大事にしていたセキセイインコ(あ、名前が思い出せない。
信じられない。)が夏休みのある朝死んでいて、シャベルとその亡骸を手に、
埋めるところを探して家の近くの林を歩いている時、押し寄せるショックで倒れそう
だったのを覚えています。これが長年飼ってた犬だったらどうなるんでしょうね。
しかも人間と違って、ものを一言も言わず死んで行くのが、たぶん堪えられないほど
不憫な感じしそう。

>私は母親とテアトル東京へ映画を見に・・・・「2001年宇宙の旅」。

この映画の話、前にここでされてましたね、確か。
ひとつの命が消え、その直後に人生を変えるような感動的な映画と出会う。
それが生きるということなのでしょう。 (←まとめたぞ、きれいに!)

>美大に行っていたお姉さんがコバルトアワーを聴いていました。

か~っ。まさしく「マイ・ファーストユーミン」にふさわしい風景。
オシャレなお姉さんだったことでしょう。
「あら、○○君、こういうの好き?借りていく?こんど遊びに来た時返してくれれば
いいわよ」なんて声かけられちゃったりね。いいなぁ~青春って・・・(笑)

>コバルトアワーにはひこうき雲の青山在住的な感性とまた違う、
>アメリカンコミック的な世界観があって好きでした。

そうですね。音楽的にも、ひとところに留まっていない非凡さが、すでにその辺から
展開している。

>すべての芸術がこの考え方を表現しようとしているのではないか・・と思える
>ほどです。 この無常観、不条理感が芸術の原点かなあ・・なんて。

なぁるほどぉ~。含蓄ある。
ま、結局人は誰でもいつかは死んで、元いたところへ帰る。海も山も風も何も
変わりはしないのに生き物だけが現れたり消えたりを繰り返す。
その動かしがたい真実を、時に忘れ去ったり時にまざまざと実感したりしながら
だましだまし生き続けているわけですね。それを色々な形で表現するのが芸術で
あると。(深い!・・・・自分で言ってちゃ世話ない)

次回もコメント宜しくお願いしますね~!
by milk_tea (2006-07-26 10:37) 

milk_tea

MOJOさん毎度でございます!

>でも一回くらい飲み行きますか?お茶でもいいですが。。。

あれ、MOJOさんって外国在住って思いこんでました。イギリスがどうとか
リアルタイムな感じで書かれている記事を読んだ事があるような・・・。

>恋人はサンタクロースはまあ定番だと思うんですが、

これはベタすぎて、"今さら感"はつきまといますね。
曲は完成されたイイ曲なんですけど、さっすがに飽きました。

>なんと!パールピアスとDANG DANGもやったことあるのだった。

これはスゴイ!パルピのホーンセクションなどはどうやったんですか?
あれは音厚いですもんね。大変そうだけど、その演奏で歌ってみたい!(笑)
DANG DANG は音のイメージ出来ました。良さそう!

>セシルの週末だっけな?この辺りは結構渋い選択じゃありませんか?

うん、素敵ですね。ユーミンってこういうシンプルな曲でも案外演奏難しいので
しょうかね。セシルも、最後のほうの「♪今あなたに話すと遠い物語~本気で
怒る不思議な人は~初めて~」の辺りとか、コードもビミョーそうな・・・・。

>そういえばお知らせしたチャーのニューアルバムってかシングル集。
>3枚組みでした。

申し込んだ翌日には来て(速い!!)もう聴き倒してます。あれは貴重な音源
色々入っていて、本当に買って良かったです。
初期のほうでも、シングルのB面なのにアルバムとは別バージョンなのも色々
あって、かなり目からウロコでした。Charファンはあれは必携ですね。
by milk_tea (2006-07-26 12:23) 

ベアトラック

milk_teaさん、はじめまして、ベアトラックの妻のほうです。大安さんが会長を務める’魚卵苦手同盟’の副会長をしております。(会員は二人だけ・・・・)
実は、ここ数週間頭の中をフワフワ漂って離れない曲がありまして、ユーミンの曲の中で一番好きなのに、タイトルがどうしても思い出せず、悶々としていたのです。
ベアトラとーちゃんに、しつこく「ねーねー、ユーミンの’茜は~紅に~’って、何て曲だったっけ」と尋ね、嫌がられていたんです。
「そういえば偶然だな、milkさんがユーミン特集してるぞ」との情報に、こちらにお邪魔したところ、ありがとうございます!あぁすっきり!
私が大好きなのは「晩夏」です。わたしにとっての’せつなさ’の原点って、恋や愛じゃなくって’夏休みが終わること’なんです。あんなに暑かったのに、ある日突然涼しい風がす~っと吹き抜ける感じ。アスファルトのモワ~ンとした匂いが
、そういえばしないなぁと思うとき。夕方蜩の鳴き声が、妙に近く大きくきこえて、薄暗くなるのが早くなったのに気付くとき。子供心に、せつない気持ちになったのを思い出しながら「晩夏」を聞くと、泣きそうになります・・・(似たような理由で、山下達郎の「さよなら夏の日」も好きです)
日本文学科卒の私は、茜、紅、群青・・・日本の色の名前が大好きで、曲の中にちりばめられた空の色たちに、惹かれてしまうのです。あぁ、日本人でよかったなぁと心から思います。「やがてくる寒い季節が 恋人なの」にも、やられました。
ユーミンの曲の中ではかなり控えめなメロディーも、心の深いところにすうっと入ってきます。
こちらのブログは、少し年上の方々が物凄~く深く音楽を語っておられて、敷居が高い気がして、実は昨晩書き込みをしたのを一度削除したんです。それを大安さんに見られていて(いつもどこかで見られてる?!)背中をドンとおされて、再度おじゃましました。それでは・・・
by ベアトラック (2006-07-26 14:22) 

milk_tea

かずさん、いつもどうもです!
よく考えたら前回最後のほうにコメントいただいたのにお返事忘れてました。
と言うことでまとめて・・・。

>「勝手にシンドバット」なんて、ドリフが「全員集合」でやってたギャグじゃないか。

えっ、そうなんですか?
「勝手にしやがれ」と「渚のシンドバッド」をテキトーに混ぜた、みたいな感じかと
認識してました。というかその発想自体がドリフでやってたわけですかね。
それにしても、ナメくさったタイトルですよね。『渚にしやがれ』でも良かったわけだ。

>「ザ・ベストテン」で、黒柳徹子が「桑田佳祐を「息子」と呼んでた

あ、懐かしい~!呼んでた呼んでた!で、桑田がこれまた「おかあさーん」
とかいって徹子さんの胸に頭を近づけたりね。これは超メジャーになっても長いこと
やってましたね。

>私がサザンを語りだすと非常に長くなるので、もう止めます

そう言われてみると、私もサザンで記事充分書けますね。
彼らもちょっとユーミン的な変遷はありますね。やはり初期が最も味わい深く、
そして徐々に戦略的になっていく感じ。
「ヌードマン」「綺麗」あたり、かなり好きです。何か胸が熱くなりますね。
こんどそのあたり、書いてみようかな~。

>ユーミンの「呉田軽穂」の曲、好きなの一杯あるので紹介してもらえませんか。

あーー色々ありますねぇ。フレッシュで繊細でイイ曲がたくさんありますね。
これも、こんどまたネタ切れしたら、考えます。(笑)

◎以下、この前のコメントのお返事

>①「DA・DI・DA」のライブ盤

ツウなところ、来ますね。それは聴いたことないなー。
DA・DI・DAはいいアルバムですよね!大好きです。(←こればかりだが、すべて
真実だからしょうがない)

>②当時つきあってた彼女とそのコンサート見に行ってて、そのライブの限定盤を
>二人でよく聴いてました。ふと思い出してしまって。

ユーミンにまつわる想い出って、皆さんやっぱりそんな感じぃぃ~(笑)
ユーミンの音楽と男性の間を、だいたい女性が取り持ってますね。
仲介してる感じね。女性に「一緒に聴こうよ~」と無言の圧力で迫られて
「え、うん、わかった・・・・(しぶしぶ)・・・あれーっ、いいじゃん!!」という順序
を踏みます。

> 「Downtown Boy」 昔ユーミンのCMで流れたからかぁ(?)

おー、これまた懐かしい!私の記憶ではカセットテープのCMとかじゃなかった
ですか?それは山下達郎か?いや、でも確かそんな感じ。
着物姿のユーミンが番傘の中で、何度も何度も振り返るやつですよね。
あの曲も私本当に大好きです。歌詞もメロも最高。
あの歌詞に出てくる育ちの悪い青年は、「アウトサイダー」のマット・ディロンを
イメージしてるって当時ユーミンが雑誌の中とかで語ってました。
(「アウトサイダー」がこれまた大好きな私です。ダイアン・レインはあれが最高
だった。そのあとはもう落ちる一方・・・と、また話題を無意味に広げる)
by milk_tea (2006-07-26 17:57) 

milk_tea

あるべりっひさん、早くもレギュラー。ありがとうございます。

>ついつい自宅で『ひこうき雲』から『LOVE WARS』迄のLPを並べちゃいました。

おぉぉ~。なんか、そういう人結構多いんですね。すごい!!
私はどうして何も持っていないのでしょ?カセットテープでしか聴いて来てません。
(お金を全く使わずして、あれこれうるさく語る。レコード会社的には最も迷惑な
顧客)

>う~、milkさんのように一曲づつを語れない自分が情けないなと思っています。

いや、いい音楽にガタガタとゴタクを並べるほうが亜流なんですよ。
言葉に出来ない部分が実は最も大事なところなのかも・・・・。

>どうもわたしは、歌詞を『詩』としてはっきり意識していないようで
>『メロディー』の一部と捉えているようです。

そちらのほうがクロウトです。
私の知る限り、音楽性が高い人ほどそのセリフを発します。
音楽を左脳で聴くのは邪道なんです、絶対に。
 
> 『星屑がこぼれそうな夜  小刻みに揺れてるミラー ・・・・。』

「星空の誘惑」ですね。この前も話されてましたね。
愛妻さんとの思い出の曲なんですよね~ん。(←どうもひがみっぽいトーン)

確かに、この歌詞はよく見ると怖いですね。気付かなかった。
彼にフラれて、適当な男性(友人の男性)に無理やりドライブに連れ出してもらい
「えーい、もうどうにでもして!既成事実作っちゃえば貴方のこと好きになれるかも
知れないから!」 って相当ヤケっぱちになってる女ですね。怖ぇ~!
しかしこの曲で一部、スゴイ歌詞は

    オレンジのトンネルの中は
    横顔がネガのようだわ

トンネルの中に一定間隔に並ぶライトが、高速で走る車中で、彼の顔に連続的な
影を作り、それがネガのようであると。何とも観察力あるスゴイ表現だ!!!

>『小さなつむじ風が 尾根を駆け下りるたびに ・・・。』

確かにチェンバロですね。本当にチェンバロかなのかはわかりませんが。

>気分は『栂池高原』(志賀高原じゃないところがいい??)の昔行き着けた
>ペンションを思い出し、行ったつもりになってしまいます。

栂池高原、15年ぶりに聞いた言葉です。(私も1度は行ったかも?)
とっても、ふくよかに冬のリゾートを描いている作品ですよね~。
こういうのが作れるのってやっぱりスゴイアーティストだとしみじみ思います。

>久しぶりにまとめて『ユーミン』を聞く機会を与えていただき感謝してます。

ありがとうございます。
私も何年ぶりかに、頭の中が相当ユーミンワールドしてます。
なんか、ユーミンを聴いたあとって、いい小説を読み終えたような満足感があり
ますよね。
by milk_tea (2006-07-26 20:04) 

milk_tea

ベア妻さま・・・
ベアトラックさんがなんで「初めまして」なんだ?ややアルツハイマーが始まってる
んじゃないのか?・・・くらい瞬間的に思ったのですが、奥様とはこれ如何に!
すごい複合ワザ!!素晴らしいですね。これは初めましてです。

>’魚卵苦手同盟’の副会長をしております。

うわー残念です。私は魚卵系はことのほか大好きなのです。
キャビア、タラコ、イクラ、ウニ(これ魚卵?)、全部ものすごく好きです。
魚卵苦手同盟撲滅に動き出す所存です(笑)

>「そういえば偶然だな、milkさんがユーミン特集してるぞ」

その、遠い他県の他人様の日常生活の風景に、私のブログがさりげなく入り込んで
いる感じ、光栄のみぎりでございます。
あと半年くらい頑張ったら、北海道利尻島の漁師たちが浜で投網を畳みながら
「昨日のmilk_teaさんの新記事、見たけ?」みたいな会話も期待できるかも
しれないですね~っ (妄想すごすぎ)

それより何より、驚きました。

>わたしにとっての’せつなさ’の原点って、恋や愛じゃなくって’夏休みが
>終わること’なんです。

これ、さりげない文章ですが、この感性はタダモンじゃないと瞬間的に感じました。
「せつなさの原点」っていう発想も面白いし、恋愛と夏休みを同じ土俵で語ることが
何よりセンスいいです。
・・・と、思っていたら日本文学科卒!!やっぱりなぁ!!!いたく納得。
これからも何卒ご交誼のほど!宜しくお願いいたします。

>アスファルトのモワ~ンとした匂いがそういえばしないなぁと思うとき。

うーん。 φ(.. )メモメモ  (パクる気か!)

>似たような理由で、山下達郎の「さよなら夏の日」も好きです

それはわかりますね。でもまあ、味わいとして「晩夏」の比ではないですけどね。

>こちらのブログは、少し年上の方々が物凄~く深く音楽を語っておられて、
>敷居が高い気がして

大丈夫です。少し年上でも皆さん精神年齢は高校生くらいで止まってる方達です。
(大きなお世話)
今後とも何か気付いたら色々入れて下さい!
女性の感性ってやっぱり男性と視点が違って、それぞれに面白いんですよね!
by milk_tea (2006-07-26 20:42) 

MASA

milkさん、こんなんありましたよー。
知ってた? ↓
http://yuming.yahoo.co.jp/

ま、最近のユーミンの特集なんであんまり関係ないけど、今月いっぱいの限定サイトみたいです。
by MASA (2006-07-26 21:29) 

JT

日本たばこでも、James Taylerでもない(笑)、JTです。

アルバム「14番目の月」といえば、タイトルトラックや中央フリーウェイ、天気雨、Good Luck And Good Byeといった有名曲の印象が強く、milk_teaさんの取り上げられた曲は、はてどんな曲だったけ、とオオボケかましております。

じっくり聞き直してみます!

みなさん、おっしゃるように一テーマ・一回で、楽しませて下さい、ぜひ!!
by JT (2006-07-27 00:44) 

milk_tea

MASAさん、情報提供ありがとうございます。知りません、知りません。
色々見てみました。ほとんど全て知らなかった情報でした。
私、意外とどういうものでも、最新情報を逐一追っかけたりするほうでもないんです
よね。アルバム制作にまつわるエトセトラ・・・とかも割とどうでもいいほうで
とにかくその音楽をシンプルに聴くだけですね(笑) 女とは思えない^^;

ところで、荒井由実のライブDVD観ました!!それが私ったら・・・これが俗に言う「安物買いの銭失い」でしょうか?(新古品でかなり安かった・・・・)
来てみたら、中国からの逆輸入盤で何度置いてもなかなか読み込まないんです。
これはヤラれたか!と思ってたらやっと何とか再生は出来ました。
ワケのわからない素人バンドの路上ライブ映像とかもいっぱい入っていました。
かなり意味不明・・・・!!でも一応ライブは全部映ってました!
あえてデビュー当時のトレンドのメイクをして、服装もとっても荒井由実フィーリング。
初期の作品群はやっぱりいいですよね~・・・。
それにしてもユーミン、声低ぅ!!地を這うようとはまさにこんな声・・・・。
誰でも声帯が衰えて年齢と共に声が低くダミってくるのは当然ですが
結構大御所の歌手のかたがたって、何十年前とほぼ変わらぬ歌声を聴かせて
「さすが、美声いまだ衰えず!」って感銘を受けるのが通常だと思うんですが
ユーミンほど年月を経て声質が変わった歌手もそうそう居ないような。
楽器が音色が命のものであるならば、歌手はやはり声が命。曲や歌詞に関係なく
声そのもの(あるいは歌唱力)でも酔わせなければやっぱり名折れだと思うんです
よね。そういう意味では、曲に没頭できないくらい歌と声がヒドイなーと思いました。
って、これは毎年のライブで必ず思うことなのですが。
しかし、ド派手な演出には、それを目立たなくする効果もあったのだな、と改めて
気付きました(笑)シンプルなセットだと、さすがにツライ!
それにしても、「空と海の輝きに向けて」は名曲ですね。感動しました。
これが一番感動しました。今までそんなに気付かなかったです。
ものすごい懐の深い曲だった。
この曲の素晴らしさを実感しただけでもこのDVDは「買い」でしたっ
また、なんか歌唱が一番良かったっぽく聴こえた「卒業写真」がエンドロールの
BGMで音だけで掛かっていて、この映像も見たかったな。やはりこうして聴くと
ユーミンの代表作と言われるのは当然の素晴らしい曲ですね。

それにしても安物買いはダメだ~。反省です。ジャケット写真は、紙ペラ1枚で
裏は白紙でした。^^;
by milk_tea (2006-07-27 12:07) 

milk_tea

JTさん、またまたどうも。
James Tayler でもないとすると、じゃあ、John Travolta さんですかね?
(お~っと、ビージーズでも1記事書けそうだぁ~ ←古いのばっかし。トホホ)
あるいは谷崎潤一郎って説も・・・・。

>中央フリーウェイ、天気雨、Good Luck And Good Byeといった有名曲の
>印象が強くmilk_teaさんの取り上げられた曲は、はてどんな曲だったけ、

た、確かに・・・・・・・。全く意識してませんでしたが、本当ですね。
私の音楽嗜好が変わっているのか、単に性格がヒネ曲がっているかの
どちらかと思われます。(おそらく後者)
そういう意味では、ユーミン論としてはここ、大衆ウケしないですね。
このままではヒネくれた人しか来ない!(・・・イヤそういう意味ではっ)
by milk_tea (2006-07-27 16:39) 

MASA

>私、意外とどういうものでも、最新情報を逐一追っかけたりするほうでもな>いんですよね。アルバム制作にまつわるエトセトラ・・・とかも割とどうで>もいいほうでとにかくその音楽をシンプルに聴くだけですね(笑) 女とは>思えない^^;

まったくmilkさんてば男前ですな(笑)。女性らしい繊細な感受性で作品を捕らえることはしても「キャー、ユーミン!」みたいなミーハーに追っかけることは決してしない、と。milkさんの中で女の部分と男っぽい部分とがひしめき合っているんでしょうか(笑)。
でもプレミアム会員でないと観られないけどMTVのライヴいいですねえ。「ミュージック・マガジン」のインタビュー記事もなかなか興味深いことが書いてあったし。

>来てみたら、中国からの逆輸入盤で何度置いてもなかなか読み込まないんです。

えっ、amazonでそんなの売ってるんですか。変なもん掴まされましたね。
要はバッタもんじゃないですか、あららー(笑)。あの手のものはヘタすると全くかからないものも多いそうですが、一応観られただけよかったですよ。

>声そのもの(あるいは歌唱力)でも酔わせなければやっぱり名折れだと思う>んですよね。そういう意味では、曲に没頭できないくらい歌と声がヒドなー>と思いました。

milkさん、そこを突っ込んじゃいけません。ユーミンに今さら歌唱力を求める方が間違ってます(笑)。シンガー・ソング・ライターは基本的に歌唱力度外視で自分で作った作品を自分で歌うことに意味があるわけで、他人に歌わせたのでは単なる作曲家になっちゃいますから、アイドル並みに歌唱力は二の次というのが許されるんです。寛容な気持ちで聴いてあげましょう(笑)。まあそれにしてもここまで歌の下手なシンガー・ソング・ライターも他に見当たりませんけどね(笑)。あくまで作品のみで勝負という感じですね。
でも「荒井由実ライブ」しばらく観てないので内容忘れちゃったなあ。帰ったら久しぶりに観ています。
by MASA (2006-07-27 22:21) 

milk_tea

>milkさんの中で女の部分と男っぽい部分とがひしめき合っているんでしょうか

確かにそんな感じありますね・・・。
でも冗談抜き、音楽に関しては本当そうで、大好きなビートルズにしても個人個人に
深く思い入れたことはないですし。Charだけは大好きでしたが、それでもやはり
音楽が9割5分って感じでした。

>でもプレミアム会員でないと観られないけどMTVのライヴいいですねえ。

こういうのはきっと、すごくいいでしょうね。ピアノの弾き語りだけ、ってのが
実は一番彼女らしさが生きるかも。

>えっ、amazonでそんなの売ってるんですか。変なもん掴まされましたね。

でっしょ~?amazonだから確かだって信じ込んでました。バッタもんも扱ってる
んですね。文句言ったらどうかなるんでしょうが、見れるからもういいや・・・。
やっぱりケチなことをしちゃいけませんね。

>ユーミンに今さら歌唱力を求める方が間違ってます(笑)

まーそうですね・・・。でも、MDの束の中から、「ノイエ・ムジーク」でしたっけ。
ベスト盤を入れたディスクを見つけたので聴き比べてみたら、やっぱり若い頃は
ヘタはヘタでも、歌声に先進の個性がキラキラにみなぎっている感じ。声も悪いなり
に独特の透明感があるし。でも今は・・・・・。
彼女はバブル時代の直後くらいから、本格的にヴォイトレを1からやり直した
そうですが、それが失敗だったと私は踏んでますけどねー。
きちんと腹式で、なんてハンパなことを考えず、我流で口先で歌っていたほうが
良かったのに、と。

>シンガー・ソング・ライターは・・・アイドル並みに歌唱力は二の次というのが
>許されるんです。寛容な気持ちで聴いてあげましょう(笑)。

そうですね。その考え方は理解します。でも・・・

>ここまで歌の下手なシンガー・ソング・ライターも他に見当たりませんけどね

そぉなんです!!!(笑)
永遠に海外に進出出来ない筆頭株ですよね。
まあ、「♪藍色は~群青に~」なんて素晴らしい歌詞、アメリカ人には微塵も
理解できないでしょうから進出しないでいいですけど。
あ、でも前にA.S.A.P とかいう黒人女性トリオがユーミン作品カバーしてましたね。
by milk_tea (2006-07-27 23:48) 

路傍の石

ミルクさん、ご無沙汰してました。ロボタンです(笑)。

拙はアンチユーミン(でもってアンチサザン)なので
こんなところに出てきてはいけないのですが、
初期のユーミンだけは好き!ということでちょっとだけコメントさせてください。

拙にとってユーミンとは荒井由実のことで、
『ひこうき雲』『MISSLIM』がやっぱりベストかなぁと。
ユーミンを引き合いにして処女性を語るなんていうのが有効なのかどうかわかりませんが、
「きっと言える」とか「たぶんあなたはむかえに来ない」あたりの乙女チックな感覚が
性差を越えて中年のオヤジまでも胸キュンにさせる感情表現の歌詞が好きです。
(↑浅丘めぐみと同列に語ろうとしてるな)

それと「さみしさのゆくえ」。
心象風景の描写にますます磨きが掛かっていく『14番目の月』のなかにあっては
歌のテーマも言葉の選び方もベタ過ぎるんですけど、
10代特有の俯きがちな心理を端的に歌い上げていて胸に響きます。

リアルタイムで聴いたユーミンの歌はとても都会的でドライに響いたけど、
ウェットで翳りのある世界観は今となってはやっぱり70年代的に感じて、
無縁だとばかり思われていた叙情派フォークの世界とは、
実はガラス1枚隔てた地続きであったように思えてしまうんですね。

そうそう、最後に関係ない話で恐縮ですけど、
ユーミンの実家の荒井呉服店は、拙が以前勤めていた会社の得意先でした。
(新聞折込みチラシの制作をやっていました)
by 路傍の石 (2006-07-29 19:48) 

路傍の石

自分の言いたいことだけ書いてすみませんでした。

ミルクさんが挙げられた曲では「航海日誌」が好きです。
哀しみの感情を淡々としたメロディーの流れの向こうに隠すかのような
優雅なアレンジがまたグーです。
ストリングスの響きが甲板の上で頬を撫でていく潮風を思わせて、
75年にしてわが国でこういうセンスも相当先を行ってましたね。

> 船を降りたら、立ち止まって思いよどんでいた弱かった自分に決別し、
> 新しい人生を歩んで行こうと決意する何とも清々しい1曲。

おっしゃるとおりそれまでだったら重苦しい悲嘆に暮れるところを
(まさに哀しみの海に船とともに沈没みたいな)
しっかりと前向きで建設的な展開に引っ張っているのが、
その後のユーミンらしさに繋がっていったのかなと感じました。
by 路傍の石 (2006-07-29 20:33) 

milk_tea

これは路傍様!ご無沙汰しております。嬉しいです~!

>拙はアンチユーミン(でもってアンチサザン)

あら!そうですか。でも日本の大衆音楽界におけるユーミンだサザンだ達郎だ
っていうポジションそのものは、私も何となく気恥ずかしくて好きじゃありません
けどね。個々のアーチストは好きなのですが。(難しいですね)

>拙にとってユーミンとは荒井由実のことで、
>『ひこうき雲』『MISSLIM』がやっぱりベストかなぁと。

結局はそうおっしゃる方ばかり・・・・。要は、そうなんでしょうね。
でも80年代のユーミンも初期とは異なる奥深い世界、ありますよ~。
荒井由実と松任谷由実はベツモノと考えるのがやはり正しいのかも。

>「きっと言える」とか「たぶんあなたはむかえに来ない」あたりの乙女チック
>な感覚が性差を越えて中年のオヤジまでも胸キュンにさせる感情表現の
>歌詞が好きです。(↑浅丘めぐみと同列に語ろうとしてるな)

あははは~。そんな願いはよくわかる。
麻丘めぐみは清純でしたねぇ~。あのお姫様カット子供心にも憧れました。
ユーミン初期に、純白な処女性が・・・・。でも私の捉え方は少し違うかなー。
ユーミン自身早熟タイプな事実も手伝い(自分でもそう言っている)、何となく
「きっといえる」も「たぶんあなたは・・」も、二人の間を流れる愛の質は、プラトニック
なものを超えて、もっと大きな愛に到達している感じがしています。
イヤらしい意味じゃなく、(まあ、でもそういう意味も含めて、)主人公は色々な形の
愛をもう無言のうちにわかっているような。
これから本編にも書こうとしてますが、「きっと言える」で主人公が表現する愛は
とても深く濃い!ちょっとした1女子高生の片思い、とかの域じゃないな、って
感じています。まあ、受け取り方は人それぞれでいいんですもんね。

>それと「さみしさのゆくえ」。
>歌のテーマも言葉の選び方もベタ過ぎるんですけど、

そうそう、この曲の歌詞は、その後のバブリー時代のOL対応歌詞世界に徐々に
移行していくハシリを感じますね。
でも妙にリアルです。ものすごくよくわかるんですよね。
(これ、私、去年の夏頃のユーミン記事で取り上げました。良かったら見てみて
下さい!)

>リアルタイムで聴いたユーミンの歌はとても都会的でドライに響いたけど、
>ウェットで翳りのある世界観は今となってはやっぱり70年代的に感じて、
>無縁だとばかり思われていた叙情派フォークの世界とは、
>実はガラス1枚隔てた地続きであったように思えてしまうんですね。

あ~~非常に興味深いご意見です。
本当そうかもしれないですね。ニューミュージックとかいって、四畳半フォークとは
差別化して、確かに四畳半フォークには7thは出てこないし音楽的違いは確かに
大きいものの・・・初期のユーミンはやっぱり「フォーク」と呼べるものだなって感じ
します。

>ユーミンの実家の荒井呉服店は、拙が以前勤めていた会社の得意先でした。

え~!すごい話。八王子市でしたっけね。
やっぱり大きな老舗の呉服屋さんなのですか?

>哀しみの感情を淡々としたメロディーの流れの向こうに隠すかのような
>優雅なアレンジがまたグーです。

そうそう。"優雅"のひとことですね。悲しみを優雅さや穏やかさの中で表現するって
いうのは高度な試みですよね、やっぱり。

>しっかりと前向きで建設的な展開に引っ張っているのが、
>その後のユーミンらしさに繋がっていったのかなと感じました。

なっるほど~。ホントですね~。
日本の歌謡界の変遷を完全に摑んでる路傍さんのさすがの考察!ありがとう
ございました。
さて、ぼちぼち飽きられないうちに次の記事を書き始めます。
by milk_tea (2006-07-30 00:38) 

V.J.

姐ェ
相変わらず、飛ばしてるなぁ~
ちょっと前にのぞいたけど、長すぎて流し読みだったんで、今改めてきちんと気合入れて読んでみたよ♪

でね、感じたことなんだけど、YUMINGの歌詞って、やっぱ上手い。
つーか、職業作家と言うか、コピーライターって言うか、凄く「あざとい」感じがするなぁ~って事。

誰でも、一度はなんとなく見たことがあるような(実は誰も見た事無いかもしれない)心象風景を、ざくっと切りだしておいて、そこに異物を挿入する

(むくろ・・・、ヒメジヲン?、いのこづち??)

スッと聴くと、流れて行っちゃうんだろうけど、何かの拍子に、異物が喉に刺さって、あれ?って立ち止まらせる様な感じって言ったら良いのかなぁ。。。
それも、決してキャッチーなコトバではなく、意味なんて解らない。でも語感は心地良かったりする。

一発で理解出来ないコトバを、ここぞと言うとこで埋め込んで行き、聴き手を試しているかの様な振る舞い。
聴き手は、それを「わかる」と思う事で、彼女と共有したキモチになり、他の人はわかんないかもしれないけど、アタシはユーミンが伝えたい事、解るのよ。的な同属意識(または、選民意識)が生まれ、完璧に心酔して行く…

なんかね、もう一個の路線。「山手のドルフィン」も、「店の名前はカバラ」も、武蔵野線に乗って湘南までサーフボードかついで行くんだっけ?、観音崎京急ぽいシーンとかとか・・・

そんなもん、全国区的に見れば異様にマイナーであって、知ってる人なんて本当に一握りだったりするぢゃん。葉鶏頭より知らない。いのこづちと良い勝負。
ある意味、異物だよね。

凄く、写実的に見えて、自分もそんな経験やキモチを映してくれている様に思わせて、実は、自分とは凄く遠い世界の事を歌っている事実。

その微妙な本当に微妙なギャップに、戸惑いつつ、同化しようと躍起になる聴き手。。。

なんかさ、凄く上手いマーケティング戦略って言うか、なんつーか。
洗脳ぽいつーか。
それで、ポピュラリティを得てしまったてトコロが凄いのかなぁ~

でもね、その手法って、きっと、ネットがこれだけ進化・深化して、情報は求めればすぐに自分の手元に引き寄せられる。1人の発した情報が何万人にも伝える事が可能な時代。
異物は、ちょいとネットを調べれば解決。
知る人ぞ知るお店も、実はみーんな知ってたりする。

異様に速い情報伝播のスピードが、ユーミンの歌詞の中で輝いていた、解ってそうで良く解らない世界⇒自分なりに克服して行く過程。
そんな「糊しろ」をとっぱらわせてしまった気がしてきたよ。

なんか、彼女が失速して行くタイミングと、ネットを中心とした情報伝播のスピードの速さがクロスする感じしない?

やっぱ、スズメ100まで踊り忘れず(違うな)
3つ児の魂100まで(違うかも)
この路線を確立しきってしまった、彼女が、聴き手の方が、異物への対処法を学んでしまった事に気付くのが遅れた。
そんなかんぢかも・・・

ま、だからこそ、最近の楽曲よりも、初期の、こうした芸風を身につけて行く過程の、普遍的な風景画の中に埋め込まれている異世界のほうが、凄くエッジが立っている様に見えるのかも。。。

今、姐ェのを読んで、適当に感じたこと書いただけなんで、嘘っぱちかもしれないので、突っ込みは止めてね(笑)
んでは。
by V.J. (2006-07-30 01:15) 

ぷくちゃん

ユーミン・ファン歴30年以上のぷくちゃんです。でも最近はちょっと・・・一応買ってはいますが・・・この記事毎日読んでいまして、コメントのあまりの多さにコメントが出来ませんでした。スクロール大変ですよね!

さてユーミン。私は「DA・DI・DA」までが許容範囲です。これ以降はもうマーケッティング・マシーンとなっていまして、好きではありません。また上でV.J.が書いていますように、その戦略が時代に追いつかなくなって崩れていくのが見えてしまったので、寂しい思いもあります。彼女ってデジタルみたいで実は非常にアナログな存在と思います。

今、手元にユーミンのレコードがない状態でぱっと浮かぶののは「そのまま」、「14番目の月」でしょうか。前者はサウンドも含めて作り上げた世界がすごい!もう感服でした。後者は映画を見てひらめいた(少しパクっていますよね)歌詞が、まったくリンクできないロック調のサウンドにのっている摩訶不思議さ!どちらも大好きです。「静かなまぼろし」もジュリーが歌ったのを聞いて感銘を受けました。素晴らしかったです。

実は自分もユーミンの記事書こうと思って下書きしましたが・・・こんなのやられるとお蔵入り決定です!(爆)
by ぷくちゃん (2006-07-30 09:25) 

路傍の石

ミルクさん、丁寧なレスで感謝痛み入ります。

V.J.さんがいみじくもユーミンを指して
”凄く上手いマーケティング戦略”と書かれましたが、
拙もそんな匂いを感じてしまうともうすべてが空々しく思えて、
小説でも音楽でも楽しめなくなってしまうんですけどね(笑)。
それと表現がトレンドに擦り寄ると普遍性が瞬く間に薄れて
時代の風が通り過ぎるとあっという間に風化するような気がします。
でも、また時代がふた周りすると
そんな手法そのものが再評価されるときが来たりしますから、
音楽の評価なんてわからんもんですけどね(笑)。

> ユーミン自身早熟タイプな事実も手伝い(自分でもそう言っている)、
> 何となく「きっといえる」も「たぶんあなたは・・」も、
> 二人の間を流れる愛の質は、プラトニックなものを超えて、
> もっと大きな愛に到達している感じがしています。

おお、やはり同性の評価はもっと深い次元で捉えますね。
恋愛を即物的に見る男と達観して見据えようとする女性の感性の違いでしょうか。
でも、ユーミンの歌詞はその双方に強烈にアピールしているような気がします。
それが意識されたものかどうかはわかりませんけど、
その後の凄腕マッケター ユーミンの萌芽がここで早くも芽生えていたと思えなくも、、、
羽毛で皮膚を撫でるような感性の微妙でいて最も敏感なところを突いていく
そんな手法が徹底されていて驚きを禁じえませんね。
by 路傍の石 (2006-07-30 12:51) 

milk_tea

V.J.くん、これまた鋭い考察ありがとうございます。

>職業作家と言うか、コピーライターって言うか、凄く「あざとい」感じがする
>なぁ~って事。

うむ、なるほど・・・・。
取り合えずわかった。続き読みましょうか・・・・。

>誰でも、一度はなんとなく見たことがあるような(実は誰も見た事無いかも
>しれない)心象風景を、ざくっと切りだしておいて、そこに異物を挿入する

なるほどね~。
そういう法則性は確かにあてはまらなくはない・・・・。納得はさせられます。

>一発で理解出来ないコトバを、ここぞと言うとこで埋め込んで行き、
>聴き手を試しているかの様な振る舞い。

そうね。「ん??」ってハタと手が止まるような単語使いは確かにそういう戦略
ありきかも知れない。

>アタシはユーミンが伝えたい事、解るのよ。的な同属意識(または、選民意識)
>が生まれ、完璧に心酔して行く…

そうねぇ~~~。あるかもしれないなぁ・・・・・
鋭い事言っているかも。

>「山手のドルフィン」も、「店の名前はカバラ」も、武蔵野線に乗って湘南まで
>サーフボードかついで行くんだっけ?、観音崎京急ぽいシーンとかとか・・・

ま、これは確かに異物という扱いでもあるけど、当時のユーミンワールドって
明らかに、家柄も良く、お金もあり、東京都港区か世田谷区近辺を中心にして
有名私立でのんびりとエリートコースを歩みながら、器用にオシャレな遊びを
こなしてる人たちの雰囲気をありありと出していて、変な例えだけど、
巷の人々が「スパゲティ(当時はパスタとはまだ呼んでない)にタバスコを入れると
旨くなるんだよね」なんて言い始めていた時、ユーミンの世界では、すでに
自転車で紀伊国屋にチャチャッと行って、ハラペーニョ(緑のほうのタバスコ)を
涼しい顔して買って帰っていた、みたいな遥か遠いトレンディ・ワールドが表現
されていて、若者たちは、それを同様に涼しい顔して聴きながら
「そっかぁ~、タバスコよりハラペーニョのがもっと新しいのね」って心のノートに
静かにメモしてた感じですよね。
(別にユーミンソングにハラペーニョ出てこないけど)
これはもう異物がどうのこうのというより、ただもうどうしようもなく新しくカッコ
良かったということで、やはり当時、単純に誰もマネしようにもマネできない世界
だったんだと思いますね。ユーミンも「最先端な世界ってこんななのよ。まあ
私にはこれが普通なんだけどね・・・」って面白がっていたんじゃないでしょうか。

>なんかさ、凄く上手いマーケティング戦略って言うか、なんつーか。
>洗脳ぽいつーか。

結果的にはそうだったのかもしれないし、私がしたように、改めて部分部分を
切り出してみるとそう見えるかも知れないけど、そこまで冷静に見る必要性も
感じないというか。
小林一茶だって松尾芭蕉だって、「痩せた蛙に注目してみるの、なかなかオツ
かも?」って狙って「やせがえる・・・」って詠んだ部分も当然あるだろうし
芸術作品てものは、あざとさと常にギリギリ背中合わせなものでしょう。
(←この説もわかるような、わからないような)
「ええ、あざといですが、それが何か?」って感じはあると思いますね(笑)

>異物は、ちょいとネットを調べれば解決。
>異様に速い情報伝播のスピードが・・・そんな「糊しろ」をとっぱらわせて
>しまった気がしてきたよ。
>彼女が失速して行くタイミングと、ネットを中心とした情報伝播のスピードの
>速さがクロスする感じ

うん、確かにこれはありますね。
もちろんこればかりではないですが・・・・。

>聴き手の方が、異物への対処法を学んでしまった事に気付くのが遅れた。

それもあるし、異物が混入しているニュアンスを粋に感じて楽しむような時代でも
なくなっちゃったというのもありそうですね。今はもっと即物的でしょう。
でも実際問題、95年以降くらいのユーミンソングには、もうそういう歌詞自体消え
失せてます。彼女も利口だから、そういうのは察知するんですね。
で、そんなに人間臭くない、今風な軽め路線に自分も乗ろうとしているんだけど
そうすると真の彼女らしさがナンなのかわからなくなってくるし、
まあ、悩んでいると思いますよ、彼女も。
・・・ってこれら、こんど書こうとしてる本編と相当カブってるじゃないですか!
語らせんな~!(笑)
by milk_tea (2006-07-31 00:45) 

milk_tea

ぷく師匠!(なんか誰が真に師匠なのかわからなくなってきた。笑)

>この記事毎日読んでいまして、コメントのあまりの多さにコメントが出来ません
>でした。スクロール大変ですよね!

すいませんねぇ~。コメント返す方もマジ大変です。
コメントが大変で記事なかなか書けないブログってのもそうそうないかもですよ。

>私は「DA・DI・DA」までが許容範囲です。
>これ以降はもうマーケッティング・マシーンとなっていまして、好きではありません

それは否定できません。というか、この辺りでいよいよマーケティング戦略に染まり
切ったという説は100%同意ですね。

>彼女ってデジタルみたいで実は非常にアナログな存在と思います。

そうですね。バリバリ、アナログな人なんですよね。
ヘタにデジタルぶりだしたところから間違いましたね。やっぱり。
でも、アナログワールドじゃ、アリーナツアーは無理だったですからね・・・・。

>「そのまま」・・・サウンドも含めて作り上げた世界がすごい!

ひこうき雲はだいたい全部スゴイですけどね。
「♪あな~たの~好きな~ものは~ひと~つ~の~こらず~言~えるわ~」
このメロディにこの歌詞を乗せるか、みたいな。しかも、何と愛情深い歌詞で
ありましょうか。涙出そうになります。

>後者は映画を見てひらめいた(少しパクっていますよね)

あ、そうなんですか。知らなくて。何の映画を??(無知?)

>「静かなまぼろし」もジュリーが歌ったのを聞いて感銘を受けました。

え"っ。ジュリーがこの曲を???へ~っ
私は何故かこの曲はあまり好きではありません。
後半のやけに大仰なラインが、ちょいと背中が痒くなります。

>実は自分もユーミンの記事書こうと思って下書きしましたが・・・
>こんなのやられるとお蔵入り決定です!(爆)

え~。違う切り口でやってみて下さいよ~~!
とはいえ、このユーミンまつりで、「もういくら絞っても何も出ない」くらいユーミンを
掘り下げてみたいとは目論んでいます。早く書き進まなくちゃ・・・!!
そういえばお誕生日おめでとうございます!
男性はいいなぁ。年齢がハンデにならなくて。
by milk_tea (2006-07-31 01:11) 

milk_tea

路傍さん、再びコメント返しありがとうございます。

>拙もそんな匂いを感じてしまうともうすべてが空々しく思えて、
>小説でも音楽でも楽しめなくなってしまうんですけどね(笑)。

あはは~。そういう考え、よくわかります。
「あざとさ」にはボーダーラインってありますね。
私も、音楽にせよ映画にせよ小説にせよ、できるだけナナメには見ないように
しようとしていますけど、どうにも耐えられないあざとさを感じるともうダメです。
その基準値も人それぞれなのでしょうが、ユーミンも90年代以降、徐々に
そういうものが見え隠れします。というか、もしかするとV.J.説のように、実は
最初から発信者側の取り組み手法はずっと同じだったのかもしれないですが
我々受け側が、やがてその手法に飽きて、手の内が読めるようになっちゃう時が
来るということかも。(夜中でもあり何言ってるのかよくわからなくなってきた)

>それと表現がトレンドに擦り寄ると普遍性が瞬く間に薄れて
>時代の風が通り過ぎるとあっという間に風化するような気がします。

なるほど。
だから、サザンは何十年経っても、砂交じりの茅ヶ崎以上のことは歌わないの
かもしれないですね。時は止めておいたほうが、終わる心配がない・・・・。

>おお、やはり同性の評価はもっと深い次元で捉えますね。
>恋愛を即物的に見る男と達観して見据えようとする女性の感性の違いで
>しょうか。

それはあると思いますが、初期であってもユーミンと処女性は折り合う所が
どう~も感じられないかな、私の感じでは。
窓辺に座って曇り空をひとり眺める主人公も、内気で清純派だからなわけじゃなく
「もう男はこりごりぃ~。しばらく独りがいいワ、私」って、酸いも甘いも噛み分けた
あとで、あえてそうしてる感じに見えてます(笑)
何しろ、「昔ママが好きだったブーツ」履いて、ウロウロしてる女の子ですからね。
この当時の「ママ」が「若い頃」に「ブーツ」履いてたっていうんだから、このママも
相当なタマなわけですよ。その娘ですからねぇ・・・。
口紅で鏡に伝言書いたり、こりゃぁもう、全て済ませてます(←何の話やら)

>羽毛で皮膚を撫でるような感性の微妙でいて最も敏感なところを突いていく
>そんな手法が徹底されていて驚きを禁じえませんね。

あのぉ~
これからまだまだ、色々熱い考察を加えるので、皆んなして「手法だ」「戦略だ」
って・・・私の書く気を萎えさせないようにひとつ・・・(笑)
by milk_tea (2006-07-31 02:07) 

MOJO

>あれ、MOJOさんって外国在住って思いこんでました。イギリスがどうとか
>リアルタイムな感じで書かれている記事を読んだ事があるような・・・。

いやそーなんですけど、ていうか北の方じゃなくて南の方ね、事情がちょっと変わりつつありまして。。。

つーかスルーの一種?マジメに受け応えしてもみたいな?

>これはスゴイ!パルピのホーンセクションなどはどうやったんですか?

シンセですよ。そーいう意味ではシンセは偉大ですよね。

>あれは音厚いですもんね。大変そうだけど、その演奏で歌ってみたい!(笑)

ははは。聴いてみたい!

>うん、素敵ですね。ユーミンってこういうシンプルな曲でも案外演奏難しいので
>しょうかね。セシルも、最後のほうの「♪今あなたに話すと遠い物語~本気で
>怒る不思議な人は~初めて~」の辺りとか、コードもビミョーそうな・・・・。

コード進行もアレンジもすっかり忘れてますけど、なんとなくAORというかTOTOっぽいというかJ グレイドン・S ルカサー系のギターだったような気がしますね。ユーミンの曲はディミニッシュとかいっぱい出てきますしねぇ。

>申し込んだ翌日には来て(速い!!)もう聴き倒してます。あれは貴重な音源
>色々入っていて、本当に買って良かったです。

おお。言うまでもなかったですね~。
ボクはまだちゃんと聴けてないんですよ。
初期の歌謡曲アレンジ結構よかったりしますからね。
CHARもちゃんとここでネックの上側から手を出してハーモニクスを鳴らすとか、ここでアームダウンするとか演奏上のギミックの入れどころまで考えてあったりして。
by MOJO (2006-07-31 10:56) 

MASA

みなさん「手法」だ何だと鋭い分析をご披露されてますが(笑)、私はmilkさんが次に書く記事にそういう意味で差し障りのないミニ情報をひとつふたつ^^。
「静かなまぼろし」はもともと昔「ミュージック・フェア」でユーミンがジュリーと共演した際にジュリーのために書き下ろし、番組内でジュリーが歌ったのが世に出た最初です。その後セルフカバーを「紅雀」に収録しました。

「中央フリーウェイ」もおんなじで、タイトルは忘れましたがTBS系列で'76年頃かまやつひろしと共演したスペシャル番組でかまやつのために書き下ろした曲です。これもそのあとすぐ「14番目の月」にセルフカバーを収録してますね。
ちなみにこの番組でバックを務めたのはもちろんキャラメル・ママの面々で、後のユーミン・ヴァージョンよりこのかまやつ・ヴァージョンの方がアレンジも演奏もよかった。ビデオがまだなかったので音だけカセットに録ってありますけど、あの番組ソフト化してくんないかなー。
それにしても番組のためにわざわざ曲を書き下ろすなんて、ユーミンもマメな人ですね。
by MASA (2006-07-31 13:09) 

milk_tea

MOJOさん、こんにちは~。
いよいよ夏本番というのに、仕事やら何やら超忙しくてレスポンスも遅くて
すみません。
肝心な記事も全く書けず・・・。ずーっとノドに小骨が刺さってる感じです。

>つーかスルーの一種?マジメに受け応えしてもみたいな?

というか、こんなところで「OK、じゃあお茶しましょっ。来週の日曜の午後1時に
銀座のプランタン1Fアンジェリーナで、ブルーハワイのかき氷ひとりでかき込んでる
のが私です♪」 とか書いてもしょうがないですしねぇ。ビミョーです(笑)
私も性格的に、顔は知らないが仲良し、みたいなのはしっくり来ないほうなんです
けど、こればっかりはねー。
でも、機会がありましたら是非。(←すごいまとめ方)

>シンセですよ。そーいう意味ではシンセは偉大ですよね。

なるほど。困った時のシンセ七色攻撃~!ですよね。

>コード進行もアレンジもすっかり忘れてますけど、なんとなくAORというか
>TOTOっぽいというかJ グレイドン・S ルカサー系のギターだったような

AORっぽくなるかもしれないですね。わかるような感じします。

>ユーミンの曲はディミニッシュとかいっぱい出てきますしねぇ。

そうそう、dimだsusだaddだ7-5だってゴッチャゴチャいっぱいついてます。
これはやっぱり四畳半フォークではない!

>初期の歌謡曲アレンジ結構よかったりしますからね。
>CHARもちゃんとここでネックの上側から手を出してハーモニクスを鳴らす
>とか、ここでアームダウンするとか演奏上のギミックの入れどころまで

ワタシ的には、初期は良い悪いは度外視で、もう「懐かしい!!」だけで100%
オッケイなのですが、そうそう、Charもちゃんと心得ていて、ピンクのハッピ着た
女の子たちにも、ギターの魅力がちゃんと伝わるようなわかりやすい飾りつけて
くれて、チャラチャラギターの王道的展開!って感じでそれがまたいいんです。
あとやっぱり、ヴォーカルの声がまだまだ青くてカワイイ感じで、たまりませんね。
やっぱりCharは私の永遠のアイドルです。
by milk_tea (2006-08-01 14:53) 

MOJO

これからアンジェリーナの前を通ったらブルーハワイのかき氷をかっこんでる人を探しちゃいそーでこわい(笑)。

でもほらよく言うじゃないですかぁ。求めよ、さらば与えられん!みたいな。
求めなきゃなにも起きねーぞみたいなね。

えっと。。。その話しはまあまたってことで。まだいないしどーせ。

たしかにユーミンにはおしゃれなコード遣いありますね。例えば、陰りゆく部屋ってあんまり好きじゃないんですけどね、か~がぁやきぃ~は~ もどぉ~らないぃ~~ の「どぉ~」のとこでジャランとなるのが確かC△7なんですよ。確かEmの曲でね。EmではなくC△7を使うところが4畳半じゃねーなぁユーミンだなぁ、みたいな。

チャーのこと熱く語ってくれる女性っつーのにであってホントに嬉しいスよ。
ボクも聴かねば。

では続編まってますよぉ!
by MOJO (2006-08-01 15:45) 

milk_tea

MASAさんは山あいの町で涼しくお過ごしなのでしょうか。

>みなさん「手法」だ何だと鋭い分析をご披露されてますが(笑)

皆さん鋭すぎてね。うかうかしてると、私が渾身の力で書く記事が一番薄っぺらじゃ
ないかって感じもしてきて、ヤバイヤバイ。
でも皆さんのご意見読んでると、ここほど奥深いユーミン論が行き来してるところ
もそうそう見かけないような。素晴らしいですっ!

>「静かなまぼろし」はもともと昔「ミュージック・フェア」でユーミンがジュリーと
>共演した際にジュリーのために書き下ろし、番組内でジュリーが歌ったのが
>世に出た最初です。

それはすごい話ですねぇ~。そうなんだ。ミュージックフェアなんだ!
その頃から、提供はシオノギ?その頃の司会は誰ですか?
(こういうのも、今はすぐに調べがついてしまう。便利だが淋しい世の中だ。
誰だっけ~って何日も考えあぐねるのも楽しいのに。)
それにしても、そのために曲を書き下ろすってホント、スゴイ贅沢。
ジュリーがあの曲を歌ってるのってどうしてもイメージ出来ないんですよね~。
とってもセクシーな感じで歌い上げるのかも・・・。是非見てみたい!
その映像ってどこかに存在するんでしょうかね。
それにしても、

>「中央フリーウェイ」もおんなじで
>かまやつひろしと共演したスペシャル番組でかまやつのために書き下ろした

こっちのほうがビックリ。想像つきません!!聴いてみたいな~!
そのカセットの音、データにしてどこかにアップしていただけませんか?
それにしても、今の若者たちからは、ハデなヅラかぶってる変わったジジィ扱いの
ムッシュかまやつですが、日本のポップス黎明期にものすごい貢献をしてきた
偉大な人物なんですよねぇ~。皆んなそういうのわかってるのかしら?
(かくいう私もまだまだ知らないことがたくさんありそうだが)
by milk_tea (2006-08-01 15:47) 

milk_tea

>陰りゆく部屋ってあんまり好きじゃないんですけどね、

あ、私も私も。ちょいと大げさなんですよね。
「私が~今~死んでもぉ~」って、あの大げさなアレンジに、その大げさな歌詞は
何じゃって感じします。

>か~がぁやきぃ~は~ もどぉ~らないぃ~~ の「どぉ~」のとこで
>EmではなくC△7を使うところが4畳半じゃねーなぁユーミンだなぁ

ははーん、(わかったフリ)
あそこがメジャーで来るところは確かに四畳半にはない展開ですね。
しかし、あそこがメジャーなおかげでその後がどんどん壮大になり、ワタシ的には
いい迷惑です。マイナーで地味めに押さえて、せめて八畳間くらいで収めて
ほしかった。(笑)
by milk_tea (2006-08-01 16:34) 

M君

よく覚えてませんが。。。あの曲パイプオルガンまで登場しちゃってましたっけ?よしんば!登場してなくてもそう記憶させるくらいの大仰さはありますよね。(「よしんば」って10年振りくらいで使ったぞ!)

うん。そうそう。なにも、私が死ななくてもよさそうなもんですよね。

なんだか四畳半どころかベルサイユ宮殿級ですもんねぇ。

いや!でもね。たしかに皆さん仰るようにマーケティングに長けた人だとうは思うんですけどね、ひこうき雲辺りはやっぱりわりと純粋な感じあると思うんだけどなぁ。あえて言えば14番目の月までは。(独身時代はってこと?)

ま、そんなこんなで、やっぱりあの日に帰りたい辺りが好きってことになっちゃうのかもしれませんけど。
by M君 (2006-08-01 17:38) 

milk_tea

そうそう。パイプオルガン使ってる以上、畳の数では語れないデカイ曲ですよ
ね~(笑)

>たしかに皆さん仰るようにマーケティングに長けた人だとうは思うんです
>けどね、ひこうき雲辺りはやっぱりわりと純粋な感じあると思うんだけどなぁ。
>あえて言えば14番目の月までは。

そうそう。私もそう思ってます。純粋さとマーケティング志向の両方、デビューから
現在までどちらも持ち合わせてきたと思うんだけど、純粋さよりマーケティングが
勝つ瞬間がどこか、って話かなーと。
私は、「ダイヤモンドダスト」から、いきなり鼻につき始めましたので、分岐点は
ここかなと。88年あたりですね。
M君って誰!って思ったのですが、「あの日にかえりたい」を推してるってことで
MOJOさんでした(笑)
by milk_tea (2006-08-01 18:14) 

MASA

>MASAさんは山あいの町で涼しくお過ごしなのでしょうか。

こっちもぜーんぜん涼しくないですよー。あっつ〜!

ジュリーとユーミンが出演した頃のミュージック・フェアは'78年か'79年頃なので提供はまだシオノギだし司会は長門裕之&南田洋子夫妻だったんじゃないでしょうかね。とにかくめったにテレビに出ないユーミンがミュージック・フェアに出るというので、楽しみにしていたのは憶えてます。

>そのカセットの音、データにしてどこかにアップしていただけませんか?

え?そんなことやったことがないのでどうかなあ(笑)。どっちにしろ札幌に戻ってからになりますが、milkさんのために何とかやってみましょう^^。
まずカセットを探さなければ(そこからかいっ)。

>今の若者たちからは、ハデなヅラかぶってる変わったジジィ扱いのムッシュかまやつですが

一度でいいから見てみたい、かまやつヅラをはずすとこ。歌丸です(笑)。
by MASA (2006-08-01 23:18) 

Refugee

「翳りゆく部屋」があんまり好きではないなんて、悲しい~(笑)
この曲って、私をブリティッシュに目覚めさせたうちの一曲でもあるのです。
プロコル・ハルムの「青い影」の影響ありありですよね。

20年くらい前に、FM(放送局は忘れました 笑)で、4時間だったか6時間だったかぶっとおしユーミン特集(まさにユーミンまつり? 笑)をやったことがあって、渋谷陽一とユーミンのトーク(その他ユーミン好きのタレントのメッセージとか)を中心に、ユーミンの曲をガンガンかけるという企画だったわけですが、そのときに、この「翳りゆく部屋」とプロコル・ハルムにまつわる話もけっこうおもしろかったです。

プロコル・ハルムだの、ジェファーソン・エアプレイン(グレイス・スリックね)だのにどっぷりとはまってた女子高生だったってところが、「日本的フォークソング」から隔絶したユーミンの世界を作る一因だった気がします。
by Refugee (2006-08-03 00:30) 

MASA

「翳りゆく部屋」私も好きです。プロコル・ハルムの「青い影」の影響で作ったという話はユーミンが発表当時から言ってましたね。確かにちょっと大袈裟なアレンジですけど、「青い影」のあの教会音楽のようなオルガンのフレーズがお気に入りだったみたいで、是非あんなオルガンの入った曲を作ってみたいということで「翳りゆく部屋」を作ったみたいです。確かユーミンが中学生くらいの頃に書いた曲を歌詞を変えて作り直したとものとかで、その原曲を昔「バイタリス・フォーク・ヴィレッジ」(懐かしー!)で聴いた憶えがあるなあ。
by MASA (2006-08-03 01:08) 

M君

あ、ごめんなさい。
別方面での渾名で名乗ってしまった(汗)。
by M君 (2006-08-03 09:48) 

milk_tea

きゃー、「翳りゆく部屋を守る会」出動?(笑)

>プロコル・ハルムの「青い影」の影響ありありですよね。

あ、確かにそうですね。
「青い影」は大好きです。以前、友人の披露宴で、花婿と花嫁が連弾でそれを
演奏し、妙に感動した記憶がある。(ちなみにシチュエーションで感動したわけじゃ
なく、楽曲がやはり素晴らしいという事に感動。)
あれは名曲ですね。青い影とか、10CCの I'm not in Love みたいな、
聴くだけで妙に身体をどこか遠く懐かしいところに持っていかれそうになる曲って
スゴイよな~と、聴くたびに思います。
ちなみに、「翳りゆく部屋」では持っていかれないです。(←頑固)

>「翳りゆく部屋」とプロコル・ハルムにまつわる話もけっこうおもしろかったです。

へ~。いいですねぇ~そういうリアルなエピソード。でもあんまり。(←頑固一徹)

>プロコル・ハルムだの、ジェファーソン・エアプレイン(グレイス・スリックね)
>だのにどっぷりとはまってた女子高生だったってところが、「日本的フォーク
>ソング」から隔絶したユーミンの世界を作る一因だった気がします。

ですね。やっぱりユーミンは土台が違いますし、格がちがいますよね。
バブル期のユーミンなんかは、初期と比べるとかなりベツモノなわけですが、
チャラチャラした飾りをつけているだけで、土台そのものはそうやって別格クラスな
わけだから、やっぱりどこを切っても金太郎。ユーミンはスゴイです。

>確かにちょっと大袈裟なアレンジですけど、
>ユーミンが中学生くらいの頃に書いた曲を歌詞を変えて作り直した

考えてみましたがあの曲、アレンジがもう少し、青い影くらい抑え目で、歌詞も
「輝きは戻らない 私が今死んでも」とか大げさじゃなかったら、感動できる作品かも
しれないです・・・確かに。でもま、渋い作りのアルバムの中に、1曲くらいあんな
花火打ち上げるようなデカイ曲が仕込まれてたっていいですもんね。私はどうも
好きじゃないけど、存在は認めましょう(笑) (強情~)

バイタリス・フォーク・ヴィレッジ?初耳です。
バイタリスといったらヘアトニックしか知りません。
資生堂MG5の、団次郎がポインター連れて立っているポスターが懐かしいです。
2代目は草刈正雄だったな。カッコ良くてねぇ~(果てしなく無関係)
by milk_tea (2006-08-03 10:43) 

あるべりっひ

『”翳りゆく部屋”を守る』会会員の あるべりっひ です。
「青い影」とか話には聞いていますが、難しいことはさておき『音楽』として好きですし『守らなければ』・・・・。(笑)
特に『ユーミン』の録音の中で特別に音が良いと思います。CD化された音は、普通の『ユーミン・サウンド』に成り下がって(??)しまいました。古いシングル盤の音は聞いておりませんのなんともいえませんが、私の所有する 『YUMING BRAND』 LPでは素晴らしく広い音場を展開し、またパイプオルガンの重低音をあそこまで収録できている録音もなかなかないと思います。こと広がりは凄い、スピーカーの両端を超え3D的な鳴り方をします。

概して『ユーミンCD』は、音が平坦になり音場もそれほど広くありません。特に奥行き感が失われていると感じます。ところが、アナログLPではバンドの奥でユーミンが歌っていることが実感できるほどの音がします。特に『荒井』時代から『OLIVE』頃までの、アコースティック楽器を中心とした録音は良いと思います。 音がダイレクトに飛んできます。

これって、オーディオ的な聞き方・・・、ですネ。
曲も理屈抜きで好きです。なんといっても、LPのB面の最後の曲です。よ~く狙って『針』をよくおろしてますから・・・。
by あるべりっひ (2006-08-03 23:11) 

P’s

milkさん、暑いですね。

>資生堂MG5の、団次郎がポインター連れて

このポスター知っているだけで相当すごいです。
ポスターだけでなく、雑誌広告やTVCMもやってましたね。
CMの最後は確か、イギリス大使館の前で団次郎がポインター
連れてプラカードを掲げてる。その文字は「日本は犬を迫害していない」
だったと思うのですが、どうですか?(すごいCMだと思った)
いずれにしてもmilkさんはターゲットではなかったから
お兄さんの持っていた雑誌とかで見ていたのでしょうね。

しかし、昔のことに思いをはせるばかりでなく、前も見て
いきたいですよね。
夏のはじめも、夏の終わりに負けないくらいさびしいですね。

全然ユーミン関係ありませんでした。
by P’s (2006-08-03 23:29) 

milk_tea

げっ。 『"翳りゆく部屋"何だかちょっとねぇ~の会』(略称KNC?)危うし。
これはちょっとこっちの会員を募っておかないと・・・。
KNCに入りたい人は至急申し出て下さい。(お考えも併せて)
今KNCに入ると、色々えこひいきが受けられます(笑)

今日会社で、試しに女性の同僚の人に突然「ユーミンの翳りゆく部屋って知って
ます?好きですか?」と聞いてみたところ、
「そんなに好きな曲じゃない。でも何となくインパクトは強い曲だから印象は深い
けど」という答えでした。その上、「この曲って、女性は押しなべて、あんまり好き
じゃなさそうじゃない??」とのことでした。
そういえば、ここは男性ばかりだからな・・・・・。不利だ!
(こんなことでなかなか記事が書けない空白をつなごうとする、姑息な手段)
by milk_tea (2006-08-03 23:46) 

P’s

KNC加盟させていただきます。
プロコルハルムも好きだし、ああいうシンフォニータッチで
グイグイ盛り上げる手法もわからないではないですが、
MILKさんと同様で歌詞とセットだとちょっと引きますね・・・

それと個人的好みでは、やはりユーミンは小編成で
シンプルにメロディをつむいでいくタイプの曲が好きなんで、
この手は今ひとつです。門外漢がすみませんです。

でも、曲としてはすごくよくできてる曲だと思うんですけどね。
自分がもし、こんな曲が書けちゃったら、やった!と思うでしょうけど・・
by P’s (2006-08-04 00:55) 

MASA

バイタリス・フォーク・ヴィレッジは40代後半以上の人しか知らないでしょうねー。年齢を重ねた分、誰も知らない昔のことを知ってます。知識の宝庫、お年寄りを大切に(ほっとけ!)でも団次郎のポインター知ってるmilkさんもスゴイな(笑)。もう30年以上も前のラジオ番組なので記憶が定かでないのですが、フォークのアーティストが出演したりしてた音楽番組です。
プロ・デビュー出来る勝ち抜きコンテストみたいなことも全国規模でやってたりして、実は私も遊び半分で昔友人4人のグループで出たことがありますが、見事に予選落ちしました(笑)。技術も未熟でおそまつだったのによく出たよなあ。ああ恥ずかしい。帰りに参加賞のバイタリス1本もらって帰りました。
by MASA (2006-08-04 01:19) 

KNC会員001号

えこひいき?!
なんだか嬉しいぞ。(でもないか?)
特典は例えば「アンジェリーナでミルクさんとかき氷食べられる券」とかですかね?
by KNC会員001号 (2006-08-04 10:10) 

milk_tea

しばらく置いてしまいましたっ。P'sさんどうもです。夏真っ盛りですね~

>このポスター知っているだけで相当すごいです。
>ポスターだけでなく、雑誌広告やTVCMもやってましたね。

瑣末なところ、ツッコんでいただいて感謝です(笑)
私も、あれは雑誌とかではなく主にテレビのCMの記憶です。
ただ、町の化粧品屋の入口に団次郎のポスターは沢山貼ってありましたからね。

>CMの最後は確か、イギリス大使館の前で団次郎がポインター
>連れてプラカードを掲げてる。その文字は「日本は犬を迫害していない」

私もその頃幼稚園か1年生くらいだろうから、さすがに内容まで覚えて
ないんですけど、そんな内容だったんですか?凝ってる・・・・
資生堂のCMってのはもう30年以上前から、かなりオシャレでしたよね。
2年生の時、友達の淑子ちゃんの家に行ったら当時短大生だった淑子ちゃんの
お姉ちゃんの部屋に、畳一枚くらいの大きさの草刈正雄のパネルがドーンと
飾ってあり、なんか草を噛んでいるような顔のドUPでした。
子供心にも「確かにこりゃカッコええ!!!(@@;」と目を丸くしたものです。

>しかし、昔のことに思いをはせるばかりでなく、前も見て
>いきたいですよね。

へへへ、そうですね。音楽も、ということでしょうか?
懐古趣味に走るのは、早すぎるかもしれませんね。音楽もそうだし、音楽じゃ
なくても。

で・・・翳りゆく部屋。

>プロコルハルムも好きだし、ああいうシンフォニータッチで
>グイグイ盛り上げる手法もわからないではないですが、
>MILKさんと同様で歌詞とセットだとちょっと引きますね・・・

シンフォニータッチ、なるほど、確かにシンフォニータッチ。
だから私、ダメなのかも・・・・。まあ、ダメってこともないんですけどね。
でも数少ない「始まったら飛ばしたくなる曲」のひとつであるのは間違いない(笑)

>でも、曲としてはすごくよくできてる曲だと思うんですけどね。
>自分がもし、こんな曲が書けちゃったら、やった!と思うでしょうけど・・

メロディは美しいですよね。でもやっぱりメロディラインそのものにも重々しさが
漂っていて、シンプル仕上げには合わない曲かもな。大げさなアレンジでいいわけ
ですね。

>KNC加盟させていただきます。

来て下さいましたね!
えーと、再度まとめますと、この曲の話題を持ち出したMOJOさんが001号、
初めに賛同した私が002号、そしてP'sさんが003号ということになりますね。
MOJOさんが3ケタで用意して下さいましたが、ここで終わりっぽいな ^^;
皆さんきっと、守る会の方々のようにこの曲を愛しているか、それかほとんどの
人が「そんな地味な曲しらんぞ」なのかもしれないですね・・・(笑)
by milk_tea (2006-08-05 17:58) 

milk_tea

>もう30年以上も前のラジオ番組なので記憶が定かでないのですが、
>フォークのアーティストが出演したりしてた音楽番組です。

あ~、グループ名じゃなくて番組名なんだ。じゃあバイタリスは商品名としての
本当のバイタリスなんですね。そういうのって昔っぽい(笑)「花王奥様劇場」
みたいなものですね。

>実は私も遊び半分で昔友人4人のグループで出たことがありますが、
>見事に予選落ちしました(笑)。
>帰りに参加賞のバイタリス1本もらって帰りました。

出た、歴史の証人。参加までしてたかっ(笑)
参加賞がバイタリスって最高ですね~。そして「詰め合わせ」まで行かないんだ。
あくまで1本だけなのね。
by milk_tea (2006-08-05 18:00) 

MASA

>あくまで1本だけなのね。

そう、それも「粗品」とか「参加賞」ののしが付いた箱にでも入っているんならまだ気がきいてるけど、ハダカのまんまね(笑)。受付の時そこでもらったんだったかな。でもそんなものもらってもロン毛をヘア・リキッドみたいな油で固めるやつなんかいるわけないし、かといって捨てるわけにもいかないし、大変困りました(笑)。
by MASA (2006-08-06 00:59) 

P’S

お疲れ様でした。

>資生堂のCMってのはもう30年以上前から、かなりオシャレでしたよね。

資生堂の広告っていったらサントリーと並んでこれはもう、キラ星のごとくです。
渡辺裕代から始まって、前田美波里、山口小夜子、真行寺君江のゆれるまなざし、小林麻美のマイピュアレディ、小野みゆきのナツコの夏、いつの時代も流行の中心でしたね。でも、逆に前田美波里とか創世記の方がセンスが突出していてすごいと思います。

>子供心にも「確かにこりゃカッコええ!!!(@@;」と目を丸くしたものです。

草刈正雄全盛期はハンパじゃない美しさでしたね。しかし、美しすぎて一般女性には今ひとつうけてなかったような気も・・女心って難しい、と幼いながら思いましたね。

>メロディは美しいですよね。でもやっぱりメロディラインそのものにも重々しさが漂っていて、シンプル仕上げには合わない曲かもな。大げさなアレンジでいいわけですね。

青い影ももとはG線上のアリアですからね。ベースラインが下降していく
コード進行にはいやがおうでも厳かなイメージが刷り込まれてしまっていますよね。これは万国共通。しかもそれにゴスペルコーラスがついた日にゃひとりの女性の恋愛の歌には世界観がデカすぎる。
by P’S (2006-08-06 01:50) 

かず

昨日、20年近くぶりに「NO SIDE」のLPを聴いた。「破れた恋の繕し方教えます」なんて、とても懐かしかったです。
この特集のお陰ですね。
by かず (2006-08-06 10:12) 

milk_tea

いや~、夏、夏。記事書くエンジンかかりませんね(笑)

>受付の時そこでもらったんだったかな。

スポンサーの、LIONの営業担当がバイタリスがたくさん入った箱から1本1本
出して出口のところで手渡してたんでしょうね。

http://www.rakuten.co.jp/zaccaya-r/583448/587793/596930/

↑楽天でまだ売ってました・・・・・。40年変わらぬパッケージ・・・怖っ。

>でもそんなものもらってもロン毛をヘア・リキッドみたいな油で固めるやつ
>なんかいるわけないし、かといって捨てるわけにもいかないし

その頃は、アフロだったんですっけね、MASAさんは。時代だなぁ~。
チャールズ・ブロンソンの「ん~マンダム」とかもありましたね~。
by milk_tea (2006-08-06 14:29) 

milk_tea

>渡辺裕代から始まって、前田美波里、山口小夜子、真行寺君江のゆれる
>まなざし、小林麻美のマイピュアレディ、小野みゆきのナツコの夏、

渡辺裕代だけは知りませんがそれ以降はわかりますね。前田美波里のは確かに
すごかった。何せ水泳帽かぶってましたからね。ああやってカブリモノをすると
普通はマヌケに見えるものだが、真の美貌を持っている人はそれによって美しさが
かえって際立つ。十人並みの女たちから見ると羨望の1枚ですよね。
小野みゆきが出た頃には資生堂以外も足並み揃ってましたけどね。カネボウの
夏目雅子とか・・・(クッキーフェイス)

>青い影ももとはG線上のアリアですからね。ベースラインが下降していく
>コード進行にはいやがおうでも厳かなイメージが

なるほど。青い影とG線上は同じですね。メロディの第一音が長く伸びるという観点
ではアヴェ・マリアも似ていますけど・・・そういえば3つとも好きだな。
by milk_tea (2006-08-06 14:45) 

milk_tea

かずさんこんにちは。
>昨日、20年近くぶりに「NO SIDE」のLPを聴いた。
>「破れた恋の繕し方教えます」なんて、とても懐かしかったです。

あ、いいなぁ。私は何も持ってないので聴けなくてつまらないです。
NO SIDE 私も好きです。雰囲気ありますよね~。この辺の時代は、必ず冬に
ニューアルバムをリリースしていたせいもあり、なにか森閑とした冬っぽいムードが
全体を覆っている印象です。1曲目のサラーンモンスーンとか、ダウンタウンボーイ
大好きです。ご指摘の「敗れた恋の・・・」は、「悲しいほどお天気」に入っている
「78」と、私の中ではダブります。こういうのはだいたい好きじゃない(笑)
by milk_tea (2006-08-06 14:53) 

MASA

>その頃は、アフロだったんですっけね、MASAさんは。時代だなぁ〜。

そ、そんなファンキーな髪型はしたことないですよっ(笑)。普通のロン毛で、'80年代に一時期カーリーにしたことがあるだけです。
by MASA (2006-08-07 09:34) 

milk_tea

>そ、そんなファンキーな髪型はしたことないですよっ(笑)。
>普通のロン毛で、'80年代に一時期カーリーにしたことがあるだけです。

あ、間違い。カーリーの意味でした。(カーリーもアフロも自分には縁遠いので
位置づけ的にはあんまり大差なくて^^;)
カーリーはパーマの強いの。アフロは完全に髪の水分飛ばして、爆発させちゃ
ったやつですもんね(笑)
by milk_tea (2006-08-08 00:11) 

三浦

NHKの銀河テレビ小説のテーマ曲でした
尾藤イサオ主演で 山梨の勝沼が舞台で
ひとりの季節
アルバムより先だったか
by 三浦 (2007-09-16 23:34) 

milk_tea

三浦さんどうも初めまして・・・!
しばらくブログを放ったらかしにしていて気付くのが遅れました。
へー!「晩夏」はドラマの主題歌だったのですか。
勝沼が舞台・・・というだけで内容がある程度イメージでき、確かにあの曲は
合ってそうな感じですね。
ブログ!たまには書かなくっちゃ!!(笑)
by milk_tea (2007-09-19 13:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2