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【割込み緊急寄稿】 ビートルズ 『LOVE』 はどんなかな~ [Beatles]

                    

ブログ仲間と言ってよい方々の多くが、その最新記事で、ビートルズの新作 『Love』 について
それぞれの率直な印象を書いている。
(ここで "新作" って、つい自虐的に書いてしまう自分・・・・まあ、それはあとにするとして)

ここで、1人でカーペンターズ周辺なんかをノンビリ語っていると、なんか私だけ全然ビートルズファン
じゃないみたい。そしてものすごく時流に乗り遅れた感。あせるではないか。
(というか、"ビートルズが時流の先端" という雰囲気の現在の状況そのものにとまどいを覚えて
しまう。常に私の心の中だけに深く濃く潜む存在でいてほしいのに・・・ってそんな無茶な~)

ということで、私もCDを購入したことだし、遅ればせながらちょっとだけこれについて書いてみる。
(こうやって追随行動をしている時点ですでにかなりカッコ悪いのは承知の上。もう方々で語り
倒されそろそろ飽きられている頃だし。 いいも~ん、独り語りで・・・)

私は今日時点で、かれこれ4回通しくらい聴いたろうか。
ペンを手に、一体ビートルズの楽曲の何曲がこの華麗なる切り貼りアルバムに使用されているのか
大まかに数えてみた。すると 56曲 までは特に悩むこともなく数えられた。
おそらく、もっと隠しコマンド的に極小部分を使用しているものもあるだろうから、60曲くらいは
入っているのではないかと思われる。(実際、ン?これは・・・?というのがいくつかあったし)
かなりの数だ。楽しいはずだ。
何が楽しいって、この使用曲のパーツを探す作業が何よりも一番楽しいと言えるかも知れない。

しかし、こうやって改めてじっくり聴いてみると、巷で「墓場荒らしのようなものだ」 とか 「偉大な歴史
遺産への冒涜」とか、果たまた「これはビートルズ新時代の到来を告げる輝かしい1枚だ」
などなど、やいのやいの言われている割には、曲そのものをそうムチャクチャにイジくり倒している
わけではない。
始まりと終わりに、チョロチョロと「つなげてみたら、結構イケました」的苦労の見える、スムーズに
馴染む別曲のパーツがうまくあてられているだけで、ほとんどの部分が、オリジナルそのままの形
で置かれているといっていい。「全部そのままじゃん」というようなものまである。
逆に、「コラージュ芸術!画期的新作!など言うのなら、もっと全面的に技巧を入れまくってないと
肩すかしじゃ?」とまで思えてくる。

たいてい曲のあたまに、2~3の曲のパーツが混ぜ込んであったりするので、メインとなるナンバー
が始まっても、せっかく、かくも懐かしく素晴らしい曲が展開されているというのに
「ここにいつ、どの別曲が重ねられるんだっ!」と懐疑的な耳で聴いてしまい、全く落ち着かない。
「あれ、今聴き落とした?何か別の音、加わってた?ちょっと待て!」と、行きつ戻りつしながら曲を
追っているために、おちおちノンビリ聴いていられなくて妙に疲れる。

コアなビートルズ・ファンの悲しい性(さが)として、「オリジナルと違う部分に気付かないまま
のほほんと聴いている場合ではない。」 という無意味なプライドにがんじがらめになってしまう。

しかし、広告の裏の白い部分に自分で56曲のタイトルを聴き書きで書き連ねたら、だいぶスッキリ
して、ようやくゆっくり 『Love』 聴き始めることが出来ました。ふぅ。(ご苦労なこって)

これは、もう誰でも知っていることであるが、シルク・ド・ソレイユのショーのサウンド・トラックなので
あって、別にビートルズの最新アルバムってわけではない。
・・・と信じているが、ジョージ・マーティンは "最新アルバムと言っていい内容" とどこかで発言して
いるとか、いないとか。

この内容で「ビートルズの最新アルバムだ」と言われたら、ほとんどの人が「え"~~」と不満の声
を上げるだろうし、私もいの一番で上げると思うが、まあ、取り合えずそんなことはどうでもいい。
どうでもよくはないが、その言葉につまづくと、なかなかその先に進めなくなるからである。
というか、「最新アルバム」ではないのであれば何も問題もなく、単に画期的に楽しいビートルズ
サウンドということでニヤニヤ楽しく聴いていればいいだけなので、そう信じたいから信じておく。

それにしても、ビートルズの曲のどれもこれもが本当に素晴らしいのには今回とにかく唸らせら
れた。
56曲(セルフカウント)の中には、実は今まであんまりピンと来ていなかった曲もいくつか存在した
のだが、今回その「イマイチな曲」がどれもこれも、やっぱりスゴイ曲だったのだ、とわかったことは
何よりの収穫だったと思う。

そういう意味では、このジョージ・マーティン親子による夢のサントラ作品には、何かひとつひとつの
メロディ、コード、リズム、音色を際立たせる仕掛けが仕込んである気もして、「やっぱり話題になる
だけのことはある」 と思わないわけには行かなかった。
深い感動と一抹の抵抗感が交互にドカドカ押し寄せる、心にくい作品だ。

それにしても、マーティン親子の初コラボ。(かどうかは正確には知らないが)
まさか息子が加わっているとは。ジョンの息子やジョージの息子など、長年にわたり色々目は
配っていたつもりだったが、そんなところにも、「息子」という存在が息づいていたか!

偉大な父親を持つ息子というものは、常に他人にはわからない重圧を背負っていると思う。
当然ながらそんな父親を超えることは不可能なので、全く別の道で輝こうとするか、あるいは父の
威光を素直に受けつつ、父が歩んだ道筋のあとを細々追うかのどちらかになる。

マーティン・ジュニアも後者を選んだようだったが、親バカの父親が、ついに歴史的作業に息子を
引き込んだ。
うだつの上がらない二世を父親が必死の思いで引き上げてやろうとするきわめて個人的な取り組み
だったとも言えそうな気がするのだが、結果的にはなかなかの作品に出来上がったわけだから
本当に良かった。結構優秀な息子だったではないか。
でもまあ、畏れ多くも "ビートルズ" に何がしかの手を入れるのに、親子鷹みたいなカッチョ悪い
世界を持ち込まないで欲しかった感じは否めない。

                
さて最後に、本作の感動したところ、気に入らないところなど、取りとめなく書いておく。
(ほぼ時系列)

                               


 ・Becauseのアカペラ。コーラスの音を短く切り、ビミョーに間(ま)を取っているがあまり
  好きじゃない感じ・・・。

 ・Get Back に繋がっていくイントロの A Hard Day's Night - The End - A Day in the
  Life のつなぎがなかなか良い。

 ・Get BackI Want to Hold Your Hand など、とってもライブ感ある音づくり。いいな。

 ・Eleanor Rigby 美しい曲だったのだなぁ・・・・

 ・I am the Walrus はやっぱり名曲!圧倒される。

 ・I Want to Hold Your Hand、もう飽き飽きであまり好きな曲じゃなかったが、やはりよく
  出来てる。 何よりフレッシュ!初期ならではの弾け感。

 ・Drive My Car もそんなに注目してなかったが、パンチ効いててエエ曲やなぁ。完成されてる。

 ・The Word が入っていて嬉しい。(大好き)

 ・Gnik Nus -- 曲が Sun King の逆回転だと気付くのに10秒。なのでタイトルも Sun King を
  逆にひっくり返したものだと気付くのに5秒。計15秒で解明に成功。大変満足。
  しかし、この1曲の存在には何の意味があるのだろうか・・・全く不明。タイトルを逆から表示
  なんて、結構ありきたりだし。きっと息子ジャイル・マーティンの発案だな・・・(決め付けるし)

 ・Something って、改めて何てイイ曲なんでしょう。
  曲だけじゃなく、全体を覆う空気感が独特。個人的にはこの曲ほど、「時は流れ、戻らない」
  といった無常感を感じさせる曲もない。それを改めて実感する。
  後半にかぶる Blue Jay Way のオルガンの音がその空気にちゃんとマッチしてる。
 
 ・Being for the Benefit...から I Want You のループへの展開 、かなりいい。
  Helter Skelter も混ぜ込んであってビックリ。

 ・Help ってよく出来た曲だったのね。オリジナルアルバムで聴くと、あのアイドル的な映画の
  映像がセットで思い浮かんでくるから、気付かなかった。ふいにこんなところに置かれていると
  名曲であることにハッとする。

 ・Blackbird だぁ!!とウットリしていると、イントロだけですぐに Yesterday に切り替わる。
  こればかりは何故かしら腹立たしい。この2つの美しい名曲を抱き合わせる意味がわからない。
  「ああ、うまくつなぎあわせましたね。スムーズ、スムーズ。」と言う以上の何があるのか。
  超美味そうなカレーのルゥが銀のカレー入れに入って出てきて、さーてご飯が来たらすぐに
  食べよう!と思って前のめりに待ってたら、いきなりスーッとお寿司が運ばれてきて、カレーの
  入れ物を持って行かれちゃったような。そりゃお寿司は美味しいが、カレーの匂いでいっぱいな
  この部屋をどうしてくれるんだ!というような。・・意味不明な例えかも知れないが、そんな印象。
  
 ・Strawberry Fields Forever の後半に次々繰り出される超絶切り貼り攻撃。
  (このストロベリーはアンソロジーバージョンなのだろうか)
  Sgt. Peppers - In My Life - Penny Lane - Piggies - Hello Goodbye ・・・・
  ガチャガチャうるせぇ!・・・・と言いたいところだが、これが妙にマニア心を浮き立たせる。
  贅沢や~・・・・面白かった。

 ・Within You Without YouTomorrow Never Knows の抱き合わせ。
  悔しいが、大変うまく出来ている。
  それにしても、Tomorrow Never Knows のリズムって、いつ聴いてもトリップしてしまいそう
  に良い。やっぱり、好きな曲のTOP3に入ります。(過去記事 参照のこと)

 ・Good NightOctopus's Garden のミックス。何ともかんとも。
  まだ生きてるリンゴ(笑)に気を使ったのがアリアリ・・・・。  

 ・Sun King は私の超お気に入りソングだが、このアルバムでも2度も使われている。嬉しい!

 ・Come together - Dear Prudence の流れの最後に、Cry Baby Cry の最後にチョロッと
  入るポールのマイナー調メロディがかぶる。こんなマニアックなパーツが絡んでくるのが
  何とも快感。

 ・Revolution って、伸びやかにロックしててカッコいい曲だな・・・・。

 ・この While My Guitar Gently Weeps はホワイトアルバムのバージョンじゃなく
  アンソロジー(たぶん)に入っているアコースティック風味の初期バージョン。
  う~ん、これ、いいのか??^^; やっぱりクラプトンの泣きのギターが入ったロックバージョン
  のほうが良いな~。なぜこっちを採用したのだろう?

 ・Blue Jay Way なにげに好きなのだ。嬉しい。

 ・A Day in the Life のあの有名なエンディングの音の余韻のあとにHey Judeが厳かに。
  ちょっと安直でシロウトさん向けっぽい配置だけど、でも、すっかり聴き飽きていた
  ヘイ柔道が妙に美しく聴こえた。やられたっ

 ・All You Need is Love が最終曲・・・。まあ、タイトルが 『Love』 だからしょうがないか。
  そして最後に Sgt. Peppers が短めにかぶされ、本来はグリーンスリーブスが来るところが
  Good Night のラストに差し替えられ、この長い長い綴れ織りのような1曲は終わる。

                              


こうしてみると、やっぱり結構悪くない作品だった。

まあ、でも感動の8割は、「やっぱりイイ曲だ!!ビートルズ最高!!」 そして1割は
「音がクリアでいいなぁ~!」だからな。
コラージュの手法や合わせ方そのもので感動したのは結局1割くらい。
あまたある名曲群に、ちょっと違ったアプローチをさせてくれるという意味ではとてもありがたい
1枚だが、最終的には「ちょっと面白いじゃん」程度なのかなぁ。
今回このアルバムのことを「面白い!」と評した人はあまた居るが、結局「面白い」価値というもの
には、たいてい永続性はない。その場限りのものだ。
合コンなんかをやったって、面白いヤツは場をしきって皆んなを喜ばせ、その時間には大変重宝で
チヤホヤされる存在となるが、最終的に相手を実質GET出来ることは少ない。
面白い人には面白い以上の価値しか誰も求めない。そして、奥のほうに居て穏やかに微笑み
ながら静かに飲んでいた頭の良さそうな男とかが一番カワイイ女の子を連れ帰ったりする。
なので、『LOVE』は、たぶんビートルズの軌跡としては、残らないだろう。(どういう論法?)

ということで、やっぱり予定通りこのアルバムはもうしばらく聴かなくてもいいかな。
「やはり野に置けれんげ草」ということで、「あ~楽しかった!」とすっかり満足したあとは
また美しい花々は、野原に戻しに行ってまいります。

「Because」 のあとは 「You Never Give Me Your Money」 のピアノソロが来ないとねぇ・・・
いいんです、私などもうそんな予定調和の世界で。(最後は、ついに開き直りましたっ)


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GOMENTE

正直、ビートルズってどうでもいい存在でむかーしむかし好きだったから少なからず自分の血と肉になっているはずなんだけど、まあそれで十分って気がしてます。盆栽いじる年齢になったらあるいは聴き直してみるかもしれないけど今はまだいいかなと。
だからここになんかコメント入れる立場じゃないんだけど入れてしまうのはmilk_teaさんの文才にnice!をあげたいから。話題の興味に関係なくコラムとして楽しく読ませていただいてます。物書きとしての才能を感じます。
by GOMENTE (2006-11-26 10:10) 

hamakaze_ataru

不遇なplatinum weirdにばっか関わっていたら・・・オイオイ!!
MASAさんに書かれ、遼さんにも書かれ、そして一番恐れていたmilkさんに書かれてしまったら・・・もういいっか?って感じです。
(なんだよ〜!カーペンターズの続き楽しみにしてたのに!!って感じ)
MASAさんトコ、遼さんのトコも、コメントすら入れられないくらい同じ意見&気持ちの書き込みが多くて・・・。しかし、やっぱ端くれとして、何処かに混ざらないと「置き去り」にされそうなので、どうせならオヤジ達(失礼!)のトコよりは〜う〜ん、
やっぱmilkさんトコかなって具合でやって参りました。
相変わらずのロング・安堵・ワインディング・ロードですね〜。
「LOVE」で最初に思ったのが、(趣旨、構成は違うけど)ブートで同じようなモンあったなぁ・・・って。シルク・ド・ソレイユのって前提が無ければ、たとえマーティン親子(親子ですんなよ!)の仕事だとしても、結局「キワモノ」で皆さんと同じく数回聴いて終わりです。だから同種のブートは盛り上がらなかったんだろうなぁ(笑)
もし、あの「LOVE」が、解散前ビートルズが、
「ねぇ、ジョージ、僕たちの歩んだ道を1本にコラージュしてくれないかい?」
「OK、最後だから派手にやろうか!」って言って、
69年くらいに切ったり繋いだりしたモノが、結局日の目を見ないでアビーロードスタジオの屋根裏から見つかったなんてことだったら、世の中ひっくり返ってしまいますけどね。
出たから聴くけど、この類いのモノは、純粋な第一世代、後追いで必死で聴いた第二世代(ワタシなど)や、ウルトラレアトラックスなどにノックアウトされた種族らには驚きも感銘もなく、「あ〜良くつなげたね!偉い!でもコレは聴くけど愛さないよ」ってとこじゃないでしょうか?みなさん言ってるように、ココから入門されたらエラい事になるぞ!、アンソロジーの時以上にって、心配するほどのコトもないような気もしますし。実際アンソロジーから今日までの年月の中、世間でのビートルズの認識やスタンスが歪んだり、書き換えられたりしてないし。アンソロジーから入ろうと、この「LOVE」がきっかけになっても、それだけで終わるリスナーはそれでいいと思うし、また、ソレをきっかけに、オリジナルを最初から聴いてみようかなってんなら、なお良いことでしょ。いろんな聞き方があるからビートルズって2006年になっても現役バリバリのような鮮度が保たれているように思います。
だって、「LOVE」を、中高生とMASAさん、遼さん、そして我らがmilkさんが同じ気持ちで聴き、同じ視点で感じる感想なんてあり得たらヤバい(笑)
UKオリジナルから各国盤まで限りなく聴いた人(今は聴いてないけど)から、今日初めてCD屋さんで「ねぇ、ママ、ビートルズっ何?」って子供まで一応楽しめるのがビートルズだから。
でも5.1chサラウンドだって、いったいどれくらいの人が本当にたのしめるのかなぁって思うと一般的じゃないのかなぁ〜って気もします。
最後に・・・みなさん「While My Guitar Gently Weeps」評判悪いですね〜。
ワタシはあのバージョンで入ったこと賛成なんですけどね。あのソロ好きだけど、
ビートルズじゃないし(笑)ジョージへのオマージュとして挿入されたなら、あれでイイと思います。失礼しました〜。
by hamakaze_ataru (2006-11-26 14:21) 

P's

カーペンターズの合間にまたいい感じの記事がアップされましたね。
合コンのところなどmilk節全開で楽しいです。

おかげさまで私もこのアルバム聴かせていただきました。
milkさんと同じで私も手元にビートルズは置かない主義です。
ラバーソウル以降の音はすべて、頭の中(20GBほどしかありませんが)
に入っていると思っているのでそれで十分。というスタンスの者です。
で、聴いてどうだったか、と言うと、
結論的には大変楽しめました。

というか、私の頭の中にはあんな感じでビートルズの曲が入っている
ような気がします。極彩色に色々かぶってくるんですよね。
おもにホワイト、アビーロード、サージェント、マジカルあたりは
まさにあんな世界観です。

劇伴なんですよね。納得です。まさしく映像、ストーリーの表現の一貫という
目的で作られたものなのでしょうね。
元のストーリーは知りませんが、ビートルズ中毒で気が狂った患者の
頭の中ってな感じです。

A Day In The Lifeの残響やEleanor Rigby のコーラス逆回、ところどころに出てくるNo.9の断片がそんなムードを出しているような気がしますが、
私のビートルズに対するアプローチとは近い感じがしました。
あんな風につなげて聴かされると、小中高のおぞましい思い出も
一緒になってグワーーッと出てきて、頭を抱えてウワーーッと
カメラがグルグル回ってズームアウトされてしまう感じです。

あと、もう少し深いところになんかある感じがしてます。
ジョージマーチンとメンバーの間に隠された思いみたいなものが。


また来ます。
by P's (2006-11-26 17:10) 

milk_tea

わ~い、コメントが来てる~。しかもGOMENTEさん、nice!まで。恐縮です。

>盆栽いじる年齢になったらあるいは聴き直してみるかもしれないけど今は
>まだいいかなと。

GOMENTEさんにとってビートルズはそういうスタンスなのですね。
でもわかりますよ。私にしても、中学・高校でLPを必死で集めて聴きまくっていた
ものの、その後世の中がCD主流になってからは全くビートルズを追うことは
ありませんでした。改めてビートルズを身近に感じ、その音楽について考え直したり
するようになったのは単に音楽ブログを始めたからというだけかもしれません。

>milk_teaさんの文才にnice!をあげたいから。話題の興味に関係なくコラムと
>して楽しく読ませていただいてます。物書きとしての才能を感じます。

プロのミュージシャンにそんなこと言っていただけるなんて~~ヽ( ´¬`)ノ 
(あ、会社員なのか。笑)
文才は特にないですが、自分の心に真っ直ぐ向き合った、率直で自分らしい
文章を書こう!と心がけてはおります。
そういう個人的なものを他人様にも読んでいただける、ブログって素晴らしいツール
だとつくづく思いますね。こうやって、色々な知識や才能を持った方々のお話も
聞けますしね~。
by milk_tea (2006-11-26 22:33) 

parlophone

もう自分のブログでも人様のブログでも死ぬほどコメントしまくったので、今さら書くことなんかないんですが(←なら書くなっ!)
ほぼ時系列に並べられたmilkちゃんの感想、だいたい似てます(笑。

ちょっとつけ加えると「Drive My Car」の間奏に「Taxman」のギター・ソロが出てきたのにはいたく感心しました。
ま、どちらもポールの手になるものですから(あ、後者はギター・ソロがね…)繋がる要素はあったのかもしれませんが、こうして『RUBBER SOUL』のトップと『REVOLVER』のトップがLINKされるのって、なんか感動だったなあ…(もう表現が過去になってる…笑)。

あと、ビートルズ時代のジョージの楽曲が好きなぼくとしては「ジ・インナー・ライト」が隠し味的に使われていたのもよかったなあ~。

でも23日からもうまったく聴いてません^^
by parlophone (2006-11-26 22:43) 

MASA

なんか知らないけど、全然コメント送信できねー!
milkさん、涙と鼻水止まった?(笑)
http://www.thebeatles.com/hub/love/site/
↑ココでマーティン親子、ポール、リンゴのインタビュー映像やシルク・ド・ソレイユのステージが観られたり、壁紙、スクリーン・セーバーがゲット出来ますよん。

「Blackbird」のイントロに「Yesterday」のイントロがくっ付いてる部分、やってることは確かに何のヒネリもないですが、キーがGである「Blackbird」を「Yesterday」のキーのFに落として、さらにギターの音色をソックリにしてから繋いであって、さりげなく凝ってるんですよ。そのせいで繋ぎが自然なので思わず私は感心しながらニンマリしてしまいますけどね。
まあ、あのアルバム自体がそういうさりげなく、あるいは思い切り凝ったコラージュの連続体ですけど。

「Because」 のあとに 「You Never Give Me Your Money」 のピアノソロが来ないとシックリ来ないというのは遼さんもおっしゃってましたけど、私は逆にそうじゃない意外性を楽しんじゃってますね。予定調和じゃない意外性こそが楽しいし、そこがこのアルバムの聴き所のひとつでしょう。それが違和感ありという人はもうこのアルバム、その時点でダメですね(笑)。

大安さんと同じくストリングス入り「While My Guitar~」は私もけっこういいと思います。かつてポールが激怒したという、フィル・スペクターの手によってストリングスが被せられた「The Long And Winding Road」があれはあれで別にキライじゃないのと同じような理由ですけど^^。

このアルバムがビートルズの軌跡として残らないのは当然でしょうね。単なる企画ものだし、大体ビートルズは36年前に解散した時点で軌跡は途切れてます。こういうアルバムが出ちゃえば思わず楽しんじゃうのはファンの性というか業というか、そんな感じがありますが、だからといって今後これをきっかけにやたらと変な企画ものを乱発して欲しくはないですね。なんだかんだ言って、最後に帰るところは13枚のオリジナル・アルバムです。
by MASA (2006-11-26 22:53) 

parlophone

>「Because」 のあとに 「You Never ~」 のピアノソロが来ないとシックリ来ない

MASAさん、ちゃうちゃう(笑。
ぼくが言いたかったのはそういうことではありません。
ぼくたちの頭の中にはいつのまにか音楽の流れが染み付いているじゃありませんか。
「Because」 のあとには「You Never ~」のイントロ。
ところが『LOVE』を聴くとそうならないから違和感がある。
それがいつのまにか違和感を感じなくなる(もっといえば「Because」のあとに「Sgt.」の残響音が来ないと違和感を感じるようになる)のが怖い…と言ってるんですね。

『LOVE』にはそういう負の引力のようなものを感じるんです。
ま、言ってみればDark sideに引っ張って行かれるような力ですね。
ジョージ・マーティンはジャイルズに「I AM YOUR FATHER」と言ったかどうか知りませんが…(笑。
by parlophone (2006-11-26 23:17) 

MASA

あー、はいはい、そういうことですね。それは分かりますが、違和感を感じなくなるほどこのアルバム聴かないでしょう、多分遼さんも私も(笑)。なのでその心配は無用かと^^。
オリジナル・アルバムを聴き込んでいる人ならまず大丈夫でしょう。

>ジョージ・マーティンはジャイルズに「I AM YOUR FATHER」と言ったかどうか知りませんが…(笑。

これ面白すぎです(爆)。
by MASA (2006-11-26 23:31) 

milk_tea

大安さん、毎度でございます!

>MASAさんに書かれ、遼さんにも書かれ、そして一番恐れていたmilkさんに
>書かれてしまったら・・・もういいっか?って感じです。

ははは~。いや、右を向いても左を向いても皆さんこれについて語ってるので
こりゃぁ私も一応押さえておかないと、と。もう全然遅いんですけどね。

>(なんだよ?!カーペンターズの続き楽しみにしてたのに!!って感じ)

書きます、書きます!これはあくまで割り込みですから。
でも私は大安さんやGOMENTEさんのようにカーペンターズの奥深いところをたぶん
わかってないので、ツマラン事しか書けないですからね。お恥ずかしいです。

>コメントすら入れられないくらい同じ意見&気持ちの書き込みが多くて・・・。

それは同感。どれを読んでも「確かに!!」って納得させられますね。
それだけビートルズは人の心に深く入り込んでいて、1人1人が確固とした
ビートルズ観をそれぞれに持っているから、どの意見もそれなりに説得力があって
「なぁるほど」って思うんですよね。

>どうせならオヤジ達(失礼!)のトコよりは〜う〜ん、
>やっぱmilkさんトコかなって具合でやって参りました。

エライ!もう皆さん「これ以上は言うことはない」って状態だと思うので、ほとんど
コメントは来ないと思ってましたから大変助かりました・・・・。

>シルク・ド・ソレイユのって前提が無ければ、たとえマーティン親子(親子で
>すんなよ!)の仕事だとしても、結局「キワモノ」で皆さんと同じく数回聴いて
>終わりです。だから同種のブートは盛り上がらなかったんだろうなぁ(笑)

そうですね。これもキワモノだと思いますよ、結局は・・・・

>「ねぇ、ジョージ、僕たちの歩んだ道を1本にコラージュしてくれないかい?」
>「OK、最後だから派手にやろうか!」って言って、
>69年くらいに切ったり繋いだりしたモノが、結局日の目を見ないでアビーロード
>スタジオの屋根裏から見つかったなんてことだったら、世の中ひっくり返って
>しまいますけどね。

確かに確かに~。(例え話でも、そういうのワクワクしちゃいますね)
そうなんですよ。ビートルズの4人のリアルな意思が反映されていないとね。
老境に入ったポールとリンゴがいくら「いいんじゃない?」って言ったとして、21世紀
の今になって、「最新作」と言われても、それは違うだろうと思いますよね・・・

今、テレビで東芝EMIによる、このアルバムの宣伝CFが流れました。
「ビートルズの最新作!」 言っちゃってますね・・・・
「新しいビートルズ体験!!」 これは確かに正しいです。

>「あ〜良くつなげたね!偉い!でもコレは聴くけど愛さないよ」

私も「うまくつなげたねぇ!スゴイ!!」という賛辞は惜しみなく与えたい感じ
です。でもそこまでかな~

>実際アンソロジーから今日までの年月の中、世間でのビートルズの認識や
>スタンスが歪んだり、書き換えられたりしてないし。

確かにそうですね。みんな、そんなバカでもないか。

>だって、「LOVE」を、中高生とMASAさん、遼さん、そして我らがmilkさんが
>同じ気持ちで聴き、同じ視点で感じる感想なんてあり得たらヤバい(笑)

そうですよね。ビートルズってそんな画一的な側面しかない存在じゃないだろうし。
ま、でも横で中高生が一緒にこれを聴いてたら、「これの正しい鑑賞の仕方は
だなぁ~!」って口うるさく説教しそうですけどね、私(笑)

>みなさん「While My Guitar Gently Weeps」評判悪いですね〜。

あ、そうですか?やはり?
私は実は、このバージョンをちゃんと聴くの、初めてでした。

>ワタシはあのバージョンで入ったこと賛成なんですけどね。あのソロ好き
>だけど、ビートルズじゃないし(笑)

大安さんならではの愛ある意見ですね。
たしかにアンソロジーバージョンはジョージの歌も演奏も、リアルな息遣いを
感じる、よりジョージ自身に近付いている感じがしますね。
私なんか、ツカミのいい豪華バージョンですっかり毒されているもので、これだと
物足りなくて(笑)

>ジョージへのオマージュとして挿入されたなら、あれでイイと思います。

なるほど、そういう意図もあるんでしょうかね。そうなのかもなぁ。
でもま、一般大衆が安易に喜びそうな Hey Jude - All You Need is Love
なんていう大仰なエンディングにしたりしてる一方で、Gently Weeps のように
1,2曲だけ、オリジナルではないいぶし銀でレアなバージョンが採用されていたり
方向性としてどこかチグハグ感が感じられたのも正直なところです。
by milk_tea (2006-11-26 23:51) 

milk_tea

P’sさん、ご無沙汰です!!『Love』 P’sさんも聴かれましたか~。

>milkさんと同じで私も手元にビートルズは置かない主義です。

同じですね。まあ「主義」なわけじゃないですけど、昔あまりに聴き込みまくった
ので、もう音が脳内にちゃんと入っていて、改めてCDを買い直したりする必要性を
感じなかったんですね。多くのマニアがするように、音質に凝ったり微妙に音が違う
バージョンを追いかけたり、ジャケットの微細な違いを喜んだりする趣味もないので
それ以上、何かをする必然性が自分の中になかった(笑)
P’sさんも同じような感じみたいですね。

>というか、私の頭の中にはあんな感じでビートルズの曲が入っている
>ような気がします。極彩色に色々かぶってくるんですよね。

おっしゃる意味わかります。
改めて微細な音にも注目してビートルズ後期ナンバーを聴いてみると、すでに
オリジナルからして、充分すぎるほどに "コラージュ作品" だったことが実感され
そこに新たにあれこれがつなげられていても、結局極彩色のトーンは変わらず
違和感はほとんどなかったですね。
20GBの脳内(笑)にしまい込むと、確かに圧縮されてあんな感じになってるかも。

>劇伴なんですよね。納得です。まさしく映像、ストーリーの表現の一貫という
>目的で作られたものなのでしょうね。

私も、そのショーの中身はよく知りませんでしたので、ちょっと調べたら

  「LOVE」を求めて彷徨う若者を中心としたストーリーで、全編ビートルズ
  の曲が使われているのですが、1曲ごとに歌詞や曲の持つテーマに
  合わせたパフォーマンスが繰り広げられるといったかんじ。
  もちろん、パフォーマンスはシルクならではの人間業とは思えないような
  アクロバティックな動きが盛りだくさん。

こんな書き込みがありました。サーカスとミュージカルの中間みたいな感じ
なんですかね。

>元のストーリーは知りませんが、ビートルズ中毒で気が狂った患者の
>頭の中ってな感じです。

実際のショーで、この音源がそのまま使われるのか、ショーの世界から
インスパイアされた音楽ということなのか、私はよく知りませんが、ビートルズ
中毒で気が狂った患者は出てこないようですね(笑)
上記の書き込みの後半に、「ブラックバードのBGMに合わせて、その歌詞内容に
そった寸劇が面白い」とありました。このアルバムの中ではブラックバードは
一瞬にしてイエスタデイに取って替わられますから、そうすると、劇中の音楽は
サントラ作品とはまた少し違うんですかね。
(知らない者同士で語っててもしょうがないかも。笑)

>あんな風につなげて聴かされると、小中高のおぞましい思い出も
>一緒になってグワーーッと出てきて、頭を抱えてウワーーッと
>カメラがグルグル回ってズームアウトされてしまう感じです。

結局、ビートルズのコアなファンの大半は、その人の青春時代とビートルズがより
密接に絡んでいる世代=ビートルズリアルタイムにより近い世代 ということで、
そうやって自らの過去とビートルズサウンドが渾然一体となっている人にとっては
今回の作品は感動も抵抗感も人一倍、という感じなのかも知れませんね。

>あと、もう少し深いところになんかある感じがしてます。
>ジョージマーチンとメンバーの間に隠された思いみたいなものが。

きっとあるんでしょうね。5人目のビートルズとして、メンバー1人1人と最後まで
深く絡んできたわけですから、(ある意味、メンバー同士の関係よりも深く)
実際一番よくわかってるでしょうし。
この曲とこの曲のミックスはジョンはイヤがるだろう、とか、逆に、これは手を叩いて
喜ぶだろうなぁ、みたいなことは過去の制作過程から、もうわかってるのかも。
(でもそれを、何も知らない息子に手伝わせるのはやっぱりやめて欲しかった!笑)
by milk_tea (2006-11-27 00:32) 

P’s

>すでにオリジナルからして、充分すぎるほどに "コラージュ作品" だったことが

そう。リボルバー以降はジョージマーチンとビートルズ作品との関係は、
きっと今回みたいな作業だったんだろう、と想像してしまいます。
そういう意味では、これはマーチン父の仕事をかなり前面に出した
企画という感じもします。こんな仕事ってどうよ!みたいな。
まあ、どこからかビートルズの方も、おいおいスタンドプレーもたいがいに
しろよ!的な部分もあったでしょうし、逆にマハリシ方面からインド風味、
小野方面からテープコンクレートなどが持ち込まれて
ジョージマーチン的にも、何やってんだテメーラ!的なこともあったでしょう。
長くはもたない、みたいな。
(だから裸になっちゃったレットイットビーもすきなんだよねーー。)

でも、一時期のテンプコンクレ的(ある方面からLSD的と言われてもしょうがないような)なビートルズ作品は大好きだし、今回の作業はその時代の思想からはそんなにはずれてない気がします。I am the Walrus にもともともっと音がはいっていてもよかったかもしれないし。

>パフォーマンスはシルクならではの人間業とは思えないような
>アクロバティックな動きが盛りだくさん。

要はサーカスなんですよね・・そこがしらけるなあ・・
あんまり同時性、メディアミックスいらないね。
売れなきゃいけないんだろうけど、我々には関係ないし。
聴くだけでいいですよね。

>そうすると、劇中の音楽はサントラ作品とはまた少し違うんですかね。
>(知らない者同士で語っててもしょうがないかも。笑)

いずれにしてもBBに寸劇なんかつけないでほしいよね・・
サルティンバンコ!


>この曲とこの曲のミックスはジョンはイヤがるだろう、とか、逆に、これは手を>叩いて喜ぶだろうなぁ、みたいなことは過去の制作過程から、もうわかってる>のかも。(でもそれを、何も知らない息子に手伝わせるのはやっぱりやめて欲しかった!笑)

そういうのあるでしょうねえ・・ビジネスや色々な塩飽が見えてくると
いやなわけよね。きわめて内面的にビートルズとつきあってきた
我々としては。聴き方も子供の時と同じように聴きたい、っていう
願望があるんでしょーーねえ・・
by P’s (2006-11-27 00:54) 

white berry

milk_tea様!おはようございます。
このアルバムは話題ですね。milk_teaさんに解説していただいて、ちょっと聴いてみたくなりましたが、コアなfan以外は迂闊に聴いてはいけないムードがありますね。でも機会があったら是非聴いてみます。
トップのコメントにあるように、milk_teaブログはコラムとして大変上質で、そのアーチストを知らなくても面白く読めるように導入から上手く作ってあって、長くても飽きさせなく、しかも音楽上級者の方々からの考察に耐える中身なのでしょうね。いつ読んでも感心しますよ。私には絶対書けません・・・・・・!
それと、合コンの真理って確かにありますよね。ものすごく納得しました。(^^)
by white berry (2006-11-27 10:08) 

milk_tea

parlo様~
>もう自分のブログでも人様のブログでも死ぬほどコメントしまくったので、
>今さら書くことなんかないんですが(←なら書くなっ!)

そんなとこ、あえてお越しいただき恐縮のみぎりでございますっ。
私もparloさんブログなどにコメントをあーだこーだ書いていて、何かまだ書き足り
ない感はあったので、遅ればせながら独自に1本書いてみた次第です。
もはや何も新しい視点などありませんが。

>ちょっとつけ加えると「Drive My Car」の間奏に「Taxman」のギター・ソロが
>出てきたのにはいたく感心しました。

あ~これこれ!私も思いましたよ。書けば良かった。
TaxmanのソロとDrive My Carのソロがイイ感じにつながってるのに驚きました。
全く自然ですね。

>『RUBBER SOUL』のトップと『REVOLVER』のトップがLINKされるのって
>なんか感動だったなあ…

なるほど、そういう結びつけ方ね。そう言われると確かにそうですね~。
やっぱり、ビートルズの錬金術的歴史はラバーソウルからですからね。
この2つって、好みが分かれると思うのですが、私は断然リボルバー派です。
parloさんはラバーソウル派でしたよね。

>(もう表現が過去になってる…笑)。

新しい記事もUPされてparloさんたら、もはや卒業してますね、『Love』を!
でもま、その感じはよくわかります・・・・

>「ジ・インナー・ライト」が隠し味的に使われていたのもよかったなあ~。

渋いところ持ってきますよね。
しかし、あのシタールのリズムが色々な曲に乗せて結構馴染むのも面白かった
ですね。(ま、"面白かった" だけですけど・・・笑)

>でも23日からもうまったく聴いてません^^

わかります。
と、いいつつも私ったら、うっかりiPODに入れちゃって、うっかり今朝もガンガン
聴いて来てしまいました。何だかんだ言いつつ、もう充分「好き!」じゃねーかって
話が(笑)
iPODで腹が立つのは、曲の区切りでブチッと音が切れることです。これは是が非
でも、滑らかな一続きで聴くべきなのに、やな感じ!
でもでも、もうそろそろ聴くのやめます、やめますからぁ・・・・
(誰に対して言い訳してるのか不明。そんなに聴きたけりゃ聴き倒せ、と。笑)
by milk_tea (2006-11-27 11:21) 

milk_tea

MASAさんまで。恐縮です。「もういいよ、Loveネタは~!」って感じでしょうに。
おかげさまで涙は止まりましたが、鼻水はまだです。今回の風邪はしつこい!
MASAさんも旅の空の下で風邪を引くとツライでしょうからお気をつけて。

>壁紙、スクリーン・セーバーがゲット出来ますよん。

だからぁ、「5回聴いたらCDは手放す」くらいクールなことをあえて言ってる人間が
Loveの壁紙、いそいそ取り込んでたらおかしいじゃん!
(といいつつ、一応見てみる私って・・・)

>キーがGである「Blackbird」を「Yesterday」のキーのFに落として、さらにギター
>の音色をソックリにしてから繋いであって

まあわかりますけどぉ、メドレーでつなげる時なんかにキーを合わせたりするのは
当たり前のことだし、そこ自体は「すげぇ!」とは思わないですよね。
しかし、TaxmanのギターソロとDrive My Car のギターソロがつながっていると
感動するが、Blackbird と Yesterday がつながってると不満を感じるという、その
違いは何なのか自分でもよくわかりません。
私だけでなく皆さん、うつろいやすい微妙~な感覚で今回の作品を捉えているの
だろうと思います。感動と不満も紙一重なところ、ありますね。

>予定調和じゃない意外性こそが楽しいし、そこがこのアルバムの聴き所の
>ひとつでしょう。

parloさんも言ってましたが、意外性は楽しんではみるけれども最終的には
予定調和の世界は壊さずにおきたい、という感じなんですよね。

>ストリングスが被せられた「The Long And Winding Road」があれはあれで
>別にキライじゃない

私も、これに関してはやはりストリングスバージョンが好きです。
要は、最初に刷り込まれた音が一番良く感じるんでしょうね、私なんかは単純
なんで。

>こういうアルバムが出ちゃえば思わず楽しんじゃうのはファンの性というか
>業というか

これは間違いなくそうですね。
「こんなの大嫌いだ!!」と叫んでいる人も、どのくらい嫌いか確認するために
相当入れ込んで結局は楽しんで聴いてるわけだし。
ワーワー言ってる時点で、完全にファンとしての業の世界に入っちゃってます(笑)

>なんだかんだ言って、最後に帰るところは13枚のオリジナル・アルバムです。

いいことを言う。それに尽きますよね!!!
by milk_tea (2006-11-27 12:22) 

milk_tea

>>ジョージ・マーティンはジャイルズに「I AM YOUR FATHER」と言ったか
>>どうか知りませんが…(笑。
>これ面白すぎです(爆)。

私としたことが、知識階級が集まるサロンで交わされるような?このジョークの意味
がわからなくて、いまだに悩んでます(笑)
意味教えて下さいっ (ジョークの解説ほどサエない作業はないでしょうが)
by milk_tea (2006-11-27 12:29) 

ノーバッド

どうも。お久しぶりでございます。
しかし、合コンの例えとか、カレーと寿司の例えとか記事が上手いです。
記事に感心してしまいました。
『LOVE』聴きましたか。
56曲も、よく数えましたね。お疲れ様でした。

>・Becauseのアカペラ。コーラスの音を短く切り、ビミョーに間(ま)を
   取っているがあまり好きじゃない感じ・・・。

  ・Get Back に繋がっていくイントロの A Hard Day's Night - The End -
   A Day in the Life のつなぎがなかなか良い。
などなど、結構思っていることが同じでした。
でも、このアルバム。
初期からのリアルファンには評判があまり良くないですね。
使われている曲が中期~後期が多いからなんでしょうかね?
それとも昔の聴いていたものが壊れると思っているのか???

実はまだ、ちゃんとしたCD(DVD)の機械で聴いてません。
なのでMP3プレイヤーに全曲落として全てつないで曲名を『LOVE』として
約78分の曲として聴いてます。通勤の時に電車から外を見ながら
聴いていると、これはこれで違った楽しみ方ができます。
おかげで会社までドアtoドアで何分かかるのか分かりましたし (^_^;)

結論としては結構楽しんで聴いてますが、
やはり『LOVE』のサントラ by ジョージ・マーティンの位置がいいようです。
by ノーバッド (2006-11-27 12:38) 

MASA

「I AM YOUR FATHER」はですねえ、えーとmilkさん「スター・ウォーズ」ちゃんと観たことないな~。
遼さんが「LOVE」にはダークサイドに引っ張られる負の力がある、と言ってましたよね。
これと「スター・ウォーズ」のフォースのダークサイドを掛けたまでは分かります?
で、2作目の「帝国の逆襲」でダースベイダーがルークに「I AM YOUR FATHER」って正体をバラすところがあるじゃないですか。そこでマーティン親子をこれに喩えたという、まあそーゆーことです。解説するとドッちらけで面白くも何ともないじゃないか〜(爆)。
by MASA (2006-11-27 13:49) 

milk_tea

P’sさん再びどうも~

>まあ、どこからかビートルズの方も、おいおいスタンドプレーもたいがいに
>しろよ!的な部分もあったでしょうし

それは確かにあるかも。
今回我々がこのアルバムに感じたように、当時のビートルズの4人も
「えっ、ずいぶん色々な音を重ねたね。原形とどめてないじゃん。まあカッコイイ
っちゃぁカッコイイけど~?」
みたいなとまどいは多少なりともあったかもしれませんしね。

>逆にマハリシ方面からインド風味、小野方面からテープコンクレートなどが
>持ち込まれて

ぷぷぷっ。そうですよね。
「皆んなして好き勝手な音を持ってきやがって、俺に一体どうしろっつんだ!」
っていうのはあったかも。
思えば、後期はそうやって方向性がてんでバラバラだったわけで、そりゃ解散も
するわって感じですね。

>I am the Walrus にもともともっと音がはいっていてもよかったかもしれないし

まあ、でも当時にしちゃ充分すぎるほど革新的に色々盛り込んでありますね。
今改めて聴くと I am the Walrus、本当にすごい。
無気味に力がある。30年以上経っているのに、微塵も色あせてなく全く新しい。

>いずれにしてもBBに寸劇なんかつけないでほしいよね・・

ホントですよ。
ブラックバードの寸劇なんて言われると・・・私が漠然とイメージするのは
「見ごろ!食べごろ!歌いごろ!」の小松政夫がしていたシラケ鳥の扮装
(口に大きなくちばし付けて)で舞台をバタバタ走り回ってる感じですかね。
見たくねぇ~(絶対もっと高尚)

>きわめて内面的にビートルズとつきあってきた我々としては。

そうなんですよね。
自分という存在のかなり核に近いところでビートルズを感じてきた人間にしてみれば
年月が経てばたつほど逆に、ビートルズが非常にデリケートで象徴的なものに
なっていく感じですね。何人(なんぴと)にも容易に手を触れて欲しくない感じ。
「サーカスのサントラ?なんだそりゃ!でもジョージ・マーティンが手がけてるなら
まあいいけど・・・(それも、何とか許容って感じ)で、その息子も参加だって?
何者だ!大丈夫なのか?頼みますぜ本当に!」てな気分になります。
よく考えるとバカみたいですけどね。
それだけ皆んなの心の不可侵な領域に在るんでしょうね、ビートルズは・・・。
少なくとも私はそうです。
by milk_tea (2006-11-27 13:57) 

milk_tea

white berry さんこんにちは~!相変わらずお優しい~

>コアなfan以外は迂闊に聴いてはいけないムードがありますね。でも機会が
>あったら是非聴いてみます。

あ~、いやいや、「ビートルズ検定に受かった人以外聞かすな」とかムチャな事を
わめいていたヤツとかどこかに居ましたが(汗)、冗談です!
是非、是非!!
・・・・・・とはいえ。(←出たっ)もし white berry さん、ビートルズはそんなに詳しく
聴いたことがないのだとしたら、(違ってたら大きなお世話。スミマセン)今回のもの
よりも、まずベスト(青盤・赤盤と呼ばれるもの)あたりからいかがでしょう?
本当だったら、ラバーソウルくらいから、オリジナルを順にオススメしたいところ
でしょうが忙しい身の上にはおツライでしょうし。
(・・・・と、ビートルズファンは常に感じが悪い。これも悲しい性(さが)ということで)

>いつ読んでも感心しますよ。私には絶対書けません・・・・・・!

ありがとうございます~!white berryさんに言われると嬉しさも格別・・・。
また何か扱って欲しいアーティストがあったらリクエスト下さい。
私も好きなジャンルだったらまた書いてみますから!

>それと、合コンの真理って確かにありますよね。ものすごく納得しました。(^^)

ありますよね~。女の子だと、控えめで甲斐々々しくて、時々天然な感じの可愛い
ボケをかますようなタイプがウケがいいですね。男も結局のところ、長期的スパンで
よく観察してますよね。一過性はダメなんです、恋愛も音楽も(笑)
by milk_tea (2006-11-27 15:16) 

P's

>今改めて聴くと I am the Walrus、本当にすごい。
>無気味に力がある。30年以上経っているのに、微塵も色あせてなく全く新しい。

ホントにね。A Day In The Lifeもすごい。まったく現代の音楽はついていけてない感じしますね。奇跡的です。

>ブラックバードの寸劇なんて言われると・・・私が漠然とイメージするのは
「見ごろ!食べごろ!歌いごろ!」の小松政夫がしていたシラケ鳥の扮装

あ、実は私もとっさに思いついたのはその画だった。
シラケ鳥のイメージも相当すりこまれているよね。
でも、よく考えるとサルティンバンコだよね。

>それだけ皆んなの心の不可侵な領域に在るんでしょうね、ビートルズは・・・。
>少なくとも私はそうです。

まったく。ホント固有の領域ですねえ・・
もう切り離せないです。
by P's (2006-11-27 23:43) 

milk_tea

ノーバッドさん、随分しばらくぶりですね。
ノーバッドさんのブログ、行ってみましたが・・・・18歳の彼女がいらっしゃるん
ですか!?ス、スゴイな・・・・・。

>初期からのリアルファンには評判があまり良くないですね。
>使われている曲が中期~後期が多いからなんでしょうかね?

初期からのリアルファンは、全期間を通して愛していますよね、きっと。
そういう人のビートルズへの想いというのは、私がちょっと上で書いたように

 自分という存在のかなり核に近いところでビートルズを感じてきた人間に
 してみれば、ビートルズは非常にデリケートで象徴的な存在であり、
 何人(なんぴと)にも容易に手を触れて欲しくない ---

こういう感じで、うかつにいじられることを本能的に嫌悪するというような傾向が
あるんではないでしょうかね。

>なのでMP3プレイヤーに全曲落として全てつないで曲名を『LOVE』として
>約78分の曲として聴いてます。

あ、それは正しいかも!
あれは一続きで聴いてこそだと思いますね。1区切りごとにブチブチ切れると
ホント興ざめです。

>通勤の時に電車から外を見ながら
>聴いていると、これはこれで違った楽しみ方ができます。

私もその鑑賞方法が大好きで・・・・通勤途中に聴くのが一番じっくりと音楽に
対峙することが出来ます。おかげでしょっちゅう、乗り越してしまうのですが。

>やはり『LOVE』のサントラ by ジョージ・マーティンの位置がいいようです。

確かに!!ジョージ・マーティン作のサントラ、と言われたら抵抗感は何も
感じないですね。それなら、もっと心静かに聴いたものを。
"ビートルズ最新作!" なんて東芝EMIがブチ上げるからいけない。
ま、でもそのおかげでこれだけムキになって聴いて、十二分に楽しませて
もらったから感謝しないといけないかもしれませんね(笑)
もしかして、それが発売元の戦略だったりして~~~。
最終的には、「最新作だと?バカ野郎~!」っていう負のパワーが一体どれだけ
このアルバムの売り上げに貢献したか・・・・。やられたっ。
by milk_tea (2006-11-28 00:28) 

milk_tea

ジョークの解説ありがとうございます。

>えーとmilkさん「スター・ウォーズ」ちゃんと観たことないな~。

ギクッ。私は実は、宇宙モノはおしなべて嫌いです。
スターウォーズは観た事がありません!!
私の場合、映画という媒体にスペクタクルとか荒唐無稽な世界は全く求めて
いなくて、あくまでも人間が地に足つけて日々を愚直に生きていく様を追いたいと
いう目的で映画を見ています。なので極端なほどに、宇宙モノは観ない!
私の弱点です。そうかぁ~私の弱点を絶妙に突いたジョークだったのですねっ。

>そこでマーティン親子をこれに喩えたという、まあそーゆーことです。

あーなるほどねっ、普通に親子やってんのに、I am Your Father ってあえて
言うはずないから可笑しいと・・・・。

>解説するとドッちらけで面白くも何ともないじゃないか〜(爆)。

本当に・・・・・(笑)
by milk_tea (2006-11-28 00:39) 

milk_tea

P’sさん連投すみません。

>ホントにね。A Day In The Lifeもすごい。まったく現代の音楽はついて
>いけてない感じしますね。奇跡的です。

全くです。いまだに色褪せないどころか、まだまだ先端行ってる感じしますね。
しかし、全然違った論点になりますが、私は A Day in the Life とか
Happiness is a Warm Gun みたいな、1曲の中で全然パターンの違う曲が
抱き合わせで入ってるような構成の曲は、基本的に亜流!と思ってます。
(Happinessよりも、好例なのがあるような気がするがパッと思いつかない)
それで曲に奥行きとドラマ性を出すってのはズルだと思うんですよね。
ちゃんとひとつに統一されたトーン、定型の構成でもって広がりを感じさせるのが
本当だ!・・・・というわけで、似たようなアプローチの曲で比較すれば私は
A Day in the Life よりも For the Benefit of.....とか I am the Walrus の
ほうが高く評価したい感じです。 A Day in the Life は個人的にはポール
パートは要らなかった、と思う。いや、あれが入って素晴らしく豪華にはなったけど
そりゃ~なって当然、と思うし。
誰もこんなこと言う人居ないと思いますが。
(それにしても全然論点ズレましたね、すいません。しかも特にP’sさんの
意見を制したわけじゃなく、全く別のアプローチの話題フリです。^^)

>まったく。ホント固有の領域ですねえ・・
>もう切り離せないです。

オンリーワンですね。見事に。
by milk_tea (2006-11-28 01:10) 

P's

同感。

I am the Walrusの構成力はすごいです。
ビートルズの合作切り貼りものはキライじゃないんですけど、
(Happinessも実は好きです)
構成力がしっかりしているものは曲としての美しさがありますよね。
Somethingなんかもとても構成からして美しい。

でも、ビートルズはひとところに止まっているタイプのバンドではないので、
最初のころはA-A-B-Aとか A-B-B-C-A
とか基本的な構成から始まって、A-B-C-Dでもいいんじゃないのか?
とか、構成なんかいいんだ、どんどん切り貼りしちゃおう、とか
なんでも試していった結果だと思います。

そんな中に、ジョンとポールが溶け合わずに全然番うタイプの
2曲がくっついちゃった・・みたいのがあっても、それはそれで
ビートルズってことで・・・
by P's (2006-11-28 01:49) 

white berry

再びお邪魔いたします。
>もし white berry さん、ビートルズはそんなに詳しく
>聴いたことがないのだとしたら、(違ってたら大きなお世話。スミマセン)今回のものよりも、まずベスト(青盤・赤盤と呼ばれるもの)あたりからいかがでしょう?

フフフ~。有難うございます。青・赤というのは聴いていませんが(それが何であるかは調べて判りました)ちょっと前にヒットした「1」っていう赤いジャケットのベストアルバムありましたよね。あれを当時仕事中にずーっと流してまして、大好きでした。それとレットイットビーのLPは我が家にもありました。それはよく聴きました。(聴こえて来ました、が正しい)
なので今回の作品も、半分わかるかどうか・・でしょうか。そんな行かないかな。機会があったらラバーソウルから・・・・わかりました!(^^)
(先にLOVEが手に入っちゃったらどうしましょう?)
by white berry (2006-11-28 10:26) 

milk_tea

あ~P'sさん、真夜中にレスポンス戴いててすみません。

>I am the Walrusの構成力はすごいです。

そうですね、これは今回改めてつくづく感じました・・・。
なんか、オリジナルの場所で聴くと、セイウチに扮した彼らの姿とか、変に尖って
オドケたジョンの表情など余計なものが色々脳裏に浮かんで音楽のみになかなか
集中できなかったようなところもあるんですけど(昔はそんなに好きじゃなかった)
純粋に楽曲に耳を傾けてみると、なにしろ素晴らしい。
あれこれ加えてある音の全てに必然性が感じられ、一点に向かって音が集中して
流れ込んでいくような一体感があります。

>ビートルズの合作切り貼りものはキライじゃないんですけど、
>(Happinessも実は好きです)

キャッ、そうですか。でも私ももちろんキライではありません。
イイと思うしスゴイとは思うんですけど、曲を評価する時に、合作切り貼りモノは
実質、厚みがあるわけだからシンプルなつくりのものよりも、"優れた曲扱い"
されやすいじゃないですか。
巷でやたらと A Day in the Life はスゴイ!というような評価を見るにつけ、
そりゃ~あのムードの中、ジョンとポールが順に自分らしいメロディと歌詞を持って
きて歌い上げ、しかもフルオーケストラ、何だか知らないけどグワングワン盛り
上がってって最後ドジャーン!と豪勢に終わる、そんなの、「スゴイ!」って言われる
ために作ってある曲のようなものであって、スゴくて当然じゃん・・・・と言う感じが
どうも否めないんですよね。
なので「スゴイ曲」っていうのは、作ろうと思えばまあ、いくらでも作れるじゃない
かと・・・(そうでもないだろうけど)

>構成力がしっかりしているものは曲としての美しさがありますよね。
>Somethingなんかもとても構成からして美しい。

そうそう!
なので、シンプルに構成され、なおかつ奥行きを感じる楽曲のほうがやっぱり
真の意味でスゴイんじゃないかと・・・。
ただ、考えてみると I've Got a Feeling のような合作は嫌いじゃないですね。
というか、大好きでした(笑)
あれは、メロディは違っていても一貫性ありますしね。実際、最後は2つのメロが
同時に歌われるわけだし。2人の個性が表れたそれぞれのメロがひとつになる時
何ともいえない快感が走ります・・・。

>でも、ビートルズはひとところに止まっているタイプのバンドではないので、
>構成なんかいいんだ、どんどん切り貼りしちゃおう、とか
>なんでも試していった結果だと思います。

もちろんそうですね。そうなんです(笑)

>そんな中に、ジョンとポールが溶け合わずに全然番うタイプの
>2曲がくっついちゃった・・みたいのがあっても、それはそれで
>ビートルズってことで・・・

まあ、そうですね。ビートルズだからこそ、シンプルからゴチャゴチャまで色々ある
わけですね。そう思います。
ポール・ウィリアムス編を書くのに、ちょっと、「曲調が途中からクッキリ変わって
ムードや世界観が一転する展開って、実際どうなのか」みたいなことを考えて
いた矢先だったので、その延長線でちょっと横道にそれたことを言い出してしまい
ました。^^; 全部ひっくるめてのビートルズですよね。
by milk_tea (2006-11-28 12:21) 

milk_tea

white berry先輩、再びありがとうございます。

>ちょっと前にヒットした「1」っていう赤いジャケットのベストアルバム

あ~はいはい!あれがありましたね!そういえば私も買いました。
(でもろくに聴かずにどこかに行っちゃいました・・・どうしたんだろう)
確かにあれもコンパクトにビートルズ総括が出来ますね。
ただまあ、結局かもめはかもめ、ベストはベスト・・・そう考えると今回の「Love」は
ちょっとヒネリを入れたアプローチでビートルズを新鮮な気持ちで追体験出来る
なかなか貴重な1枚だったのだな~。

>(先にLOVEが手に入っちゃったらどうしましょう?)

すぐにガムテープでぐるぐる巻きにして押入れの奥にしまいこみましょう!
・・・・なんてことはなく、是非是非聴いてみて下さい!「1」より楽しめるに違い
ないです。
by milk_tea (2006-11-28 12:43) 

milk_tea

独り語り (yahoo!ニュース より)
===================================
 ザ・ビートルズの新作アルバム「LOVE」が全世界同時発売から一夜明けた21日、オリコンのデイリーチャートで1位を記録した。品切れ店も相次いでおり、世界各国で初登場首位が期待される。
“5人目のビートルズ”と言われるジョージ・マーティン氏(80)の息子で、今回の音楽プロデューサーのジャイルズ・マーティン氏(37)がスポニチ本紙のインタビューに応じ、根強い人気について語った。
         (中略)
 偉大な父の仕事ぶりについて「一般とは違った仕事をしていたから、昼まで寝ていたよ。僕が学校に行くときも起きてこない。小さい頃は“なんてグータラ親父なんだ”って思っていた」。それでも親の背中を見て学生時代にバンドを結成し、ギターを担当。
「大好きだったのはジミ・ヘンドリクス。レッド・ツェッペリンも最高だった」。ビートルズから影響は受けなかったと笑い飛ばした。

「僕が語るより、多分この“LOVE”の売り上げが証明してくれるよ」と言葉に力を込めた。

===================================

>5人目のビートルズ”と言われるジョージ・マーティン氏(80)

(°◇°)~ ガ~~~ン ・・・・80ぅぅぅ??
エ~~~!!ジョンやポールたちの2,3歳上?程度に思っていた!
もう片脚、棺桶に入ってるレベルじゃないですか・・・・(←口わる~)
としたら、息子主体で作ったに決まってますねぇ。
「お父さーん。ここの部分、これでどう?聴こえる?」
「あぁ~何とか聴こえるよ・・・いいんじゃないかい。うまくつながっとる」
・・・そのぐらいの「共作」レベルなのでは・・・・。

>ビートルズから影響は受けなかったと笑い飛ばした。

あにナマイキ言ってんだ~!(-_ー#)

>僕が語るより、多分この“LOVE”の売り上げが証明してくれるよ

息子がエラそーに語るなッ!! ブンブン
こんなジャイルズがほくそ笑む、「Love」の爆発的売上に私ったら、うっかり加担
してもーたっ(笑)
by milk_tea (2006-11-28 13:09) 

MASA

オリコンのウィークリー・チャートでは今週初登場3位だそうですね。やっぱりビートルズは何出したっていい商売になるんやなあ(笑)。

>ジョンやポールたちの2,3歳上?程度に思っていた!

ジョージ・マーティンはビートルズ以前からEMIのハウス・プロデューサーとしての経歴がある程度あった人ですから、ビートルズの面々よりもひと回りちょっとくらい上なんですよね。でももう80か。80にしちゃあ見た目は若いですよねー。

> としたら、息子主体で作ったに決まってますねぇ。

いやー、どうですかねー。サイトの息子二人でインタビューに答えたりモニターを聴き込むようすなんかを見ると80でもまだまだ現役感ありますから、まあ実際に手は出さないまでもあれこれ口だけは出してたのかも知れませんね^^。

>こんなジャイルズがほくそ笑む、「Love」の爆発的売上に私ったら、うっかり加担
してもーたっ(笑)

まあ、いいじゃないですかー。何にせよビートルズが今でもこうやって注目され愛され続けるというだけでけっこうなことですよ(^ω^)。
by MASA (2006-11-28 14:17) 

MASA

以下「オリコン」のサイトより抜粋;

〜 ザ・ビートルズ、TOP10獲得数洋楽アーティスト歴代単独1位に!!

 1966年の初来日公演から40周年という節目の年に、ザ・ビートルズが洋楽新記録を樹立。アルバムのTOP10獲得数で、洋楽アーティスト歴代単独トップとなった。
 20日(月)に全世界同時発売された、ザ・ビートルズの新作アルバム『ラヴ』(20日発売)が今週、3位に初登場(初動売上9.7万枚)。TOP10入りは、2003/12/8付、10位の『レット・イット・ビー...ネイキッド』(最高位は2位)以来3年ぶり。通算の獲得数は今回で17作目となった。

 この通算のTOP10獲得数「17作」はマドンナの「16作」を上回る洋楽アーティスト新記録。昨年11月にマドンナに追いつかれて以来、歴代1位の座を分け合っていたザ・ビートルズだったが、今回、1年ぶりに洋楽アーティスト歴代単独1位に返り咲いた。
 また、洋楽アルバムランキングでは、オアシスのベストアルバム『ストップ・ザ・クロックス』(総合8位)を抑え、首位を獲得。2003/12/1付、『レット・イット・ビー...ネイキッド』以来、3年ぶり、通算12作目の首位獲得を果たしている。 〜

逆に、マドンナもすごいね(笑)。
ちなみに、以下ポール・マッカートニー(13作)、クイーン(13作)、カーペンターズ(12作)、ストーンズ(12作)と続きます。
by MASA (2006-11-28 14:40) 

milk_tea

本当だ、マドンナが今まで1位だったことに逆に驚く(笑)
しかし、マドンナに取って代わって就いた場所、ってのもどうってことないって
感じもしますねぇ。どだい格が違うし、何回連続何位とかそういう小っちぇぇところ
に居ないのよ、ビートルズはっ!( ̄~ ̄)ξ(おまえは関係者か)

>まあ、いいじゃないですかー。何にせよビートルズが今でもこうやって注目
>され愛され続けるというだけでけっこうなことですよ(^ω^)。

いや、もうどっちかというと全世界から忘れ去られて欲しいんです。
地球上で私だけがしつこく好き、という存在でいい!
(独占欲が強く激情型---やっぱり私は明菜タイプ!?←もはや誰も記憶に
 ない恋愛類型方式)
by milk_tea (2006-11-28 15:01) 

MASA

>しかし、マドンナに取って代わって就いた場所、ってのもどうってことないって
感じもしますねぇ。

まあねえ。たかが極東の島国のチャートごとき、どーでもいいっちゃあ、どーでもいいですね。

>もうどっちかというと全世界から忘れ去られて欲しいんです。
地球上で私だけがしつこく好き、という存在でいい!

うわ、すんげえわがままだなあ(笑)。milkさんと付き合う男は浮気防止のためにGPSケータイとか持たされそう。
by MASA (2006-11-28 20:45) 

parlophone

>parloさんはラバーソウル派でしたよね

ちゃいまんがな~。
完璧なリヴォルヴァー派です。
milkちゃん、どこで勘違いしはったん?

>iPODで腹が立つのは、曲の区切りでブチッと音が切れることです

新しいnanoは曲間のブランクをなくすことができますね~。
6GBのやつも出たし。
来年の4月あたりには買い替えかなあ~(笑。

>私としたことが、知識階級が集まるサロンで交わされるような?
>このジョークの意味がわからなくて、いまだに悩んでます(笑)

>スターウォーズは観た事がありません!!

そういえば天体観測が趣味の女子中学生なんていないよな~。
ぼくたち男子は小学校の高学年ぐらいから宇宙に憧れて、天体望遠鏡は欲しいものベスト10には必ず入っていました。
だから当然宇宙モノは大好きですね。

ちなみにキャメロン・ディアスが主演したチョーお下劣ムーヴィ『クリスティーナの好きなこと』でも、若者ふたりが突然持ってた棒切れを剣みたいに振り回して、ひとりが

「I AM Your Farther」

というと、もうひとりが

「No oooooooooo!!!!」

と叫ぶシーンがありました(笑。
by parlophone (2006-11-28 23:51) 

milk_tea

>うわ、すんげえわがままだなあ(笑)。milkさんと付き合う男は浮気防止の
>ためにGPSケータイとか持たされそう。

「貴方は貴方。私は私。あまり縛り合うのは好きじゃないわ。いつも自由な関係
で居ましょ。」とクールに立ち去ったあと、自分の部屋に設置した人工衛星による
24時間監視システムで常時男を追尾する映像モニターにかぶりつきで、彼の
行動を監視する・・・そんな一面はあります。(あるんかぃ!)
by milk_tea (2006-11-29 10:10) 

milk_tea

>ちゃいまんがな~。
>完璧なリヴォルヴァー派です。

うっそ!そうでしたっけ??
なんか以前にparloさんのブログ内(確か)で、どなたかが「ラバーソウルが一番
好き」みたいなことを言って、それに同意されているような文章を見た記憶が。
違いましたか?
じゃあ過去にparloさんがリボルバーが好きと発言していた場所を明示せよ!(笑)

私は完璧なリヴォルバー派(ボじゃなくてヴォですね。そういうところ大事)です。
これって、単に「ラバーソウルかリヴォルバーか」だけの問題で、"派" もくそも
ないですが。
ラバーソウルって、グレたロッカー風味と独特な暗さが渾然一体となっていて
いつ聴いても後味がいまひとつ。でもまあ、彼らの音楽性の転換期を如実に表す
貴重な1枚ではありますが・・・。
その点、リヴォルバーは陰影のあるくすんだ音の中に不思議に突き抜けた明るさが
あって何故か爽やか。(あくまで私見)

>新しいnanoは曲間のブランクをなくすことができますね~。
>6GBのやつも出たし。

げっ、そうなんですか。
でも今持っているminiは6GBなんですが、やっぱり足りないですね。今はすでに
新譜を入れ込む時、不要なやつを色々抜かないといけなくなってます。5.8GBくらい
食いつぶしています。
新たに買うなら20GBくらいは欲しいかもしれません。
そんな高くなくて20GB以上で、それでいて曲間のブチッがないやつ、あります
かねぇ。(てめーで調べろっ)

>そういえば天体観測が趣味の女子中学生なんていないよな~。

そう。基本的に女の子は全般、宇宙系スペクタクル興味ないですね。
明らかに性差ですね。不思議だなぁ、何故なんでしょうね。
男性がもつ2大本能である狩猟本能や生殖本能と宇宙って何か関連性あります
かね。未知の山に踏み込んでいって新たな獲物を探しに行こうとする感じに似て
いるとも言えますが。
基本的に「夢見がち」ってことなんですかね、男性のほうが(笑)
女性はリアリスティックですからね~。宇宙でキレイになれるわけじゃなし・・・
(別にそういうことでは・・・)

>ぼくたち男子は小学校の高学年ぐらいから宇宙に憧れて、天体望遠鏡は
>欲しいものベスト10には必ず入っていました。

なるほどっ。parlo少年像、思い浮かびますよ。
しかし、押阪忍のベルトクイズQ&Q夏休み大会の賞品でもらえる天体望遠鏡は
私も一番憧れましたけどね・・・。一番前方に飾ってありましたし。

>「I AM Your Farther」
>「No oooooooooo!!!!」

きゃーははは・・・。
(と、一応笑ってはみたものの、映画を見てないからその面白さ、やっぱり今ひとつ
判らず。笑)
by milk_tea (2006-11-29 12:54) 

MASA

TBさせていただきました。ヨロピコ。
by MASA (2006-12-01 13:16) 

milk_tea

はーい、どうもでーす。
なんだかんだ言って、いまだに1度もTBもnice!もつけたことがない、限られた
極少のノウハウのみでブログを運営している私です・・・。
でもこんど You Tube の映像貼り、やってみるぞー!(教えていただきありがとう)
あ、昨日でしたか、朝会社に来てブログを見てみたら、朝っぱらなのにすでに
アクセスが300件超ではないですかっ
「か~、若干8時間でこれって・・・私って知らぬ間に人気ブロガー?」とか思って
調子に乗っていたら、何のことはない・・・・

    現在マイページにて表示されている「総閲覧数>今日」の数値に、
    11/29分の数値が合算されていることが判明いたしました。

がっかりさせんじゃねぇ!!(笑)
by milk_tea (2006-12-01 16:37) 

MASA

>でもこんど You Tube の映像貼り、やってみるぞー!

カーペンターズの画像を探して次回のカーペンターズの記事にでもさっそく使ってください(^ω^)。
それにしても300じゃまあまあじゃないですか。私んとこも1日平均200前後ですよ。でもちょっと前まで一時的に毎日500以上のアクセスが続き、何で突然?と思ったら、どうもリア・ディゾンの記事目当てで検索から飛んできたらしいアクセスのラッシュがありました。リア・ディゾンの記事の総アクセス数だけで5,200ほどにも増えちゃってオドロキ!まあmilkさんはまったく興味ないでしょうが、私の睨んだとおり人気急上昇中のようです(笑)。
by MASA (2006-12-01 22:19) 

hamakaze_ataru

リア・ディゾンって何?
MASAさんトコで見たYOU TUBEは気持ち悪かったですねぇ。
by hamakaze_ataru (2006-12-02 15:15) 

MASA

えー、大安さんリア・ディゾン忘れちゃった〜?ほら、あのコですよっ。
気持ち悪いやつはトーリ・エイモスです。
by MASA (2006-12-02 21:07) 

hamakaze_ataru

あ、MASAさんごめん。勘違いしてた。
てっきり足から顔に5200もアクセスがあったかと思った。
リア・ディゾン・・・忘れちゃいけませんでしたね。

milkさん、 You Tubeのカーペンターズ期待してまっせ〜!!
by hamakaze_ataru (2006-12-02 21:55) 

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